アラフィリップ、マイヨジョーヌ【ツール・ド・フランス1S】

第108回ツール・ド・フランスが6月26日に開幕した。ブルターニュ半島最先端のブレスト〜ランデルノー間197.8kmで行われた第1ステージは、世界チャンピオンのジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)が最後の上り坂で単独となり区間優勝。

第1ステージでマイヨジョーヌを獲得したアラフィリップ ©A.S.O. Pauline Ballet

フランス勢が初日を制したのは20年ぶり。世界チャンピオンの称号である5色の虹色ジャージー、アルカンシエルを着用した同国選手としては3人目。アラフィリップは総合成績で首位に立ち、黄色いリーダージャージ、マイヨジョーヌを獲得した。

ツール・ド・フランス第1ステージが正式スタート ©A.S.O. Pauline Ballet
ブルターニュ地方の特徴的な石造りの建造物の中を行く ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第1ステージを走るシモン・ゲシュケら選手たち ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)イーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2021ツール・ド・フランス第1ステージ ©A.S.O. Charly Lopez

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アラフィリップがティレーノ〜アドリアティコ第2ステージV

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月11日に第2ステージが行われ、世界チャンピオンのアルカンシエルを着用したジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)が優勝。2019年の区間2勝に続く、大会通算3勝目を挙げた。

世界チャンピオンのアラフィリップがティレーノ〜アドリアティコ第2ステージ優勝。左が2位マチュー・ファンデルプール、右が3位ファンアールト ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

総合成績では、前日に首位に立ったユンボ・ビスマのワウト・ファンアールト(ベルギー)が同タイムの3位で首位を守った。4秒遅れの総合2位にアラフィリップ。

ティレーノ〜アドリアティコ第2ステージ ©Marco Alpozzi – LaPresse
ワウト・ファンアールトをけん引するユンボ・ビスマチーム ©Marco Alpozzi – LaPresse
ワウト・ファンアールトが首位を守った ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

ティレーノ〜アドリアティコ初日はファンアールト優勝(2021年3月11日)
●ティレーノ〜アドリアティコのホームページ

スペシャライズドから世界チャンピオンのアパレル登場

スペシャライズドの新しいワールドチャンピオンコレクションが発売された。2020年はスペシャライズドを使用するバンサン・ルイ、ジュリアン・アラフィリップ、トム・ピッドコック、ジョージア・テイラーブラウン、アンナ・ファンデルブレッゲンの5選手が世界チャンピオンとなっている。

レインボージャージはサイクリング界における最大の偉業であり、プロサイクリストたる者、いつかはその世界チャンピオンの証を手に入れようと夢見るものだ。2020シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の制約が多いにも関わらず、5選手が自らの夢を信じ続け、そして見事に実現させた。

フーディ、ロングスリーブシャツ、ハットからなる美しいレインボーカラーのWorld Champion Apparelは、スペシャライズドのアスリートによる偉業を称え、夢を決して諦めないよう語りかけている。

WORLD CHAMPIONS LONG SLEEVE T-SHIRT

価格:4900円(税別)
カラー:ブラック
サイズ:XS、S、M、L、XL
• drirelease® ポリエステル生地が水分を排出し、肌をベタつかせません  
• スクリーンプリントのブランドロゴ入り  
• 快適でカジュアルなシルエットのレギュラーフィット  
• 素材: ポリエステル 85%、コットン 15%

WORLD CHAMPIONS PULL OVER HOODIE

価格:9800円(税別)
カラー:ブラック
サイズ:S、M、L、XL
• ブランドロゴ入りのプルオーバーフーディ  
• 生地厚350gsmのFrench Terry フリース生地  
• ゆったりとして快適なレギュラーフィット

NEW ERA WORLD CHAMPIONS CLASSIC HAT

価格:3900円(税別)
カラー:ブラック
サイズ:ワンサイズ
• サイズ調整可能なNew Era Premium ハット  
• クラシックでカジュアルなデザインとフィット  
• 素材: 編み込みコットン 100%

商品入荷は2月を予定。初回入荷店舗はコンセプトストア、エリートショップ、オンラインストアとなる。

●スペシャライズドの詳細ページ
●スペシャライズドのコンセプトストア、ELITEショップ

アラフィリップ痛恨…ログリッチに差された上に降格処分

ユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が10月4日にベルギーで開催されたリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで優勝した。世界チャンピオンの称号であるアルカンシエルを着用したドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)は5選手によるゴール勝負で勝利を確信して両手を広げたが、ログリッチが先着。さらにゴール前の走路妨害で5位に降格となった。

アラフィリップが両手を広げたが、左のログリッチが先着。アラフィリップはさらに降格となり、2位がマルク・ヒルシ、3位がタデイ・ポガチャルに ©A.S.O. Gautier Demouveaux

現在まで開催されている自転車ロードレースで最古の歴史を誇る大会は、ツール・ド・フランス総合優勝のタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)、世界選手権3位のマルク・ヒルシ(スイス、サンウェブ)らが優勝を争って激しいゴール勝負を展開。

世界チャンピオンの称号であるアルカンシエルを着用して登場したジュリアン・アラフィリップ ©A.S.O. Gautier Demouveaux

アラフィリップがゴールスプリントで突き放してトップフィニッシュを確信したが、最後までスピードをゆるめなかったログリッチにかわされた。ログリッチは大会初優勝。アラフィリップは5人の集団の最下位に降格となり、表彰台には2位ヒルシ、3位ポガチャルが立った。

