ツール・ド・フランスの1区間を走るエタップ・デュ・ツール…日本からの挑戦者募集開始

世界中の著名人やプロ選手を含む実力派サイクリストがツール・ド・フランスの1ステージに挑む人気イベント「エタップ・デュ・ツール」。日本からの参加者を現地に送り込む公式ツアーが国際興業から発売され、その参加者募集が始まった。大会は2018年7月8日。ツアーは同6日から14日までの日程。

2018年の舞台はジョワイヨ・デザルプ(アルプスの宝石)と呼ばれるアヌシーから、まさに「ここがリゾート地」と断言したくなるほどの美しい町ル・グランボルナンにゴールする。国際興業では参戦ツアーを催行する日本で唯一の旅行会社としてこれまで21回参戦ツアーを実施。チャレンジ後はホンモノのツール・ド・フランスを現地で観戦する。

エタップ・デュ・ツールはツール・ド・フランスの1区間を走る1万5000人参加の一般大会で、27回目の開催となる。7月8日に開催される第27回エタップ・デュ・ツールは、同17日に開催されるツール・ド・フランス第10ステージとまったく同じものが採用された。43km地点を頂点とする標高1477mのラクロワフリ峠、距離6kmながら平均勾配11.2%の難度があるプラトーデグリエールの坂、ロンム峠を走り、最後に標高1618mのコロンビエール峠が待ち構える。大会最初の山岳ステージで、マイヨジョーヌの行方も左右する注目の1日。アヌシーとル・グランボルナンは2013年の第100回大会にも訪問した町で、長い夏休みをのんびり過ごすバカンスの象徴でもあるエリア。

●国際興業のエタップ・デュ・ツール参戦&ツール・ド・フランス観戦ツアー
http://www2.kokusaikogyo.co.jp/travel/letapedutour/



BMCが2018チームジャージを公開…モデル役はポートとバンアベルマート

BMCレーシングチームが12月11日、2018シーズンのチームジャージを公開した。製作はスイスのアソス社。

リッチー・ポートはノーマルのチームジャージ。(c) CauldPhoto

エリ元のブルーパネルと背中に、新スポンサーとなったサイバーセキュリティ会社、ソーフォスのロゴが入る。

フレフ・バンアベルマート。(c) CauldPhoto
バンアベルマートはオリンピックの金メダリスト仕様。(c) CauldPhoto
リッチー・ポートはノーマルのチームジャージ。(c) CauldPhoto

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キッテルを擁するカチューシャ・アルペシンが新チーム態勢発表

ワールドツアー参戦10年目となるスイスのカチューシャ・アルペシンがスイスのマジョルカ島で2018シーズンのチームプレゼンテーションを開催。チームは16カ国・26選手で編成。マルセル・キッテル(ドイツ)らが来期の抱負を語った。

「困難なシーズンを経て2017年は大きなステップアップを遂げることができた」とキッテル。
「ツール・ド・フランスで区間5勝をして、再び世界の頂点で戦えるようになった誇りを感じた。次のステップは新しいチームメートとともにどんな成績を残すかだ。スプリントのけん引にかけてカチューシャ・アルペシンは素晴らしい動きを見せてくれる。この場にいて居心地のよさを感じる」

チームにはタイムトライアルの元世界チャンピオン、トニー・マルティン(ドイツ)、2018ツール・ド・フランスでエースを務める予定のイルヌール・ザカリン(ロシア)らが所属する。

自転車の落車事故が発生したらやるべきこと…救急救命講座開催へ

自転車の落車事故に特化した「サイクルセイフティサミット」が12月25日、川崎市宮前区の向ヶ丘自動車学校で開催され、参加者を募集している。

スマートコーチングの安藤隼人が発起人として立ち上げた活動。自動車学校を借り切って、サイクルスポーツシーンでの落車事故に特化したファーストエイド技術を学び、議論し、実践で動けるように繰り返し練習する。

トライアスリートスーパードクターの平泉裕・昭和大学病院整形外科医、横浜消防指令に勤務し、自らも自転車実業団選手として走る横隅和明、走るナース高山真由子が講師やアシスタントを務める。企画の立ち上げや内容の構成には登山医学会で現場をする医師もいる。

怪我した仲間を的確に助ける方法を広めることが主旨。クリスマスの月曜平日開催でサイクリングショップ・職業コーチ・イベンター・ガイド関係者向けだが、ロード・トライアスロンに関係なくアマチュアチームを運営する関係者も参加してほしいという。

