国際自転車競技連合(UCI)が5月19日に発表した国際ロードレースカレンダーのうち、「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」に関して誤掲載があった。
2020年の「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」の開催については正式決定次第、主催である一般社団法人さいたまスポーツコミッションから発表される。
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国際自転車競技連合(UCI)が5月19日に発表した国際ロードレースカレンダーのうち、「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」に関して誤掲載があった。
2020年の「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」の開催については正式決定次第、主催である一般社団法人さいたまスポーツコミッションから発表される。
LOUIS GARNEAU(ルイガノ)日本総販売代理権を持つあさひは、2020年5月下旬より「SETTER 9.0 DISC(セッターナインディスク)」の販売を開始する。町をさっそうと走るためのラインナップを揃えたクロスバイクシリーズ“SETTER(セッター)”シリーズに、ディスクブレーキを採用した新たなモデルが新登場。
「家族の安全と安心のために」。ブランド創始者であるルイ・ガノ氏のフィロソフィーを背景に、SETTER 9.0 DISCは自転車の基本性能である「走る」「曲がる」「止まる」にフォーカスを当て、軽量アルミフレームに搭載されるコンポーネントを全てSHIMANO製品で統一。設計通りのパフォーマンスをあますことなく100%発揮することで、全てのライダーにストレスフリーな快適さを提供する。
また日常使いに欠かすことのできない「スタンド」や「泥除け」「キャリア」などを装備することが可能なフレーム設計は「走行性」と「実用性」のバランスに優れ、幅広いユーザーに自信を持っておすすめできる1台。
幅広くライダーの身長に合わせるために用意されたフレームサイズと、天候に左右されることなくわずかな力でスピード制御が可能な油圧式ディスクブレーキは、男女を問わない扱いやすさ。
さまざまな使用環境を想定し、700×28Cサイズのタイヤを採用した。
また、日常使いに欠かせない多彩なオプションパーツが取り付け可能なフレーム設計は、通勤からレジャー、スポーツライドまで幅広いユーザーの使用目的に合わせてカスタマイズが可能。
SETTER 9.0 DISC(セッターナインディスク)
販売日:2020年5月下旬より販売開始
販売価格:63,000円(税抜本体価格)
カラー:MATTE LG BLACK, SKY BLUE,
MATTE LG LIME, LG WHITE
サイズ:370mm(適正身長150cm~165cm)
420mm(適正身長160cm~175cm)
470mm(適正身長170cm~185cm)
520mm(適正身長180cm~195cm)
変速:24段
重量:11.5 kg(370mm)
取扱い:全国のルイガノ取扱販売店
●SETTER 9.0 DISCの詳細ページ
問い合わせ先
株式会社あさひホールセール部 (平日AM10:00~PM5:00)
E-mail:c-center@cb-asahi.jp TEL:0120-27-6360
【この記事には訂正部分があります】
5月21日付けの訂正記事
国際自転車競技連合(UCI)が5月19日、新型コロナウイルス感染拡大により大きく影響を受けたロードシーズンの再開を目指して、すでに発表されているUCIワールドツアーとUCIウィメンズワールドツアー以外の、国際大会91レースの再日程を発表した。
感染拡大が深刻になった2020年3月以降、中止あるいは延期になった自転車レースは国際レースカレンダーの45%に相当する約1000レースに及んだ。そのなかでもロードレースは健康危機の影響が最も大きいカテゴリーだったという。
リスケジュールされた日本のUCI国際大会
10月4日 大分アーバンクラシック(クラス2)
10月4日 大分いこいの道クリテリウム(クリテリウム)
10月17日 ジャパンカップクリテリウム(クリテリウム)
10月18日 ジャパンカップ(プロ1)
11月2日 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム(クリテリウム)
11月8日 ツール・ド・おきなわ(クラス2)
今回の大会日程は、各大会主催者や各国自転車競技連盟と協議した上でUCIが再構築したもの。「非常に困難な状況にもかかわらず、カレンダー全体の再構築に理解を示してくれた主催者の取り組みを称賛したい」とUCI。
「ただし、選手やすべての関係者の安全はUCIとそのパートナーにとって最も優先すべき課題であって、今後の状況をふまえながらその必要があれば6月に調整したい」という。
「リスケジュール日付は、重要であると同時に、今後数週間および数カ月のパンデミックの進展に応じて変更される可能性がある。私たちは必要に応じてあらゆる状況に対応するが、私たちのスポーツが正常に戻る日が来るようにあらゆる努力を惜しまない」とUCIのダビ・ラパルティアン会長。
