室屋ペナルティ、ラウンド・オブ14で敗退…レッドブル・エアレース第7戦

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズン第7戦の決勝が10月7日(日)に米国インディアナポリスで開催された。週末を通して約4万人の観客が来場したモータースポーツの聖地で、マイケル・グーリアンが米国選手として2008年以来10年ぶりにホームレースでの勝利をおさめ、再びシーズンランキング首位に返り咲いた。

インディ500の舞台として知られるインディアナポリスのモータースピードウェイ上空を飛ぶ室屋義秀 © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

室屋義秀はフリープラクティスから安定したタイムでフライトしていたが、ラウンド・オブ14でインコレクトレベルのペナルティを犯して敗退。シーズンランキング5位に後退した。

ホームレースでの優勝により、子供のころに憧れたインディ500のヒーロー同様、有名な赤レンガ(保存されている昔のスタート/ゴールライン)に接吻できることに喜びを露わにしたグーリアン。
「なんて素晴らしい日だ! ここでの勝利はシーズン優勝にもまさるとも劣らない。今大会がマットやマルティンにとってそうなったように、私にとって(12位の)前節ウィーナーノイシュタット戦は外れだったが、全てがうまく行く日があり、それが今日だった。ここでの勝利は最高だ。誰もがワールドチャンピオンに向けて最後まで戦い抜き、それぞれの結果を手に入れたのさ」とコメントした。

インディアナポリスのモータースピードウェイで有名な赤レンガにキスをするグーリアン © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

この日の結果を受け、グーリアンはポイントを70に伸ばして再び総合首位に。マルティン・ションカ(チェコ)が65ポイントで2位、マット・ホール(オーストラリア)が63ポイントで3位につけている。ワールドチャンピオンは11月17日(土)、18日(日)に開催される最終戦フォートワース大会で決まる。

ウィングレットを装着した室屋義秀機 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

室屋は、3回のフリープラクティスから予選までを4位、2位、4位、5位と安定したフライトを披露していたが、マットやマルティン同様にツキに見放され、ラウンド・オブ14の13ゲートを水平から10度以上翼が傾いた状態で通過したことでペナルティ2秒が課され、敗退した。

レース後、室屋は「フライト自体のクオリティとしては悪くなかったので、次のレースに向けてチームと目一杯準備を進めます。それが2019年の準備にもなるので、それをしっかりと行って1勝を取りたいと思います」とコメントした。ラウンド・オブ14での対戦相手ベン・マーフィーのタイムは1分7秒130と全体9位だったが、次のフライトでマーフィーはラウンド・オブ8ベストおよび自身の今大会ベストとなる1分5秒482のタイムを出し、初のファイナル4進出を果たした。

最終戦は11月17日(土)、18日(日)に米国テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで開催予定。決勝レースは日本時間の11月19日(月)早朝。

目をつむって精神統一をはかる室屋義秀 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

放送予定
■NHK
放送スケジュールを掲載したホームページ

■J SPORTS
10月23日(火)23:30~24:30 J SPORTS 3 第7戦インディアナポリス(米国)※初回放送
放送スケジュールを掲載したホームページ

■DAZN(ダ・ゾーン)
ライブ中継で放送。大会後1週間は『見逃し配信』でも観戦可能。月額1750円(税別)、ドコモユーザーは月額980円(税別)、英語実況のみ
視聴方法

マイケル・グーリアンが地元開催のレッドブル・エアレース第7戦で優勝

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズン第7戦の決勝が10月7日に米国のインディアナポリスで開催され、地元米国のマイケル・グーリアンが優勝した。

米国のマイケル・グーリアンが地元開催の第7戦を制した © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

予選1位のマルティン・ションカ(チェコ)は10位と低迷。この結果、総合成績で3位だったグーリアンが首位ションカらを抜いてトップに立った。日本の室屋義秀は12位で、総合成績では5位。

地元のマイケル・グーリアンが有名なレンガにキス。妻のキャリン、娘のエミリーと © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

第7戦の舞台はインディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウェイ。世界初のモータースポーツ専用施設として建造されたこのサーキットはインディ500の開催地として知られていて、この日は4万人のファンが詰めかけ、14人のエアレースパイロットによるバトルに歓声を上げた。

