顔より太もも! ガールズケイリン総選挙の投票募集中

オールスター競輪が8月12日から16日まで、愛知県の名古屋競輪場で開催され、その期間中に実施される一発勝負のレース「ガールズケイリンコレクション2020名古屋ステージ」に出場させたい14人のガールズケイリン選手を決める、ガールズケイリン総選挙が行われている。

2019年後期(7月~12月)における平均競走得点が47点以上の選手を投票対象としていて、47点未満の選手は除外。だれでもインターネットで簡単に投票できる。投票締め切りは5月14日12時。

ガールズケイリンコレクション2020 名古屋ステージ

ファン投票1~7位は8月15日 第9R「ガールズドリームレース」へ
ファン投票8~14位は8月13日 第9R「アルテミス賞レース」へ

●ガールズケイリン総選挙の投票方法
好きな選手(最大7名まで)を押して選択し、応募フォームに必要事項にすべて入力後ページ下部の「送信する」ボタンを押す。

★女子102期・104期・106期・108期・110期・112期・114期・116期が対象
★2019年後期(7月~12月)における平均競走得点が47点以上の選手を投票対象としていて、47点未満の選手は除外
★投票にエントリーされている選手は、選手選考期間(2019年12月~2020年5月末)において、規定の出走回数に満たない場合、または欠場防止策にかかる規程などに抵触するなど、諸事情により投票終了後でも出場選手より除外されることがある。

●ガールズケイリン総選挙のホームページ

【ツール・ド・フランスリバイバル】2014年はニーバリ初優勝

全体的に天候が荒れ気味の2014年ツール・ド・フランスは、アクシデントに巻き込まれた選手が相次いでレースを去っていった。同じ条件でありながらも、堅実に走り続けた実力者が栄冠のゴールにたどり着いた。総合優勝のビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)もヨーロッパカーの新城幸也も、まさに地に足をつけた自然体のスタイルだった。

第14ステージ、イゾアール峠を下るマイヨジョーヌのニーバリ

第5ステージの石畳区間でニーバリは早くも勝負に出た

ビンチェンツォ・ニーバリ。全21区間のうちマイヨジョーヌを着用したのはなんと19日だ。勝負どころの山岳では1日だけティンコフ・サクソのアルベルト・コンタドール(スペイン)に3秒負けたが、あとはライバルとのタイム差を広げるばかり。気がつけば前年の覇者クリストファー・フルーム(英国、スカイ)、3度目の優勝をねらったコンタドールらのライバルが不意の落車で大きく傷つき、レースを断念してチームカーに乗り込んでしまった。

2014ツール・ド・フランス

地元イタリアのリクイガス・キャノンデールに所属していた2年前、ニーバリはジロ・デ・イタリアをパスしてツール・ド・フランスに乗り込んだ。しかしブラッドリー・ウィギンスとそのアシスト役だったフルームに山岳ステージで封じ込まれた。イタリア自転車界の育成システムに乗り頭角を現したニーバリにとっても、かなわぬ敵が君臨することを初めて知る。

その翌年に心機一転。カザフスタンのアスタナに電撃移籍した。現役選手を引退して同チームの監督に就任することになったアレクサンドル・ヴィノクロフが次期エースとしてニーバリ獲得に動いたのだ。カザフスタン選手だけではツール・ド・フランスに勝てないと考えたからだ。

英国開幕のこの年、第1ステージのゴールスプリントで地元マーク・カベンディッシュがまさかの鎖骨骨折
第1ステージで優勝してマイヨジョーヌを獲得したマルセル・キッテル。第2ステージで脱落しても笑顔で声援に応える

ニーバリの天性に、怨念も含むヴィノクロフの冷静な判断力が加わって飛躍的にレベルアップを遂げたのは周知の事実だ。2013年にジロ・デ・イタリア総合優勝。そしてこのシーズンは連覇のかかるジロ・デ・イタリアをパスしていよいよツール・ド・フランスに照準を合わせて乗り込んできた。

