オフィシャルサポーターズヴィレッジ…ツール・ド・フランスさいたまを楽しむ特設エリア

「J:COM presents 2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」(10月27日、さいたま新都心駅周辺で開催)は、大会当日にさいたまスーパーアリーナ内に設置する「オフィシャルサポーターズヴィレッジ」の詳細を発表した。

20種類のマイヨジョーヌ ©ASO/Pauline Ballet

「オフィシャルサポーターズヴィレッジ」は、ツール・ド・フランス本大会で各ステージのスタートエリアに設置される、入場者へのホスピタリティとファンサービスをメインの目的とする「Village(ヴィラージュ)」に由来し、「オフィシャルサポーターズ」会員とゲスト招待関係者のみが入場できる限定エリア。

サポーターズヴィレッジは、「ツール・ド・フランスエリア」、「展示・体験エリア」、「スポンサーエリア」、「さいたまエリア」、「セレモニー エリア」の5つのエリアから構成され、各エリアのコンセプトに応じたサービスを楽しむことができる。

ツール・ド・フランスエリアには、 総合優勝者が着用するマイヨジョーヌの誕生100周年を記念して制作されたツール・ド・フランス2019全20種類のマイヨジョーヌを展示。

ステージ前に陣取れば全選手が確実に見られる ©Saitama city

オフィシャルサポーターズヴィレッジに入場できるオフィシャルサポーターズの申し込みは10月16日(水)正午まで。

オフィシャルサポーターズヴィレッジ応募(大会公式サイト)

オフィシャルサポーターズヴィレッジ会場マップ

会場コンセプト

ツール・ド・フランスエリア
ツール・ド・フランス公式フレグランス、さいたまクリテリウムオフィシャルグッズの販売、ツール・ド・フランス2019のマイヨジョーヌ全20種類の展示

展示・体験エリア
ARアプリを活用した合成写真撮影コーナー、オリジナルフェイスペイントの体験、ロードバイク・パラサイクリング車両の展示

スポンサーエリア
スポンサー企業の商品、サービスの提供

さいたまエリア
地元さいたまの文化の紹介、地元グルメの販売

セレモニーエリア
選手ピットエリア、各種セレモニー、表彰式の観覧、大型ビジョンでのレース放映

出展ブース

ステージイベント

さいたまクリテリウムの開幕を告げるオープニングセレモニーを実施。レース後には、特設コースでしのぎを削った世界トップレベルの選手たちの表彰式や記念撮影が行われる。また、当日のレースの模様もステージに隣接した大型LEDビジョンで放映し、ヴィレッジ内で観覧できる。

オープニングセレモニー
(11:55〜12:40)

表彰式
(16:30〜17:00)

クビアトコウスキーがツール・ド・フランスさいたま参戦

イネオスのミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)が10月27日、さいたま新都心駅周辺で開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに出場する。コロンビアのイバン・ソーサに代わっての出場と、10月11日に主催者が発表した。

ティレーノ〜アドリアティコ総合優勝のミハウ・クビアトコウスキー © LaPresse/Spada

同選手は2014年の世界チャンピオン。2016年から現チームの前身スカイに加入し、2020年も現チームで走る。2015アムステルゴールドレース、2017ミラノ〜サンレモとメジャーレースで優勝するとともに、2018ティレーノ〜アドリアティコ、同ツール・ド・ポーランドなど中規模のステージレースで総合優勝。

ツール・ド・フランスでクリストファー・フルームやゲラント・トーマスの頼もしいアシスト役として活躍し、信頼されている。さいたま大会は2017年以来2年ぶり2回目の出場となる。

●ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムのホームページ

さいたま参戦のコズネフロワがフランス杯で新人王に

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに初参戦するAG2Rラモンディアルのブノワ・コズネフロワ(フランス)がフランス国内の主要大会を集めたシリーズ戦、クプドフランスで新人賞部門の1位になった。同チームは団体優勝も獲得した。

AG2Rラモンディアルのブノワ・コズネフロワ

24歳のコズネフロワは2017年のU23世界チャンピオン。2019年はツール・デュ・リムザン総合優勝をはじめ4勝を挙げた。ツール・ド・フランスにも初出場し、新人賞部門で総合14位になっている。10月27日に開催されるツール・ド・フランスさいたまのメンバーとしても起用されている。

「クプドフランスの総合成績では1番になれなかったが、新人賞になれたことはうれしい。これいじょうのシーズンはないと思う」とコズネフロワ。

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

ジャパンカップとツール・ド・フランスさいたまがコラボポスター

SUBARU presents 2019 ジャパンカップサイクルロードレース」と「J:COM presents 2019 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が「自転車でアツくなる二週間」をキーワードに、初となるコラボポスターを制作し、宇都宮市とさいたま市を結ぶJRと東武鉄道の沿線駅にポスターを掲出する。

