NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニが5月1日にドイツ・フランクフルト近郊で開催されるUCIワールドツアーのワンデーレース「エシュボルン〜フランクフルト」に2年ぶりに出場する。同大会は2016年まではUCIヨーロッパツアー1クラスとして開催。2017年にUCIワールドツアーにランクアップした。
2018年で57回目の開催を迎えるエシュボルン〜フランクフルト。ドイツの大都市フランクフルト近郊で開催されるワンデーレースにNIPPO・ヴィーニファンティーニがワイルドカードを獲得し、2016年以来の出場を果たした。2018年は212kmのコースに、多くの登坂区間が組み込まれている。最も長い登りとなるのは57km地点のフェルトベルクで、10.8kmにわたり登坂区間が続く。一番傾斜のある坂は、コース内に4回組み込まれているマンモルスハイナーベルクで最大勾配は23%。近年はゴールスプリントの展開となっているが、それまでに何度も登坂区間があるため、勝利をねらうスプリンターには登坂力が求められる。
NIPPO・ヴィーニファンティーニはマルコ・カノラを中心とした布陣で出走。ツアー・オブ・クロアチアでポイント賞を獲得したスプリンターのエドアルド・グロスも絶好調。高いモチベーションをもって格上チームに挑む。日本からは初山翔と小林海が初出走。初山はミラノ〜サンレモで逃げに乗るなど素晴らしい活躍をみせた春の連戦から休息・トレーニング期間を経て、約1カ月ぶりに欧州のトップレースに戻ってきた。小林も4月15日のアムステルゴールドレース以来となる2週間ぶりのレース。
初山翔のコメント
およそ1カ月ぶりのレースになる。春先の連戦のあと、十分な休養とトレーニングを積んできたつもり。シーズン第2幕のいいスタートが切れるように頑張りたい。
小林海のコメント
今回もレベルの高いワンデーレース。長く厳しいレースになるはずだが、しっかり目立つ働きをしたい。頑張ります!
バレリオ・テバルディ監督のコメント
この重要なレースから招待されたことをうれしく思っている。チームはそのことを誇りに思い、ベストを尽くして戦いたい。コースや出場選手の顔ぶれをみても、このレースの難易度は高いが、カノラ、グロス、ロバトと好調な3選手をエースとして戦っていきたい。また彼らを支えるマランゴーニ、初山、ティッツァ、そして若手の小林にも期待している。
Eschborn-Frankfurt
開催期間/2018年5月1日(火曜日)
カテゴリー/1. UCIワールドツアー
開催国/ドイツ
コース/Eschborn › Frankfurt am Main 218.7km
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