優勝争いのキーとなったのは「北の地獄」と呼ばれる石畳区間を走った第5ステージだった。石畳はレース後半に設定されていたが、前日に右手首を痛めていたフルームが前半の舗装路で2度も落車。手首を骨折してリタイアした。そして石畳区間に入るとニーバリがアシストとともにアタックし、コンタドールに大差をつけた。結果的にはこれがコンタドールにプレッシャーを与えることになり、第10ステージの右足骨折でコンタドールも消えていった。

第9ステージでトニー・ガロパンがマイヨジョーヌ。敢闘賞のアテンドガール、恋人のマリオン・ルスと

結果的に総合2位とは7分以上の大差。これは1987年にヤン・ウルリッヒが初優勝したときのタイム差を超える圧勝だったが、全区間でニーバリにブレーキがなかったこと、そしてアスタナチームの総合力が抜群に高かったことが要因だ。

第14ステージでラファウ・マイカが優勝。さらに第17ステージでも優勝し、山岳王に

アスタナはすべてのアタックに対して大逃げを容認することがなく、メイン集団の先頭に立ってコントロールした。山岳の上りでもジロ・デ・イタリア優勝経験のあるスカルポーニらがけん引役を務めた。ニーバリは最後の山岳で温存したパワーを発揮するだけでよかった。ニーバリがアタックしても、総合2位ねらいのティボー・ピノ(エフデジュポワンエフエル)やジャンクリストフ・ペロー(AG2Rラモンディアール)のフランス勢は追走しなかった。

29歳にしてグランツールを全制覇したニーバリ。次なる目標は世界選手権。イタリアチームのエースとして6年ぶりのアルカンシエル獲得に挑むという。

左から新人賞のティボー・ピノ、総合優勝のニーバリ、ポイント賞のペテル・サガン、山岳賞のマイカ

世界最高峰のこのレースを代表する選手になった新城

新城幸也は総合65位で、自身が2012年に記録した84位を上回る日本選手の最上位記録を更新。5度の出場ですべて完走。ジロ・デ・イタリアの2回を加えるとグランツール7回出場で全完走という安定感を見せた。

第5ステージ、雨の石畳を走るトマ・ボクレールと新城幸也

2014年の新城は安心感があったし、実際に休息日に訪ねてみてもこれまで以上にリラックスしていた。初出場となる2009年は集団スタートの初日に区間5位になったことが結果的に重圧となり、精神的に追い詰められた状態での戦いを余儀なくされた。しかし、出場回数を増すごとに新城自身が「一番楽しみにしているレース」というこの大会でどう走ったらいいのかを知ることになる。

この年は、記録の上では派手な数字はないが、23日間を通して存在感を見せつけた。アルプスやピレネーの山岳ステージで一度もグルッペットでゴールしなかったのは、ツール・ド・フランスの走り方を知り尽くしている証拠だ。

ピレネーの第18ステージでも新城幸也はエースのボクレールを援護した

安定感のある走りは視野の広さを提供する。そのステージのどこに知り合いのカメラマンがいたか。日の丸を掲げている人がどこで応援してくれたか。すべてがよく見えている。世界最高峰のレースだからとムキにならず、自然体でなにごともなかったかのようにパリ・シャンゼリゼにゴールする。区間勝利はなかったが、その実力は世界レベルに上り詰めた。

フランス南西部は一面のヒマワリ畑が広がる

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感想(1件)

【ツール・ド・フランスリバイバル】
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🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
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サム・ヒルが4連覇を目指してマヴィックと共同開発した究極ホイール

マヴィックジャパンは、MTB界のレジェンドSam Hill(サム・ヒル)と共同開発を重ねて誕生したマウンテンバイク用ホイール「Deemax Pro Sam Hill Limited Edition2020(ディーマックスプロ・サムヒル・リミテッドエディション2020)」を世界限定発売する。

日本では8セットのみが2020年初夏の発売予定

ヒルはMTBダウンヒル種目で幾度もの世界選手権優勝、エンデューロ・ワールドシリーズでは2017、2018、2019年と3連覇を飾ったMTB界のレジェンド。岩場を含む険しいオフロードのコースを何度も最速で駆け抜けて観客を魅了してきた。