密度の濃い、終日にわたる講習会で、参加費1万円、12月2日までの早期割引8000円、学生割引4000円など。
http://cyclesafty2017winter.peatix.com

しまなみ海道サイクリングバスツアーが大好評…第2便は3月9日夜出発

アジア最高のサイクリングコースとして人気のしまなみ海道。都内から大型観光バスを使って格安に楽しめるサイクリングバスツアーが11月17日発で催行され、30人の参加者はみな大満足だった。ほとんどがしまなみ初体験とのことだったが、「また走りたい!」という人ばかり。車内2連泊の長距離旅行もゴール後に温泉施設で汗を流して、帰路はグッスリという人が多かった。

金曜夜に東京から新宿を経由して出発。途中の港北と海老名SAでも神奈川県在住の参加者をピックアップする。およそ2時間ごとの運転手交替とSAでの休憩を取りながら、土曜日朝に広島県尾道市のサイクリング拠点、Onomichi U2に到着した。

Onomichi U2でまずはしっかり腹ごしらえ。おいしいパンが豊富にあり、たまごの調理方法はお好みのものを指定できるのが魅力だ。この施設はサイクリスト向けホテルも備えるが、夜行バスツアーなら宿泊費が不要なこともポイント。

スタート前のブリーフィングは尾道観光協会のスタッフが行った。途中の補給ポイントを示す手作りマップも配布されて安心。別の協会スタッフがサポートカーを運転してサイクリストのサポートもしてくれる。この日は雨予報だったが出発時には天候が回復し、おひるには薄日も差してきた。

補給地点のはっさく屋で「はっさく大福」がふるまわれた。11月のはっさくは少し酸味があり、それはそれで大福の甘みと合っておいしいと参加者にも評判で、その場で買ったお土産用の大福はサポートカーでゴールまで運んでくれる。

次の補給ポイントはドルチェ本店でおいしいジェラート。外気温はかなり低かったが、お店の中はホッとするような暖かさで、そこで食べるジェラートがとてもおいしかった。

多々羅しまなみ公園にはサイクリスト聖地の碑。上り坂が得意な人は今治までのルートを示すブルーラインを外れて亀老山に登るのもいいという。最後の来島海峡大橋が見える絶景ポイントだ。

こうしてしまなみ海道サイクリングバスツアーは無事にすべての参加者が今治市にゴール。往復1600kmのツアーを安全に旅した観光バス乗務員は両夜行のため運転士2名体制のうえ、現地待機中にホテルで仮眠を取った。

しまなみ海道サイクリングバスツアーは3月9日(金)夜発~11日(日)朝着として第2弾を催行する予定。ひとりで2席を占有できる4万9800円をベースに、友だちなど2人組みなら隣同士それぞれ3万9800円で参加できる。
http://www2.kokusaikogyo.co.jp/travel/cybus/

パールイズミが初級者向けに参加無料のライドイベント…講習会やプレゼントも

自転車ウエアメーカーのパールイズミが12月16日に多摩川サイクリングコースで第2回ライドイベントを開催。その参加者を募集している。参加無料でウインターウエアの効果的な着用方法の講座があり、ウインターサイクルソックスが提供される。受付は12月13日まで。

同社が手がけるライドイベント”PI RIDE”。今回はビギナーを対象に、ゆっくりと多摩川サイクリングコースを2時間ほど(約40km)走る。サイクルスポーツの楽しさや効果、乗り方の基礎レクチャーある。ライド後にはドリンクを飲みながらの参加者同士の交流の時間も設定。

<イベント概要>
開催日 2017年12月16日(土)
時間 09:00〜12:00
場所 BLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ
http://www.blue-tamagawa.jp/
コース 多摩川サイクリングコース
対象 クロスバイクまたはロードバイクをお持ちのビギナーサイクリスト
講師 大西勇輝(Pearl Izumiブランドアンバサダー)
参加費 無料
参加賞 ウインターソックスを1足プレゼント

申し込み方法
以下のメールアドレスあてに必要な情報を記載して送付
pi_ride@pearlizumi.co.jp
名前、メールアドレス、住所、電話番号、職業、生年月日、性別、自転車走行の経験歴
応募後、同社にて受付・抽選(定員を超えた場合は抽選とし、当選者に順次メール連絡)