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュが2020年はコロナ禍により10月4日に開催された ©A.S.O. Gautier Demouveaux
世界チャンピオンのアラフィリップ。左はマルク・ヒルシ ©A.S.O. Gautier Demouveaux
ツール・ド・フランスと世界選手権の雪辱を果たしたログリッチ ©A.S.O. Gautier Demouveaux
アラフィリップの降格処分を受けて表彰台下で顔を合わせたポガチャル(左)とヒルシ ©A.S.O. Gautier Demouveaux
雨模様のスタートとなり、世界チャンピオンのアンナ・ファンデルブレッゲンもアルカンシエルの上にレインウエアを着用 ©A.S.O. Thomas Maheux
女子のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュは男子と同日に距離135kmで行われた ©A.S.O. Thomas Maheux
女子はエリザベス・デイニャンが独走勝利 ©A.S.O. Thomas Maheux
女子優勝はトレック・セガフレードのエリザベス・デイニャン。左が2位グレース・ブラウン、右が3位エレン・バンダイク ©A.S.O. Thomas Maheux

●リエージュ〜バストーニュ〜リエージュのホームページ

フランスのジュリアン・アラフィリップが世界チャンピオンに

フランスのジュリアン・アラフィリップが9月27日にイタリアのイモラで開催された世界選手権エリート男子ロードで、残り10kmから独走して初の世界チャンピオンになった。2位は24秒遅れの4人の争いを制したベルギーのワウト・ファンアールト、3位はスイスのマルク・ヒルシ。

最終周回でアタックしたアラフィリップ ©Luca Bettini/BettiniPhoto©2020

フランス勢の世界選手権優勝は1997年のローラン・ブロシャール以来となる23年ぶり8人目。

●フランス勢の世界チャンピオン
1936 アントナン・マーニュ
1954 ルイゾン・ボベ
1959 アンドレ・ダリガード
1962 ジャン・スタブリンスキ
1980 ベルナール・イノー
1994 リュック・ルブラン
1997 ローラン・ブロシャール

エリート男子ロードは距離258.2kmで争われた ©Dario Belingheri/BettiniPhoto©2020

日本から唯一出場した新城幸也はスタート直後に形成された7人の先頭集団に加わり、国際映像に積極的な走りを映し出された。4人に絞り込まれてもその中に残ったが、2選手に先行され、ゴールまで77kmの地点でメイン集団に吸収された。

ベルギー、ポーランド、イタリアなどの強豪国がレースをコントロールしようとした ©Ilario Biondi/BettiniPhoto©2020

最終周回の最後の上りでアラフィリップがアタック

今季はF1も開催されるイモラサーキットを基点として2つの上りが含まれる周回コースを9周する。序盤から新城を含む7選手が先行するが、終盤になってメイン集団がこれを吸収。残り2周で、1週間前にツール・ド・フランスで総合優勝したばかりのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が単独で抜け出したが、後続のメイン集団に捕らえられた。

地元イタリアのビンチェンツォ・ニバリがアタックすると、スペインのミケル・ランダら優勝候補がマーク ©Luca Bettini/BettiniPhoto©2020

最終周回の最後の上りまで各国のエースはメイン集団に残ったが、残り10km地点でアラフィリップがアタックすると、わずかにその差がついた。

独走でゴールを目指すアラフィリップを追って、ファンアールト、ヒルシ、ポーランドのミハウ・クビアトコウスキー、スロベニアのプリモシュ・ログリッチ、デンマークのヤコブ・フルサンが追走。しかし10〜15秒の差が詰まらず、アラフィリップを捕らえられなかった。

ジュリアン・アラフィリップが世界チャンピオンに ©Dario Belingheri/BettiniPhoto©2020

「この感情を説明する言葉がない。今日は自分のキャリアの中で最大の目標を達成した」と目に涙を浮かべるアラフィリップ。

「これまでもうなにも残すことなく、多くの犠牲を払ってきた。チームメイトに感謝しなければならない。まだ夢を見ているような気分で、ボクたちフランスチームが達成したことを確認する必要がある」

アルカンシエルを着用したジュリアン・アラフィリップを中央に、左が2位ワウト・ファンアールト、右が3位マルク・ヒルシ ©Dario Belingheri/BettiniPhoto©2020

「最後の上りでは、ピークを越えてからの下りで数秒のリードを得るために全力で行った。考えることをすべてやめて、ひたすらペダルをこいだ。ゴールまで200mで、もう捕まえられないと分かって、夢がかなったと思った。とても幸せだ」

アラフィリップは9月30日に開催されるにフレッシュワロンヌで世界チャンピオンの称号である5色の虹色ジャージ、アルカンシエルを着てデビューする。

●世界選手権エリート男子ロード結果
1) ALAPHILIPPE Julian (France) km 258.2 in 6:38:34 (average speed 38.869 kph)
2) van AERT Wout (Belgium) +24
3) HIRSCHI Marc (Switzerland) +24
4) KWIATKOWSKI Michal (Poland) +24
5) FUGLSANG Jakob (Denmark) +24
6) ROGLIC Primoz (Slovenia) +24
7) MATTHEWS Michael (Australia) +53
8) VALVERDE Alejandro (Spain) +53
9) SCHACHMANN Maximilian (Germany) +53
10) CARUSO Damiano (Italy) +53
リタイア 新城幸也(日本)

アルカンシエルを手中にして天を仰ぐアラフィリップ ©Ilario Biondi/BettiniPhoto©2020

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