マヴィックホイールを長年愛用しているヒルが、実際にレースで使用し信頼を寄せているのが、Deemax Proであり、何日にもわたる過酷なレースをサバイブするために最新モデルを誕生させた。

これこそがエンデューロ・ワールドシリーズでヒルを3度の勝利に導いたホイールであり、2020年での4連覇を勝ち取るために、Deemax Pro Sam Hill Limited Edition2020が開発された。

ホイールは、マヴィックのダウンヒル/エンデューロ向けMTBホイール “Deemax Pro”にスペシャルグラフィックをあしらったモデル。ヒル自身がデザインを考案し、彼のキャラクターを表現したグラフィカルな模様が描かれた個性あふれるホイールに仕上がっている。

発売数は世界限定50セットのみ、日本では8セットのみが2020年初夏ごろの発売予定となる超限定モデル。日本での使用予定MAVICアンバサダーは、永田隼也、井手川直樹を予定している。

Deemax Pro Sam Hill Limited Edition2020

強度、剛性、軽さ、機敏性のパーフェクトなバランスを満たし、急下り坂でも険しい上り坂でも効率的に進むことが可能なホイール。

サム・ヒル

トッププロライダー“サム・ヒル”からのフィードバックを落とし込み、マヴィックの革新的なテクノロジーを集結させて誕生した。エンデューロやダウンヒルでのレーシングホイールとして、優れた剛性と1940g(29er)という超軽量性、激しく変わるトレイルライディングの過酷な状況を走破する高い耐久性を兼ね備えた高性能なモデル。

もっともアグレッシブなトレイルにおいて、理想的な加速とコントロールを実現する強靭かつ剛性、軽さ、機敏性のパーフェクトなバランスを満たした。前後セットで14万円(税別)。

Deemax Pro Sam Hill Limited Edition2020

●マヴィックのホームページ

BMXのデアーズが極端に酸素の薄いウユニ塩湖で空に舞う

ベネズエラのダニエル・デアーズが、ボリビアの標高3600mという高地にあるウユニ塩湖でBMXパフォーマンスを披露した。BMXバイクで新境地を切り破ってきた長いキャリアのなかでも、世界初のBMXアクションとして注目された。

©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool

塩のレンガでジャンプ台を作ってチャレンジ

高地の砂漠に位置することで有名なウユニソルトフラッツは、このBMXプロジェクトに最適な環境を提供した。

奇跡の絶景とも言われるウユニ塩湖だが、3600mという高地のため大気圧が減少し、血中酸素不足をもたらす。激しいアクションをともなうBMXライドとしては過酷な環境だった。

この塩の平地は1万582平方kmという面積を持つ世界最大のものであり、宇宙から見える。そのためNASAの衛星キャリブレーションに理想的な場所だという。

©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool
©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool

ボリビアの町コルチャニの地元の人々は、デアーズがジャンプするために塩レンガを積み上げ、表面を滑らかにするために用意された特殊な混合物でランプを構築するのを助けた。

フラットな地平線、敵対的な天候と高地という条件で、設営は短時間で行われ、デアーズのチャレンジを待った。

Xゲームズで金メダルを獲得したこともある挑戦者のコメントは。

「私はこのソルトパークでBMXに乗ると、再び息が整うまで5分間停止した。日中は本当に暑くて、でも太陽が雲に覆われていたときは凍えてしまった」

©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool

長きにわたりBMXの時代を支え続けているトップライダー

ダニエル・デアーズは1985年3月24日生まれ。安定感抜きに語ることはできない存在で、BMX界のベストライダーであり続けている。

アクションスポーツツアータイトルを獲得して頭角を現した2006年以降、ベネズエラ出身のデアーズはASTタイトルを何回も守りながら、X Gamesで勝ち続けてきた。

「友人が持っていたから」という理由でBMXを手に入れたというのがスタート地点。16歳で両親とブエノスアイレス(アルゼンチン)に移住してBMXにのめり込んだ。ブエノスアイレスへ移ると、より多くのライダーたちとスキルを競い合えるようになり、さらにはより大きく質の高いパークでライディングできるようになった。

