2023ラグビーW杯でパリを訪れたらトゥール・ダルジャンのバゲットを食べたい

フランスは2023年のラグビーワールドカップ開催国。2020年12月14日にプール組み分け抽選会がパリのブロンニャール宮で行われる。試合が行われる都市は9つで、現地に足を運んだら訪れてみたい場所を順次紹介。1903年の第1回ツール・ド・フランスのステージ順に紹介してきたが、最後は第1回大会からの最終到着地であるパリだ。

オルセー美術館 ©Paris Tourist Office – Photographe : David Lefranc

エッフェル塔、シャンゼリゼ、ルーヴル、セーヌ川とクルージング……そうした世界的に有名な観光名所やアクティビティを楽しもうと、人々はパリを訪れます。けれども多彩な顔を持つパリは、定番のコースからはずれて冒険しようとしている人にとびきりの「本物体験」を用意しています。

つねに変革し、みずからを変えつづけてきた光の都パリは近年、緑の都市に生まれ変わりました。パリでは街路や通りと、500を数える公園や庭が気持ちのいいそぞろ歩きの舞台となっています。また、環境にやさしい交通が推進される一方で、壁や屋根の緑化と都市農業の拡大が図られました。

加えてパリは、世界に名だたる美食の都。パリの一大ムーブメント、le Foodingの影響を受けた、よりモダンで開放的で、クリエイティブかつ革新的な料理を通じてもその魅力を露わにしています。ミニレストランやエピスリーで食事する、シェフの料理ショーを観に行く、ユニークなおまかせコース料理を堪能する、星を持つシェフに料理を習うなど、パリでは味覚を刺激する方法も盛りだくさん。クオリティとカジュアルさを両立させた「ビストロノミー」を売りにする店も数多くそろっています。

パリはまた、国際的な大型スポーツイベントの開催地でもあります(サッカー欧州選手権「ユーロ2016」、2019年バレーボール欧州選手権「ユーロバレー」の決勝戦、ゴルフのライダーカップ、サッカー女子ワールドカップ、フランス初開催となるNBAバスケットボールの試合など)。さらに2024年に開催されるオリンピックとパラリンピックに先立ち、2023年にはラグビーワールドカップの試合も予定されています。

必見の場所

エッフェル塔
Tour Eiffel
パリ、さらにはフランスのシンボルであるエッフェル塔は1889年の万国博覧会にちなみギュスターヴ・エッフェルの設計で建てられました。世界で最も訪れる人が多い観光地のひとつです。

オルセー美術館
Musée d’Orsay
印象派コレクションで世界中に知られるオルセー美術館ですが、1848~1914年における西欧のあらゆる芸術作品を所蔵する館でもあります。絵画から彫刻、装飾芸術、写真から建築に至るまであらゆる形態の美術作品のコレクションを有しています。また、建物の美しさにも目を奪われることでしょう。もとは1900年の万国博覧会のために作られた宮殿のような佇まいの駅舎でした。

ルーブル美術館
Musée du Louvre
パリに行くたび訪れる価値がある場所、それがルーヴルです。パリ最大の美術館にして至宝と呼ばれる作品がいくつもあるのですから。中世から1848年までの西欧美術、古代文明(東洋、エジプト、ギリシャ、エトルリア、ローマ)から幾何学文様などのイスラム芸術を集めています。王宮跡を改築した美術館では展示室から展示室へと進むたび、モナリザ、メデュ―ス号の筏、ミロのビーナス、サモトラケのニケなど幾つもの傑作が待ち受けています。約3万5千点の収蔵品を展示しています。

ルーヴル美術館 ©Paris Tourist Office – Photographe : David Lefranc – Architecte : Ieoh Ming Peï

ガリエラ宮(パリ市立モード博物館)
Palais Galliera
19世紀に建造されたガリエラ宮は今日パリ市立のモード博物館となっています。10万点を超える服、アクセサリーのコレクションは世界最大規模で、フランスの18世紀から今日に至るまでの身なりの規範や、服装の慣習を見せてくれます。

