2025ジロ・デ・イタリア出場選手リスト

©Massimo Paolone/Lapresse

レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
1 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)
2 ジョヴァンニ・アレオッティ(イタリア)
3 ニコ・デンツ(ドイツ)
4 ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア)
5 ダニエル・マルティネス(コロンビア)
6 ジャンニ・モスコン(イタリア)
7 ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア)
8 ヤン・トラトニク(スロベニア)

2023年の総合優勝者ログリッチ ©LaPresse

アルペシン・ドゥクーニンク(ベルギー)
11 カーデン・グローブス(オーストラリア)
12 クインテン・ヘルマンス(ベルギー)
13 ユーリ・ホルマン(ドイツ)
14 ジミー・ヤンセンス(ベルギー)
15 ティモ・キーリッヒ(ベルギー)
16 エドワルト・プランカールト(ベルギー)
17 ファビオ・ファンデンボッセ(ベルギー)
18 イェンセン・プロウライト(オーストラリア)

アルケア・B&Bホテルズ(フランス)
21 アレッサンドロ・ヴェッレ(イタリア)
22 ジョスエ・エピス(イタリア)
23 シモン・グリエルミ(フランス)
24 ローレンス・ハイス(ベルギー)
25 ルカ・モッツァート(イタリア)
26 ミヘル・リース(ルクセンブルク)
27 エンブレット・スヴェスタードボーデン(ノルウェー)
28 マルティン・チョッタ(ノルウェー)

バーレーン・ヴィクトリアス(バーレーン)
31 アントニオ・ティベーリ(イタリア)
32 ペリョ・ビルバオ(スペイン)
33 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)
34 アフォンソ・エウラリオ(ポルトガル)
35 マテウジュ・ゴヴェカル(スロベニア)
36 フラン・ミホリェヴィッチ(クロアチア)
37 アンドレア・パスクアロン(イタリア)
38 エドアルド・ザンバニーニ(イタリア)

コフィディス(フランス)
41 ミラン・フレティン(ベルギー)
42 ニコラ・ドゥボーマルシェ(フランス)
43 ヨナタン・ラストラ(スペイン)
44 ヤン・マース(オランダ)
45 シルヴァン・モニケ(ベルギー)
46 ステファノ・オルダーニ(イタリア)
47 アントニー・ペレス(フランス)
48 セルヒオ・サミティエル(スペイン)

ジロ・デ・イタリアの象徴であるトロフィーがアルバニアにやってきた ©LaPresse

デカトロン・AG2Rラモンディアール チーム(フランス)
51 サム・ベネット(アイルランド)
52 ジョフレ・ブシャール(フランス)
53 ドリース・デボント(ベルギー)
54 スタン・デウルフ(ベルギー)
55 ドリアン・ゴドン(フランス)
56 トルド・グドメスタ(ノルウェー)
57 ニコラ・プロドム(フランス)
58 アンドレア・ヴェンドラーメ(イタリア)

EFエデュケーション・イージーポスト(米国)
61 リチャル・カラパス(エクアドル)
62 カスパー・アスグリーン(デンマーク)
63 ジェフェルソン・セペダ(エクアドル)
64 オウェイン・ドゥール(英国)
65 ミッケルフレーリク・ホノレ(デンマーク)
66 ダレン・ラファーティー(アイルランド)
67 ジェームズ・ショー(英国)
68 ゲオルグ・シュタインハウザー(ドイツ)

リチャル・カラパス ©Massimo Paolone/Lapresse

グルパマ・FDJ(フランス)
71 ダヴィド・ゴデュ(フランス)
72 スヴェンエリック・ビーストルム(ノルウェー)
73 クレモン・ダヴィ(フランス)
74 ケヴィン・ゲニエッツ(ルクセンブルク)
75 ロレンツォ・ジェルマーニ(イタリア)
76 カンタン・パシェ(フランス)
77 エンゾ・パレニ(フランス)
78 レミ・ロシャ(フランス)

イネオス・グレナディアーズ(英国)
81 エガン・ベルナル(コロンビア)
82 テイメン・アレンスマン(オランダ)
83 ジョナタン・カストロビエホ(スペイン)
84 ルーカス・ハミルトン(オーストラリア)
85 キム・ハイドゥク(ドイツ)
86 ブランドン・リベラ(コロンビア)
87 ジョシュア・ターリング(英国)
88 ベン・ターナー(英国)

