轟⾳東京レッドブルレースデイ…自転車トライアルショーも

都⼼型複合モータースポー ツイベント、Red Bull Race Dayが2021年12⽉19⽇(⽇)に明治神宮外苑特設コースを舞台に開催される。レッドブルだからこそ集めることができる最⾼峰マシン(四輪&⼆輪)がよりによって東京都⼼に集結。轟⾳で疾⾛する姿を披露する。

2019年に明治神宮外苑で開催したイベント ©Keisuke Kato/Red Bull Content Pool

⽇本サイクリング協会との共催で交通安全の啓蒙が⽬的

東京に轟⾳を響かせ、五感を刺激するイベント体験を通じて⽇本に翼をさずけたい。そんな願いとともに繰り広げられる、ありえないロケーションでの異種モータースポーツによるこの場限りの共演。そして轟⾳ハイスピード⾛⾏が期待できる。公益財団法⼈⽇本サイクリング協会との共催による交通安全の啓蒙を⽬的としたイベントでもある。

⽇本サイクリング協会の協⼒で⾃転⾞を使ったスペシャルショーやワークショップも実施(画像はイメージ) ©Kentaro Matsuda / Red Bull Content Pool

10⽉11⽇より現地&オンライン観覧チケット販売。チケット売り上げの⼀部は医療従事者の活動⽀援に活⽤される。

Red Bull MUGEN TEAM Goh:SF19 ©Sho Tamura / Red Bull Content Pool
©Sho Tamura / Red Bull Content Pool

Red Bull Race Day(レッドブルレースデイ)
日時=12⽉19⽇(⽇)12:45〜15:15(開場:10:00)
場所=明治神宮外苑 特設コース
異種モータースポーツが⼀同に集結するデモラン
主催=国際トップモータースポーツ体験実⾏委員会
共催=公益財団法⼈⽇本サイクリング協会(JCA)

観戦方法
① 現地観覧(チケット)2500円=抽選
② オンライン特別有料配信(ピット内部&裏側をオンライン体験)800円
③ Red Bull TVでの無料配信(イベント模様にフォーカスした内容)

2019年に明治神宮外苑で開催したイベント ©Naoyuki Shibata/Red Bull Content Pool

参加マシン、ドライバー、ライダーは世界に誇るジャパンパワーを全⾯に押し出したエキサイティングな轟⾳マシン、ドライバー、ライダーが集結。海外からの⼊国規制の影響により残念ながらF1マシンの参加はないが、さらに魅⼒的なマシンの調整・交渉も現在進⾏中。

LCR HONDA IDEMITSU : HONDA RC213V ©Gold & Goose / Red Bull Content Pool

レッドブルレースデイのホームページ

赤いレッドブル、9月28日登場…キャンペーンも開始

レッドブル・エナジードリンクの新フレーバー、レッドブル・エナジードリンクレッドエディションが9月28日に全国のコンビニエンスストア、オンラインなど一部流通で数量限定で先行販売。10月26日からスーパーやドラッグストアなどでも一般販売を開始する。

「情熱」がテーマの新フレーバー、赤いレッドブル。みなぎる情熱の翼で、アツくて楽しい夏が再びもどってくる!とばかりキャンペーンも展開する。

新フレーバーの発売を記念して、【夏がもどってくる「情熱の翼」キット】が当たる『赤いレッドブルフォロー&リツイートキャンペーン』を9月28日(火)から10月3日(日)までTwitterで実施する。

赤いレッドブルフォロー&リツイートキャンペーン
応募期間=2021年9月28日(火)~10月3日(日)23:59まで
当選通知=当選者のみ、10月末頃にTwitterのダイレクトメッセージで連絡予定
応募方法
①Red Bull Japan Twitter 公式アカウントをフォロー
②期間中に公式アカウントのキャンペーン投稿をリツイート
賞品=夏がもどってくる「情熱の翼」キット
内容:レッドブル・エナジードリンク250ml 1缶、レッドブル・エナジードリンクレッドエディション250ml 1缶

赤いレッドブルフォロー&リツイートキャンペーンサイト(9月28日公開)

ペダルを漕がない自転車レースの日本予選大会は中止

レッドブルUCIパンプトラック・ワールドチャンピオンシップ2021を主催するレッドブルは、8月29日に福島県相馬郡の「しんちパンプトラック」で予定していた日本予選を、公衆衛生の状況と政府や自治体による対策に応じて中止した。

UCI公認の世界選手権となったパンプトラック ©Dan Griffiths / Red Bull Content Pool

ペダルを漕がない自転車レースの世界選手権、Red Bull UCI Pump Track World Championship(レッドブルUCIパンプトラック・ワールドチャンピオンシップ)は10月にポルトガルのリスボンで開催される予定。その日本予選として開催する計画で、7月21日から募集が始まっていた。参加料は全額返金されるという。

レッドブル・パンプトラック世界選手権を走る榊原爽 © Ryan Fudger / Red Bull Content Pool
ペダルを漕がない自転車レース…世界選手権代表選考会開催