サンワサプライが運営している直販サイト「サンワダイレクト」でホルダーの上下にあるバネで厚みを調整し、4箇所のアームでスマートフォンをがっちり固定するので走行中にスマートフォンが落ちる心配がない自転車用スマートフォンホルダー「800-BYHLD003」を発売した。
自転車用スマートフォンホルダー(脱落防止・iPhone・スマートフォン・4~6.5インチ対応・360度回転・簡単着脱)
型番:800-BYHLD003
販売価格2527円(税抜)
●掲載ページ
同製品は自転車のハンドルやエクステンションバーなどに取り付けることができる自転車用スマートフォンホルダー。iPhoneやAndroidスマートフォンなど、4~6.5インチまでのスマートフォンに対応している。ホルダーの上下にはバネ内蔵で、スマートフォンを押し上げ厚みを調整し、4カ所のアームでスマートフォンをがっちり固定する。
一度横幅の調整をすれば、裏面のロックレバーの操作で上下を挟み込み、簡単に着脱できる。
ホルダー部は360度回転するので、画面操作や画面を見やすい向きに設定することができる。
取り付けマウントは付属の六角レンチを使用することで簡単に設置することができる。ハンドル径を調整できるラバー付属で、25~32mmまでのハンドル径に対応している。
ホルダーに設置したまま、充電ケーブルを接続できる。
製品のサイズは約W74~101×D132~172×H78mmで重量は約132g。
![]() | 自転車用スマホホルダー 脱落防止 固定 iPhone スマートフォン 4~6.5インチ対応 360度回転 簡単着脱 ブラック 800-BYHLD003 サンワサプライ 価格:2,780円 |
トレック・ジャパンは、新たなブランドキャンペーン「#GoByBike」を5月19日より開始した。このブランドキャンペーンは、ソーシャルメディアのハッシュタグ「#GoByBike」を世界中で定着させることで自転車利用を促し、地球環境を守る運動。
ここ数カ月の新型コロナウイルスの世界的蔓延により、世界中の国や地域でロックダウンや外出自粛が行われた結果、車での移動が激減し、日常的な移動でクロスバイクやeバイクを使い始める人が増えた。このことで地球の大気汚染が大幅に軽減されたことがわかっている。
NASAの人工衛星の測定データによれば、アメリカ北東部上空の大気中の窒素酸化物は30%も減少した。また、インド・ニューデリーは、大気汚染が大きな社会問題となっていたが、11 00万台の車が外を走れなくなったことによって大気汚染が大きく改善され、青空が広がった。
【参考記事「コロナ後の地球をまた大気汚染まみれに戻していいのか」】
この事実から私たちが学べることは2つあるとトレック。
1. 世界的で大規模な活動を行うことで、わずか2カ月程度で大気汚染は大幅に改善すること。2. 多くの人が一気呵成に取り組めば、世界は変えられるということ。
トレックは自転車という乗り物が持つ力を強く信じており、世界を変えることができると信じているという。新型コロナウイルスが収束した後、また元の生活に戻って、自動車に乗って空気を汚し始めるのか、自転車に乗ってよりよい世界を作るか。トレックはこのキャンペーンを通じて、よりよい世界を作るために動き始めた。
#GoByBikeキャンペーンはインスタグラムを通じたデジタルキャンペーン。自転車に乗った時に個人やストア、企業アカウントを通じて#GoByBikeを広めるもの。スポーツとしての自転車だけでなく、買い物、通勤通学など、あらゆる目的での自転車利用が対象で、もちろんトレックユーザー以外も対象。
#GoByBikeに参加する方法はとても簡単
1.週に1回以上、自転車を使って移動してください
2.ライド中に写真を撮り、#GoByBikeと付けてインスタグラムへ投稿してください
3.他の人をタグ付けし、参加者を集ってください
KINAN Cycling Teamに所属するフランスのトマ・ルバは2020シーズンから本格的に日本にベースを置いた競技活動にシフトした。しかし、チームとより多くの時間を共有し、国内外ビッグレースでの活躍を誓っていた矢先の新型コロナウイルス感染拡大。現在の生活やレースシーズン再開への思いを聞いてみた。
-今シーズンから拠点を日本へと移した直後でのこの驚きの状況。いま、どのように受け止めていますか?
2019年11月に日本での生活を始めました。計画としては、チームとより多くの時間を過ごし、成長の力になるとともに、若いチームメートにアドバイスする機会を増やすことでした。しかし3月以降、「待機」の状態を余儀なくされ、外部とのコンタクトは最小限にとどめています。したがって、当初の計画はその都度先々へとスライドしています。
サイクリング以外での日本における生活は非常に満足しています。年々、日本で過ごす時間が長くなっていたので、新生活への順応もスムーズでした。また、自国フランスをはじめとするヨーロッパをとりまく状況は非常に厳しく、厳格なロックダウン(都市封鎖)が行われていたので、こうしたことからも日本で過ごしていてよかったと感じています。
-最近のトレーニングは順調ですか? 屋内トレーニングがメインでしょうか?