2021年の総合優勝者ベルナルはコロンビアチャンピオンジャージを着用 ©LaPresse

アンテルマルシェ・ワンティ(ベルギー)
91 ルイス・メインチェス(南アフリカ)
92 フランチェスコ・ブザット(イタリア)
93 ケヴィン・コッレオーニ(イタリア)
94 シモーネ・ペティッリ(イタリア)
95 ディオン・スミス(ニュージーランド)
96 ヘルベン・テイッセン(ベルギー)
97 タコ・ファンデルホールン(オランダ)
98 ヘイス・ファンフッケ(ベルギー)

イスラエル・プレミアテック(イスラエル)
101 デレク・ジー(カナダ)
102 サイモン・クラーク(オーストラリア)
103 マルコ・フリーゴ(イタリア)
104 ヤコブ・フルサン(デンマーク)
105 ヤン・ヒルト(チェコ)
106 ユーゴ・ウル(カナダ)
107 ニック・シュルツ(オーストラリア)
109 コービン・ストロング(ニュージーランド)

リドル・トレック(米国)
111 ジュリオ・チッコーネ(イタリア)
112 ダーン・ホーレ(オランダ)
113 パトリック・コンラッド(オーストリア)
114 セーアン・クラーウアナスン(デンマーク)
115 ジャコポ・モスカ(イタリア)
116 マッズ・ピーダスン(デンマーク)
117 マティアス・ヴァチェク(チェコ)
118 カルロス・ベローナ(スペイン)

モビスター チーム (スペイン)
121 ナイロ・キンタナ(コロンビア)
122 オールイス・アウラール(ベネズエラ)
123 ヨン・バレネチェア(スペイン)
124 ジェフェルソン・セペダ(エクアドル)
125 ダヴィデ・フォルモロ(イタリア)
126 ロレンツォ・ミレージ(イタリア)
127 エイネル・ルビオ(コロンビア)
128 アルベルト・トレス(スペイン)

Q36.5プロサイクリング チーム(スイス)
131 トーマス・ピドコック(英国)
132 シャビエル・アスパレン(スペイン)
133 マーク・ドノヴァン(英国)
134 ダミアン・ホーゾン(オーストラリア)
135 エミルス・リエピンシュ(ラトビア)
136 マッテオ・モスケッティ(イタリア)
137 ミラン・ファデル(オランダ)
138 ニコラス・ズコウスキー(カナダ)

トーマス・ピドコック ©Massimo Paolone/Lapresse

スーダル・クイックステップ(ベルギー)
141 ミケル・ランダ(スペイン)
142 マティア・カッタネオ(イタリア)
143 ヨセフ・チェルニー(チェコ)
144 ジャンマルコ・ガロフォリ(イタリア)
145 イーサン・ヘイター(英国)
146 ジェームス・ノックス(英国)
147 ルーク・ランパーティ(米国)
148 ポール・マニエ(フランス)

チーム ジェイコ・アルウラー(オーストラリア)
151 クリス・ハーパー(オーストラリア)
152 クーン・ボウマン(オランダ)
153 ダヴィデ・デプレット(イタリア)
154 ポール・ダブル(英国)
155 フェリックス・エンゲルハート(ドイツ)
156 マイケル・ヘップバーン(オーストラリア)
157 ルーク・プラップ(オーストラリア)
158 フィリッポ・ザナ(イタリア)

チーム ピクニック・ポストNL(オランダ)
161 ロマン・バルデ(フランス)
162 アレクサンダー・エドモンソン(オーストラリア)
163 クリス・ハミルトン(オーストラリア)
164 ハイス・レイムライゼ(オランダ)
165 ニクラス・メルクル(ドイツ)
166 マックス・プール(英国)
167 カスペル・ファンウーデン(オランダ)
168 ブラム・ウェルテン(オランダ)

チーム ポルティ・ビジットマルタ(イタリア)
171 ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア)
172 ダヴィデ・バイス(イタリア)
173 マッティア・バイス(イタリア)
174 ジョヴァンニ・ロナルディ(イタリア)
175 ミルコ・マエストリ(イタリア)
176 フランシスコ・ムニョス(スペイン)
177 アンドレア・ピエトロボン(イタリア)
178 アレッサンドロ・トネッリ(イタリア)

