トレックの新型Marlinは街中でも乗れるマウンテンバイク

トレック・ジャパンは、街中でも乗れるマウンテンバイク、新型Marlin(マーリン)を発売する。

マウンテンバイクで近年トレンドのプログレッシブジオメトリー採用で、トレイルでのハンドリング性能が大幅にアップ。街中でもスタイリッシュに乗りこなせるデザイン性で、初めてマウンテンバイクに挑みたい人に適したマウンテンバイク。

【特徴】
・最新のマウンテンバイク用ジオメトリーに進化し、トレイルでの操作性が向上。
・幅広な2.4インチタイヤと内装式ドロッパー対応で、さらに高い安定性を実現。(Marlin 8のみドロッパーポスト標準装備)
・キックスタンド、ラック、フェンダーを取り付けられるマウントも充実していて、街中やツーリング仕様にすることも可能。

■ラインナップ
Marlin 8
価格:184,800円(税込)
サイズ:XS, S, M, ML, L, XL
カラー:Matte Dnister Black

Marlin 7
価格:129,800円(税込)
サイズ:XS, S, M, ML, L, XL
カラー:Galactic Grey、Teal to Nautical Navy Fade、Azure

Marlin 6
価格:107,800円(税込)
サイズ:XS, S, M, ML, L, XL
カラー:Hex Blue to Deepdark Blue、Matte Dnister Black

●トレックの詳細ページ

ポーリーヌ・フェランプレボがMTB世界選手権で二冠獲得

フランスのポーリーヌ・フェランプレボがUCI MTB世界選手権のダブルタイトルを獲得した。フランスのレジェで8月26日に行われたクロスカントリー・ショートトラック(XCC)と同28日のクロスカントリー・オリンピック(XCO)を制した。

クロスカントリー・オリンピック(XCO)の世界チャンピオンとなり、アルカンシエルを着用したフェランプレボ ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

UCI MTB世界選手権でXCCとXCOのダブルタイトル獲得は史上初

XCOは2015、2019、2020年に続く4勝目、XCCは初タイトル。また同選手は2014年に世界選手権ロード、2015年に世界選手権シクロクロスでも優勝。さらに同選手は世界選手権だけでも、ミックスリレーで2014、2015、2016年、MTBマラソンで2019年に世界タイトルを獲得している。

フェランプレボはまず8月26日のクロスカントリー・ショートトラックで優勝した ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

30歳となったフェランプレボが円熟の時を迎えた。ショートトラックで圧勝して初タイトルを獲得したフェランプレボは、2日後のXCOレースに自信に満ちあふれた姿で登場。新たな歴史を作り、これまで以上の栄冠を集めて今回の世界選手権を完遂しようと試みた。

フェランプレボは完璧なスタートを切り、最初の上りですでにリードを奪った。1周目の終わりまでに後続との差を20秒以上に伸ばした。

クロスカントリー・ショートトラックを走るフェランプレボ ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

同じフランス選手のロアナ・ルコントは独走を始めたフェランプレボを追いかけたが、すぐにスイスのジョランダ・ネフや米国のエース、ヘイリー・バッテンとともにトップ3を争う戦いに巻き込まれた。

3選手はプッシュを続けたが、輝かしいキャリアで4度目のエリートXCO世界選手権で優勝したフェランプレボに近づくことができなかった。

ネフは最終ラップで懸命にプッシュして2位を確保し、バッテンはルコントを抜いて3位の位置を獲得した。

8月28日のXCOで独走するフェランプレボ ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

上り坂で速く走るためにリヤサスなしのMTBで賭けに出た

「超ハードなレースだった。ハードテイルバイクでスタートするという選択をしたのは、上り坂で速く走れると分かっていたから。少しリスクが高かったけど、最初から全力を出して2位以下に差をつけにいった。勝ったことは夢のよう。今夜は大きなパーティーになると思う」

クロスカントリー・オリンピック(XCO)でフェランプレボが独走勝利 ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool
2019年8月のワールドカップスイス大会XCOで優勝したフェランプレボ ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

ラルプデュエズを制したピドコックがMTB欧州チャンピオンに

ロードレース、シクロクロス、MTBの三刀流で注目される英国のトム・ピドコックが、8月20日にドイツのミュンヘンで行われた欧州選手権MTBクロスカントリー男子で優勝した。

英国のピドコックがレース終盤にアタックをかける ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022

7月のツール・ド・フランスでは最難関のラルプデュエズで独走勝利。現在のシクロクロス世界チャンピオン。そして東京五輪MTB金メダリストのピドコック。大陸選手権としてはシクロクロスのジュニア(2016年)とU23(2018年)に続くタイトル獲得となった。

欧州選手権MTBクロスカントリー男子 ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022
ミュンヘンのオリンピックパークで行われたMTB欧州選手権 ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022
独走して背後を振り返るピドコック ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022
トム・ピドコックが欧州選手権MTBクロスカントリーを制した ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022
MTB XCO欧州選手権を制したピドコックを中央に左が2位セバスチャン・カールステンセン(デンマーク)、右が3位フィリッポ・コロンボ(スイス) ©Luca Bettini/UEC/SprintCyclingAgency©2022

欧州選手権MTBクロスカントリー女子はフランスのジョアナ・ルコントが優勝した。

欧州選手権MTBクロスカントリー女子はフランスのロアナ・ルコントが優勝 ©Ivan Benedetto/UEC/SprintCyclingAgency©2022

フランスの夏のスキーゲレンデはMTB愛好家のパラダイスだった

フランスでは夏場のスキー場もアクティブなサイクリストでにぎわっている。MTB専用コースが縦横無尽に整備され、上りのリフトに自転車を積載して標高を稼ぐこともできる。そこからは一気にダウンヒルだ。電動パワーが使えるeMTBなら上り坂も楽に進める。アルプス北部に位置するアボリアズはMTB好きの若者たちのパラダイスだった。

