多摩川スカイブリッジ開通記念ラン&ウォーク3月5日開催

羽田空港と川崎市に架かるスカイブリッジ開通を記念してラン&ウォークイベント「スカイブリッジラン&ウォーク」が2022年3月5日(土)に開催される。スカイブリッジラン&ウォーク実行委員会(アスロニア、ダブリューズカンパニー、デポルテほか)が1月13日に発表した。

多摩川スカイブリッジ

橋梁を最小限に設計した「環境にも人にも優しいオーガニックブリッジ」として、大きな注目を集めるこの橋を子供から大人まで誰でも走り歩き楽しめるウェ ルネスイベント。子供と一緒のバギーランや愛犬と一緒での参加もできる。自分のスタイルで橋を楽しめる。開通前に特別に許された一生に一度きりのチャンスだ。

スカイブリッジ開通記念ラン&ウォーク
日時:2022年3月5日(土)14:30-16:30
受付場所:TREX KAWASAKI RIVER CAFE
神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-9 東急REIホテル 1F
京急川崎駅から京急大師線「小島新田」駅 下車タクシーで5分・徒歩で15分
コース:スカイブリッジ全⾧675m周回コース
内容:多摩川スカイブリッジ(全⾧675m)を 自由にランやウォークで楽しむ
参加資格:なし
定員:1000名(先着順)
エントリー:モシコム(1月24日~開始予定)

●アスロニアの詳細ページ

この大会は中止になりました。下記詳報

3年ぶり開催の気仙沼つばきマラソンはコロナ禍を考慮して秋開催へ

宮城県気仙沼市の大島を舞台とする「第39回河北新報気仙沼つばきマラソン」は2022年4月の開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の状況を考えて、11月6日に延期して開催を行う。2020、2021年と大会は中止となっていただけに、3年ぶりの開催を目指す。

気仙沼つばきマラソンは震災以来参加し続けているハーフ大会だ

天候不順がちな4月開催を変更

河北新報社、気仙沼市などが主催する同大会。12月23日に同実行委員会が延期開催を発表した。河北新報の記事には、「大会はこれまで春に行ってきたが、天候不順なことが多かった。コロナの影響を極力回避するためにも、来年は秋開催が望ましいと判断した」とある。

大島小・中学校前を発着点とするコースを島内に設け、ハーフ、10km、5km、3kmのレースを実施する予定。1300人程度のランナーを募集する。2019年大会は本土を結ぶ気仙沼大橋開通イベントとして、この橋をコースの一部に取り入れたが、2022年はそれ以前の島内コースに戻す計画。ただし、復興議定により島内の道路が一部変わっているためコースは検討中だという。

詳細は2月に更新予定の大会ホームページに掲載される。

気仙沼つばきマラソンには震災翌年の2012年(復興支援団体による気仙沼大島ランフェスタとして開催)から連続出場しているが、確かに好天は少なかった。2013年は凍てつくようなみぞれ、2016年は土砂降り、2018年も雨、2019年も前日に大雪となり、大会当日は路肩に雪が残る中でのイベントだった。

ただし東北の4月中旬は桜のつぼみがほころびる時期で、花びらが散り始めた首都圏からクルマで北上する道中は、桜前線の現在地を確かめるようなワクワク感が常にあった。復興道路のシンボルである三陸自動車道も仙台を基点に、毎年延伸していき、ついに全線開通となった。

また、毎年フェリーで往復していた気仙沼大島は、悲願の大橋が完成して陸続きで訪問できるように。もはや孤島とはいえない。復興事業のフィナーレがなんとなくささやかれる昨今、つばきマラソンもその役割を変えようとしている。

●気仙沼市のホームページ

ビーチ生まれのスケッチャーズが厚底ランシューズに参入

米国ロサンゼルスのマンハッタンビーチで誕生したフットウエアブランドSKECHERS(スケッチャーズ)が、全てのランナーに向けたランニングシューズカテゴリーSKECHERS GORUNから、GORUN SPEED FREEK(ゴーラン スピード フリーク)を新発売した。2万7390円(税込み)。

ミッドソールに採用したこのテクノロジーは「超臨界流体技術」を活用した独自製法で、クッション性と反発性を高め、これまで以上の軽量化と耐久性を実現。軽量化、クッション性、反発性のすべてを実現したミッドソール
リップストップナイロン製の非常に軽量且つ丈夫で通気性の高いハイパーモノメッシュ素材アッパーを採用し、ソフトな履き心地を実現

