国内最高のロードレース、ジャパンカップが大会中止

2020年10月16日から18日までの日程で開催を予定していた2020ジャパンカップサイクルロードレースが、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、中止とすることを6月26日に発表した。

「開催を心待ちにされていたファンの皆様にはなにとぞご理解いただきますようお願い申し上げますとともに、来年の2021大会に向けまして、日本で唯一認定されたUCIプロシリーズとして、さらなる魅力向上を図ってまいります」と、実行委員会会長で宇都宮市の佐藤栄一市長。

「競技団体や関係機関、スポンサー、地域の皆様には、ジャパンカップサイクルロードレースへの変わらぬ御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます」とコメントした。

2020年の国内メジャーレースでは、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが新型コロナウイルスの影響で開催を断念している。主催する⼀般社団法⼈さいたまスポーツコミッションが6月17日に発表した。

自転車ロード競技の日本チャンピオンを決める全日本選手権も2020年は中止となった。2020年大会は当初、6月末に開催される計画だったが、感染拡大により延期。8月20日から広島県で開催を予定していたが、日本自転車競技連盟は6月22日にこれを中止とし、再延期はしないことを決定した。

●ジャパンカップのホームページ

ジャパンカップ10月18日、さいたま11月2日で開催実現へ

【この記事には訂正部分があります】
5月21日付けの訂正記事

国際自転車競技連合(UCI)が5月19日、新型コロナウイルス感染拡大により大きく影響を受けたロードシーズンの再開を目指して、すでに発表されているUCIワールドツアーとUCIウィメンズワールドツアー以外の、国際大会91レースの再日程を発表した。

国際自転車競技連合のカレンダーに掲載された日本開催の国際大会

感染拡大が深刻になった2020年3月以降、中止あるいは延期になった自転車レースは国際レースカレンダーの45%に相当する約1000レースに及んだ。そのなかでもロードレースは健康危機の影響が最も大きいカテゴリーだったという。

リスケジュールされた日本のUCI国際大会
10月4日 大分アーバンクラシック(クラス2)
10月4日 大分いこいの道クリテリウム(クリテリウム)
10月17日 ジャパンカップクリテリウム(クリテリウム)
10月18日 ジャパンカップ(プロ1)
11月2日 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム(クリテリウム)
11月8日 ツール・ド・おきなわ(クラス2)

今回の大会日程は、各大会主催者や各国自転車競技連盟と協議した上でUCIが再構築したもの。「非常に困難な状況にもかかわらず、カレンダー全体の再構築に理解を示してくれた主催者の取り組みを称賛したい」とUCI。
「ただし、選手やすべての関係者の安全はUCIとそのパートナーにとって最も優先すべき課題であって、今後の状況をふまえながらその必要があれば6月に調整したい」という。

2019ツール・ド・フランスさいたま ©Yuzuru SUNADA

「リスケジュール日付は、重要であると同時に、今後数週間および数カ月のパンデミックの進展に応じて変更される可能性がある。私たちは必要に応じてあらゆる状況に対応するが、私たちのスポーツが正常に戻る日が来るようにあらゆる努力を惜しまない」とUCIのダビ・ラパルティアン会長。

●UCIのホームページ

宇都宮ブリッツェンのラッピングバス運行…関東自動車で

地域密着型プロサイクルロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」は、栃木県宇都宮市に本社を置く関東自動車とコラボし、オリジナルデザインのラッピングバスの運行を開始する。2019年10月17日(木)には出発式が行われる。

デザイン・施工は宇都宮ブリッツェンが監修。サイクリスト、ロードレースファンが見ただけでワクワクするようなラッピングデザインを考案したという。

サイクルスポーツマネージメントの柿沼章代表取締役社長のコメント
ホームレースが決して多いとは言えないロードレース界において、オリジナルのラッピングが施された路線バスを運行していただけることは宇都宮ブリッツェンの大きなPRとなります。また、アジア最高峰のレースとなるジャパンカップに合わせて実現していただき、大変感謝しております。選手たちの美しいフォームや躍動感を感じて下さい。

