世界限定18台…ステラマッカートニーとキャノンデールがコラボ

キャノンデールが、これまでスポーツバイクに接点のなかった人とのコミュニケーションを積極的に展開するため、英国のファッションブランド「ステラマッカートニー」とのコラボレーションによるカスタムバイクを作った。

ユニセックスカプセルコレクションに参加したアーティスト3名によるハンドペイントを施したもので、世界でわずか18台のバイクが完成した。

バイクは世界最速のエアロバイク「SystemSix」、トータルバランスに優れる「SuperSix EVO」、世界最速グラベルバイク「SuperSix EVO SE」の3種類。

ロンドンのエド・カーティス、ニューヨークのマイファンウィ、アントワープのトム・トッセンがそれぞれ独創的でアイキャッチなデザインを完成させた。

ステラマッカートニーのフラッグシップストアであるロンドン、ニューヨーク、上海、東京青山本店の4店舗で11月17日まで期間限定の展示が行われる。

サイクリングがもたらす人々の健康、世界的環境への取り組みについて双方がコラボレーションすることでサステナブルな世界の創造を目指していくという。

「生涯のサイクリストであり、毎日自転車に乗って仕事をしている私にとって、キャノンデールとのこの新たな試みにとても興奮しています。私たちが製作したバイクは、私たちの共通の価値観とビジョンを具現化しています。美しさと希望を次世代へ責任感をもって伝えていきたいと考えています」とステラマッカートニー。

ステラマッカートニー東京青山本店に展示されるモデル

ステラマッカートニーの展示店舗
ロンドン:23 Old Bond St, London W1S 4PZ
ニューヨーク:112 Greene St, New York
上海:L191, No.701 Fuchun road, Hangzhou Mix City, Jianggan district, Hangzhou
東京:東京都港区南青山3-16-12

アルカンシエルをまとったキャノンデールバイクが完成

100回目の記念大会となった2021世界選手権ロードでエリート女子を制したエリーザ・バルサモ(イタリア)のチャンピオンバイクを、契約するキャノンデールが完成させた。世界チャンピオンの称号である5色の虹色「アルカンシエル」をあしらったSuperSix EVOだ。

パリ〜ルーベを走る世界チャンピオンのエリーザ・バルサモ

バルサモはSuperSix EVOを駆り、強豪がひしめく2021世界選手権を制覇した。この勝利はキャノンデールにとって2003年以来の世界選手権エリートクラスのタイトル獲得だけではなく、女子レースシーンに衝撃を与えた。

SuperSix EVOがアルカンシエルをまとった

世界タイトル5連覇をねらうオランダ勢。しかし、バルサモは最後の局面で優勝候補のライダーを置き去りにしてフィニッシュラインを駆け抜け、勝利を手にした。ジュニアランクとトラックで成功を修めてきた23歳のバルサモにとって、この勝利はキャリアを決定付けるものとなる。

バルサモは10月2日、フランスで開催された女子パリ~ルーベに、ハンドペイントされた特別な世界チャンピオンバイクで出場した。

キャノンデールSuperSix EVO

●キャノンデールのホームページ

八村塁は子どものころ、自転車でバスケ練習に通っていた

プロバスケットボールプレイヤーの八村塁がキャノンデール・ジャパンとパートナーシップ契約を締結した。これを記念して抽選で5人に「クロスバイク Quick 4+プレミアムイベントご招待(旅行券5万円付き)」が当たるプレゼントキャンペーンを実施する。

「ボクの大きな冒険は自転車と一緒に始まった」

プロバスケットボールプレーヤーになるという夢を追いかけ、地元富山で友達と一緒に自転車で練習に通った日々。自転車に乗ると「子どもの頃に感じたあの自由な感覚を思い出す」と八村は話している。

純粋な気持ちで夢を描いた少年少女時代の記憶は、誰にとっても大切な体験だ。八村はキャノンデールファミリーに加わったが、子どもの頃に感じた情熱について多くの人と分かち合いたいと想ったことは、ある意味当然のことだった。

八村は「自転車がもたらす素晴らしさをファンのみんなと分かち合いたい。この気持ちは、キャノンデールが掲げるサイクリングカルチャーのコンセプト“Come Ride with Us”にマッチしていると思います」という。

「自転車はフィットネスなど気軽に運動にも使えるし、電車やバスの代わりにもなる。近所への冒険やボクの子どもの頃のように練習に行くときにだって使える。自転車がある生活は人生の新たな可能性に出会える素晴らしいものだと思います」

キャノンデール・ジャパン シニアマーケティングマネージャーの伊藤浩希は、「自転車の乗り方は一度覚えると絶対忘れないと言われています。キャノンデールは、八村選手と一緒に多くの人々へ忘れることのできない最高のエクスペリエンスを提供したいと考えています」とコメントしている。

八村とキャノンデールのパートナーシップを記念して、抽選で5人に「クロスバイク Quick 4+プレミアムイベントご招待(旅行券5万円付き)」が当たるプレゼントキャンペーンを実施。また当選した賞品は特別イベントのときに八村選手本人から贈呈される。応募期間は2021年5月11日(火)から6月30日(水)まで。

八村塁
富山県富山市出身。小さな頃から自転車に慣れ親しむ。宮城県の明成高に入学し、バスケット ボールインターハイ優勝に貢献。ゴンザガ大学に進学を決めて渡米。2019年のNBAドラフトにエントリーを表明しワシントン・ウィザーズから一巡目9位指名。日本人でNBAドラフト1巡目指名は初の快挙。2020年活躍が評価されNBAオールルーキーセカンドチームに選出。
●八村塁のオフィシャルサイト

キャノンデールバイクを買うとJ Sports視聴クーポンなど提供

キャノンデール・ジャパンがバイクライドのベストシーズンに向けて「キャノンデール スプリングプレゼントキャンペーン」を実施。期間中、対象のロードバイクを成約かつキャンペーン専用サイトに登録するとキャノンデールロゴ入りマスクをもれなく全員へプレゼント。さらに抽選でGarmin Edge 530、POC Aspire、J Sportsサイクルパック365日視聴無料クーポンを計15人へプレゼントする。

キャノンデール スプリングプレゼントキャンペーン

内容: 期間中、対象のロードバイクを成約かつキャンペーン専用サイトに登録した人にキャノンデール ロゴ入りマスクをもれなく全員へプレゼント。

さらに抽選でGarmin Edge 530、POC Aspire、J Sportsサイクルパック365日視聴無料クーポンを計15人へプレゼント。

期間は2021年4月1日(木)~2021年5月31日(月)成約分

●対象ロードバイクなどキャンペーンの詳細ページ

ジロ・デ・イタリアを騒然とさせたキャノンデールバイクが日本縦断

キャノンデール・ジャパンは、2020年のジロ・デ・イタリアで話題を独占したあの実車の展示キャラバンを実施する。サイモン・クラークがレ ースで実際に使った特別な1台が各地で見られる。

2020ジロ・デ・イタリア ©Getty Images

SuperSix EVO Hi-Mod Disc ‒ Giro 2020

2020年、EFプロサイクリングはジロ・デ・イタリアのチームプレゼンテーションに奇抜なアヒルデザインのジャージで登場し、話題を独占した。このコラボレースジャージは事前にUCI(国際自転車競技連合)に申請していたジャージデザインと異なることから規約違反との判断が下され、チーム8人と監督に対し計4500スイスフラン(約50万円)の罰金が課せられた。

レースで使用されたバイクは世界中からメンバーを集めたキャノンデールクリエイティブチームと、ラファ、そしてパレススケートボードの担当者たちが綿密なディスカッションを重ね、Cannondale SuperSix EVO HiMod Discをベースに製作。特別なデザインを施しジロを走る8選手のためだけに用意された。フレーム、そして フォークは生き生きとしたデザインで彩られ、プロトンとよばれる集団内で異彩を放つ存在になった。チームはステージ2勝、山岳賞ジャージの「マリアアッズーラ」を獲得する活躍を見せた。

2020ジロ・デ・イタリア第9ステージで初優勝したEFのルーベン・ゲレイロ(ポルトガル) ©Getty Images
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EFが型破りなジャージでジロ・デ・イタリアに参戦