ランナーのパフォーマンスを最大限に引き出す機能とその履き心地のよさでさまざまな賞を受賞してきたSKECHERS GORUN”は、革新的な独自開発機能により反発性とクッション性に優れ、快適かつスタイリッシュに走れるよう設計されたランニングシューズを展開。ボストンマラソン優勝などの実績を持つメブ・ケフレジギやNCAAで17回チャンピオンに輝いたエドワード・チェセレクも愛用している。
 
スピードランナー向けに開発されたGORUN SPEED FREEKは、超臨界流体技術により微細な気泡を球体の形で発生・固定させることに成功したSKECHERS HYPER BURSTミッドソールを採用し、超軽量でクッション性と反発性の両立を実現。また、特許出願中の超軽量カーボンファイバー製ウィングレット型プレートと アウトソールのHYPER ARC形状により、前方への推進力を強化した。

アッパー素材にはリップストップナイロン製の軽量なモノメッシュを採用し、通気性と耐久性を向上しているほか、アウトソールにはグッドイヤー社製のラバーを搭載し、グリップ力、耐久性、安定性を確保し、優れた履き心地を実現した。

Goodyear社とSKECHERSが共同開発を行ったパフォーマンスラバーアウトソールを採用し、グリップ力、耐久性、安定性を向上

SKECHERS GORUN SPEED FREEK

超軽量レーシングシューズ。198g(メンズ27cm)。HYPER BURSTミッドソール、HYPER ARCテクノロジーアウトソール、カーボン製ウィングレットプレート、Goodyearパフォーマンスアウトソール、そして通気性のあるアスレチックモノメッシュアッパーを備え、安定感、反応性とクッション性に優れた履き心地を実現したレーシング向けの厚底ランニングシューズ。

前足部に搭載された効率的で高い剛性対重量比を備えた特許出願中のカーボン製ウィングレットプレートによりシューズを軽量化

発売日:2021年秋冬より発売中
販売店舗:●ステップスポーツ つかしん店 ●ステップスポーツ 吹田店 ●ステップ 元町店 ●RUNARX RUNNING COMPANY  ●SPORTS JOY ●マツバラスポーツ ●スポーツスタジアム ソブエ ●笹倉スポーツ 空港店 ●アレックススポーツ沖浜店 ●阪急うめだイングス ●アンドウスポーツ ●スポーツマリオ ラン&フィットネス マルイシティ横浜店 ●スポーツマリオ ラン&フィットネス 新宿髙島屋ウェルビーフィールド ●富士スポーツ ●スーパースポーツゼビオ 東京御茶ノ水本店 ●スーパースポーツゼビオ ドーム札幌月寒店 ●スーパースポーツゼビオ 郡山西ノ内店 ●スーパースポーツゼビオ 浜松宮竹店 ●スーパースポーツゼビオ LINKS UMEDA店 ●スーパースポーツゼビオ ドームつくば学園東大通り店 ●シラトリ静岡ジャンボ店 ●シラトリスポーピア湘南藤沢店 ●シラトリスポーピア黄瀬川店 ●シラトリ富士ジャンボ店 ●シラトリ藤枝店 ●スケッチャーズストア(一部店舗を除く)

アウトソールの形状HYPER ARCテクノロジーが推進力をサポート

スケッチャーズとは
カリフォルニア州マンハッタンビーチに本社を置くスケッチャーズ(ニューヨーク証券取引所:SKX )は、メンズ・ウィメンズ・キッズ向けのさまざまなライフスタイルとパフォーマンスフットウエアをデザイン、開発、販売している。スケッチャーズのフットウエアは、百貨店や専門店、スケッチャーズ社や第三者が保有する4170の小売店、同社のオンラインストアを通して、米国および世界170以上の国・地域で販売されている。

世界のディストリビューターを通じてグローバルなビジネスを運営していて、アジア、イスラエル、メキシコにジョイントベンチャーパートナーを、カナダ、日本、インド、ヨーロッパとラテンアメリカの各地に完全所有子会社を有している。