チーム ヴィスマ・リースアバイク(オランダ)
181 ワウト・ファンアールト(ベルギー)
182 エドアルド・アッフィニ(イタリア)
183 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ)
184 オラフ・コーイ(オランダ)
185 ステフェン・クライスヴァイク(オランダ)
186 バルト・レメン(オランダ)
187 ディラン・ファンバーレ(オランダ)
188 サイモン・イェーツ(英国)

グランツール初優勝を狙うワウト・ファンアールト ©LaPresse

チューダー・プロサイクリングチーム(スイス)
191 マイケル・ストーラー(オーストラリア)
192 マルコ・ブレンナー(ドイツ)
193 アレクサンダー・クリーガー(ドイツ)
194 リック・プルイマース(オランダ)
195 フロリアン・ストーク(ドイツ)
196 ヤニス・ヴォワザール(スイス)
197 ローレンス・ワーバス(米国)
198 マイケル・ゼイラート(オランダ)

UAEチームエミレーツ・XRG(UAE)
201 フアン・アユソ(スペイン)
202 イゴール・アリエタ(スペイン)
203 フィリッポ・バロンチーニ(イタリア)
204 イサーク・デルトロ(メキシコ)
205 ラファウ・マイカ(ポーランド)
206 ブランドン・マクナルティ(米国)
207 ジェイ・ヴァイン(オーストラリア)
208 アダム・イェーツ(英国)

前年の覇者ポガチャル欠場でUAEチームエミレーツのエースに起用されたアユソ ©LaPresse

VFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ(イタリア)
211 フィリッポ・フィオレッリ(イタリア)
212 ルカ・コヴィリ(イタリア)
213 フィリッポ・マーリ(イタリア)
214 マルティン・マルチェルージ(イタリア)
215 アレッシオ・マルティネッリ(イタリア)
216 アレッサンドロ・ピナレロ(イタリア)
217 マヌエーレ・トロッツィ(イタリア)
218 エンリーコ・ザノンチェッロ(イタリア)

XDS・アスタナ チーム(カザフスタン)
221 ディエゴ・ウリッシ(イタリア)
222 ニコラ・コンチ(イタリア)
223 ロレンツォ・フォルトゥナート(イタリア)
224 マックス・カンター(ドイツ)
225 アントン・クズミン(カザフスタン)
226 ファウスト・マスナダ(イタリア)
227 ワウト・プールス(オランダ)
228 クリスティアン・スカローニ(イタリア)

第108回ジロ・デ・イタリアは5月9日にアルバニアで開幕

5月9日にアルバニアで開幕する全24日間のステージレース、第108回ジロ・デ・イタリアがチームプレゼンテーションを行った。2024年の総合優勝者タデイ・ポガチャルは欠場したが、UAEチーム、エミレーツXRGはフアン・アユソ(スペイン)をエースに起用。2021年総合優勝のエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)、2023年のプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)らが参戦する。

2023年の総合優勝者ログリッチ ©LaPresse
2021年の総合優勝者ベルナルはコロンビアチャンピオンジャージを着用 ©LaPresse
前年の覇者ポガチャル欠場でUAEチームエミレーツのエースに起用されたアユソ ©LaPresse
グランツール初優勝を狙うワウト・ファンアールト ©LaPresse
ジロ・デ・イタリアの象徴であるトロフィーがアルバニアにやってきた ©LaPresse

