アレンスマンV、総合でログリッチが詰め寄る【ブエルタ・ア・エスパーニャ】

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月4日、マルトス〜シエラネバダ間の152.6kmで第15ステージが行われ、DSMのテイメン・アレンスマン(オランダ)が初優勝。序盤に形成された第1集団に加わり、最後の山岳シエラネバダで独走し、有力選手の追い上げから逃げ切った。

テイメン・アレンスマン(オランダ)がシエラ・ネバダを制した ©Unipublic Sprint Cycling Agency

史上初の大会4連覇をねらうプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)は最後の上りでアタック。首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は前日に続いて着いていくことができなかった。ログリッチは1分44秒遅れの区間5位でゴール。エベネプールはさらに15秒遅れたが、前日までの貯金で首位を守った。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©Unipublic Cxcling
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©Unipublic Charly López
マイヨロホのエベネプールを追いかけるログリッチ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©Unipublic Cxcling

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

マイヨロホを死守したエベネプール ©Unipublic Cxcling

第14ステージにもどる⏪ ⏩第16ステージにすすむ

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

カラパス2勝目、ログリッチが区間3位で反撃【ブエルタ・ア・エスパーニャ】

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月3日、モントロ〜シエラデラパンデラ間の160.3kmで第14ステージが行われ、第1集団の中から単独で抜け出したリチャル・カラパス(エクアドル、イネオスグレナディアーズ)が優勝。第12ステージに続く2勝目。

東京五輪ロードで金メダルを獲得したカラパスが第14ステージ優勝 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

史上初の大会4連覇をねらうプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)はシエラデラパンデラの上りでアタック。首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)はこれに着いて行けなかった。ログリッチは48秒差と区間3位のボーナスタイム4秒を獲得し、首位を守ったエベネプールとの差を1分49秒にした。

ビンチェンツォ・ニバリ(左)とアレハンドロ・バルベルデ ©Unipublic Cxcling
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ ©Unipublic Cxcling
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ ©Unipublic Cxcling

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

カラパス(左)やルイスレオン・サンチェスらが第1集団を形成 ©Unipublic Cxcling

第13ステージにもどる⏪ ⏩第15ステージにすすむ

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ポイント賞トップのピーダスンがブエルタ・ア・エスパーニャ初勝利

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月2日、ロンダ〜モンリティリャ間の168.4kmで第13ステージが行われ、2019年の世界チャンピオン、マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)がゴール勝負を制して初優勝。ピーダスンは第8ステージからポイント賞でトップを走るが、さらにポイントを加算した。

ポイント賞首位のピーダスンが第13ステージ優勝 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

前日に落車した首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は、平坦区間のこの日は無難な走りをこなし、その座を守った。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージ ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

ピーダスンが第13ステージ優勝 ©Unipublic Charly López

第12ステージにもどる⏪ ⏩第14ステージにすすむ

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

カラパスがブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージで初勝利

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月1日、サロブレーニャ〜ペナスブランカス間の192.7kmで第12ステージが行われ、イネオスグレナディアーズのリチャル・カラパス(エクアドル)が独走勝利。2020年には24秒遅れの総合2位になっているカラパスだが、ブエルタ・ア・エスパーニャのステージ勝利は初めて。エクアドル選手としても初勝利。

カラパスが第12ステージで独走勝利 ©Unipublic Sprint Cycling Agency

首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は途中のコーナーで落車したが、集団がその復帰を待ち事なきを得た。他の有力選手らとともにタイム差なしの同一集団でゴール。エベネプールがマイヨロホを守った。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

第12ステージでマイヨロホを守ったエベネプール ©Unipublic Sprint Cycling Agency

第11ステージにもどる⏪ ⏩第13ステージにすすむ

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

アラフィリップ落車リタイア…グローブス初V【ブエルタ・ア・エスパーニャ】

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月31日、エルポゾアリメンタシオン〜カボデガタ間の191.2kmで第11ステージが行われ、バイクエクスチェンジ・ジェイコのカーデン・グローブス(オーストラリア)がゴール勝負を制して、グランツールとよばれる三大ステージレースで初優勝した。

世界チャンピオンのアラフィリップは第11ステージで落車してリタイア ©Unipublic Charly López

首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)は他の有力選手らとともにタイム差なしの同一集団でゴール。エベネプールがマイヨロホを守った。

カーデン・グローブスが第11ステージのスプリント勝負を制した ©Luis Angel Gomez/SprintCyclingAgency©2022

アラフィリップの世界選手権出場に暗雲

世界チャンピオンのアルカンシエルを着るクイックステップ・アルファビニルのジュリアン・アラフィリップ(フランス)は残り60km地点で落車で負傷してリタイアした。

救急車に収容されてブエルタ・ア・エスパーニャから去ったアラフィリップだが、9月25日におストラリアで開催される世界選手権ロードでの悪雲がたちこめた。今季はじめに落車して負傷したアラフィリップは長いリハビリと調整を続けたが、7月のツール・ド・フランスではメンバー落ち。そのためブエルタ・ア・エスパーニャへの出場となったが、ここで再び落車に襲われた。

救急車では右鎖骨に副木が添えられ、病院に急行。世界選手権ロードで3回目のチャンピオンになれるかはかなり微妙になった。

第11ステージのスタート ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ ©Unipublic Sprint Cycling Agency
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ ©Unipublic Charly López

第10ステージにもどる⏪ ⏩第12ステージにすすむ

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

エベネプールが個人タイムトライアル圧勝で総合2位との差を広げる【ブエルタ・ア・エスパーニャ】

第77回ブエルタ・ア・エスパーニャは休息日明けの8月30日、エルチェ〜アリカンテ間の30.9kmで第10ステージとして個人タイムトライアルが行われ、首位のレムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)がトップタイムで優勝。

エベネプールがトップタイムで優勝し、総合2位とのタイム差をさらに広げた ©Unipublic

総合2位エンリク・マス(スペイン、モビスター)は1分51秒遅れの区間10位、同3位プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)は。48秒遅れの区間2位。エベネプールは総合2位となったログリッチとの差を2分41秒に広げた。

第10ステージは個人タイムトライアル ©Unipublic Charly López

ブエルタ・ア・エスパーニャのTT負けなしのログリッチを破る

第6ステージで首位に立ったエベネプールだが、初出場のブエルタ・ア・エスパーニャのステージ優勝は初めて。過去3年間の個人タイムトライアルはすべてログリッチが優勝しているが、エベネプールはそれを上回るタイムで激走した。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ ©Unipublic Charly López
2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ ©Unipublic Charly López

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・バイン(オーストラリア、アルペシン・ドゥクーニンク)
□マイヨブランコ(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、クイックステップ・アルファビニル)

山岳賞のジェイ・バイン ©Unipublic Charly López

第9ステージにもどる⏪ ⏩第11ステージにすすむ

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram