ピナレロからグラベルロード、GREVIL+とGREVIL発売

ピナレロからグラベルロード、GREVIL+(グレヴィル プラス)とGREVIL(グレヴィル)が発売された。同社研究施設のPinaLabでの数カ月の研究開発によって新しいバイクを発表することを実現した。

GREVIL+/ GREVIL

グラベルライディングの分析は、多くの側面があり非常に複雑だった。このカテゴリーではアスファルトから泥路面まであらゆるタイプの地形を走行することを望むライダーがいるからだ。また、長距離を走行することに重点を置くこともあり、多様性、快適性や応答性などを高いレベルで満たしていなければならなかった。

PinaLabではGREVILプロジェクトでその点を考慮に入れて開発を行ったという。

踏み固められた未舗装路を走るのが得意なグラベルロード

プロジェクトの目標は真のピナレロDNAを持ったバイク、それは全てに人にとって快適なバイクを意味する。フレームは空気力学に基づいてデザインされ、バイクの安定性や応答性を損なうことなくライダーが走ろうとする路面によってホイールを選択できるように多様性を持たせたフレーム設計とジオメトリを有している。

GREVIL+(508 カーボン/ペトロール)

GREVIL+(グレヴィル プラス)
フレームセット54万円(税別)
GREVIL+(268 カーボンバーティゴブルー)

GREVIL+(294 BOB)

GREVIL(506 ペトロールマット)

GREVIL(グレヴィル)
フレームセット38万円(税別)、R8000アルテグラ完成車53万円(税別)
GREVIL(507 バーティゴブルー)

GREVIL(505 BOB)

グラベルロードのエントリーモデル、Checkpoint ALがトレックから登場

トレック・ジャパンは、グラベルロードのエントリーモデルとして、まったく新しいCheckpoint ALシリーズを発売する。

Checkpoint AL 3 11万9000円(税別)

オンロードバイクカテゴリーが成熟する中、米国やヨーロッパを中心に舗装路に飽きたロードバイカーの新たな遊びとしてグラベルライドが大きなムーブメントとなっている。日本でも流行の兆しを見せていて、トレックは2018年3月にグラベルロードCheckpointを発売し、その汎用性から人気を博している。

発売するCheckpoint ALは、10万円台前半の価格で、Checkpointのよさを損なわずに提供し、ロードバイカーやマウンテンバイカーのセカンドバイク、また1台目のスポーツバイクとしての選択肢となる。グラベルライドはもちろん、日々の通勤からシティライドまで幅広く使える1台に仕上がっている。

便利な数多くのマウントに別売バッグやラックを簡単に取り付けられる

フレームは軽量で強いAlpha 200シリーズアルミフレームを採用。Checkpoint SLやCheckpoint ALRよりもややアップライトなジオメトリーは、初めてのロードバイクでも不安を持たずに乗りこなせる。前後12mmスルーアクスル、フラットマウントディスクブレーキなどの最新規格を採用。タイヤはシティライドに最適な32cのスリックタイヤを採用しながら、35cのタイヤ幅まで対応している。この価格帯においても、ホイールはボントレガーのチューブレスレディホイールを装備していて、タイヤを低圧にして本格的なグラベルやシクロクロスに挑むこともできる。

Checkpoint AL 4 13万9000円(税別)

Checkpoint AL 4
価格:13万9000円(税別)
サイズ:44, 49, 52, 54, 56, 58
カラー:Battleship Blue
ドライブトレイン:Tiagra
ブレーキ:Shimano RS405 油圧ディスク
●Checkpoint AL 4の詳細サイト

グラベルライドから通勤バイクまで幅広く使える

Checkpoint AL 3
価格:11万9000円(税別)
サイズ:44, 49, 52, 54, 56, 58
カラー:Olive Grey
ドライブトレイン:Sora
ブレーキ:Tektro C550 Spyre 機械式ディスク
●Checkpoint AL 3の詳細サイト

トレックが全く新しいグラベルロード「Checkpoint」発表…冒険好きに

トレックが高性能かつ多用途で”遊べる”ロードバイク「Checkpoint(チェックポイント)」を発表した。冒険好きなグラベルライダー向けに作られたモデルで、舗装路もダートも走れることで人気の「グラベル」カテゴリーに位置する。