©Camilo Rozo/Red Bull Content Pool

ベテランライダーだが今もX GamesやBMX世界選手権などに参戦して素晴らしい成績を修め続ける。2014年にはFISEワールドシリーズ初代チャンピオンにも輝いた。

近年のデアーズのフォーカスは世界にBMXを広めるアンバサダー的ポジションにシフト。次世代の指導により多くの時間を割くようになっている。

●レッドブルのホームページ

ジロ・デ・イタリアバーチャルはアンドローニとモビスター区間1位

ジロ・デ・イタリアバーチャルの第2ステージが4月22日、参加者それぞれの自宅をオンラインで結んで行われ、プロクラスではアンドローニジョカトリ・シデルメクのルーカ・キリコ、マッテオ・スプレアフィコが合計タイムで1位に。2ステージの総合成績ではアスタナチームがマリアローザを守った。

アンドローニジョカトリ・シデルメクのマッテオ・スプレアフィコ

女子のピンクレースでは、モビスターのグロリア・ロドリゲスとカトリーヌ・アーレルドがステージ勝利を決め、総合成績ではトレック・セガフレードが首位を守った。

22日には、イバン・バッソ、ステファノ・ガルゼッリ、アレッサンドロ・バラン、クラウディオ・キャプーチ、アンドレア・タフィ、ステファノ・アロッキオ、アレッサンドロ・ベルトリーニ、そして第1ステージでマリアローザを獲得したマッテオ・モンタグッティらの元プロ選手がレジェンドクラスで参加。8211人のアマチュアサイクリストと一緒にペダルをこいだ。

アンドローニジョカトリのスプレアフィコは58分08秒の最速タイムを記録。僚友キリコとの合計タイムは2時間03分15秒で、2位となったアスタナに3分01秒差をつけた。2位、イタリアナショナルチームが11分53秒遅れで3位になった。

第1ステージで首位に立ったアスタナはオマール・フライレとユーゴ・ウルが参戦。総合成績でアンドローニジョカトリに10分19秒、イタリアナショナルチームに15分38秒の差をつけてマリアローザを守った。

モビスターのグロリア・ロドリゲスはタイムトライアルバイクで参戦

ピンクレースではモビスターのロドリゲスが1時間10分23秒。アーレルドのタイムを合わせて2時間31分56秒でステージ勝利でした。トレック・セガフレードのエリサ・ロンゴボルギーニとルシンダ・ブランドは4分40秒遅れで2位に入った。イタリアナショナルチームには27分49秒差をつけたトレック・セガフレードは、総合成績でモビスターに6分23秒、エレナ・チェッキーニとマルタ・カバッリが起用されたイタリアに27分27秒リードし、首位となった。

Stage 12 – from Wednesday 22 to Friday 24 April CESENATICO > CESENATICO (NOVE COLLI) – (from Linaro to Sogliano al Rubicone, 32.7 km – 980m vertical elevation)

カステリがマリアローザの売り上げに応じて寄付

ジロ・デ・イタリアとこのバーチャルイベントのウエアサプライヤー、カステリはマリアローザなどのジャージを102点インターネット販売し、イタリア赤十字社に750ユーロ(9万円)を寄付した。
●カステリのホームページ

ジロ・デ・イタリアバーチャルの開催日程

●Garminバーチャルライドのホームページ

🇮🇹ジロ・デ・イタリアバーチャル / 延期された2020ジロ・デ・イタリア特集サイト

パオパオジャージはパールイズミ公式オリジナルストアで注文可

パールイズミのオーダーサービス課は、受注生産型「Pearl Izumi公式オリジナルストア」を公開した。同日よりパオパオシリーズの受注を開始した。今後はオリジナルデザインのサイクルウェアなどを展開し、受注生産でお届けする予定。 パールイズミ公式サイトに掲載されている商品の取り扱いはない。

半袖ジャージ、パンツ、ウインドブレーカー、サイクルキャップ、そしてアームカバーやシューズカバーなどのアクセサリー類まで幅広く展開する。

●Pearl Izumi 公式オリジナルストア