●関東自動車のホームページ

ジャパンカップとツール・ド・フランスさいたまがコラボポスター

SUBARU presents 2019 ジャパンカップサイクルロードレース」と「J:COM presents 2019 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が「自転車でアツくなる二週間」をキーワードに、初となるコラボポスターを制作し、宇都宮市とさいたま市を結ぶJRと東武鉄道の沿線駅にポスターを掲出する。

ワンデーレースとしてはアジアで唯一、最上位カテゴリーのオークラス(Hors Class = 超級)のレースを開催するジャパンカップと、ツール・ド・フランスで活躍するトップ選手が集結するさいたまクリテリウムが同時期に関東で開催されていることから、ともに大会を盛り上げ、相互プロモーションを目的として実施した。

コラボポスター掲出概要

①JR
・掲出場所=沿線駅構内(宇都宮駅~さいたま新都心駅ほか)
・掲出期間=10 月 14 日(月・祝)~10 月 27 日(日)
・掲出枚数=約 90 枚

②東武鉄道
・掲出場所=沿線駅構内(東武宇都宮駅~大宮駅ほか)
・掲出期間=10 月 11 日(金)~10 月 27 日(日)
・掲出枚数=約 90 枚

SUBARU presents 2019 ジャパンカップサイクルロードレース

・日程=10 月 18 日(金)~20 日(日)
・会場=宇都宮市森林公園周回コース ほか
公式ホームページ

J:COM presents 2019 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

・日程=10 月 27 日(日)
・会場=さいたま新都心駅周辺
公式ホームページ

トレック・セガフレードがジャパンカップアフターパーティ

ジャパンカップサイクルロードレース翌日の10月21日に都内で開催されるTREK-SEGAFREDO(トレック・セガフレード)のアフターパーティへの参加者募集をトレック・ジャパンが開始した。応募した人の中から抽選で100名にチケット購入の権利が当たる。トレック・セガフレードの選手に近くで会える機会。

<ジャパンカップアフターパーティ詳細>
日時:2018年10月21日(月)18:30~21:00 ※18:00開場予定
会場:東京都内  ※当選した人のみ詳細を案内
チケット料金:1万5000円(税込み)
パーティー参加選手
別府史之(日本)・ジュリアン・ベルナール(フランス)・ジュ―リオ・チッコーネ(イタリア)・ニコラス・エイ(デンマーク)・バウケ・モレマ(オランダ)・エドワード・トゥーンス(ベルギー) 
※出場選手は変更される可能性あり
※ジャパンカップ監督のヤロスラフ・ポポヴィッチも参加
※いかなる場合も返金は一切致しかねますのでご了承ください。

●申し込みはPassmarketより

マルコス・ガルシアが逃げで積極的に展開…ジャパンカップ

アジア屈指のワンデーレースであるジャパンカップサイクルロードレースが10月21日、宇都宮市森林公園周回コースで行われた。キナンサイクリングは、スタート直後の古賀市林道の上りでアタックを決めたマルコス・ガルシアが逃げグループで展開。頂上に設けられた山岳ポイントを1位通過し、山岳賞を獲得した。また、チーム最上位はトマ・ルバの18位。優勝争いへはあと一歩届かず、ビッグタイトル獲得は来シーズン以降へと持ち越された。

山岳賞の表彰を受けるキナンのマルコス・ガルシア ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

19日のチームプレゼンテーションに始まり、20日には38.25kmで争われたクリテリウムに臨んだキナン。上位進出こそならなかったが、スプリント勝負までの選手間連携に手ごたえを得て、レースを終えている。

そして迎えたのが、アジア圏で開催されるワンデーレースとしては最上位のHCクラスに位置付けられる大会のメインレース。10.3kmのコースを14周回する144.2kmに、国内外の21チームが挑んだ。キナンは山本元喜、マルコス・ガルシア、山本大喜、サルバドール・グラルディオラ、トマ・ルバ、新城雄大の6選手が出走した。