2025ジロ・デ・イタリア日程

5月9日(金) 第1ステージ ドゥラス〜ティラーナ(アルバニア) 164km★★
5月10日(土) 第2ステージ ティラーナ(アルバニア) 13.7km(個人タイムトライアル)★★
5月11日(日) 第3ステージ ブローラ〜ブローラ(アルバニア) 160km★★
5月12日(月) 移動日
5月13日(火) 第4ステージ アルベロベッロ〜レッチェ 187km
5月14日(水) 第5ステージ チェーリエ・メッサーピカ〜マテラ 144km★
5月15日(木) 第6ステージ ポテンツァ〜ナポリ 226km★
5月16日(金) 第7ステージ カステル・ディ・サングロ〜タリアコッツォ 168km★★★
5月17日(土) 第8ステージ ジュリアノーヴァ〜カステルライモンド 197km★★
5月18日(日) 第9ステージ グッビオ〜シエナ 181km★★
5月19日(月) 休養日
5月20日(火) 第10ステージ ルッカ〜ピサ 28.6m(個人タイムトライアル)★★
5月21日(水) 第11ステージ ヴィアレッジョ〜カステルノーヴォ・ネ・モンティ 185km★★
5月22日(木) 第12ステージ モデナ〜ヴィアダーナ 172km★
5月23日(金) 第13ステージ ロヴィーゴ〜ヴィチェンツァ 180km★
5月24日(土) 第14ステージ トレヴィーゾ〜ノヴァ・ゴリツァ(スロベニア) 186km★
5月25日(日) 第15ステージ フィウーメ・ヴェーネト〜アシアーゴ 214km★★★
5月26日(月) 休養日
5月27日(火) 第16ステージ ピアッツォーラ・スル・ブレンタ〜サン・ヴァレンティーノ 199km★★★
5月28日(水) 第17ステージ サン・ミケーレ・アッラーディジェ〜ボルミオ 154km★★
5月29日(木) 第18ステージ モルベーニョ〜チェザーノ・マデルノ 144km★
5月30日(金) 第19ステージ ビエッラ〜シャンポルク 166km★★★
5月31日(土) 第20ステージ ベレス〜セストリエーレ 203km★★★
6月1日(日) 第21ステージ ローマ〜ローマ 141km
★は難易度

J SPORTSがジロ・デ・イタリア生中継…5月9日アルバニア開幕

スポーツテレビ局のジェイ・スポーツ(J SPORTS)が5月9日に開幕する第108回ジロ・デ・イタリアの全21ステージを独占生中継する。パソコン、スマホ、タブレットで見られるJ SPORTSオンデマンドでは日本語実況・解説に加え、現地実況・解説(英語)で全ステージをスタートからフィニッシュまでLIVE配信。

2024ジロ・デ・イタリア第21ステージ ©Gian Mattia D’Alberto/Lapresse

5月9日の第1ステージは無料放送、無料LIVE配信

第1ステージはJ:COMと一部のケーブルテレビ局、スカパー!で無料放送、J SPORTSオンデマンドで無料LIVE配信する。

三大ステージレース「グランツール」の1つとしてツール・ド・フランス、スペインのブエルタ・ア・エスパーニャと並び称せられ、その初戦を飾るのがジロ・デ・イタリア。108回目の2025年はイタリア南東部からアドリア海を挟んだ国、アルバニアで開幕。第1~第3ステージを大会初上陸のアルバニアで争い、休養日を挟んで第4ステージにイタリアに上陸。ブーツのかかとから北上していき、白い砂埃舞うグラベル区間や2回のタイムトライアル、アルプス山脈セストリエーレでの山岳決戦を経て、首都ローマでフィニッシュ。

ドロミテ山塊 ©Fabio Ferrari/Lapresse

21ステージの総距離3413.3km、累積標高は5万2500mと2024年より1万m以上多く、より難易度の高いコース設定となっていて、ピンクの優勝ジャージ「マリアローザ」の行方を予想困難にする。

大会には、18のワールドチーム、5つのプロチームの23チームが出場。有力選手としてプリモシュ・ログリッチ(レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)、エガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ)、リチャル・カラパス(EFエデュケーション・イージーポスト)、サイモン・イェーツ(ヴィスマ・リースアバイク)らグランツール優勝経験者のほか、今季好調のマッズ・ピーダスン(リドル・トレック)、2024年のケガから復帰したワウト・ファンアールト(ヴィスマ・リースアバイク)、新チームに移籍で話題のトーマス・ピドコック(Q36.5プロサイクリングチーム)など注目選手が参戦予定。

