ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月6日、さいたま新都心駅周辺で開催され、7月のツール・ド・フランスで最終日のパリ・シャンゼリゼを含むステージ2勝を挙げたベルギーのスプリンター、ヤスパー・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が初優勝した。
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ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月6日、さいたま新都心駅周辺で開催され、7月のツール・ド・フランスで最終日のパリ・シャンゼリゼを含むステージ2勝を挙げたベルギーのスプリンター、ヤスパー・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が初優勝した。
ツール・ド・フランス第15ステージは7月17日、猛暑となったロデズ〜カルカッソンヌ間の距離202.5kmを走り、アルペシン・ドゥクーニンクのヤスパー・フィリプセン(ベルギー)がゴールスプリント勝負を制して初優勝した。
首位のヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)と2分22秒遅れの総合2位タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)のタイム差は変わらず。ビンゲゴーがマイヨジョーヌを守った。
●4賞ジャージ
■マイヨジョーヌ(個人総合成績)ヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)
■マイヨベール(ポイント賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)
●マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)シモン・ゲシュケ(ドイツ、コフィディス)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
この日もラン練習をしてからシャワーを浴びて朝食へ。ゆでたまごは電熱線の強さがまちまちなので、たいてい1回目は失敗します。学習機能が働く2回目はうまくいきますね。写真はきれいなところだけをお見せしていますが、実際の現場は過酷なんです。フルーツポンチにミツバチが群がってるとか…。
中央山塊のシャトーホテルを出発して、岩山と草原で構成されたうねりのある地域をクルマでひた走ります。道幅は1.5台分くらいで、中央に白い点が分離帯として描かれていますが、相互通行ですれ違えるとは思えません。たまにブラインドコーナーから対向車が突っ込んできて、威勢よくブレーキをかけて衝突を避けるほど。
フランスの人って、対向車が来るって視認するまでスピードを緩めないんです。
恐ろしい山道も南下するに従って次第に広い道路になり、有料区分の高速道路へ。ちょうどバカンスシーズンが始まった日曜日とあって、ところどころに渋滞が発生する中をカルカッソンヌまで。
クルマの外気温は38度ほどになりました。到着したカルカッソンヌは乾いた暑さが充満し、外にいるカメラマンはかわいそうなほどです。ほどなく原稿が修了してから、今度はこちらのほうに修羅場がやってきました。
7月下旬のカルカッソンヌの暑さは想定済みだったので、ホテルは滞在型のアパートを2連泊で借りていて、プレスセンターからGPSで3kmほどの表示が確認できました。楽勝ですね。ところがカルカッソンヌの旧市街の脇にゴールしたものだから、ホテルまでダイレクトに向かえません。
こういったときはいったん郊外の環状線に出て、半円を描くように反対方向からアプローチするんですが、どこも警察がブロックしていて、まったくホテルにたどり着けず。
滞在型アパートは8時になると管理人が帰ってしまうので、かなり焦ってしまい、まずはクルマを旧市街のできるだけ近いところに放置して1.9kmを歩いて向かいました。
もうクタクタで到着。ニヒルな殺し屋のようなお兄さんが、「漫画好きだから日本に行くのが夢なんだ」なんて会話しながら、なんとかチェックイン。エアコンの効いた部屋でミネラルウォーターを飲みながらすこし休んで、それから1.9kmを戻ってクルマをピックアップしました。
フランスを含む欧州はこの夏記録的な熱波に見舞われています。ただし乾いた風があるので、熊谷や伊勢崎と比べたらまだしのぎやすいです。日も落ちると気温も低下し、翌日朝のラン練習はタイツを履こうかなと思ったくらいで、暑くなる前にカルカッソンヌの城砦まで行ってきました。
でも水を携行していかなかったので、太陽光が強くなった復路はかなり発汗。ホテルまでたどり着けるかなと不安になりましたが、なんとか生還。この日も暑くなりそうです。
第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月18日、タランコン〜アルバセテ間の184.4kmで第5ステージが行われ、アルペシン・フェニックスのヤスパー・フィリプセン(ベルギー)が優勝。今大会は第2ステージに続く勝利で、大会通算3勝目を挙げた。
総合成績では、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオのレイン・タラマエ(エストニア)を25秒差で追っていた総合2位のケニー・エリッソンド(フランス、トレック・セガフレード)がこれを逆転してトップに立った。
●4賞ジャージ
■マイヨロホ(個人総合成績)ケニー・エリッソンド(フランス、トレック・セガフレード)
■マイヨベルデ(ポイント賞)ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス)
●マイヨルナレス(山岳賞)レイン・タラマエ(エストニア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
□マイヨブランコ(新人賞)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)
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第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月15日に、カレルエガ〜ブルゴス間の166.7kmで第2ステージが行われ、アルペシン・フェニックスのヤスパー・フィリプセン(ベルギー)がゴール勝負を制して優勝。2020年の第15ステージに続く大会通算2勝目を挙げた。
アルペシン・フェニックスは今季のグランツールで、最初の集団スプリント勝負となったステージですべて勝利した。ジロ・デ・イタリアではティム・メルリール(ベルギー)、ツール・ド・フランスではマチュー・ファンデルプール(オランダ)がゴール勝負を制している。
大会3連覇をねらうプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)は初日に首位に立ったが、2日目も大集団の中でゴールしてリーダージャージを守った。
●4賞ジャージ
■マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
■マイヨベルデ(ポイント賞)ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス)
●マイヨルナレス(山岳賞)セップ・クス(米国、ユンボ・ビスマ)
□マイヨブランコ(新人賞)アンドレア・バジオーリ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)
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