●スケッチャーズのホームページ

東京マラソン大会延期も「当日走ろう」と白戸太朗

2021年10月17日の開催を目指した東京マラソンは新型コロナウイルス感染状況をふまえ、2022年3月6日に延期されたが、元プロトライアスリートで東京都議会議員の白戸太朗が「10月17日は予定どおり走るよ~」と呼びかけた。

「2021年の秋はKONA(アイアンマン・ワールドトライアスロン)が延期なので、東京マラソンがメイン!と思っていたらこちらも来春に。もちろん、それぞれ仕方ないことは理解している。大きな大会ほど課題は多い。でも、目指してきたものがすっとなくなると…」

白戸が交流とのある関係者とそんな話をしていて、「じゃあ走ろうか?」と発案。Re.Ra.Ku PROがこのアイデアに合流した。

「レースでもイベントでもありません。ここまで練習してきた成果を、いや来春に向けての練習を(こちらの方が多い!?)ちょっと仲間とシェアしながら走れればいいかなと。40kmは一人で走るには長すぎる(笑)。お付き合いしてくれる人を募集します」

その名もKOKYO MARATHON 2021

9月15日にグランドオープンした新しい皇居ランの拠点、Re.Ra.Ku PRO 永田町店ランニング&カフが、Re.Ra.Ku PROランニングクラブの練習会としてスペシャルプログラムを開催。その名は「KOKYO MARATHON 2021」。2021年の東京マラソン開催予定日だった10月17日(日)に、参加者がおそろいのTシャツを着て、それぞれの距離とペースで皇居ランを楽しむと内容で、計測はない。

東京マラソンといえばコロナ禍が始まった2020年に、自らの日本記録を塗り替える走りを記録した大迫傑の雄姿が印象に残る。さらに2020東京五輪でも感動的な走りを見せたが、白戸は「他人に影響されないぶれないところ」がその強さの秘けつだと分析している。

東京タワーを目指す白戸太朗さん

今回の企画はそんなトップランナーの姿をイメージしながらも、もっと気楽に、自分なりの目標を掲げて楽しもうと提案する。東京のど真ん中を走る時の心がけは、「街を楽しむことです。真面目に走ってばかりではやってられん!?」という白戸。

シューズは厚底がタイム向上するのかを聞いたところ、「タイムに影響するかは個人差があるけど、カラダへのダメージは防げるので、長ーく楽しむことには寄与するでしょう」という。

最後の質問。
2024パリ五輪は参加できる大会。マラソンと自転車ロードは一般参加が受け付けられるとのこと。3年計画で出場を目指していきたいですが、どんなことを心がけていくといいですか?」
「お金とやる気を貯めましょう!」(白戸)

KOKYO MARATHON 2021>
日時:10月17日(日)
40km(皇居ランコース8周)の部 8時半 30名程度
20km(皇居ランコース4周)の部 10時半 40名程度
10km(皇居ランコース2周)の部 15時 30名程度
場所:Re.Ra.Ku PRO 永田町店 ランニング&カフェ
東京都千代田区平河町2丁目16−1 森タワー 1F
募集人数:100名
距離:皇居のランニングコース5キロを各自で周回(周回数は各自自由)

東京マラソンを走る予定だった方! 皇居ランナーの方! 8周して40km走るぞという方! その他ランニング愛好家の方など、どなたでもご参加いただけます。当日はお揃いの参加Tシャツを着て楽しく皇居を走りましょう!

KOKYO MARATHON 2021の申し込みページ

大迫傑がロードバイクの魅力、ランとの共通点を語った

マラソン男子の日本記録を2度も更新し、東京五輪で電撃的に陸上競技選手活動を引退した大迫傑が、スペシャライズドでBODY GEOMETORY(ボディジオメトリー)を体験。インタビューでは欧州遠征時に目撃したツール・ド・フランスのこと、最新技術を使ったフィッティングシステムを体験してこれから始めようというサイクリングへの意気込みなどを語った。

オンラインでインタビューの受け答えをする大迫傑

Body Geometry(ボディジオメトリー)は、すべてのライダーの快適性を高め、パフォーマンスを向上させ、怪我のリスクを減らすというスペシャライズドのやりかた。グローブ、シューズ、サドルなどライダーとバイクが一体となるあらゆるタッチポイントで、イノベーションを起こしてきた。