インディアナポリスのモータースピードウェイが第7戦の会場 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

全8戦で争われるレッドブル・エアレースは11月17日(土)、18日(日)に米国テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでの最終戦を残すのみとなった。

ベテランのニコラス・イワノフ(フランス)は3位 © Balazs Gardi/Red Bull Content Pool

⚫関連ニュース

ションカが予選トップ、室屋義秀5位…レッドブル・エアレース第7戦

⚫最新ニュースへ

ションカが予選トップ、室屋義秀5位…レッドブル・エアレース第7戦

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズン第7戦の予選が10月6日に米国のインディアナポリスで開催され、マーティン・ションカ(チェコ)がトップタイムを記録した。

インディ500で有名なインディアナポリスのスピードウェイを飛行するフランスのニコラス・イワノフ © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

第7戦の舞台はインディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウェイ。世界初のモータースポーツ専用施設として建造されたこのサーキットはインディ500の開催地として知られ、高速低空飛行のRed Bull Air Raceの舞台としてはまさにパーフェクト。

予選トップのションカのフライト © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

14人のエアレースパイロットがこの日の予選に出場し、スペインのフアン・ベラルデが2位、オーストラリアのマット・ホールが3位。日本の室屋義秀は5位。決勝は7日に同地で行われる。

目をつむって精神統一をはかる室屋義秀 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

室屋義秀スランプ脱出、開幕戦以来の2位表彰台…レッドブル・エアレース

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズン第6戦の決勝が9月16日(日)にオーストリアのウィーナー・ノイシュタットで初開催された。約4万人の観客が見守る中、マルティン・ションカ(チェコ)が3連勝し、シーズンランキングの首位に。室屋義秀は開幕戦のアブダビ大会以来
となる2位表彰台を獲得し、シーズンランキングが再び4位に浮上した。

左から2位の室屋、3連勝のションカ、3位のホール © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

ウィーナー・ノイシュタットでの決勝戦は、ランキング首位のマイケル・グーリアン(米国)がラウンド・オブ14で2秒のペナルティで敗退するという波乱の幕開けで始まった。これにより、同ポイントでシーズンランキング2位と3位のションカとマット・ホール(オーストラリア)は俄然やる気を出し、それぞれ順調にラウンド・オブ8、ファイナル4に進んだ。

ファイナル4で最初に飛んだのは、これまでの不調が嘘のように、2016年の第7戦以来となるポールポジションを獲得した室屋。室屋の59.324のタイムに対して、2番目に飛んだションカは2周目のバーティカル・ターン・マニューバ(VTM)までは室屋に遅れていたものの、最後の最後でわずか0.036秒先にゴールし、優勝した。

レッドブル・エアレース第6戦ウィーナー・ノイシュタット大会を飛ぶ室屋義秀 © Armin Walcher / Red Bull Content Pool

レース後、室屋は「今シーズンは、前の3戦はタフなコンディションが続いて精神的にも非常にきつい状態でしたが、カザンからフライトの質がよく、今回はフリープラクティスから非常にいいフライトができたので、いいフィーリングをもってレースに臨めた結果だと思います」とコメント。

キャリア2度目のファイナル4進出を果たしたミカ・ブラジョー(フランス)はクリーンでスムーズなフライトだったが、室屋とションカを上回ることはできず、ホールは中盤でションカとの差を0.021秒まで詰め、そのままションカを追い抜くかに見えたが結局ションカを上回ることはできず、トップから0.083秒遅れの3位でフィニッシュした。

ファンサービスをする室屋義秀 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

これにより、ワールドチャンピオンシップの順位はションカとホールがグーリアンを上回り、ションカが64ポイントで首位、ホールが58ポイントで2位、グーリアンはションカに9ポイント差の3位に順位を落としている。

次戦は10月6日(土)、7日(日)のインディアナポリス大会(米国)、その次が11月17日(土)、18日(日)に米国テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでの最終戦となる。