レッドブルUCIパンプトラック・ワールドチャンピオンシップのホームページ

榊原爽と畠山紗英…大親友でライバルが東京五輪BMXで再会

SAYAとSAEは1999年生まれの同級生。毎年開催されるBMX世界選手権では日本代表として、年齢別クラスで2人のどちらかが世界チャンピオンになってきた。ライバルだけど仲良し。SAYAこと榊原爽(さや)はその後、オーストラリア国籍を取得。SAEこと畠山紗英(さえ)は日本の第一人者に。2人は2020東京五輪BMXレーシングでそれぞれの国の代表選手として再会した。

榊原爽(左) © Jarno Schurgers / Red Bull Content Pool 畠山紗英(右) © Kunihisa Kobayashi / Red Bull Content Pool

2人のどちらかが世界タイトルを獲得してきた幼少期

BMX世界選手権には16歳までの年齢別にカテゴリーが設定される。17歳からジュニア、そして19歳になる年からエリートというチャンピオンシップカテゴリーになるが、日本勢は年齢別カテゴリーでは常に世界の頂点を争っている強豪国だ。2008年に日本代表として参戦した榊原が世界選手権初優勝。畠山が2009、2011、2012年と同タイトルを獲得。榊原は2010年に2勝目、さらに2013年から2015年まで3連覇。つまりこの年代の女子クラスでは日本勢がタイトルをほぼ獲得してきた。その黄金世代が21〜22歳となって東京五輪を迎えたのである。

ショートフィルム撮影のためドレス姿で走る榊原 © Andy Green / Red Bull Content Pool

榊原は父が英国人で母が日本人。生まれたのはオーストラリアのゴールドコーストだが、2歳の時から6年ほど東京都府中市に住んでいた。兄の魁(かい)がBMXをしていて、それを追いかけるように楽しみ始めた。

 17歳になる前に国籍を決める必要がありました。兄は国を挙げてスポーツ選手を支援するオーストラリアを選んでいて、私もオーストラリアに決めました」

スタートダッシュで攻める畠山(右) © Jarno Schurgers / Red Bull Content Pool

万全のサポートを受けられるハイパフォーマンスチームはBMX選手として男女各2人という狭き門にもかかわらず、兄妹はともに選抜された。残念ながら魁がレース中に重傷を負い現在もリハビリを続けているが、榊原は兄のためにも頑張ると五輪代表の座を射止めた。2018年にはワールドカップ初優勝。東京五輪での金メダル候補と言われるまで実力を伸ばしてきた。

「BMXを始めたのは日本なので、その場所に戻って五輪選手として走れるのってすごいストーリー。畠山ちゃんは5歳からずっと友達でありライバルなので、東京五輪で対決するのが楽しみです」

榊原爽と兄の魁(右) © Brett Hemmings / Red Bull Content Pool

2019年10月に五輪会場となる有明アーバンスポーツパークで開催されたテスト大会を制したのは榊原だ。しかし畠山も負けていない。2020年はシーズン開幕直前に手の骨折。国際大会に参戦できず、その後コロナ禍となった。地元の神奈川県寒川町に建設されたスタートゲートで、在学する日本体育大と日本自転車競技連盟が連携して動作解析。新しい練習方法も取り入れた。コロナの状況に応じて拠点をスイス、フランス、スペインと移しながら、練習に打ち込んだ。5月のワールドカップシリーズでは日本人初となる3位に。

「あまりライバルと言う意識を持ったことはないですが、あげるとすれば同世代で戦ってきたメンバーを意識する」とSAE。

榊原と畠山が出場するBMXレーシングは有明アーバンスポーツパークで7月29日に予選、30日に決勝レースが行われた。畠山は予選の最初のレースで落車負傷し、翌日の準決勝に進出できず。榊原は準決勝で敗れ、9位という成績。それぞれの五輪初出場が終了し、また新たな目標に向かって仕切り直しすることになる。

オーストラリア代表の榊原爽 © Jarno Schurgers / Red Bull Content Pool

 ◆榊原爽(さかきばらさや) 1999年8月23日、オーストラリア・ゴールドコースト生まれ。身長17cm。五輪初出場

畠山紗英 © Kunihisa Kobayashi / Red Bull Content Pool

 ◆畠山紗英(はたけやまさえ) 1999年6月7日、神奈川県生まれ。身長162cm。日本女子選手として五輪初出場

ペダルを漕がない自転車レース…世界選手権代表選考会開催

ペダルを漕がない自転車レースの世界選手権、Red Bull UCI Pump Track World Championship(レッドブルUCIパンプトラック・ワールドチャンピオンシップ)が10月にポルトガルのリスボンで開催される。この世界選手権への出場権をかけた日本予選が8月29日に福島県相馬郡の「しんちパンプトラック」で行われ、7月21日10時から募集が始まった。

