ラルプデュエズを目指すエタップ・デュ・ツール参加者募集

ツール・ド・フランスの1区間を走る一般参加レース、エタップ・デュ・ツール・ド・フランスが2022年に3年ぶりに開催されることになり、公式ツアー会社となる国際興業が日本人参戦枠を発売した。国際興業は1997年のエタップ・デュ・ツールから日本出発の参戦&ツール・ド・フランス観戦ツアーを催行。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

エントリー枠を獲得済みで、現地のアレンジが必要な人のために、ホテル・送迎などの手配をする手配旅行の形式。 参加手配料金は約25万円~を予定。エントリー枠が未獲得の場合は参加料別途3万3000円が必要。エントリー料はツアー参加を取り消した場合も返金されない。
●フランス入国には、滞在日数+3カ月のパスポート残存期間が必要。
●新型コロナウイルス感染拡大の影響により、入国条件が変更となる可能性がある。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

エタップ・デュ・ツール2022モデル日程
7月8日 各自ジュネーブ空港へ。ホテルに送迎
7月9日 専用車・日本語アシスタントとともに現地受け付け。グルノーブル泊
7月10日 エタップ・デュ・ツール参戦(ホテルからスタート地点へ、ゴールからホテルに送迎)。グルノーブル泊
7月11日 ジュネーブ空港に送迎。搭乗・荷物預け手続きサービス

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

●エタップ・デュ・ツール日本人参戦枠の問い合わせ先
国際興業トラベル
TEL 03-3273-2855 FAX 03-3273-2872
担当:出村 < cycletour@kokusaikogyo.co.jp>
営業時間:月曜日~金曜日 9:30~18:00(土・日・祝・年末年始<12/29~1/3>休業)

●国際興業エタップ・デュ・ツールのホームページ

エタップ・デュ・ツールは試練にくじけない! 2021年はリベンジニース

ツール・ド・フランスの1区間を走る人気イベント「エタップ・デュ・ツール・ド・フランス」は、2021年で30回目の開催となるが、新型コロナウイルス感染拡大により開催できなかった2020年のニース発着のコースで行うことを発表した。

2020ツール・ド・フランス第2ステージと同じコースが2021エタップ・デュ・ツールの舞台となる ©A.S.O. Alex Broadway

2020年にエントリーしたものの大会中止によって参加できなかった選手は無料で出場できる措置が取られた。新たにエントリーする選手も受け付ける。

ツール・ド・フランスの1区間を一般サイクリストが走る人気イベント、エタップ・デュ・ツール・ド・フランスは30回目の開催となる2020年、7月5日にニースを発着とする177kmで開催される予定だった。1万6000人の参加枠はエントリー開始後すぐに満員になった。

しかしコロナ禍によって、まずエタップ・デュ・ツールが開催中止に。さらにツール・ド・フランスそのものも2カ月延期となった。エタップ・デュ・ツールが行われるはずだったニース発着のツール・ド・フランス第2ステージは8月30日に開催を実現。

ドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)がマルク・ヒルシ(スイス、サンウェブ)、アダム・イエーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)とのゴール勝負を制して優勝した。アラフィリップはこの日、総合成績でも首位に立ち、マイヨジョーヌを獲得している。

コロナ禍だけでなく大自然の猛威も追い打ちをかけた

アラフィリップがアタック。ヒルシがマークする ©A.S.O. Alex Broadway

そして2021年へ。ツール・ド・フランスのコースはコロナ禍で大どんでん返しとなった日程と開幕地を11月1日夜(日本時間は2日早朝)に発表した。公式サイト上で同日に2021エタップ・デュ・ツールのコースも明らかにされた。30回の大会の中で初めて、その年のツール・ド・フランスのルートを採用せず、2020年に実現できなかったニース発着の第2ステージを改めてエタップ・デュ・ツールのコースとしたのである。

主催者ASOがこれまでのエタップ・デュ・ツールの醍醐味を修正してまで、1年前のコースにこだわったのにはワケがある。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

2020年の第2ステージのコースとなった山岳エリアのベスビー渓谷は、10月にこの地域を襲った大嵐「アレックス」によって壊滅的な被害を受けた。エタップ・デュ・ツールのコース発表時も道路はまだ復旧されていなかったという。ベスビー渓谷にある村々は、この災害の傷跡が何年もの間消えることはないと予測されるほど被害は甚大なものだった。