レースのポイントとなるのは、標高差185mを一気に駆け上がる古賀志林道の登坂。特に終盤は、有力選手の攻撃が活発となる区間だ。また、登坂後のダウンヒルや平坦区間も見もので、上りで仕かけた選手たちと、それを追う後続選手たちとの激しい攻防が見られることが予想される。なお、3・6・9・12周回目の古賀志林道頂上には山岳ポイントが設定される。2017年は冷雨で周回数・レース距離が短縮された中で、ルバが山岳賞獲得1回を含む5位入賞。今回はそれを上回る好成績を目指した。

午前10時にスタートが切られると、すぐにやってくる古賀市林道で早速レースが動いた。オスカル・プジョル(スペイン、チームUKYO)のアタックにガルシアが反応。一気の動きに、あっという間に逃げグループが形作られる。さらに1人を加え、3人がレースをリードすることとなった。メイン集団は地元・宇都宮ブリッツェンがコントロール。先頭の3選手とのタイム差を約1分30秒として進行していく。

3周回目に入り、この日最初の山岳ポイントへ。頂上を1位通過した選手に山岳賞が贈られるが、これをガルシアが狙って動く。先に仕掛けたプジョルを追い、頂上目前でパス。トップでの頂上通過を果たし、山岳賞獲得が決定した。

その後も先頭交代のローテーションを繰り返し、快調に進んでいくガルシアら3選手。6周回目に設けられた2回目の山岳賞は、ともに逃げていたクーン・ボーマン(オランダ、ロットNLユンボ)が獲得。以降も態勢に変化はなく、着々と周回数を減らしていった。

レースの流れが変化したのは、9周回目。3回目の山岳賞を目指し飛び出したボーマンがそのまま独走を開始。ガルシアはプジョルを引き離し、ボーマンを1人で追走するが、11周回目でロットNLユンボ勢がメイン集団のペースを急激に上げると、ガルシアら先行していた選手たちは吸収され、さらには集団の人数が絞り込まれた。

こうした動きの中、前方でレースを進めたのがルバ。16人となった先頭グループにチームでただ一人残り、勝負どころを意識しながら走る。数十秒の差で追う第2グループにグラルディオラらキナン勢も含まれ、懸命に前を目指した。

12周回目の後半で、先頭グループにさらなる変化が発生。2選手の飛び出しをきっかけに、さらに4選手が追って、そのまま新たなトップグループへ。ルバがこの動きに乗り遅れ、やがてグラルディオラが入った追走グループがジョイン。そのまま6選手が後続との差を広げていき、ルバとグラルディオラは約15人の第2グループで終盤を迎えた。

第2グループは前との差を縮めることができず、上位フィニッシュ狙いの態勢に。優勝争いから2分26秒後、フィニッシュへとやってきた。ルバ、グラルディオラともにスプリントで上の順位を目指したが、それぞれ18位、19位で終えた。

その後、残るキナン勢4選手もフィニッシュラインを通過。山本大と山本元は、ともに第3グループでレースを終え、それぞれ36位と39位。HCクラスの上位40選手に付与されるUCIポイント圏内を確保した。

2017年以上の好成績を視野にレースに挑んだキナンだったが、優勝争いには届かず、選手たちを悔しさをにじませた。一方で、スタート直後から積極性を見せたガルシアが山岳賞を獲得。登壇を決め、多くの観客の前で山岳ジャージに袖を通した。次への期待と、巻き返しを誓って今大会を終えることとなった。

シーズンのうちでも大きなウエイトを占めていたレースプログラムを終え、チームは新たな目標を設定して走る続けることになる。今後はホストレースの「KINAN AACA CUP」やイベント出演に励んだのち、11月11日のツール・ド・おきなわ(UCIアジアツアー1.2)で2018年の公式戦を終える予定となっている。