展示スケジュール
2月20日(土)~3月7日(日)ラファ大阪
3月9日(火) ~3月28日(日)ラファ東京
3月29日(月)~4月11日(日)キャノンデール横浜ベイサイド
4月12日(月)~4月25日(日)ワイズロード渋谷本館 – キャノンデールブランドストア
4月27日(火)~5月9日(日)キャノンデール心斎橋
5月11日(火)~全国のキャノンデール正規販売店で順次展示予定
展示スケジュールは予告なく変更する場合がある

©SJ Hockett

キャノンデール横浜ベイサイド
神奈川県横浜市神奈川区栄町 10-35 ザ・ヨコハマタワーズ・サウスコート 101-1 号

ワイズロード渋谷本館 – キャノンデールブランドストア
東京都渋谷区道玄坂 2-10-7 新大宗ビル 1 号館

キャノンデール心斎橋
大阪府大阪市中央区島之内 1 丁目 17-12 1F

ラファ大阪
大阪府大阪市北区曽根崎新地 2-6-21
バイクを見る際はカフェ利用を

ラファ東京
東京都渋谷区千駄ヶ谷 3-1-6
バイクを見る際はカフェ利用を

EFとキャノンデールが2023年まで契約延長

キャノンデールは、世界最高峰のロードレース、トレイルやグラベルレースで活動するEFエデュケーションNIPPOと2023年まで契約を延長した。チームとキャノンデールは、2015年のガーミン・シャープ以来、現在のEFに至るまで活動をともにしてきた。時代とともにチーム名は変化してきたが、選手と常にパフォーマンスをリードするバイクによって、チームとキャノンデールは互いを高めあう強いつながりを継続してきた。

EFプロサイクリングCEOジョナサン・ヴォータースのコメント
「基本的に、キャノンデールとの関係は進化と革命という共通項でつながっています。オンロードでもオフロードでも進歩を続け、最終的にはスポーツの限界を押し広げたいと考えています。私たちはキャノンデールと協力することで、エリートレベルの美しさの強調だけでなく、どんな環境でもスポーツにアクセスしやすくしたいと考えています。笑顔でバイクに乗る人を増やしていきたい」

今回の契約延長によって、真の進歩を遂げるために必要な時間をチームとキャノンデールにもたらした。チ ームは現在、ロードレースをメインにマウンテンバイクやグラベルレースなど幅広いジャンルを組み合わせたオルタナティブカレンダーを作成。乾いたカンザス州のグラベルレースから英国の荒々しい岩レース、山頂を目指すコロラド州のLeadvilleや、台湾KOMレース。新しいレースやイベントに焦点を当て、チームとキャノンデールは分野を超えたパートナーシップを結び、スポーツの多角的な魅力とプロロードサイクリストの価値を変えていきたいと考えているという。

この契約延長によって、チームが新たな活躍の場として成功を修めたチームタイムトライアルや、キャノンデールのエンジニアがチームとともに開発しているバイクの細部にわたる調整など、近年のシーズンで実を結んだ技術的進歩を継続することができる。

キャノンデールスポーツマーケティングディレクターのジョナサン・ゲランのコメント
「サイクリングでより大きなコミュニティを構築するという私たちのアンビション(野心)は、EFプロサイクリングのスピリットに沿っています。私たちはみな、共通の目標に向かって取り組んでいます。世界で最も人気のあるチームになり、個性と心を持ってレースをし、人々が自転車、プロのサイクリング、そしてそのライダーについて、どのように感じるかの根底を変えていきたいと思っています」

この契約延長は、技術の進歩とチームとキャノンデールの持つ新たな可能性の扉を開くことにつながる。

EFプロサイクリングコマーシャルマネージャーのアンドレアス・クリアのコメント
「今シーズン我々がレースで使用するバイクは、まさにパフォーマンスの頂点に達しています。現在の技術があればある一定レベルのバイクを作ることはできると期待しています。しかし、我々はそうした技術だけに頼るのではなくキャノンデールとともにレーサーが持つ鋭い感性を組み合わせたデザイン作りに貢献したいと思っています。それが特に新しく開発するバイクであればなおさらです。エリートパフォーマンスを発揮する環境では、このような新たな可能性を広げる取り組みは大切なことです。バイクフレーム以外では、チームのサプライヤーのFSA / Vision、Prologo、Vittoriaとも同様の貢献をしてきました」

●キャノンデールのホームページ