ジェンダーレスなカリマーブルー、汎用性と快適性の春夏モデル

英国発祥のアウトドアブランドkarrimor(カリマー)が「re-DEFINED STYLEs=再定義されたスタイル」をテーマに掲げたkarrimor 2022 Spring & Summer Collectionをオフィシャルサイトで公開した。

生活様式の変化、アウトドアフィールドの広義化に合わせて開発したコレクションで、カリマーストア各店と公式オンラインストア、全国の取り扱い店舗で順次発売開始。

リュックサック・アクセサリーカテゴリーには、ブランドの象徴「カリマーブルー」をキーカラーに展開するアイテムが登場。また新たにキャッチーなナップサックも仲間入りした。

小屋泊登山=multi field pants W’s(1万5400円)、rain 3L hat 2(6820円)
ワークアウト=triton light shorts W’s(7150円、triton light JKT W’s(1万7600円)

アパレルカテゴリーには、防水透湿素材GORE-TEX Fabricsを採用した耐久性と汎用性を兼ね備えた山岳レインギアがラインナップするほか、今シー ズンの新たなカプセルコレクションVersatile(バーサタイル)では、山と街で着用可能なシェアフィールドを提案。あらゆるフィールドを快適に過ごせるよう再定義されたスタイルが揃う。

フェス=VT pouch(4510円)、UV linen hat(6380円)、field maxi skirt W’s(1万1000円)、triton light JKT W’s(1万7600円)

キーカラーはカリマーブルー

シーズンレスやジェンダーレスという時代の流れから、春夏から秋冬まで年間を通して使用するキーカラーを設定したカリマーの2022年春夏シーズンは、ブランドを象徴するカリマーブルーを採用した製品もラインナップ。今後ブランド定番のキーカラーとして継続的に製品展開をしていくという。

キャンプ=UV linen hat(6380円)

コレクション全体としては、自然界に存在する岩肌や植物を連想するユーティリティーカラー〈グラビィティグレー、ユニフォームグリーン〉などを基調に、ディティールには目の冴える 鮮やかなアクティブカラー〈ミネラルイエロー、ターコイズトニック〉を大胆に配色するなど、ありのままの自然を感じさせながらも高発色のソリッドカラーでスタイルを洗練させた。

デイキャンプ=VT shoulder R(6600円)、field maxi skirt W’s(1万1000円)、T/C sweat crew(8250円)

マテリアルは汎用性と快適性

アウトドアフィールドにおいての快適性・機能性を追求した素材を採用した2022シーズンは、特に防水性・通気性・軽量性・スト レッチ性などに重きを置き、全天候型・オールシーズン着用可能なアイテムを展開。

カレッジ=M daypack(1万6500円)、T/C sweat hoodie(9350円)、triton light shorts W’s(7150円)

また2021シーズンより継続して抗菌・抗ウイルス加工を標準搭載。山のようなソーシャルディスタンスが保たれているフィールドに対しては抗菌加工が必要とし、街のような賑やかな環境で必要なものを抗ウイルス加工と捉え、適材適所に加工をし、新しい生活様式の中でも安心して過ごせるような気遣いを施している。

ロゲイニング=sun shield cloth(4400円)、technical stretch pants(1万6500円)
ビジネストリップ=clamshell 80(3万2450円)、G-TX performance urban coat(5万7200円)

●カリマーの詳細ページ

ポガチャル愛用のアイウエアはモノグラムがレンズに入った

イタリアのサイクルアクセサリーメーカー、SCICON SPORTS(シーコンスポーツ)から新商品としてKUNKEN(クンケン)が発売された。日本代理店はMany’S

新たに「モノグラム」カラーのレンズが登場。SCICONロゴはレンズ内側からは見えない

2年連続でツール・ド・フランスを制したタデイ・ポガチャルが2021ツール・ド・フランス終了後から実戦でテストしていたのがAEROSHADE KUNKEN(エアロシェード クンケン)だという。

エアロシェード クンケン(カーボンフレーム)

レンズに着用者からは見えないというロゴが入った

翼のようなレンズ形状で、見た目のインパクトと確かな性能、ポガチャルの2連覇を支えたことから話題となったAEROWING LAMON(エアロウイング ラモン)の発表から1年。シーコンは他社にない着眼点で他に類を見ない新製品を生み出した。それがエアロシェード クンケンだ。

