再起をかけるキンタナ…手術したヒザの状態にあえて言及

フランス登録の第2カテゴリーチーム、アルケア・サムシックに所属するナイロ・キンタナ(コロンビア)が、2月19日から21日までフランスで開催されるアルプマリティーム・エデュバールでカムバックする。2020年秋にヒザの手術を行ったが、その状態を語った。

ナイロ・キンタナ

アルプマリティーム・エデュバールで連覇をかける

「アルプマリティーム・エデュバールが何度か走ったことがあるし、レースも好きだ。ベストは2020年で、総合優勝とコルデズにゴールするステージで、アルケア・サムシックとして非常に素晴らしい勝利を修めることができた。2021年モコのレースに出場する。しかし、確かなことは、2020年と同じ状態ではない。それでも私のモチベーションはポジティブだ」と語った。

2020年にモビスターから現チームへ。キンタナの野望は

「両ヒザの手術後に外科医から動いていいという承諾を得るとすぐに、トレーニングを再開した。だからシーズンの途中でいい状態になると思う。順調に行けば、1週間のステージレースで勝つことを目指したい。また、チームの目標でもあるヨーロッパツアーの1位をゲットしたい。2020年はもうちょっとだったからね」

気になるヒザの状態は

「回復が順調なので、多少の激しいトレーニングをしてから2週間近く経った。両ヒザの手術後のリハビリ期間は終わり、調子がよくなってきたことを感じている」

●アルケア・サムシックのホームページ

キンタナがツール・ド・フランスでエース、アシストのバルギルもチャンスをねらう

フランスのアルケア・サムシックが8月29日に開幕する第107回ツール・ド・フランスに、今季加入のナイロ・キンタナ(コロンビア)を新エースと、ワレン・バルギル(フランス)をアシスト陣の一員とする布陣を発表した。

「ツール・ド・フランスのために強力でバランスの取れたチームを構築した」と統括ディレクターのエマニュアル・ウベール。

「コナー・スウィフトとクレモン・ルッソが平たんステージでナイロ・キンタナとワレン・バルギルをサポートする。ナイロ・キンタナはリーダーに指定した。フランスのスキー場、イゾラ2000で高地トレーニングを終えていて、昨年7月に負傷した膝に問題もなく長距離を乗り込むことができた」

© Team Arkéa – Samsic

ナイロ・キンタナのコンディションはいい状態とのことで、これまでプレッシャーの多かったバルギルの立ち位置を楽にさせる存在になると期待している。

「バルギルはナイロのサポートの一員だが、このツール・ド・フランスの総合順位で可能な限り最高のパフォーマンスを達成することができるはずだ。 とはいってもバルギルにも重要な役割がかかっていて、チャンスがあれば勝利に向けて走ることになる」

前フランスチャンピオンのワレン・バルギル © Team Arkéa – Samsic

●アルケア・サムシックの2020ツール・ド・フランス出場選手
ウィネル・アナコナ(コロンビア)
ワレン・バルギル(フランス)
マキシム・ブエ(フランス)
ダイエル・キンタナ(コロンビア)
ナイロ・キンタナ(コロンビア)
ディエゴ・ローザ(イタリア)
クレモン・ルッソ(フランス)
コナー・スウィフト(英国)

🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

キンタナが交通事故もツール・ド・フランスに向け練習再開

フランスのアルケア・サムシックのエースとしてツール・ド・フランスでの活躍を期待されるナイロ・キンタナが、7月3日に母国コロンビアでのトレーニング中に交通事故に巻き込まれた。14日には一般道でのトレーニングを再開するまでに回復した。

コロンビアに滞在するナイロ・キンタナ © Team Arkéa – Samsic 2020

新型コロナウイルス感染拡大によりコロンビアに戻ってトレーニングを続けているキンタナだが、トゥンハとモタビタの間を走っているときに事故に巻き込まれた。当初は2週間の療養が必要だと診断されたが、手厚い医療支援を受けて順調に回復。