ポガチャルが2024ジロ・デ・イタリア第8ステージでマリアローザを守る ©Massimo Paolone/Lapresse

5月9日(金) 第1ステージ ドゥラス〜ティラーナ(アルバニア) 164km★★
5月10日(土) 第2ステージ ティラーナ(アルバニア) 13.7km(個人タイムトライアル)★★
5月11日(日) 第3ステージ ブローラ〜ブローラ(アルバニア) 160km★★
5月12日(月) 移動日
5月13日(火) 第4ステージ アルベロベッロ〜レッチェ 187km
5月14日(水) 第5ステージ チェーリエ・メッサーピカ〜マテラ 144km★
5月15日(木) 第6ステージ ポテンツァ〜ナポリ 226km★
5月16日(金) 第7ステージ カステル・ディ・サングロ〜タリアコッツォ 168km★★★
5月17日(土) 第8ステージ ジュリアノーヴァ〜カステルライモンド 197km★★
5月18日(日) 第9ステージ グッビオ〜シエナ 181km★★
5月19日(月) 休養日
5月20日(火) 第10ステージ ルッカ〜ピサ 28.6m(個人タイムトライアル)★★
5月21日(水) 第11ステージ ヴィアレッジョ〜カステルノーヴォ・ネ・モンティ 185km★★
5月22日(木) 第12ステージ モデナ〜ヴィアダーナ 172km★
5月23日(金) 第13ステージ ロヴィーゴ〜ヴィチェンツァ 180km★
5月24日(土) 第14ステージ トレヴィーゾ〜ノヴァ・ゴリツァ(スロベニア) 186km★
5月25日(日) 第15ステージ フィウーメ・ヴェーネト〜アシアーゴ 214km★★★
5月26日(月) 休養日
5月27日(火) 第16ステージ ピアッツォーラ・スル・ブレンタ〜サン・ヴァレンティーノ 199km★★★
5月28日(水) 第17ステージ サン・ミケーレ・アッラーディジェ〜ボルミオ 154km★★
5月29日(木) 第18ステージ モルベーニョ〜チェザーノ・マデルノ 144km★
5月30日(金) 第19ステージ ビエッラ〜シャンポルク 166km★★★
5月31日(土) 第20ステージ ベレス〜セストリエーレ 203km★★★
6月1日(日) 第21ステージ ローマ〜ローマ 141km★は難易度

ジロ・デ・イタリアに総合優勝に関わるレッドブルボーナスタイムが新登場

2025ジロ・デ・イタリアにおいて総合成績に大きな影響を与える画期的な新ルール「レッドブルKM」が導入された。それはす。5月9日から6月1日まで予定されている大会の21ステージ中、個人タイムトライアルを除く19ステージに、レッドブルブランドのキロメートルが設けられ、この地点を最初に通過した3人の選手に、1着6秒、2着4秒、3着2秒のタイムボーナスが与えられ、個人総合成績から差し引かれる。

©Red Bull Content Pool

レッドブルKMは、総合成績に関わるボーナスタイムを授与する唯一の中間ポイントとなる。これとは別に個人タイムトライアルを除く19ステージのゴールでは、1位選手が10秒のボーナスを獲得する。

KMボーナスタイムはマリアローザをねらうために無視できない存在

アルバニアで開幕する第1ステージから、ボーナスタイムを争う戦いは非常に重要になる。序盤のタイムはまだ接戦。たった数秒が各チームの計算を覆し、マリアローザの行方を変えてしまうことがある。すべての集団スタートステージに設定されたレッドブルKMは、最終日ローマでのフィナーレまで総合優勝争いを面白くさせそうだ。1948年はわずか11秒差で総合優勝者が勝利を修めたこともある。

レッドブルKMは、チーム戦略としてブレイクアウェイを試みてボーナスタイムを争うというモチベーションを与えます。アタックしたい選手とメイングループの駆け引きは、世界で最も過酷なレースを見守るファンにさらなる興奮をもたらすことになる。永遠の都ローマでのフィナーレでは、総合優勝選手がジロ・デ・イタリアの有名なトロフィー「トロフェオ・センザフィネ」を掲げた瞬間にレッドブルがなんらかのサプライズを用意しているという。

ドロミテ山塊 ©Fabio Ferrari/Lapresse

各ステージのレッドブルKM地点

  • ST1 SAUK -48 km to the finish
  • ST3 HIMARE -72
  • ST4 OSTUNI -105
  • ST5 BERNALDA -51
  • ST6 BRUSCIANO -52
  • ST7 TAGLIACOZZO CENTRO -13
  • ST8 CASTEL SANTA MARIA -20
  • ST9 COLLE PINZUTO -14
  • ST11 VILLA MINOZZO -24
  • ST12 BRESCELLO -33
  • ST13 ARCUGNANO -10
  • ST14 MANZANO -62
  • ST15 ENEGO -33
  • ST16 BRENTONICO -10
  • ST17 LE PRESE -25
  • ST18 SIRTORI -57
  • ST19 SAINT-VINCENT -37
  • ST20 BERGERIE LE CASETTE -32 (-4.3 km to the GPM Colle delle Finestre)
  • ST21 ROMA via di San Gregorio -25