ぜひ試したい食

トゥール・ダルジャンTour d’Argentのバゲット
パリを代表する老舗レストラン、トゥールダルジャンが開いたパン屋で買えるバゲット(フランスパン)をお試しあれ。明るい大理石の店内には、すぐ後ろの工房でできたパンが並びます。

トゥール・ダルジャンのバゲット ©Pierre-Emmanuel De Leusse Spartium

マカロン
Macarons
アーモンドパウダーがベースの小菓子は、カトリーヌ・ド・メディシス女王の時代、16世紀にできたフランスを代表するパティスリーです。

マカロン ©Paris Tourist Office – Photographe : Amélie Dupont

パリ新情報  

パリ・ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場Paris Expo Porte de Versaillesの「パビリオン6」
屋上には14 000平米を超える欧州最大の都市型農園がお目見えします。見学と試食ができるコースが設置されます。

パヴィヨン6 ©VALODEPISTRE ARCHITECTESATLAV – AJN

ブルス・ド・コメルス
Bourse de Commerce
かつての穀物取引所が美術館として蘇ります。設計は安藤忠雄

ブルス・ド・コメルス ©Courtesy Bourse de Commerce – Pinault Collection – Philippe Guignard

オテル・ド・ラ・マリーヌ
HOTEL DE LA MARINE
コンコルド広場にあるフランスの歴史建築のひとつである「オテル・ド・ラ・マリーヌ」が2021年4月から一般公開の予定です。もとは国有備品保管庁の前身であった王立調度品保管庁の建物がフランス海軍省の施設となったため、王政から今日に至るまでフランスの変遷を示す場所となっています。入場者は3D空間が見えるレシーバーをつけることで、調度が復元された室内の様子をそのまま感じることができ、コンコルド広場に開けたバルコニーに続く壮麗な大広間を見ることができます。

周辺の見どころ

フォンテーヌブロー
Fontainebleau
フォンテーヌブロー城は主にルネサンスとクラッシックスタイルによる王家の城で、パリ南東約60キロに位置するフォンテーヌブローの街のそばにあります。フランソワ1世からナポレオン3世まで、フランスの国王や皇帝が好んで滞在した場所であり、フランス史の中心的舞台でした。

フォンテーヌブロー城 ©Fotolia

ランブイエ
Rambouillet
豊かな森の端に位置する「芸術と歴史の街」であり、王家のお膝元であった街。14世紀に建造されたランブイエ城をはじめ、歴史遺産がある。

ランブイエ城、ファサード ©Laurent Gueneau


地元の有名クラブ

スタッド・フランセ・パリ・リュグビー
Stade français Paris rugby

スタッド・フランセ・パリ・リュグビーStade français Paris rugbyはパリを本拠地するラグビークラブで、設立は1882年。1995年にパリの2つの総合スポーツクラブ、スタッド・フランセとCASGパリのラグビー部門が合併して現在のクラブになりました。フランスのプロ1部リーグ「トップ14」に所属し、フランス選手権での14回の優勝を誇ります。

Logo_Stade_français_PR_2018

ラグビー好きにおススメ

RWC2023スタジアム
Stade de France スタッド・ド・フランス
8万0056席

ブティック・デ・ローズ・スタッド・フランセ
Boutique des Roses Stade Français
スタッド・ド・フランセの公式ショップ https://boutique.stade.fr/fr/content/6-la-boutique-des-roses

オ・フュ・エ・ア・ムジュール!
Au fût et à mesure
それぞれのテーブルに一体型ディスペンサーが取り付けられ、客みずからがバーテンダー役をこなすユニークなパブ。注文はタブレットのタッチパネルで行います。フランチャイズシステムで営業。


アクセス
https://ja.parisinfo.com/パリ便利情報/交通機関

●パリ市の日本向けホームページ

2023ラグビーワールドカップの開催都市
クリックすると各都市のおすすめポイント紹介ページに飛びます。
●Bordeaux ボルドー
●Lille リール
●Lyon リヨン
●Marseille マルセイユ
●Nantes ナント
●Nice ニース
●Paris パリ
●Saint-Etienne サンテティエンヌ
●Toulouse トゥールーズ