ジャパンカップサイクルロードレース(UCIアジアツアー1.HC、144.2km)結果
1 ロブ・パワー(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット) 3時間44分0秒
2 アントワン・トールク(オランダ、ロットNL・ユンボ) +0秒
3 マッティ・ブレシェル(デンマーク、EFエデュケーションファースト・ドラパック) +40秒
4 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、BMCレーシングチーム)
5 イヴァン・サンタロミータ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +42秒
6 マルコ・カノラ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +2分2秒
18 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +2分26秒
19 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team)
36 山本大喜(KINAN Cycling Team) +5分9秒
39 山本元喜(KINAN Cycling Team)
60 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team) +8分42秒
61 新城雄大(KINAN Cycling Team)

山岳賞
1回目(第3周回)マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team)

マルコス・ガルシア

マルコス・ガルシアのコメント
逃げグループでレースを展開することが理想だと考えていた。3人の逃げグループとなったこともイメージ通りだった。山岳賞は私にとってボーナスのようなもの。それ以上に、長い時間先頭で走ることを重視していて、そのまま勝負できる状況にできれば最高だと思っていた。それだけに、逃げ切りができなかったことだけは残念だった。
好調でこの大会に臨むことができ、全力を尽くすことができた。走りそのものは満足している。今後のレースでは、より落ち着いて、冷静なレース運びを心がけていきたい。

サルバドール・グアルディオラ

サルバドール・グアルディオラのコメント
序盤はマルコスの逃げをフォローでき、その後はメイン集団でレースを進めた。ジャパンカップはいつでもハイレベルの戦い。全力のパフォーマンスを見せないといけないし、19位というリザルトも受け入れるつもりだ。
今シーズンでも特に重要なレースを戦い終えることができてうれしい。新しいチームでのシーズンはとても素晴らしく、みんなが家族のような存在に思える。私自身、ベストパフォーマンスを続けられたのは、誰もが優しく接してくれたことに尽きると感じている。

トマ・ルバ

トマ・ルバのコメント
終盤の判断ミスがリザルトに響いてしまった。6選手が先行したときに対応できていれば、違った結果になっていたと思う。今年から126選手と出走人数が増えたが、レースの流れはこれまでと変わらない印象だ。それだけに自らの結果に対する言い訳にはできない。

上位進出ならずも世界の一線級相手に臆せずスプリント ジャパンカップクリテリウムのキナン

10月19日から各種イベントが行われているジャパンカップサイクルロードレースは、20日に宇都宮市中心部でクリテリウムを開催。翌日のUCI(国際自転車競技連合)公認の国際レース出場チーム・選手を対象に行われた38.25kmのクリテリウムで、キナンサイクリングは中島康晴の18位がチーム最上位だったものの、UCIワールドチームを中心に展開された主導権争いに挑み、スプリント態勢を形作った。上位入賞こそならなかったが、翌日に控える本戦へとつなげる果敢なトライとなった。

ジャパンカップクリテリウムをパレードするキナンチーム ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

前日は大観衆が詰めかけた中でのチームプレゼンテーションで、ファンの心を惹きつけるパフォーマンスを披露したキナンの選手たち。一様に笑顔を見せ、ムードのよさをアピールした。一転して、この日はハイスピードバトルに挑むとあって、各選手が集中した姿を見せた。

宇都宮市大通りを周回する、1周2.25kmのコースは、高低差こそほとんどないものの、たびたび訪れるヘアピンカーブでのポジショニングや、コーナークリア後の加速などが勝負するうえでのポイントとなる。スピードとバイクテクニックが要求され、優勝争いのスプリントは時速60km近くなることも。キナンは山本元喜、山本大喜、サルバドール・グアルディオラ、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の6選手をセレクト。中島を軸にレースを展開することを確認した。

2周回のパレード走行後、15周回する総距離38.25kmの戦い。129選手が一斉にスタートすると、序盤はアタックと吸収の繰り返し。3周回目に2人が飛び出し、しばし先行するが、これは4周回目に設けられた1回目のスプリント賞通過を機にメイン集団へとバック。その後も7人程度の先頭グループが形成されかけるが、集団に対してリードを得るまでには至らない。8周回目に設定された、この日2回目のスプリント賞では、先に仕かけた選手を新城が猛追。しかし、わずかの差で届かず、スプリント賞獲得とはならなかった。

