トレックがプレミアムeBike「Verve+」の試乗車を全国専門店に設置開始

トレックのプレミアムeBike(電動アシスト自転車)「Verve+(ヴァーヴプラス)」の出荷が本格的に始まり、その試乗車が全国に設置された。トレックのeBikeは最高のカスタマーサービスを実現するため、所定のトレーニングを終えたeBike認定販売店でのみで取り扱う。Verve+の価格は21万3000円(税別)。

■トレックと電動アシストバイク開発の歴史
欧米では電動アシスト機能を搭載したスポーツバイクが人気で、2016年のヨーロッパ市場全体ではeBikeの売上台数が前年比約122%、バイク全体の売上の約9%をeBikeが占めている。まさにマーケットを牽引する成長市場。トレックは2009年に電動アシスト機能を搭載したeBikeを本格的に欧米市場に投入。2012年からは電動アシストユニットのヨーロッパトップシェアを誇るドイツのボッシュ社とパートナーシップを組み、電動スポーツバイクのマーケットをリードしてきた。

■日本市場への投入
eBikeの日本市場への投入に向けて、ボッシュとともに「公道でのアシストは時速24kmまで」「人力:電動アシストの比率は最大で1:2」などの日本の道路交通法に適合したカスタマイズを行い、日本国内でトレック初のeBikeとしてVerve+を投入。今後、日本市場のユーザーのフィードバックを得ながら、ロードバイクやマウンテンバイクといったよりスポーティなタイプを含めた複数モデル展開を視野に入れている。

■トレックのeBike、Verve+の強み
トレックのeBikeは、電動シティバイクをスポーツバイク寄りにしたのではなく、40年以上の歴史を持つブランドのスポーツバイクフレームに電動アシスト機能を搭載することで、素晴らしいライド体験を提供できることが強みです。Verve+は「初心者の方も安心して乗り始められること」を重視したクロスバイク。前傾姿勢になりすぎないポジションのフレーム設計で、都市圏でのスタイリッシュな自転車通勤、また週末のサイクリングなどさまざまな目的に使える。

「Verve+」の試乗車設置店舗

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自転車活用推進研究会が会員募集…自転車搭乗中の保険が自動的に付帯

NPO自転車活用推進研究会が2018年度の会員を募集している。会員には自動的に「自転車活用推進研究会会員付帯保険」が付帯され、自転車搭乗中の事故による補償が受けられる。「自転車事故でも被害は深刻です。万一の備えは最低限のマナーです」と同研究会。会員にはだれでもなれる。3月10日ごろまでに手続きすれば4月1日から1年間有効になる。

主な補償は傷害入院(日額)2000円。自転車搭乗中などのみ補償で180日限度。個人賠償責任危険補償特約1億円(自己負担なし)。賠償事故解決用/示談代行サービス(賠償事故解決特約)付き。

同研究会は、自転車を有効で安全な交通手段として機能させるための総合的な政策の確立を目指しているNPO。会員の会費は年間(4月1日から翌年3月31日まで)5000円。会員は保険の自動的付帯のほか、総会の議決権、機関誌(メールマガジン)購読、主催する研究会やイベントへの参加(有料の場合は割引あり)などの特典がある。

NPO自転車活用推進研究会の入会案内サイト

アレクサンドル・クリストフがアブダビツアー第1ステージを制して首位に

自転車ロードレースの最高カテゴリーである「UCIワールドツアー」に組み込まれた5日間のステージレース、第4回アブダビツアーが2月21日にUAEで開幕。第1ステージはUAEエミレーツに所属するアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)が集団スプリント勝負を制して優勝。欧州チャンピオンジャージを着用するクリストフは、前週のツアー・オブ・オマーンに続く勝利。チームの拠点となるUAEでシーズン2勝目を挙げた。総合成績でも首位に立った。

アブダビツアー第1ステージを制したアレクサンドル・クリストフ ©LaPresse – Massimo Paolone

アブダビツアー第1ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari

「先日開催されたドバイツアーでも調子がよかったが、勝利まではあとわずかだった。次のツアー・オブ・オマーンも初日からいい感じだったが、勝利は最終日まで待たなければならなかった」とクリストフ。
「中東で3週間にわたって滞在してレースをこなすことは、これから始まる欧州での春のクラシックの準備のために重要だ。いつもボクはグランツールのあとに絶好調になるからね」

2018年のアブダビツアーはクリストフが苦手とする個人タイムトライアルが組み込まれていて、「総合1位の座を守るのは難しいが、挑戦してみたい」と意欲を見せた。

アブダビツアー第1ステージのスタート前 ©LaPresse – Massimo Paolone
アブダビツアー第1ステージを制したアレクサンドル・クリストフ
アブダビツアー第1ステージで首位に立ったアレクサンドル・クリストフ

活躍が期待されていたディメンションデータのマーク・カベンディッシュ(英国)は正式スタートとなる0km手前、ニュートラル走行中に落車。2017ツール・ド・フランスの落車時に痛めた部分と同じ場所を強打して、リタイアを余儀なくされた。