エアロシェード クンケン(ホワイトフレーム)

フレームの両端まで延長されたレンズデザインは、レンズの側面に沿ってスムーズに空気を拡散し、空気抵抗を軽減。さらにレンズ後方でより新鮮な空気を引き寄せることで優れた通気性も両立。レンズ内部の曇りの防止にも寄与している。

エアロシェード クンケン(ブラックフレーム)

また、レンズは独自のSCN-PP(一般的なサングラスレンズ素材のCR39の30倍以上の強度を誇る)を引き続き採用するが、新たにモノグラムカラーを追加設定。このモノグラムカラーはレンズ表面にSCICONロゴが映えるが、ライダーの視界からはロゴは見えず、視界をさえぎることはない。

エアロシェード クンケン(ブラックグロス)

フレームの材質はバイオベースの素材を使用し、環境に配慮しながらも軽量・高耐久で過酷な条件下でも使用可能。

サドルバッグとしても使用できるソフトケースが付属。マルチミラーレンズ(非調光)搭載のセットにはクリアレンズも同梱。

エアロシェード クンケン/フォトクロミックシルバーレンズ(ブラックフレーム)
エアロシェード クンケン/マルチミラーブルーレンズ(ブラックグロス)

予定価格(税込)
CARBON LOOK FRAME
Photochromic (調光)、Monogram Multimirror:2万7720円
Multimirror:2万4420円

NORMAL COLOR FRAME
Photochromic (調光)、Monogram Multimirror:2万5630円
Multimirror:2万2220円

エアロシェード クンケン(クリスタルフレーム)

胸部をはだけても広がらず背負ったままでも着込める防水防風ウエア

トレイルランニングとウィンタースポーツ用品で世界をリードするサロモンは、ランニング中の防水/防風ジャケットとして軽量かつフィット性に優れ、シチュエーションに合わせた豊富なラインナップで展開するBONATTI JACKET COLLECTIONを発売した。

特に注目なのが重量わずか89gのBONATTI AERO WIND UNISEX。超軽量モデルにも関わらず、サロモンの標準機能であるフード内部のヘッドバンド、フロントスナップ、パッカブルの3点が備わっている。

フロント部分を留めてからジッパーを下ろすことで、ジャケットはそのままにベンチレーションが開く

さらに、12リットルのパックを背負ったままでも羽織ることができるよう背中にマチが配置されているので、悪天候にも素早く対処することが可能。

ザックを背負ったままでも羽織れるデザイン。身体だけでなく、パックと荷物を濡れから守ることが可能

BONATTI AERO WIND UNISEX(ボナッティ エアロ ウインド ユニセックス)

雨が降ったり、晴れたり、風が吹いたりしても、BONATTI AERO WINDはトレイルやロードでトレーニングする準備ができている。重さわずか 89g(サイズM)のこの超軽量ジャケットは、耐候性と通気性のある生地を組み合わせ、胸にジッパー付き収納ポケットを備えている。

パッカブル仕様でコンパクトに持ち運びが可能

価格:1万4300円(税込)
展開:Unisex(XS/S/M/L/・89g/M)

●サロモンのホームページ

熊本地震復興祈念の阿蘇パノラマラインヒルクライム開催へ

自転車とランニングの複合イベント、阿蘇パノラマラインヒルクライム2022が2022年4月23日(土)・24日(日)の2日間で開催される。1日目は南阿蘇村から、2日目は北側の阿蘇市から、それぞれ距離11km標高差600mの阿蘇山を駆け登る。

熊本地震から間もなく6年。災害を風化させないために

2016年4月の熊本地震から間もなく6年。災害を風化させないため、また新型コロナウイルスの感染拡大で停滞する阿蘇の地域振興のために開催が決まった。参加エントリー締め切りは3月22日(火)。 

2021年3月に新阿蘇大橋が完成するなどインフラ整備は進んだものの、新型コロナウイルスの感染拡大により観光業はいまだに苦境が続いているという現地。「大会では最大限のコロナ対策を実施し、みなさまをお迎えします」と意欲を見せる。