レースが後半に入ると、UCIワールドチーム勢を中心に主導権争いが本格化。トレック・セガフレードやミッチェルトン・スコットが前方を占める中、キナン勢は中島を中心に陣形を整え、好位置を確保。山本元や新城らが中島のポジションキープに従事し、残り周回が減るにつれてルバやグアルディオラも位置取り争いに加わる。その間、12周回目に設定された3回目のスプリント賞に山本大が挑む。1位通過はならなかったが、積極的な姿勢を見せた。

決定的なアタックはなく、勝負は戦前の予想通りスプリントにゆだねられることに。キナン勢はグアルディオラが集団最前列でリードアウト。フィニッシュ前600mでの最後の折り返しで絶好の位置をキープした中島が勝負に臨んだ。

満を持してスプリンターとの争いに挑んだ中島だったが、周囲の選手同士で起きた接触の影響で加速しきれず。番手を下げ、挽回できずにフィニッシュラインを迎えることとなった。結果は18位。レースを終えた中島は、イメージとはほど遠い結果と、上位進出を託されていた責任から悔しさをにじませた。

一方、リザルトに現れる形での好結果とはならなかったものの、各選手がチームオーダーに基づき走り終え、世界の一線級の選手・チームを相手に戦った点では大きな収穫となった。心身ともにポジティブな状態で、次なる戦いへ向かう。

翌21日は、いよいよ大会の華であるロードレースが行われる。宇都宮市森林公園へ舞台を移し、10.3kmのコースを14周回する144.2kmで争われる。注目は、標高差185mを一気に駆け上がる古賀志林道の登坂。特にレース終盤は、有力選手の攻撃が活発となる区間。登坂後のダウンヒルや平坦区間も見もので、上りで仕掛けた選手たちと、それを追う後続選手たちとの激しい攻防が見られることが予想される。

UCIが公認するカテゴリーでは、アジア圏で行われるワンデーレースとしては最上級のHCクラスに位置付けられている。グアルディオラはクリテリウムのメンバーから、中島とマルコス・ガルシアを入れ替え。6選手がチームとしてはこの大会初タイトル獲得と、UCIポイントの獲得を目指してスタートラインにつくこととなる。

<strong>ジャパンカップクリテリウム(38.25km)結果</strong>
1 ジョン・デゲンコルプ(ドイツ、トレック・セガフレード) 42分38秒
2 キャメロン・スコット(オーストラリア、オーストラリアン・サイクリング・アカデミー) +0秒
3 マルコ・カノラ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ宇都宮ブリッツェン)
4 ロバート・スタナード(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット)
5 レイモンド・クレダー(オランダ、チームUKYO)
6 ローガン・オーウェン(アメリカ、EFエデュケーションファースト・ドラパック)
18 中島康晴(KINAN Cycling Team)
65 山本大喜(KINAN Cycling Team) +15秒
89 新城雄大(KINAN Cycling Team) +30秒
91 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +32秒
105 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team) +43秒
111 山本元喜(KINAN Cycling Team) +47秒

中島康晴

中島康晴のコメント
今回は自分が勝負する役割を担うことになったので、メンバー間の連携を心がけて最終局面へと持ち込めるように走った。残り5周以降から(山本)元喜たちが中心になって動いてくれて、残り2周からはサルバが牽引、そして最後の半周は(新城)雄大が引き上げてくれて、自分としてはベストな状態でスプリント態勢に入ることができた。
トレック・セガフレードのトレインをマークしながら加速を始めたが、周りで接触があった関係で、それを避けるのに減速せざるを得ず、ねらい通りのスプリントとはいかなかった。チームがいい仕事をしてくれて、あとはそれに応えるだけだったので、みんなに申し訳ない。
明日はレース出走はないが、やるべきことは残されている。実際にレースを走るのは6人だけれど、応援してくださる方々が“7人目のライダー”だと思っている。その“7人目のライダー”たちを引っ張って、みんながチームとして戦えるよう盛りあげたい・