スペシャライズド・ジャパンはBody Geometryでより多くのライダーを快適にするキャンペーンを開催するが、それに先立ち大迫に製品の体験と自身とバイクのかかわり方やトレーニングの考え方、日本と米国の違い、今後の展望などを語ってもらっている。

同社はさらに2021年9月16日から10月15日までの期間、「Body Geometryで快適なライドを」と題し、同社製品のSNS投稿キャンペーンを行う。

細かいフィッティングによりBody Geometry製品のサイズとポジションを調整する大迫傑

応募方法◆
1.スペシャライズドのBody Geometry製品の実物を撮影
2.InstagramもしくはTwitterで#ボディジオメトリーをつけてBody Geometry製品の写真を投稿 当選者にはDMが送られるので、スペシャライズド・ジャパン公式アカウント( https://www.instagram.com/specialized_japan/ もしくは https://twitter.com/specialized_j )のフォローが必要。アカウントを非公開設定にしている場合は応募対象外。 

◆応募受付期間◆
2021年9月16日(木)~2021年10月15日(金)

◆賞品・当選者数◆
賞品:限定Tシャツ(非売品)
当選者数:Instagram、 Twitterからの応募で抽選20名

◆応募資格◆
以下のすべての条件を満たす人
○日本在住で、かつ賞品の届け先が日本国内
○InstagramのアカウントまたはTwitterアカウントを持っている人

●スペシャライズドの大迫傑インタビュー

ここまでできる! ガーミンコーチの進化が止まらない

GPSと光学式心拍計で測定したトレーニングデータを無償提供アプリで解析し、個人目標を達成するために必要なトレーニングメニューを提示してくれる「Garmin(ガーミン)コーチ」の進化が止まらない。まるでパーソナルコーチをつけているように具体的なメニューが与えられ、それを着実に消化していくことでレベルアップが期待できる。

「なんのための練習なのか」などコーチの理論を動画で視聴して理解することで充実したワークアウトが可能になる

トップアスリートの多くが専属コーチと契約を結び、目標達成に向けてハイレベルな領域でトレーニングを積み上げている。プロとプロとのビジネスなので、指導にかかるマネーもハイレベルなのは当然だ。

jeffコーチの指導により、最初に設定した目標に対する「確実性」が変化していく

そんな幸せなトレーニング環境の一端を無償で一般アスリートに提供してくれるのが、Garmin(ガーミン)コーチだ。スマホなら無料でダウンロードできるアプリ、パソコンなら無料でログインできるホームページで、世界屈指のコーチたちからの専門的なアドバイスを受けることができ、検証済みのワークアウトを提示される。ガーミン製品のプロモーションのために提供される無料コンテンツなので、愛用者は賢く使いこなすのがオトクだ。

ランのコーチは現在のところ 5km、10km、ハーフマラソンのプランを提供してくれる

ラン、サイクリング、トライアスロンの大会に挑戦する人。健康維持や増進のために体重を落としたい人など、その人の目標やフィットネスレベルはさまざまだ。Garminの提供する無償トレーニングプランは、膨大なデータを集積し、それをGarminの特性を熟知したコーチ陣が汎用性のあるメニューを構築。目標達成を支援するというトレーニングプランなのである。

すでに何回がプランを実践してみたが、今回は自分にぴったりのプランが見つかった。ジェフ・ギャロウェイ氏の「5kmランニング」メソッドがじつにハマった。他のコーチよりもスキルを重視し、単純で無理のない技術練習を積み重ねていくことで、ペースアップを実現させるというものだ。ペースと距離をメインに構成されたメニュープランではなく、まさに専属コーチに指導をされているような実効力があった。

最初は簡単でもの足りないスキル練習から入っていったが、スキルを身につけるに従ってタイムも確実に向上していった。そして週を重ねるうちに同じスキル練習ながら回数が増えたりしてハードになっていく。後半はできるかできないかのギリギリの状態が続いた。

1週間のうちどれだけ練習できるかなどそれぞれの環境に応じた練習プランが提示される

ウォーキングをスキルメニューに取り入れているというのも新鮮な感触があった。ギャロウェイ氏は歩きという戦略的なブレイクを入れることで、ほとんどのランナーのタイムが実際に改善されることを発見。

このメリットを得るために、トレーニング中に試行錯誤することが重要で、Garminデバイスはこのプロセスを簡単にするのに役立つと、Garmin製品を有効活用できるのも魅力的だ。各ワークアウトにおいて、Garminデバイスがペースや次のステップに移行するタイミングを知らせてくれる。