チェックポイントは、トレックのCrockettやBooneシクロクロスバイクの改良版ではなく、イチから設計がなされ、新たなジオメトリーを開発し、舗装路やダート、さらにグラベル、すなわち過酷な悪路での長距離ライドに耐えられる高品質パーツと組み合わせた。Stranglehold調整式ドロップアウト、広いタイヤクリアランス、用途を広げて簡単にカスタムできる豊富なマウントなど、冒険を支える特徴を数多く備えている。グラベルのみならず舗装路でも十分な性能を発揮するため、これ1台で平日や休日のあらゆるシーンで使える。

速くて楽しい
あらゆるライダーのニーズに応えるため、カーボンとアルミの全3モデルを用意。SL 5、ALR 5、ALR 4。SLモデルの高品質な500シリーズOCLVカーボンと、ALRモデルの軽量な300 Series Alphaアルミが機敏な走りに貢献。特徴の1つはそのユニークなグラベル専用ジオメトリー。長距離ライドや荒れた路面で快適だが、多くのグラベルライダーが求める速さや機敏な走りを余裕で実現できるほどアグレッシブだという。

トレックのBooneシクロクロスバイクと比べて、リーチはほぼ同じ、スタックはやや高めで、ボトムブラケット下がりは低め。チェーンステー長とホイールベースは同じ。ボトムブラケット高を下げたことで長距離ライドで求められる安定性が高まり、短めのホイールベース、長めのリーチ、そして比較的低いスタックが機敏さと操作性を高めている。

高性能で信頼できるテクノロジー
SLモデルには、DomaneやBooneに搭載されているリヤIsoSpeedテクノロジーが採用され、縦方向の振動吸収性とそれに伴う快適性を高めている。IsoSpeedは、険しい路面からの不快感と疲労を生む振動を最小限に抑え、快適で効率よく、長い距離を力強く走られるようにした。カーボンシートマストキャップやフレームを飛び石などから守るCarbon Armorを搭載、シングルスピードや電動ドライブトレインへの載せ替えも簡単。

どのモデルも前後12mmのスルーアクスルと、チェックポイントに乗れば必然的に出くわす泥や土からケーブル類をすっきりとした見た目で保護するControl Freak 内蔵ワイヤリングを採用。

カスタムの幅が広い
CrockettやStacheと同様、Strangleholdドロップアウトを採用し、走りの内容に応じてジオメトリーやギヤ比を変更できる。例えば、最長にセットすると長距離ライドやバイクパッキングに適した安定性が得られ、ホイールベースを短めにセットするとグラベルレースに適した機敏さと優れた応答性を実現。シングルスピード化も素早く簡単。

標準装備の35mm幅のタイヤは、多くのライダーにぴったりだが、太さを変えれば走りも変えられる。砂利道を含む舗装路を走るライダーは固くて速い28mmを、轍や岩でいっぱいのコースを冒険したいライダーはノブありの45mm幅がいいという。このようにさまざまなタイヤ幅に対応できるため、ライダーの好みを実現しやすくできるよう仕上がっている。

チェックポイントには多くのマウントがあり、機能性や多用途性を高めている。フロントトライアングルのシートチューブとダウンチューブのマウントにはウォーターボトル3本 (サイズ56cm以上) 、または低めの位置に2本とフレームバッグを取り付けられる。ダウンチューブ裏側にはさらにもう1本のボトルが取り付け可能。

Lowriderフォークマウントには、トレック720フォークラックなどのラックを取り付けられる。リヤラックマウントを使えばさらに多くの荷物を載せられ、隠れたフェンダーマウントが悪天候での泥や水撥ねを防ぐ。SLモデルはトップチューブマウントを採用し、必需品を出し入れしやすいバッグも簡単に取り付けられる。

トレック・チェックポイントSL 5 29万7000円(税別)

トレック・チェックポイントALR 5 21万3000円(税別)

トレック・チェックポイントALR 4 18万5000円(税別)

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