リフトを使ってダウンヒルバイクを上げてトレイルを楽しむ。スイス国境にも行けるという

総延長はなんと650km。パスポートを持ってスイスまで

アルプスのモルジンヌから20kmほど上ったところにあるスキー場が標高1800m超のアボリアズだ。数年に1回はツール・ド・フランスのゴールにもなるところで、滞在型レジデンスが林立し、フランス人はここに複数日宿泊してさまざまなアクティビティを楽しんでいる。

自転車はリフトの背面部に簡単に搭載できる

冬はもちろんスキーだが、夏場はハイキングやMTBだ。夏の訪問客のために期間限定でゴンドラやリフトが稼働。リフトには数基に1基の間隔で自転車が引っ掛けられるようになっている。脱着はリフト保安員が手慣れた手付きでやってくれる。

アボリアズはツール・ド・フランスでよく登場するスキーリゾートだ

アボリアズは欧州最大のバイクパークで、専用トレイルは総延長650km。下りを楽しむダウンヒルバイク、アップダウンをこなせるエンデューロバイク、電動のeMTBのコースがそれぞれあり、さらにコースの難易度が多様にあるので、上級者から初級者まで遊べるのが特徴だ。トレイルは尾根道のみならず、谷底、森林地帯、牧草地、岩、急流などさまざまなフィールドが楽しめるように設計されている。

レジデンスは想像以上に快適だ。こういったところでのんびりバカンスを楽しみたいなあ

アボリアズのスキー場がバイクパークになるのは2022年の場合、6月17日から9月11日まで。そのうちリフトは7月2日から9月2日まで稼働する。アウトドア系スポーツが好きな人なら、花が咲き乱れるゲレンデでMTBを持ち込もうという発想は、フランス人のライフスタイルの一部で、自然な成り行きだ。

自転車専用トレイルのゲート

MTBトレイルとハイカーが歩くルートは分離されていることに気づいた。MTBトレイルの入り口にはそれを示すゲートがあり、誤ってハイカーが通行しないように配慮されている。両者が交差する場所は網やロープで注意喚起をしているので、接触する可能性はほぼない。

eMTBの最長コースは80km。トレイルは舗装路よりも路面抵抗があって、通常はこんな距離を走破するのは難しいが、電動アシストの恩恵で自分の体力をはるかに超えた冒険も可能になる。観光局が用意した地図によれば30kmほど離れたスイス国境まで行くことができ、「パスポート必携」と明記されている。

稜線を走ってスイス国境を目指す。下りきった先にもスイス方面に上れるリフトがある

MTBトレイルに挑戦するのは若い男性が多かったが、ファンパークと呼ばれる簡単なコースには母親と子供の姿もあった。またライディング教室やレンタルMTBも自転車ショップで行われている。ライド後はキッチン付きのレジデンスで料理をしたり、MTBツアーの追加オーダーとしてバーベキューも申し込める。

楽できるところにはお金をかけるのがフランス流

リフト乗車券は大人1回840円、1日4620円、複数日は割引となり例えば7日で2万860円。MTB搭載料は乗車券と別に大人1回882円、複数回は8回4480円など。すべて1ユーロ140円で計算。

スキーゲレンデにはスラロームコースが作られていた

為替相場によりフランスの物価は全体的に割高に感じるが、一部の裕福な層や十分な休日が取れる人の娯楽とは感じなかった。フランスの若い世代も「楽して楽しめるところにはお金をかける」とばかり積極的にリフト活用していた。

集落にはいくつかの自転車ショップがあり、レンタルやライディング教室などを行っている

マウンテンバイク・ワールドカップはダウンヒルがルルドで開幕

2022メルセデスベンツUCIマウンテンバイク・ワールドカップが3月26〜27日、フランスのルルドでダウンヒルレース(DHI)が開幕戦として行われた。

ミリアム・ニコルは女子2位 ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

男子は地元フランスのアモリー・ピエロンが、女子はスイスのカミーユ・バランシュが優勝した。

同シリーズは、クロスカントリーオリンピック(XCO)、クロスカントリーショートトラック(XCC)を含めてレッドブルTVでライブ配信される。

男子優勝のアモリー・ピエロンがゴールを目指す ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

2022メルセデスベンツUCIマウンテンバイク・ワールドカップ日程
3月26-27日: (DHI) フランス・ルルド
4月8-10日: (XCO/XCC) ブラジル・ペトロポリス
5月6-8日: (XCO/XCC) ドイツ・アルブスタット
5月13-15日: (XCO/XCC) チェコ・ノべームニェストナモラビエ
5月21-22日: (DHI) 英国・フォートウイリアム
6月10-12日: (XCO/XCC/DHI) オーストリア・レオガング
7月8-10日: (XCO/XCC/DHI) スイス・レンツァーハイデ
7月15-17日: (XCO/XCC/DHI) アンドラ・バルノール
7月29-31日: (XCO/XCC/DHI) 米国・スノーシュー
8月5-7日: (XCO/XCC/DHI) カナダ・モンサンタン
8月24-28日: UCI MTB世界選手権 フランス・レジェ
9月2-4日: (/XCO/XCC/DHI) イタリア・バルディソーレ
9月2-4日: (DH/XCO/XCC) イタリア・バルディソーレ

●レッドブルTV・フランス・ルルド