ホームトレーナーがあまり好きではなくて…(笑)。それもあって、3月から4月にかけてのトレーニング量は30%ほど減らしました。同時に、社会的接触を減らすために生活習慣も変えました。どんなときでもトレーニングは単独で行うこと。外出は静かな場所へ。家から遠く離れない。コンビニでの買い物も店内にはとどまらない。できる限りの安全対策を心がけています。
また、空いた時間を利用してウィークポイントの改善にも取り組んでいます。自宅でのボディトレーニングやジムセッションを多く取り入れるようになりました。どれも、レースや遠征が多くなるシーズン中にはトライできないものばかりです。
-1日の過ごし方に大きな変化は出ていますか?
コロナ騒動前の日常と比較して、1日の過ごし方そのものには大幅な変化はありません。ちなみにこれまでであれば、交通量の少ない午前7時頃にトレーニングを開始し、帰宅後に昼食を摂っていました。いまは午後からボディトレーニングやジムセッションといった室内トレーニングが入ってきます。その後は回復に充てるとともに、家族との時間を過ごします。その繰り返しですね。これが私のサイクリングライフです。
-こうした状況下で、モチベーションはいかにして保っていますか?
レースや活動のスケジュールがない状態なので、計画を立てることは非常に難しいです。ただ、サイクリングは私の仕事であって、大好きな仕事でもあります。まずはできる限りのトレーニングを続けて、体調を保ち、レース再開に備えていきます。
いま多くの人が困難に直面していて、その状況はとても厳しいものがあります。その一方で、レースがなくても情熱を持ち続けられる私たちは本当に幸運だと思います。それも、この困難な時期をサポートしてくださるキナンやサプライヤー企業のみなさんあってのこと。周囲の人々に恵まれていることも幸運で、なにひとつ不満はありません。
-自転車に限らず、日々なにか楽しみを見つけていますか?
この状況下で唯一よい面を挙げるとするならば、趣味の時間を確保できることでしょうか。
妻との時間も大切にできますし、日本語の上達にもチャレンジ中です。日本語の勉強においては、中島(康晴)“大先生”に教わることができないのが寂しいのですが…(笑)。また外食を控えていますが、その分好きな料理にも時間を割くことができるので、新しいレシピにも挑戦しています。成功したかどうかですか…まあ、それは聞かないでください(笑)。
それと、多くのサイクリストのみなさんと同じかもしれませんが、私もNetflixを楽しむ1人です。どんなスポーツも好きですが、なかでもマイケル・ジョーダンの大ファンです。シカゴ・ブルズでの最終シーズン(1997-98シーズン)の物語である「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」が毎週配信されているのですが、新しいエピソードが本当に待ちきれません。
-「Stay Home」が叫ばれる中で、なにか健康を維持する効果的な方法があれば教えてください
スポーツは生活習慣を整えるのに効果的です。やりすぎは免疫力の低下につながる可能性がありますが、適度な運動は効果的です。また、気持ちをポジティブに保つことも大切ですね。どんな状況にあっても、ポジティブなことを見つけるようにしてほしいです。
これを乗り越えた先には、必ず普通の生活が戻ってきますからね。
-レースに目を向けて、ニュージーランドとオーストラリアでのレースではともに個人総合8位で終えました。シーズン序盤の2レースを振り返って、どんな走りができましたか?
2019年12月、トレーニング中に落車してしまいました。さらなるトレーニングの時間が失われてしまい、1月はそれを取り戻すために急ピッチで仕上げました。その影響で、ニュージーランドとオーストラリアでのレース後は疲労感がありましたが、先々のレースへつなげていくことを意識していました。
この2戦での結果そのものは悪くなかったと思います。実際に、ツアー・オブ・タイランドやツアー・オブ・ジャパン、ツール・ド・熊野といった大きな目標に向けて、好感触を得られていました。それだけに、この状況には言葉がありません…。
-UCI通達により7月に入ってからのレースシーズン再開に向けた動きが出てきました。レースカレンダーは未確定ですが、短期的な目標としてはどのあたりを考えていますか?
2020年内にレースが開催されるのか、または2021年まで待たなければならないのか、スケジュールがまったく読めないだけに、どのレースをターゲットにするかは正直挙げられません。1つ確かなことは、トレーニングを継続し、いつシーズン再開を迎えても大丈夫なよう準備しておくことです。今年中にレースシーズン再開がかなえば、すべてのレースが私にとっての目標になると確信しています。そうなればもちろん、全力を尽くしますよ!
聞き手:KINAN Cycling Teamメディアオフィサー 福光俊介
インタビュー実施日:2020年5月15日
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