「自転車に戻りたいという衝動は痛みを超えるものがあった」とキンタナ。

「アルケア・サムシックのチームでいいシーズンを続け、ツール・ド・フランスでの夢のために働きたいと考えているんだ」

キンタナの欲望と仕事への意欲は、事故を経験しても衰退しなかった。ツール・ド・フランスの開幕に向けて可能な限り最高の状態に持って行きたいと話、医療スタッフに万全の支援を続けていく。

ナイロ・キンタナ © Team Arkéa – Samsic 2020

フランスのパリ〜ニースからの帰国後に政府の指示によりホテルの一室に滞在し、健康状態を監視されていたキンタナ。その後ようやく自宅に戻り、さらに屋外でトレーニングすることができるようになった。ただしコロンビアからフランスへの入国は現在のところ不可能だ。

「ボクに力を与えてくれるサポーターが喜びと誇りにあふれることができるように、頑張りたい。すべての人に感謝したいという気持ちだ」

●アルケア・サムシックのホームページ

キンタナ兄弟はコロンビアのホテル一室で2週間の健康監視

アルケア・サムシックのナイロ・キンタナと弟のダイエ、ウィネル・アナコナのコロンビア3選手が、フランスのパリ〜ニースからの帰国後に政府の指示によりホテルの一室に滞在し、健康状態を監視されている。

コロナウイルスに勝つために家にいようとハッシュダグでツイートするナイロ・キンタナ

3選手は新型コロナウイルス感染拡大が続くヨーロッパに滞在していたため、コロンビア政府の決定により、帰国後にホテルに2週間閉じ込められている。標高3000mの高地で練習できず、室内でのローラー台とプールでの水泳をする日々が続いているという。

多くのNGOに投資してきたナイロ・キンタナはコロンビア有数のインフルエンサーでもあり、ソーシャルネットワークを通じてメッセージを発信している。

#CoronemosElVirusDesdeCasa

このパンデミックを乗り越えるためにボクたちがなにをできるか? まずは家にいよう。

●アルケア・サムシックのホームページ

ナイロ・キンタナがデザルプマリティームで総合優勝

フランスのアルケア・サムシックに移籍したナイロ・キンタナ(コロンビア)が2月21日から23日までフランスで開催されたツール・デザルプマリティーム・エ・デュバールで総合優勝した。キンタナはニース郊外のエズ峠にゴールする第2ステージで優勝し、首位に立つとそのまま逃げ切った。

ツール・デザルプマリティーム・エ・デュバール総合優勝のナイロ・キンタナを中央に、左が2位ロマン・バルデ、右が3位リッチー・ポート ©Photo Bettini

「総合優勝できたことはアルケア・サムシックチームと私たちをサポートするパートナーにとって大きな成功。大きな勝利だ。毎日応援してくれるファンにとっても重要だ」とキンタナ。

「アルキア・サムシックチームは、最終日日もレースの初めから終わりまで私が有利になるように働いていたが、すべてのチームメイトの労力で勝利を獲得することができた。今回はこの瞬間を楽しめたが、このスポーツは常にこんな結果をもたらすことができるわけではないので、もっと努力する必要がある」

ツール・デザルプマリティーム・エ・デュバール第2ステージで優勝したナイロ・キンタナ ©Photo Bettini

総合2位になったAG2Rラモンディアールのロマン・バルデ(フランス)は、「昨シーズンの不調を考えれば、総合2位も悪くないスタートだ。レースを楽しむことができたし、いい感じで走れた。上りでキンタナに食らいついたことで、手応えを感じた。まだまだレベルアップをしていく必要があるが、現在の自分のポテンシャルをつかむにはちょうどいい3日間だった」とコメント。

ツール・デザルプマリティーム・エ・デュバール総合優勝のナイロ・キンタナ。後方が2位ロマン・バルデ ©Photo Bettini

●ツール・デザルプマリティーム・エ・デュバールのホームページ