熊本地震復興祈念 阿蘇パノラマラインヒルクライム2022
開催日:2022年4月23日(土)~24(日)
主催:阿蘇パノラマラインヒルクライム実行委員会、一般社団法人熊本県自転車競技連盟
協力:阿蘇広域行政事務組合消防本部南部分署、阿蘇市役所総務部総務課阿蘇山上事務所、阿蘇山上職域防災防犯協会、一般社団法人日本競輪選手会熊本支部、アスペクタ管理運営共同企業体、一般財団法人自然公園財団阿蘇支部、阿蘇白水温泉瑠璃、一般社団法人みなみあそ村観光協会、ユナイテッドトヨタ熊本株式会社(予定)
後援:南阿蘇村、阿蘇市、一般社団法人みなみあそ観光局、阿蘇市観光協会、阿蘇サイクルツーリズム学校「コギダス」、阿蘇広域観光連盟、九州自転車競技連盟(予定)
企画運営サポート:株式会社LocalGain

開催趣旨
1.熊本地震復興を祈念・阿蘇地域の振興PR。 
2.コロナ禍萎んだ地域経済の後押しをする。 
3.バイク(自転車)とランの融合。 

開催場所 熊本県阿蘇市・南阿蘇村
受付会場 4月23日(土)南阿蘇ステージ:熊本県野外劇場アスペクタ、4月24日(日)北阿蘇ステージ:いこいの村駐車場跡地
コース
南阿蘇ステージ バイク:11.5km(スポーツの森展望公園→阿蘇山上広場)、ラン:23.0km(スポーツの森展望公園⇔阿蘇山上広場 ※往復)
北阿蘇ステージ バイク:11.2km(いこいの村駐車場跡地→草千里)、ラン:22.4km(いこいの村駐車場跡地→草千里)
参加費
バイク:1.南阿蘇6,000円/2.北阿蘇 6,000円/3.両日10,000円、ラン:1.南阿蘇7,000円/2.北阿蘇 7,000円/3.両日12,000円
募集定員
バイク:各日300名、ラン:各日500名
参加賞:地域特産品等
エントリー方法:インターネット
●阿蘇パノラマラインヒルクライム2022のホームページ

海外で大人気のウィンターイベント、レッドブル・ジャンプ・アンド・フリーズ参加者募集

海外で大人気のウィンターシーズンのイベント「Red Bull Jump & Freeze=レッドブル・ジャンプ・アンド・フリーズ」が2022年3月20日(日)に長野県北安曇郡のつがいけマウンテンリゾートで開催される。

2017年のリトアニア大会 ©Vytautas Dranginis / Red Bull Content Pool

海外で冬季に行われているイベントで、スキーやオリジナリティあふれるソリ、着ぐるみなど、思い思いのスタイルでスロープを滑り降り、ジャンプ台からそのまま特設プールへダイブする、シンプルかつ遊び心満点のもの。クリエイティビティとジャンプのパフォーマンスを競い、会場を一番盛り上げたチームが勝ち。

2015年のウクライナ大会 ©Danil Kolodin / Red Bull Content Pool

今回は30チームの参加を募集する。友人、サークルの仲間たちや会社の同僚とチームを組んで、ウィンターシーズン最後の締めくくりに楽しめる。エントリー受け付けは2月10日(木) 18時からウェブサイトで開始する。

2014年のカザフスタン大会 ©Pavel Prokhorov / Red Bull Content Pool

Red Bull Jump & Freeze(レッドブル・ジャンプ・アンド・フリーズ)
日程:2022年3月20日(日)
時間:9:00〜16:00(予定)
会場:つがいけマウンテンリゾート(長野県北安曇郡小谷村栂池高原)
主催:レッドブル・ジャパン株式会社
協賛:日本スキー場開発、つがいけマウンテンリゾート、白馬ライオンアドベンチャー
賞品:後日ウェブサイトで発表予定
備考:荒天時やコース状況、公衆衛生の状況によりスケジュールが変更または中止となる場合がある。新型コロナウイルス感染拡大防止や最新情報については、ウェブサイトで。