アブダビツアー第1ステージのパレード走行中に落車してリタイアを余儀なくされたマーク・カベンディッシュ ©LaPresse – Fabio Ferrari

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カベンディッシュがアブダビツアー第1ステージのパレード時に落車リタイア

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サンウェブのレプリカモデル、完成車からウエアやアクセサリーまでラインナップ

ジャイアントは2月22日から「2018チームサンウェブコレクション」として、2018シーズンデザインのチームサンウェブレプリカ「TCRアドバンスドプロチーム42」、アパレルやヘルメット、ボトルケージなどのギア一式を発売する。

ジャイアントTCRアドバンスドプロチーム42 36万円(税別)

2017年のチームサンウェブはジロ・デ・イタリア総合優勝、ツール・ド・フランスでの山岳賞とポイント賞獲得、UCI世界選手権のタイムトライアルで男女チーム・男子個人の3タイトルを獲得するなどシーズンを通して大活躍した。2018シーズンもチームのテクニカルパートナーを務めるジャイアントは、春の新製品として「2018チームサンウェブコレクション」を発売。42mm高のカーボンホイールを搭載した「TCRアドバンスドプロチーム42」、所属選手が今シーズン着用するジャージやDYNEEMA生地採用のビブショーツ、MIPSテクノロジー搭載のハイエンドヘルメット、新たにラインナップされるボトルケージなどさまざまなアイテムを、全国のジャイアント取り扱いディーラーで2月22日より販売する。

サンウェブ・レプリカSSジャージ 7000円(税別)
サンウェブ・レプリカビブショーツ 1万円(税別)

サンウェブが使用するジャイアント・レブ 1万8000円(税別)
ジャイアント・レブのバックスタイル

ジャイアント・パーシュート 2万2000円(税別)
ジャイアント・パーシュートのバックスタイル

サンウェブ・サイクリングキャップ 2500円(税別)
サンウェブ・ポディウムキャップ 3000円(税別)

サンウェブ・エバークールボトル 1300円(税別)
エアウェイ・コンポジットサイドプル 2100円(税別)

サンウェブ・ソックス 2000円(税別)
セレブレートTシャツ 3500円(税別)
サンウェブTシャツ 2500円(税別)
サンウェブ・キッズグローブ 2200円(税別)

ウェブサイトのチームサンウェブ特設ページではギアの初回導入店リストも公開。
ジャイアントのホームページ

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カベンディッシュがアブダビツアー第1ステージのパレード時に落車リタイア

英国のマーク・カベンディッシュ(ディメンションデータ)が2月21日にUAEで開幕したアブダビツアー第1ステージで、正式スタートとなる0km手前、ニュートラル走行中に落車。2017ツール・ド・フランスの落車時に痛めた部分と同じ場所を強打して、リタイアを余儀なくされた。

アブダビツアー第1ステージのパレード走行中に落車してリタイアを余儀なくされたマーク・カベンディッシュ ©LaPresse – Fabio Ferrari

第4回アブダビツアーは5日間のステージレースで、自転車ロードレースの最高カテゴリーである「UCIワールドツアー」に属していて、有力選手が温暖な地を利用してシーズン最初の足慣らしとして参加していた。

カベンディッシュの落車は集団走行時に発生したもので、監督が運転するチームカーの減速が原因だったようだ。所属するディメンションデータはカベンディッシュのケガの程度や復帰に要する時間をまだ明らかにしていない。

アブダビツアー第1ステージのスタート前に談笑するマーク・カベンディッシュ

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ファビオ・アルーが3年ぶりに地元ジロ・デ・イタリアに参戦表明

イタリアのファビオ・アルーが3年ぶりにジロ・デ・イタリアに参戦することを明らかにした。2018年にUAEエミレーツに移籍した同選手は、2017年のツール・ド・フランスで区間1勝を挙げ、総合5位でフィニッシュ。ジロ・デ・イタリアは2014年に総合3位、2015年に同2位の表彰台に上り、これまでステージ通算3勝。2015年には首位のマリアローザを着用したが、2016年から2年間は出場していなかった。

2015年の第13ステージでファビオ・アルーはマリアローザを着用したが、わずか1日の首位に終わった ©ANSA/LUCA ZENNARO

「ジロ・デ・イタリアに参戦するかどうかはとても重要な選択だった」とアルー。
「イタリア人アスリートにとっては特別な感情が芽生えるジロ・デ・イタリアに再び挑戦できることがうれしい。出場しようとした最大の動機は現在ボクの肩にはイタリアチャンピオンジャージがあるからだ」
イタリアのナショナルチャンピオンを決める国内選手権は毎年6月末にあり、ジロ・デ・イタリアでは前年チャンピオンのアルーがイタリア国旗をあしらったジャージを着用して出場する。

ジロ・デ・イタリアは5月4日にイスラエルのエルサレムで開幕し、27日にゴールする。

ファビオ・アルー ©LaPresse – Fabio Ferrari

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