ウィーナー・ノイシュタットのトラック © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

レッドブル・クラッシュドアイスが⽔溜りボンドとローソン限定キャンペーン

アイスホッケー、ダウンヒルスキー、スノーボードクロスの要素を取り⼊れたアイスクロス・ダウンヒル競技、レッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップの2018‒19シーズン開幕戦が、12⽉7⽇(⾦)・8⽇(⼟)に横浜市にある臨港パークで⽇本初開催される。これを記念して、動画クリエイターの「⽔溜りボンド」とやってみた系企画に挑戦したり、レッドブル・クラッシュドアイス横浜2018の観戦チケット、限定コラボグッズなどが当たるローソン限定のクローズドキャンペーンが9⽉18⽇(⽕)に始まる。

⽇本初上陸!世界⼀アツい氷上バトルがローソン限定のクローズドキャンペーン

⽔溜りボンドはカンタとトミーによる⼆⼈組動画クリエイターで、2015年1⽉1⽇の活動開始以来、「やってみた」のキーワードのもと、ドッキリ、実験、検証、都市伝説、料理などさまざまな切り⼝で1⽇も⽋かさず毎⽇動画を投稿し、現在チャンネル登録者数が300万⼈を超える⼈気YouTuberになった。⽔溜りボンドを起⽤したキャンペーンは⽇本初となる。

⽔溜りボンドと⼀緒にRed Bull Crashed Ice に挑戦しようキャンペーン
内容:クローズドキャンペーン
応募期間:9⽉18⽇(⽕)〜10⽉3⽇(⽔)23:59まで
※レシート有効期間:9⽉18⽇(⽕)〜10⽉2⽇(⽕)23:59 まで
対象店舗:全国のローソン
※ナチュラルローソン・ローソンストア100・⼀部店舗は対象外
対象商品:全国のローソンで販売の
レッドブル・エナジードリンク185ml/250ml/355ml
レッドブル・シュガーフリー185ml/250m
レッドブル・エナジードリンク・アルミボトル330ml

⽔溜りボンドはカンタ(左)とトミー(右)による⼆⼈組YouTuber

応募⽅法
①LINEでレッドブルのオフィシャルアカウントを友達追加
②対象店舗で対象商品を1本以上購⼊し、それを含む購⼊レシートを撮影
③レシート画像をキャンペーン期間中にLINEのプライベートトークに送信
※9⽉18⽇(⽕)〜10⽉2⽇(⽕)23:59に発⾏のレシートが対象です
※トーク画⾯からアクセスできるマイページにポイントが貯まります
※容量・価格に関わらず、対象商品1本購⼊につき1ポイント貯まります
④希望する賞品の応募に必要なポイントが貯まったらマイページから応募
⑤応募翌⽇18時頃までに当選結果をLINEのプライベートトークで連絡
※当選された⽅は、賞品発送⽤の個⼈情報フォームに⼊⼒して頂きます
※当選連絡後3⽇以内にフォームにご⼊⼒いただけない場合、当選資格を放棄されたものとみなし、当選が無効となります

賞品と必要ポイント
A賞:【やってみた】(4組8名) …6ポイント
⽔溜りボンドと⼀緒に、レッドブル・クラッシュドアイス横浜2018の会場で、⽇本最⼤級の氷の滑り台を滑ろう!

B賞:【⾏ってみた】(200組400名) …4ポイント
⽔溜りボンドもやってくる!レッドブル・クラッシュドアイス横浜2018応援グッズ付き特別席に招待

C賞:【もらってみた】(各200名、計800名) …2ポイント
レッドブル・クラッシュドアイス横浜2018と⽔溜りボンドの限定コラボグッズ(ホッケージャージ、ビーニー、⼿袋、キーホルダーの中から1種選択 各200名ずつ)

その場でもらえる!(先着・数量限定)
対象商品を2本購⼊でオリジナル⽸バッジを⼀つプレゼント(全5種各店舗30個限定)

⽔溜りボンド
ドッキリ、実験、検証、都市伝説、料理など視聴者に楽しんでもらえるように、2015年1⽉1⽇の活動開始以来、1⽇も⽋かさず毎⽇動画投稿。チャンネル登録者数が300万⼈超。視聴者とのコミュニケーションを⼤事にし、ジャンルにこだわらず限界を定めず、⾃然体でつくりあげていくスタイルの⼆⼈から、さまざまな“波形”が⽇々⽣まれている。