GPSユーザーならkm単位のラップタイムは痛いほど把握している
初級者から中級者向けのプランなのでキロ単位のラップタイムは4分24秒が上限だ

個人のペースは最初に入力するが、そのレベルに基づいて、何十万人ものランナーに効果を発揮した方法が提案される。ワークアウトのスケジュールは持久力を伸ばし、より効率的に走り、スピードを向上するために調整されているという。

コーチを選択するとともに、個々の練習量や自己評価、そして目標とするタイムを入力する
ガーミンコーチはハーフマラソンや5kmなど個々のタージェットに応じたプランが用意されている

ケイデンスドリル

ケイデンスは1分間に各足が地面に触れた回数。ケイデンスドリルはケイデンスを増やすために設計されたもので、より速くより効率的に走ることにつながる。ケイデンスドリルは通常のペースで30秒走ることから始まる。ウォークブレイクを取った後にケイデンスドリルを繰り返すが、次のインターバルではケイデンスを増やすようにする。ウォッチがケイデンスを追跡し、目指す達成目標を提供してくれる。

アクセラレーショングライダー ドリル

ウォーキングからランニングにスムーズに移行し、また別のウォークブレイクへとスムーズに切り替える際に役立つよう設計されている。ウォーキングから始めて、シャッフル、スロージョギング、通常のジョギング、そしてランニングへとスムーズに切り替えていく。その後ウォーキングに戻り、グライドをなるべく長く持続しながらシャッフルへと切り替えて、その後ウォーキングをする。

5kmランはフルマラソンが最終目標でもベーストレーニングとして体験しておく価値がある

マジックマイル

パフォーマンスを予測してロングランに安全なペースを設定し、進行状況をモニタリングするために、定期的にマジックマイル(1.6km)を走る。ワークアウトのマジックランの部分にきたら、調子のいい日の通常のランよりも少し速めのペースで1.6km走る。その後、次のマジックランワークアウトでは、引き続き向上できるようにさらに速いペースで走る。計画の中の最後の2つの1.6kmはほぼ全力で走るが、怪我をしないように注意。

ヒルワークアウト

ヒルリピートでは、身体が丘の上り下りをこなせるようになるようにトレーニングする。ワークアウトのヒル部分では、5〜7%の傾斜が付いた坂を40~200mで駆け上り、歩幅を縮めてケイデンスを増やす。丘の最後の3分の1では息切れがしているはず。その後ウォークブレイクを取り、下り坂ではいいフォームを実践しながら、ランニングで坂を下りていく。足は地面に低く保ち、軽く地面を踏むようにして、歩幅が長くならないようにする。丘のふもとで準備が整ったら、デバイスのラップボタンを押してドリルを繰り返す。

スピードワークアウト

スピードワークアウトは、5kmマラソンの目標達成に向けてスピードを向上させるのに役立つ。スピードドリルでは、目標のペースよりもやや速めのペースで400mをランニングするだけ。Garminデバイスが、維持するべきペースを提案する。ウォークブレイクの後にこのドリルを繰り返す。

10月17日開催、東京マラソンへの16週メニューも

ガーミンが提供する各種トレーニングプランは、今回紹介したランニング用が5km、10km、ハーフマラソンの3タイプあり、それ以外にもサイクリングとトライアスロンが用意されている。さらにそれぞれのスキルに応じた週単位のトレーニングメニューや、レース当日をにらんだコンディショニングのプランも充実した。

マラソンメニュー(中級者)

例えば10月17日開催予定の東京マラソンにエントリーした人は、16週間のマラソンメニューが役立つ。初級者・中級者・上級者の3レベルが選択でき、週にどれだけトレーニングに費やせるかで無理のないやり方を教えてくれる。この新しいメニューには「クロストレーニング」の日も設定されていて、例えば「山登りをした」とか「シゴトで重い荷物を担いだ」などの日をこのメニューに置き換えることで、トレーニングを積んだという実績になり、「走らなくちゃいけない」という心的プレッシャーも軽減する。

東京マラソンの16週メニューは6月28日にスタート。次回はこの新コーチプランを実践レポートしたい。

●GarminのGPSデバイスレビュー特設サイト
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