レッドブル・パンプトラック世界選手権を走る榊原爽 © Ryan Fudger / Red Bull Content Pool

パンプトラックはMTBまたはBMXを使用。ウェーブ状に連なる直線とバンク角度によるコーナーの高低差を利用したパンピングによる推進力で加速を繰り返し、順位を競うレース。ペダルそのものはあるが、足を乗せるだけで踏み下ろしてはしてはいけないというルールがある。

北海道で開催された2018年大会。300人の観衆は初開催のパンプトラックに興味津々

日本予選の男女上位各4選手が世界選手権の出場権を獲得する。そのうち優勝者には現地への渡航費、現地滞在費が提供される。

当日はゲストライダーとしてレッドブルアスリートの西窪友海やMTBの井手川直樹が参加を予定。

2018年のパンプトラック予選は北海道で開催された © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull UCI Pump Track World Championship Japan Qualifier
レッドブル UCI パンプトラック ワールドチャンピオンシップ日本予選

日時:2021年8月29日(日)8:00~17:00
場所:しんちパンプトラック(福島県相馬郡新地町谷地小屋字町裏 9)
内容:ペダルを漕がないBMXまたはMTBの自転車レース。ウェーブ状に連なるバンプやバンク角度によるコーナーの高低差を利用した推進力で加速を繰り返し、速さを競い合う。
賞品:Red Bull UCI Pump Track World Championship出場権男女各上位4名。
優勝者には現地への渡航費、現地滞在費を提供
募集:先着 150 名(男女)
参加条件:17歳以上の健康な男女(未成年の場合は保護者の同意が必要)
個人での傷害保険への加入が必要。
車種はBMXまたはMTBのみ。ホイールの最小サイズは20インチ。動力が搭載されているバイクは使用不可。シューズとペダルが固定されるクリップレスシステム(クリップレス/SPDペダルなど)は使用不可。

●詳細と申し込みページ

トミー・ズーラがパンプトラックを攻める ©Dan Griffiths / Red Bull Content Pool

募集開始:7月21日(水)10:00
問い合わせ:大会事務局/(株)Feel Alliance 0246-85-0985 (平日 10:00~18:00) 、info@feel-alliance.com
主催:Red Bull UCI Pump Track World Championship実行委員会
協賛:株式会社稲村屋、ホテルグラード新地
特別協力:新地町
後援:福島県、福島県商工会議所青年部連合会

大会観覧は、ウェブサイトからの事前申し込みによる150名のみ。先着順、詳細は後日ウェブサイトで発表。荒天時やコース状況公衆衛⽣の状況によりスケジュール変更または中⽌となる場合も。新型コロナウイルス感染拡大防⽌についてはウェブサイト参照など今後の行政・自治体等による各種宣言および要請の発令状況や公衆衛⽣状況を含め、大会実施可否の最終判断は 8月3日に行う。

2018レッドブル・パンプトラック日本予選を制した中井飛馬 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

パンプトラックの練習は沼津で

スクールで指導を受けることも

Red Bull Art of Motionに山本華歩参戦…7月10日夜ライブ中継

フリーランニング世界大会「Red Bull Art of Motion」が日本時間の7月10日23時30からギリシャで開催される。レッドブル主催で、高層ビルやマンションの屋根の上を自在に走り抜けるスポーツをヒントに、フリップやツイストなどのトリックを競う。

©Alex Grymanis / Red Bull Content Pool

過去同大会に出場しているZEN(LDH JAPAN)を解説に迎え、Red Bull TVがライブストリーミングと見逃し配信をする。

フリーランニングシーン最大かつ最高峰のイベントに、世界50カ国から応募者が参加したオンライン予選を勝ち抜いた男女6名ずつ、計12名が出場する。

日本からは、2011年に横浜で開催されたRed Bull Art of Motionに唯一の日本人女性として参加した経験を持つ山本華歩さん(愛知県出身、31歳)が参戦を予定している。

2019年はイタリアで開催された ©Gabriele Seghizzi / Red Bull Content Pool

パルクールとフリーランニングの違い

軍事訓練から派生したのが「パルクール」。A地点からB地点までを効率よく移動するための手段。かつてのパルクールはスピードと効率が重視されていて、「走る・跳ぶ・登る」が主体だったが、そのような方向性のパルクールが推し進められていくと、当然の結果として、それとは違う方向性のパルクールも生まれてきた。世界各地の特殊部隊や警察がワークショップを積極的に行っているが、今やスポーツ、カルチャー、アートへ進化。

2021年のアテネ大会 ©Alex Grymanis / Red Bull Content Pool

インターナショナルな存在になることを目指して、そういったパルクールを「フリーランニング」と呼ぶようにした。クリエイティビティの要素を強めたもので、あらゆるムーブが取り入れられるようになり、フリップをメイクするアスリートが出てきた。すぐにツイストも追加された。全員が誰もメイクしたことがないトリックについて考えるようになっていく。

Red Bull Art of Motionはそんなクリエイティビティを発揮するためのイベント。

●レッドブルの詳細ホームページ