日本初開催のレッドブル・クラッシュドアイス横浜、9月15日からチケット予約開始

アイスホッケー、ダウンヒルスキー、スノーボードクロスの要素を取り⼊れたアイスクロス・ダウンヒル競技の世界選⼿権ATSX Red Bull Crashed Ice World Championship(ATSX レッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップ)の2018‒19シーズン開幕戦が、12⽉7⽇(⾦)・8⽇(⼟)に横浜市にある臨港パークで⽇本初開催される。この観戦チケットを9⽉15⽇(⼟)12:00よりイープラスにて先⾏予約、9⽉29⽇(⼟)11:00より各種プレイガイドにて⼀般販売する。

アイスホッケーがベースなのでボディコンタクトは迫⼒満点 © Andreas Langreiter / Red Bull Content Pool

レッドブル・クラッシュドアイスは、アイスホッケーのプロテクターを付けた選⼿が最⾼時速80kmのスピードで、街中に設置された最⻑600mの⾼低差がある氷の特設コースを⼀⻫に滑り降りるレース。レースは1ヒート4選手で⾏われ、コース途中に設置されたヘアピンカーブやバンクコーナー、連続バンプや段差などの障害物をかわしながら選⼿たちが猛スピードで駆け抜ける様⼦は圧巻。

2001年に初開催、2010年より世界選⼿権となり、これまで49⼤会を開催している。そして記念すべき50回⽬の⼤会を横浜市で⽇本初開催することになった。

ATSXレッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップの開幕戦が横浜で開催

■チケット
先⾏予約期間 9⽉15⽇(⼟)12:00〜9⽉28⽇(⾦)23:59
窓⼝ イープラス
料⾦ ICE CLUB (VIP) ⼆⽇通し 6万円
⼀般 DAY1 7000円
⼀般 DAY2 7000円
⼀般 ⼆⽇通し 1万4000円

⼀般発売期間 9⽉29⽇(⼟)11:00〜
窓⼝ 各種プレイガイド
料⾦ ICE CLUB (VIP) ⼆⽇通し 6万円
⼀般 DAY1 8000円
⼀般 DAY2 8000円
⼀般 ⼆⽇通し 1万4000円
※料⾦は税込み。未就学児は⼊場無料。⼀般は⽴ち⾒席。⼆⽇通しチケットに関しては⼆⽇間とも同⼀のお客様での観戦となる
チケット問い合わせ先:キョードー東京 TEL: 0570-550-799(平⽇11:00~18:00/⼟⽇10:00~18:00)

Red Bull Crashed Ice Yokohama 2018 の会場図、下が海側
どの会場も⼤勢の観客で埋め尽くされる © Yorick Carroux/Red Bull Content Pool

⚫関連ニュース

日本にも楽しさを伝えたい! レッドブル・クラッシュドアイスに挑む山本純子

安床ブラザーズ。インラインスケートの王者がクラッシュドアイスに挑む

4選手が⼀⻫に滑る4クロス形式。⼥⼦レースもある © Sebastian Marko/Red Bull Content Pool

レッドブルは究極の三次元モータースポーツ「レッドブル・エアレース」をはじめ、これまで数々の世界的なスポーツイベントを⽇本で開催し、好評を得てきた。今回⽇本で初開催するレッドブル・クラッシュドアイスは、これまでケベック・シティ(カナダ)、ストックホルム(スウェーデン)、プラハ(チェコ)、ヘルシンキ(フィンランド)、ミュンヘン(ドイツ)、モスクワ(ロシア)など、世界有数の都市で開催。それぞれ街中にコースを設置し、街と⼀体となって開催することで⼤勢の人が楽しめる。2016-17シーズンの最終戦、オタワ⼤会では地元カナダのジャスティン・トルード⾸相もこのレースに魅了され、観戦に訪れている。氷上レースという特性上、これまで⼤会は寒冷地で開催してきたが、技術⾰新とコース設置技術の向上により、2017年1⽉に温暖な気候のマルセイユで初の⼤会を成功させている。
●レースのフォーマットとルール

温暖なマルセイユでも開催された © Jorge Mitter / Red Bull Content Pool
⽇本からは⼭本純⼦(写真左)が⻑年にわたって参戦している © Mihai Stetcu / Red Bull Content Pool

⚫最新ニュースへ