2020年ブエルタ・ア・エスパーニャが新型コロナウイルス感染拡大により延期となった大会の新ルートを発表した。開幕から3区間を予定していたオランダを外し、渡航禁止によってレース訪問を拒絶したポルトガルのルートをスペインに移した。全18区間。
新型コロナウイルスによる世界的な健康危機によりポルトガルの通過が不可能によって引き起こされた例外的な状況のために、大会主催者は2つのポルトガルのステージ都市をスペインに置き換えて、レースのルートを再構成した。
修正された2区間は総合優勝を左右する難関
ルートの変更はステージ都市だけでなく、ステージ自体のプロファイルにも影響を与えた。第15ステージは234.6kmで、今大会で最も長いステージとなった。退会テクニカルディレクターのフェルナンド・エスタートンは「コースの地形と距離を考えると、大きな逃げが決まる可能性が高い」と述べた。
「曲がりくねった地形で、集団は逃げを制御するのに苦労する。さらに2016年とは異なり、今回はプエルバデサンブリアがレースの最後の週に位置するので、チームは選手数を減らしてゴールまで走ることになる」
第16ステージは総合優勝に影響する山岳が新設された。
「フィニッシュ手前30kmにカテゴリー1の山岳があり、有力選手はふるいにかけられる。おそらく、優勝候補を含めて約30〜40人の小さなグループになる。総合優勝をねらう選手は、退会終盤に位置するここでの走りをミスすると致命傷となるため、集中する必要がある」
2020ブエルタ・ア・エスパーニャ日程
10月20日(火) 第1ステージ イルン〜アラーテ 171km★★
10月21日(水) 第2ステージ パンプローナ〜レクンベリ 151km★★★
10月22日(木) 第3ステージ ロドサ〜ラグナレグナ・デ・ビヌエサ 163.8km★★★
10月23日(金) 第4ステージ ガライ〜エヘアデロスカバレロス 190km
10月24日(土) 第5ステージ ウエスカ〜サビニャニーゴ 185.5km★
10月25日(日) 第6ステージ ビエスカス〜ツールマレー峠(フランス) 136.6km★★★
10月26日(月) 休養日
10月27日(火) 第7ステージ ビクトリアガステイズ〜ビジャヌエバ・デ・バルデゴビア 160.4km★
10月28日(水) 第8ステージ ログロニョ〜アルトデモンカルビリョ 164.5km★★★
10月29日(木) 第9ステージ カンペアドール〜アグイラルデカンポ 163.6km
10月30日(金) 第10ステージ カストロウルディアレス〜スアンセス 187.4km
10月31日(土) 第11ステージ ビジャビシオサ〜アルトデラファラポナ 170.2km★★★
11月1日(日) 第12ステージ ラポララビアナ〜アングリル 108.5km★★★
11月2日(月) 休養日
11月3日(火) 第13ステージ ミュロス〜ミラドルデエザロ 33.7km (個人タイムトライアル)
11月4(水) 第14ステージ ルーゴ〜オウレンセ 205.8km★
11月5日(木) 第15ステージ モス〜プエルバデサンブリア 234.6km★★
11月6日(金) 第16ステージ サラマンカ〜シウダーロドリゴ 162km★★
11月7日(土) 第17ステージ セクエロス〜アルトデラコバチラ 178.2km★★★
11月8日(日) 第18ステージ ザルツエラ〜マドリード 125.4km
総距離2892.2km ★は難易度 太字はコースが修正されたところ
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