ヨネックス製ラケットを手にチームプレゼンに登場…ジャパンカップ参戦のキナン

アジア最大級のワンデーレース「ジャパンカップサイクルロードレース」が10月19日のイベントで幕を開けた。この大会に3年連続で出場するキナンサイクリングは、宇都宮市街地で行われたチームプレゼンテーションに臨み、多くのファンからの歓声と拍手を受けた。

ヨネックス製バドミントンラケットでシャトルを飛ばすキナン勢 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

UCI(国際自転車競技連合)公認の国際レースとしては、アジア最上位のHCクラスにカテゴライズされるこの大会。開催地・栃木県宇都宮市の各所にてレースや関連イベントが3日間にわたって行われる。

実質の大会初日にあたる19日は、市内中心部のオリオンスクエアでチームプレゼンテーションが開催された。ライトアップされたステージに、キナンは翌日のクリテリウム、翌々日のロードレースにそれぞれ臨む計7選手が登壇。会場に詰めかけた多くの観衆から歓声と拍手を受けた。

年々出場チームがステージで見せるパフォーマンスのクオリティが上がっている、この大会のプレゼンテーション。キナンも負けじとあの手この手でアピール。メインスポンサー「キナン」が建設機械レンタルを扱っていることにちなみ、ミニチュア版の重機を持ち込んだり、バイクサプライヤーの「YONEX」をアピールすべく、同社製バドミントンラケットで選手サイン入りシャトルを飛ばすといった形でファンの心をひきつけた。

極めつけは表情や立ち姿、ライドフォームまでそっくりと言われる山本元喜と大喜の兄弟が、それぞれのジャージを逆に着用。元喜のロード日本チャンピオンジャージを大喜が着て、元喜がオリジナルジャージで登壇すると、ステージから客席まで総ツッコミ。

その後改めて、日本チャンピオンジャージ姿となった山本元喜がマイクを取り、ジャージに恥じない力強い走りをすることを多くのファンの前で誓った。

大会はいよいよ競技がスタート。21日に行われるUCI公認レースに先立ち、20日はさまざまなカテゴリーでレースが行われる。キナンは、宇都宮市大通り周回コースで実施されるジャパンカップクリテリウムに臨む。38.25kmで争われるスピードレースにチームは、山本元喜、山本大喜、サルバドール・グアルディオラ、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の6選手がエントリー。セレモニーやパレードののち、午後3時40分にスタートを迎える。また、午前中には本戦のコースとなる宇都宮市森林公園周辺のコースでオープニング・フリーランに選手たちが顔見せ。一般サイクリストとコースをめぐりながら、ファンサービスを行う予定となっている。

ジャパンカップサイクルロードレース出場選手
山本元喜(Genki YAMAMOTO)
マルコス・ガルシア(Marcos GARCIA)※ロードレースのみ
山本大喜(Masaki YAMAMOTO)
サルバドール・グアルディオラ(Salvador GUARDIOLA)
トマ・ルバ(Thomas LEBAS)
中島康晴(Yasuharu NAKAJIMA)※クリテリウムのみ
新城雄大(Yudai ARASHIRO)

●帯同スタッフ
ゼネラルマネージャー 加藤康則(Yasunori KATO)
スポーツディレクター 石田哲也(Tetsuya ISHIDA)
マッサー 安見正行(Masayuki AMI)
メカニック 中山直紀(Naoki NAKAYAMA)
メカニック 横井利明(Toshiaki YOKOI)
メディアオフィサー 福光俊介(Syunsuke FUKUMITSU)
アドバイザー 鈴木新史(Shinji SUZUKI)

●レーススケジュール
10月20日 午後3時40分スタート ジャパンカップクリテリウム 38.25km
10月21日 午前10時スタート ジャパンカップサイクルロードレース(UCIアジアツアー1.HC) 144.2km