トリップアドバイザー世界の人気観光地ランキングでパリが1位に

世界最大の旅行サイト「TripAdvisor」(トリップアドバイザー)は2018年3月20日、同サイト上で旅行者が高く評価した観光都市・島をランキングした「トラベーズチョイス 世界の人気観光地ランキング2018」を発表し、第1位にフランスのパリが選ばれた。

© Paris Tourist Office – Photographer : © Jair Lanes

「トラベーズチョイス 世界の人気観光地ランキング2018」は2016年12月から2017年12月までの1年間にトリップアドバイザーに投稿された各都市や島の観光施設、宿泊施設、レストランの口コミの量、評価、予約関心度をもとに、独自のアルゴリズムで集計したもの。10回目となる2018年のランキングには世界各地から402の観光地が選出されていた。パリは前回の3位から2つランクを上げ、初めての1位を獲得した。

トラベーズチョイス 世界の人気観光地ランキング2018
1 パリ(フランス)
2 ロンドン(英国)
3 ローマ(イタリア)
4 バリ島(インドネシア)
5 クレタ(ギリシャ)
6 バルセロナ(スペイン)
7 プラハ(チェコ)
8 マラケシュ(モロッコ)
9 インスタンブール(トルコ)
10 ニューヨーク(米国)

パリのアンヌ・イダルゴ市長

パリ市長アンヌ・イダルゴのコメント
「受賞は私達の都市の魅力を伝えるだけでなく、雇用創出の面でもたいへん喜ばしいニュースです。(テロ以降落ち込んだパリの観光需要を復活させるため)、2016年より我々のチームが旅行業の関係各位と力を合わせ、観光復興のために重ねてきた努力が報われたのですから。受賞は長期的戦略にたったパリ観光のプロモーションの結果でもあります。パリを温かみのある魅力的な都市にしてくれたパリ市民、パリ市職員、ホテル・レストラン・商業施設に関わる方々、そして旅行者をもてなし案内した若いボランティアすべてに感謝いたします」

観光発展に関わる2団体、パリ観光・会議局(OTCP)とフランス観光開発機構(Atout France)のコメント

パリ観光・会議局 ピエール・シャピラ理事長
「パリの観光業は難しい時期を経験したものの、2017年にはパリへの送客が大きく伸びており、この受賞は”観光地パリ”の完全復活を告げるものと言えます。今後パリには大型のイベントや新施設のオープンが見込まれることからも、パリの将来に明るさを感じます」

フランス観光開発機構 クリスチャン・マンテイ総裁
「トリップアドバイザーの世界の人気観光地ランキングを、フランスの各観光地は重要な指標ととらえています。フランスがここ数年にわたり重ねた膨大な努力を旅行者が評価してくださること自体が、このうえない褒賞になります。フランス国家、フランス観光開発機構、パリ地方、パリ市、そしてすべての旅行関係者(ホテル、交通、美術館・博物館、レストラン、サービス)が力を合わせ動いたことで、パリに新たな光を当てることができました」

トラベラーズチョイス 世界の人気観光地ランキング2018

トラベラーズチョイス 世界の人気観光地ランキグ2018

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祝祭に彩られた冬のパリ…クリスマス~新年のイベント情報

冬のパリは街中が色彩にあふれ、建物や城館はさん然と輝きを放つ。「光の都」と呼ばれるパリがもっとも輝く時。それがクリスマスから1月にかけての時期だ。

年越しカウントダウンが始まると凱旋門をキャンバスにした映像を映し出される © Federico Pestellini/Panoramic

そもそもパリが「光の都」と呼ばれるようになった由縁とは? それはルイ15世治下、犯罪防止のためにフランスで初となる警察代理官が街路の隅々まで提灯・行燈を設置することを人々に命じたことに始まった。そのころパリを訪れた異邦人にとって「夜でも明るい街」のイメージが印象づけられるようになったのだ。今日ではパリのシャンゼリゼ通りに世界中から往来があり、高級デパートや歴史的建造物の前では夜のライトアップでクリスマスムードを盛り上げるようになっている。

年末年始のヴィレット公園はクリスマスフェアでにぎわい、ゴーカート、射撃などが用意されている © Bruno Delamain

エッフェル塔と回転木馬 © CRT IDF/Baetens

コンコルド広場の大観覧車 © CRT IDF/Gelot