2018年のリトアニア大会 ©Vytautas Dranginis / Red Bull Content Pool
2017年のニュージーランド大会 ©Miles Holden/Red Bull Content Pool
参加者はドボン!後にホットタブで一息 ©Miles Holden/Red Bull Content Pool

<参加募集要項>
参加資格:18歳以上の健康な一般男女
※未成年者は保護者の署名必要
競技人数:1チーム1名以上4名以内
募集人数:30チーム
ルール:自作のオリジナルコスチュームやソリなどの滑走具で参加すること
※詳細はウェブサイトで確認
参加料:4000円(税込)/チーム
※イベント保険料込み
募集期間:2月10日(木)18:00エントリー開始
※定員になり次第募集終了
申込方法:ウェブサイトより
●エントリーウェブサイト
備考:参加申し込み後の自己都合による返金またはキャンセルは原則不可。その他のお問い合わせは、運営事務局へ。
問い合せ先:Red Bull Jump & Freeze 2022大会事務局(サムライスポーツマーケティングLLC)
info@samuraisports.co.jp
TEL: 03-6432-0151, 11:00-18:00(土・日・祝日休み)

2016年のウクライナ大会 ©Sergey Illin/Red Bull Content Pool

ローレウス世界スポーツ賞に堀米雄斗、西矢椛、国枝慎吾がノミネート

23回目となるローレウス世界スポーツ賞2022の最終候補が発表され、五輪金メダルのスケートボード・堀米雄斗、西矢椛が最優秀アクションスポーツ選手部門に、車椅子テニスの国枝慎吾が最優秀障害者選手部門にノミネートされた。

また、スポーツを通して若者の生活を向上させたプログラムに贈られるスポーツ・フォー・グッド部門に、NPO法人モンキーマジックが選出された。

2021年は、大坂なおみが日本人初となるローレウス年間最優秀女子選手賞を受賞した。バドミントン・桃田賢斗がローレウス年間最優秀復活選手部門にノミネートされていた。

スポーツ界において最も名誉あるアワードの一つ

世界40カ国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが主催する権威ある賞。7部門のノミネートが1300を超える世界のスポーツジャーナリストの投票により決定した。スポーツ界のレジェンドら71名で構成されるローレウス・スポーツ・アカデミーメンバーによる最終投票が行われ、その投票結果をもって受賞者が決定し、2022年4月に開催予定のローレウス世界スポーツ賞2022で発表される。

スケートボードの西矢椛がローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手部門にノミネート

堀米雄斗のコメント
「ローレウス世界スポーツ賞にノミネートされたことを大変光栄に思います。また、世界のスポーツメディアから選ばれたことに感謝しています。スケートボードがオリンピックの正式種目になり初めての大会が母国で行われ、そこで金メダルを獲得したことは、決して忘れることのできない出来事です。これからも母国日本だけではなく、世界中のスケートボードに影響を与える存在であり続けたいと思います」

スケートボード・堀米雄斗がローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手部門にノミネート

国枝慎吾のコメント
「2010年以来、再びローレウス賞にノミネートされたことを光栄に思い、興奮しています。昨年は、東京オリンピック・パラリンピックを無事に開催することができ、世界中の人々にスポーツの力を伝えることができ、日本国民にとって特別な年でした。また、何百万人もの人々がテレビで観戦する中、母国でシングルス金メダルを獲得したことは、私にとって夢のような瞬間でした。私のプレーがきっかけで、もっと多くの人が車いすテニスを観戦することになればうれしいです。そして、ローレウスが世界の若者を支援する活動をされていることに敬意を表します」

国枝慎吾がローレウス年間最優秀障害者選手部門にノミネート

モンキーマジックの小林幸一郎代表コメント
「2005年からクライミングというスポーツを通じた、障害者への価値観を、助けてあげなければならないヒトたちから、ともに人生を楽しむ仲間へと変え、社会の多様性理解を促進してきました。小さな活動ですが、今回このようにご評価をいただけ本当にうれしく、日本全国に、そしてアジア、世界へと活動が広げられるように、一層がんばってまいります。重ねまして今回の光栄なローレウス世界スポーツ賞へのノミネートに改めて御礼申し上げます」

スポーツを通し若者の生活を向上させたプログラムに贈られるスポーツ・フォー・グッド部門にNPO法人モンキーマジックが選出された