2025マリアローザはメンズランジェリーのイウマンがスポンサーに

イタリアの男性用下着ブランド、インティミッシミ・ウォモがIUMAN(イウマン)というブランド名に改称し、同国最大の自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリアで首位選手が着用するピンク色のリーダージャージ、マリアローザのスポンサーとなった。

2025ジロ・デ・イタリアのマリアローザ

イタリアのランジェリーブランド「Intimissimi(インティミッシミ)」は、イタリア語の下着を意味する「intimo」に由来。その男性ブランドがインティミッシミ・ウォモだった。これまでは新人賞ジャージのマリアビアンカのスポンサーシップだったが、いよいよ最も称賛される個人総合成績1位のマリアローザの胸に名前が掲載されることになった。

ローンチイベントがヴェローナの中心にあるIUMAN – インティミッシミ・ウォモの店舗で開催され、ブランドを所有するオニバース社のマッテオ・ヴェロネージ取締役、IUMANのゼネラルマネージャーであるアレッサンドロ・ソアーヴェ、ジロ・デ・イタリアを運営するRCSスポルトのパオロ・ベリーノCEO、ヴェローナ出身で2004ジロ・デ・イタリア優勝者であるダミアーノ・クネゴが出席した。

ジャージはイタリアのサイクリングウエアメーカー、カステリによってデザインされる。2025年のマリアローザは、現代的な方法で国際主義の概念を伝える地球のテクスチャーグラフィックを特徴としているという。

ジロ・デ・イタリアは2024年に外務省と国際協力省から「メイド・イン・イタリア」のアンバサダーとして正式に認められた。この名誉ある認識を祝うために、マリアローザと他の3つのリーダージャージは、ジロ・デ・イタリアのグローバルな発展と到達を反映するようにデザインされている。

ピンクのリーダージャージ、マリアローザの歴史

マリアローザ(Maglia Rosa)は1931年のジロ・デ・イタリアで、個人総合時間賞の首位に立った選手に授与されることになった。最初にマリアローザを着た選手は、1931年5月10日のミラノからマントヴァへの第1ステージの勝者であるレアルコ・ゲッラ(Learco Guerra)だ。

それ以来89回の開催で、265選手がジロ・デ・イタリアの歴史の中で少なくとも1ステージはマリアローザを着用した。マリアローザを最も多く着た選手はエディ・メルクス(Eddy Merckx)で、78ステージ。これに続くのはフランチェスコ・モーゼル(Francesco Moser)の57ステージ、ジーノ・バルタリ(Gino Bartali)の50ステージ。

メルクスはマリアローザを連続で最も着用した記録も持っていて、その数は36ステージ。第1ステージから最終ステージまでジャージを着用したのは2選手のみで、メルクスは1973年、ジャンニ・ブーニョ(Gianni Bugno)は1990年にそれを達成した。

イタリアは1009回のマリアローザ着用でランキングをリードし、次にベルギーが164回、スペインが140回。設立以来、28カ国の選手がマリアローザを着用している。

ジロ・デ・イタリア開幕記念ボトル発売…マリアローザとブラック

エリート社から5月9日に開幕するジロ・デ・イタリア2025の開催を記念する限定デザインのFLYボトルが発売される。容量550ml、1450円。

FLY ジロ・デ・イタリア 2025

毎年コレクターズアイテムとしても人気のボトルで、ジロ・デ・イタリア個人総合トップの選手だけが着用することが許されるリーダージャージ、マリアローザのピンクと、全行程のルートマップがあしらわれたブラックの2カラーがラインナップされている。

FLY ジロ・デ・イタリア 2025

FLY ジロ・デ・イタリア 2025
容量:550ml
重量:約51g
直径:74mm
カラー:ピンク、ブラック
充填ドリンクの最大温度40℃まで。BPAフリー
税込定価:1450円

●カワシマサイクルサプライのホームページ