キャニオン・スラムレーシングのカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド)がツール・ド・フランスファム(8月12日〜18日)で総合優勝した。
最終日の第8ステージで1分15秒遅れの総合8位デミ・フォレリング(オランダ、SDワークス・プロタイム)が逆転を狙って逃げ、区間勝利のボーナスタイム10秒も獲得。ニエウィアドマは1分01秒遅れの区間4位でゴールし、わずか4秒差で逃げ切った。
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キャニオン・スラムレーシングのカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド)がツール・ド・フランスファム(8月12日〜18日)で総合優勝した。
最終日の第8ステージで1分15秒遅れの総合8位デミ・フォレリング(オランダ、SDワークス・プロタイム)が逆転を狙って逃げ、区間勝利のボーナスタイム10秒も獲得。ニエウィアドマは1分01秒遅れの区間4位でゴールし、わずか4秒差で逃げ切った。
ツール・ド・フランスファムは8月17日、カンパニョール〜ルグランボルナン間の166.4kmで第7ステージが行われ、前日に山岳賞ジャージを獲得したAGインシュランス・スーダルのジュスティーヌ・ゲキエレ(ベルギー)が独走で優勝した。
総合成績では第5ステージで首位に立ったキャニオン・スラムレーシングのカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド)がその座を守った。
ツール・ド・フランスファムは8月16日、レミルモン〜モルトー間の159.2kmで第6ステージが行われ、地元フランスのセドリーヌ・ケルバオル(セラティツィットWNT)が優勝した。
総合成績では前日に首位に立ったキャニオン・スラムレーシングのカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド)がその座を守った。
ツール・ド・フランスファムは8月15日、ベルギーのバストーニュからフランスのアムネビルまでの152.5kmで第5ステージが行われ、首位デミ・フォレリング(オランダ、SDワークス・プロタイム)が残り6km地点で落車に巻き込まれた。1分47秒遅れの50位でゴールするのがやっとで、総合成績で1分19秒遅れの9位に陥落した。
SDワークス・プロタイムのチームメートで、ハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュが、キャニオン・スラムレーシングのカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド)とのゴール勝負を制して初優勝。バシュは4月のラ・ブエルタフェメニーナでも首位に一時首位に立った注目の若手選手。東京五輪でMTBで4位、パリ五輪ではロードレース4位、MTBで10位。
総合成績では前日まで34秒遅れの総合3位につけていたニエウィアドマが首位に立った。
「無線が機能していなかったので、後ろでなにが起こっているのか分からなかった。デミがクラッシュしてマイヨジョーヌを失ったので残念で、今は複雑な気持ち」とバシュ。
「4位でメダルを逃したパリ五輪と同じミスをしたくなかった。とても苦しんだが、小さなグループにいれば勝てるかもしれないと分かっていた。五輪では先頭でレースしていたので、とても自信が持てた。だから今は調子がよければ勝てると思う」
「今日のステージは全体的にとてもカオスだった。これまでのステージはすべてとても慌ただしかったので、とにかく前にいなければならないと分かっていた」というニエウィアドマ。
「最初のステージでクラッシュに巻き込まれたので、事故やカオス、クラッシュを避けるためにとにかく前にいることを心がけた。だから、いいポジショニングと周りにチームメイトがいたおかげで首位に立てたのだと思う」
大阪府堺市に本社を置く自転車パーツメーカーのシマノと、ツール・ド・フランスを主催するアもリ・スポルト・オルガニザシオン(A.S.O.)は、自転車競技への取り組みを強調する動きとして、パートナーシップ契約を4年間延長し、2028年末まで継続することを発表した。
2021年3月に創業100周年を迎えたシマノは同年からツール・ド・フランスのニュートラルメカニックを担当すそ。これまでフランスのマビック社が務めていたが、2021年からニュートラルカーは黄色から水色に変わった。
両社のコラボレーションはツール・ド・フランスだけでなく、ツール・ド・フランスファム、ブエルタ・ア・エスパーニャ、パリ〜ルーベなどのワンデーレースなどを含める。さらにエタップ・デュ・ツール ド フランスなどの一般参加イベントも加わり、2028年まで世界最大のレースをサポートする。
ツール・ド・フランスディレクターのクリスティアン・プリュドムは、「プロとアマチュア両方のサイクリング界のキープレーヤーであるシマノとのパートナーシップを継続できることをうれしく思う」とコメント。
「彼らの技術的専門知識と革新への取り組みは、私たちが主催するレースの成功に不可欠な資産。彼らのプロフェッショナリズムは、すべてのライダーに最適で公平な条件を保証する。この更新は、私たちがお互いに抱いている相互信頼を反映している」と述べた。
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ツール・ド・フランスファムは8月14日、オランダのファルケンブルクからベルギーのリエージュまでの122.7kmで第4ステージが行われ、フェニックス・ドゥクーニンクのパック・ピーテルス(オランダ)が首位デミ・フォレリング(オランダ、SDワークス・プロタイム)をゴール勝負で制して優勝。
ピーテルスはMTBやシクロクロスの強豪選手で、2024パリ五輪ではMTBクロスカントリーオリンピックで4位。わずかにメダルに届かなかった。
「デミ(フォレリング)を相手にスプリントで勝てたのは本当に夢が叶ったようなもの。彼女が総合優勝を狙っているのは知っていたし、私はステージ勝利のためにここにいるだけだから、元気なうちにポーカーフェイスを保ってスプリントで勝つようにした」とピーテルス。
「勝てて本当にうれしい。このために生きているんだ。パリ五輪に向けてたくさん練習してきたから、このレースでもかなり走れる脚力がある」
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