フルサングがブエルタ・ア・エスパーニャ初優勝…第16S

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月9日(月)、プラビア〜アルトデラクビリャ間の144.4kmで第16ステージが行われ、アスタナのヤコブ・フルサング(デンマーク)が20人の第1集団から残り7kmで抜け出し、初優勝した。

ヤコブ・フルサングがグランツール初優勝 ©Photogómez Sport
プリモシュ・ログリッチェ ©Photogómez Sport

フルサングは2011年の同大会で、初日のチームタイムトライアルに優勝。チーム内で最初にゴールラインを通過したことで首位のリーダージャージーを1日だけ着用した実績がある。ただし個人としてグランツールと呼ばれる三大大会のステージ優勝は初。

世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ ©Photogómez Sport

急しゅんな3つの峠が設定された山岳ステージを制したフルサングは、「エースとして出場したツール・ド・フランスではケガでリタイアしたので、この勝利はうれしい」と語った。

イネオスのオウェイン・ドゥール ©Photogómez Sport

首位のプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)は総合2位のアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)に23秒差をつけてゴール。総合成績でのタイム差を2分48秒と広げて、初の総合優勝に一歩前進した。

マイヨロホを着るログリッチェ ©Photogómez Sport
山岳賞の1位に立ったジョフリー・ブシャール ©Photogómez Sport

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ジョフリー・ブシャール(フランス、AG2Rラモンディアル)
□マイヨブランコ(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

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フルサング、LLサンチェスがツール・ド・フランス参戦へ

アスタナのヤコブ・フルサング(デンマーク)がアスタナチームのエースとして7月6日に開幕する第106回ツール・ド・フランスに出場する。6月26日にチームが発表した。アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)、ルイスレオン・サンチェス(スペイン)らがアシスト役となり、総合成績の上位を目指す。

出場選手はマグナス・コルトニールセン(デンマーク)、ゴルカ・イサギレ(スペイン)、ペリョ・ビルバオ(スペイン)、オマール・フライレ(スペイン)、ユーゴ・ウル(カナダ)を加えた8選手。

「強力で経験豊富な選手で構成した。可能な限りの成績を修めたい」とディミトリ・フォフォノフ監督。フルサングとサンチェスは8回のツール・ド・フランス出場があり、メンバー全体では22回の経験を持つ。

グランツールで13勝している強豪チームがエースに起用したのは、2019年にリエージュ〜バストーニュ〜リエージュとクリテリウム・デュ・ドーフィネ総合優勝のフルサング。

「ステージレースでの戦い方を知っている経験値を基準としてチーム編成した。ウルとビルバオが初出場となるが、ウルはアシスト役としての走り方を知っていて、フルサングをサポートしてくれるはず。ビルバオは山岳に強く、2019ジロ・デ・イタリアで区間2勝した実績から、上りの要素が多いツール・ド・フランスには不可欠な存在だ」(フォフォノフ監督)

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アスタナのフルサングが亡きスカルポーニに捧げる勝利…ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージ

イタリア半島を横断する7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月17日に第5ステージが行われ、アスタナのヤコブ・フルサング(デンマーク)が初優勝。同チームは前日のアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)に続いて2連勝。デンマーク選手の区間勝利は21年ぶり10回目。

ヤコブ・フルサングがティレーノ〜アドリアティコ第5ステージで優勝 ©Gian Mattia D’Alberto / LaPresse

「鳥のさえずり」という意味の姓を持つフルサングが、残り24kmからアタックし、ゴールまで独走で逃げ切った。

「昨日、ミケーレ・スカルポーニのために勝ちたいと断言した。彼は10年前のティレーノ〜アドリアティコで勝っていたんだ。彼の得意なレースで、ボクたちは今日ずっとそのことを考えながらレースをしていた」

元チームメートで、練習中の交通事故で他界したスカルポーニのために走り続けたとフルサング。

「いまでも悲しい。彼はとてもいい人間だった。この勝利は彼のためのものだ。ゴールまで遠い地点からアタックして、独走を決められたのはそんなモチベーションがあったためだ。最終日のタイムトライアルでトム・デュムランに抵抗するのは難しいが、好調は維持しているので表彰台に上るために走りたい」

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージ ©LaPresse/Fabio Ferrari

総合成績では首位アダム・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)は残り12kmでフルサングを追ってアタック。40秒遅れの単独2位でゴールした。前日まで7秒差で2位につけていたユンボ・ヴィスマのプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)に16秒差をつけ、獲得したボーナスタイムを含めて総合成績で25秒差と広げた。

総合優勝を争うアダム・イェーツ(左)とプリモシュ・ログリッチェ ©LaPresse/Fabio Ferrari

「フルサングを追うためにログリッチェと協力しながら走ったが、彼はとても疲れていて思うようなスピードではなかった。前日にルツェンコを逃がしてしまったのと同じ展開だった。彼を待つことはボク自身のエネルギーを失うことになる。そう判断して1人で前を追うことにした」とイェーツ。

「もうステージ優勝のことは考えていない。最終日にタイムトライアルがあって、その種目に強いログリッチェには45秒ほどの差がほしかった。ボクが総合成績で逃げ切るにはとても厳しい状況だが、なんとかやって見せたい」

大会は19日に最終日を迎える。

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージ ©LaPresse/Fabio Ferrari
アダム・イェーツがティレーノ〜アドリアティコ第5ステージを終えて首位 ©Gian Mattia D’Alberto / LaPresse

フルサングがツール・ド・フランスで使用するトリコロールバイクを公開

アスタナのエース、ヤコブ・フルサングが第82回ツール・ド・スイスにトリコロール(3色)のカスタムペイントを施したアルゴン18・ガリウムプロを投入した。このツール・ド・スイスは7月のツール・ド・フランスの調整レースとして利用されるが、新しい自転車はメインターゲットとする大会の最新兵器だと絶賛する。

ヤコブ・フルサングがツール・ド・フランスで使用するトリコロールカラー

「新しいバイクに満足している。自分のために作られたマシンはとてもクールだ。感触もいい」とフルサング。
「ツール・ド・フランスはいつもとても意欲に燃えて出場を迎えるけど、このトリコロールバイクを手に入れてさらにやる気が増してきた。ツール・ド・スイスは次のツール・ド・フランスのための重要なステップだけど、ここで好成績を修めたい」

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ヤコブ・フルサングがツール・ド・ロマンディ第4ステージで独走勝利

第72回ツール・ド・ロマンディは4月28日にスイスで最難関と言われる距離149kmの第4ステージが行われ、アスタナのヤコブ・フルサング(デンマーク)が残り15kmでアタックを決めてゴールまで独走してステージ勝利した。総合成績ではロット・ユンボのプリモズ・ログリッチ(スロベニア)が首位を守った。

ツール・ド・ロマンディ第4ステージで独走優勝したヤコブ・フルサング © Luis Angel Gomez/BettiniPhoto

「この勝利はツール・ド・フランスに向けての準備としてとてもいいものになった」とフルサング。

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