ワンデーレースとしてはアジアで唯一、最上位カテゴリーのオークラス(Hors Class = 超級)のレースを開催するジャパンカップと、ツール・ド・フランスで活躍するトップ選手が集結するさいたまクリテリウムが同時期に関東で開催されていることから、ともに大会を盛り上げ、相互プロモーションを目的として実施した。

コラボポスター掲出概要

①JR
・掲出場所=沿線駅構内(宇都宮駅~さいたま新都心駅ほか)
・掲出期間=10 月 14 日(月・祝)~10 月 27 日(日)
・掲出枚数=約 90 枚

②東武鉄道
・掲出場所=沿線駅構内(東武宇都宮駅~大宮駅ほか)
・掲出期間=10 月 11 日(金)~10 月 27 日(日)
・掲出枚数=約 90 枚

SUBARU presents 2019 ジャパンカップサイクルロードレース

・日程=10 月 18 日(金)~20 日(日)
・会場=宇都宮市森林公園周回コース ほか
公式ホームページ

J:COM presents 2019 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

・日程=10 月 27 日(日)
・会場=さいたま新都心駅周辺
公式ホームページ

バルデやバルベルデと最接近できる帯同プラン募集開始

ツール・ド・フランスで活躍した選手たちが来日する10月27日開催のツール・ド・フランスさいたまクリテリウムで、2019年から企画が始まった「チーム帯同プラン」の第二弾、AG2Rラモンディアルとモビスター帯同プランの募集が10月3日に始まった。募集は10月4日の12時まで。1人50万円で2人限定。

ロマン・バルデ

「海外チームに帯同できるスペシャルな体験!」をコンセプトに、世界で活躍するスーパースターとともに時間を過ごせる夢のような2日間を大会が考案した。

レース前日は、ロードバイクを調整するマビックバイクストレージの見学や「前夜祭」への招待。また、レース当日は選手たちと同じバスで会場へ移動、レース前に選手と一緒にコースを走行できるオープニングイベント「オープニング走行」、選手ピットエリアでの交流、スタート・フィニッシュエリアでのレース観戦など、これまでにない体験型特典が用意される。

●チーム帯同プランの詳細記事

アルカンシエルのユニホームでバッティング練習するアレハンドロ・バルベルデ © Yuzuru SUNADA

10月26日(土)のスケジュール

10:00 マビックバイクストレージ見学
翌日のレースで選手たちが乗るバイクが目の前に!

13:15 ツール・ド・フランス2020ルートプレゼンテーション観覧
ゲスト解説を聞きながらツール・ド・フランス2020のコースをチェック

14:30 チームプレゼンテーション観覧
メインレースに出場する各チームのチームプレゼンテーションを選手と一緒に観覧

16:00 市内交流会観覧
選手と一緒にさいたま市内交流会を観覧

18:00 A.S.O. QAコーナー
ツール・ド・フランスの主催者であるA.S.O.(Amaury Sport Organisation)の担当者にツール・ド・フランスの裏側、選手についての質問を直接質問できます!

19:30 前夜祭参加
選手たちが全員参加する前夜祭に参加。飲食あり

21:00 宿泊
選手たちと同じホテルに宿泊できます!

ビンチェンツォ・ニーバリ、マルセル・キッテル、マッテオ・トレンティンが和太鼓にチャレンジ © Yuzuru SUNADA

10月27日(日)のスケジュール

9:00 朝食
選手たちと同じ会場での朝食

11:45 さいたまスーパーアリーナへ移動
選手たちと同じバスに乗車し、会場まで移動

12:00 オープニング走行記念撮影
選手ピットエリア付近で記念撮影帯同(購入された)チームと一緒にオープニング走行にも参加できます! ※希望者のみ

13:00 選手ピットエリアツアー
選手ピットエリアでスプリントレース、タイムトライアルレースに出場していない選手を中心に、サインや記念撮影、会話など、ご自由にお楽しみください

14:40頃 スタート・フィニッシュ付近に移動

14:55 メインレース観戦
スタート・フィニッシュ付近でクリテリウムメインレース観戦! 迫力のゴール前スプリントがあなたの目の前で繰り広げられる!

16:20頃 さいたまスーパーアリーナに移動

16:30 表彰式観覧
表彰式を観覧

●オフィシャルサポーターズ「チーム帯同プラン」

トンネルの出口が見えた…フルームがさいたまでレース復帰へ

ツール・ド・フランスで4度の総合優勝を誇るイネオスのクリストファー・フルーム(英国)が6月の大腿骨などの骨折からカムバックし、10月27日に開催されるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムで実戦復帰することが確実になった。

クリストファー・フルーム。2017ツール・ド・フランス

フルームは6月12日、フランスで開催されたクリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージのための試走時に落車して大腿骨などを骨折。大会最多タイの5勝目に挑むはずだったツール・ド・フランスへの欠場を余儀なくされた。

9月30日には自身のツイッターに、「トンネルの終わりの明かりが見えた」と書き込んだ。2020年のツール・ド・フランス参戦に意欲を示し、すでに出場表明しているツール・ド・フランスさいたまクリテリウムでの実戦復帰を目指してトレーニングを再開した。