「しかし、人生を少しずつ再建するために、私たちはニース市とともにエタップ・デュ・ツールを当初計画のとおりに実現できるように努力するべきだ」と主催者ASO。

エタップ・デュ・ツール・ド・フランスのコース高低表

2020年にエントリーした参加者は、引き続き登録が優先される。出場を断念する場合は、払い込んだ参加費が返金される。新たに参加を希望する選手は、事前登録することが必要。フランスは2020年11月末現在、ようやく新型コロナウイルスの第二波のピークを越えたものの、依然予断を許さぬ状況にある。大会の正式開催決定を待つことになる。

●エタップ・デュ・ツールのホームページ

エタップ・デュ・ツール日本人エントリー枠を発売

ツール・ド・フランスの1区間を走る一般参加レース、エタップ・デュ・ツール・ド・フランスが2020年7月5日に南仏のニースを発着とする177kmで開催され、公式ツアー会社となる国際興業が日本人向けのエントリー枠を発売した。日本人枠は20。エントリー料は3万3000円。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

1万6000人が参加する人気レースは公式サイトでの応募がわずか数時間で完売。ただし日本を含めた数カ国には国別の出場枠が用意され、各ツアーエージェントからの参加が残されている。

30回目の節目となる2020年大会は、国際空港が市内から至近の位置にあるとともに、スタートとゴールが同じということもあって例年になく参加しやすい設定。コースは2020ツール・ド・フランスの第2ステージと同じもので、標高1500m以上の峠が2つある。アルプスやピレネーで開催された大会に匹敵する過酷さが売り物。

国際興業の参戦ツアーはすでに発売終了し、今回はエントリー枠のみの販売。参加者は独自で往復航空券や宿泊先を手配する必要がある。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

エタップ・デュ・ツールは初ニース…7月5日に開催へ

ツール・ド・フランスの過酷さをイヤでも体験してしまうのがエタップ・デュ・ツール

●国際興業のエタップ・デュ・ツール参戦ツアーサイト
●エタップ・デュ・ツール・ド・フランスの公式サイト

エタップ・デュ・ツール日本人参戦枠を指定ツアー会社が発売

ツール・ド・フランスの1区間を走る一般参加レース、エタップ・デュ・ツール・ド・フランスが2020年7月5日に南仏のニースを発着とする177kmで開催され、公式ツアー会社となる国際興業が日本人参戦枠を2019年11月1日に発売する。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

1万6000人が参加する人気レースは公式サイトでの応募がわずか数時間で完売。ただし日本を含めた数カ国には国別の出場枠が用意され、各ツアーエージェントからの参加が残されている。

30回目の節目となる2020年大会は、国際空港が市内から至近の位置にあるとともに、スタートとゴールが同じということもあって例年になく参加しやすい設定。コースは2020ツール・ド・フランスの第2ステージと同じもので、標高1500m以上の峠が2つある。アルプスやピレネーで開催された大会に匹敵する過酷さが売り物。

国際興業の参戦ツアーはニース往復航空券とニース市内のホテルがセットになったものと、エタップ・デュ・ツール・ド・フランス参戦後にホンモノのツール・ド・フランスを2ステージ観戦するものが用意されている。どちらもすでに完売しているエントリー枠がついている。

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エタップ・デュ・ツールは初ニース…7月5日に開催へ

ツール・ド・フランスの過酷さをイヤでも体験してしまうのがエタップ・デュ・ツール

●国際興業のエタップ・デュ・ツール参戦ツアーサイト
●エタップ・デュ・ツール・ド・フランスの公式サイト

2020エタップ・デュ・ツールは瞬時に完売…残るは日本人枠

ツール・ド・フランスの1ステージを走る一般参加レース、エタップ・デュ・ツール・ド・フランスは2020年、地中海に面したニースを発着とする177kmで7月5日に開催される。10月21日日本時間23時から参加申し込みが始まったが、1万6000人の出場枠は数時間で完売した。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

ツール・ド・フランスの過酷さを体感できる人気イベントは30回目の開催となる。10月3日に主催者が発表し、参加者1万6000人の募集を10月21日から開始すると発表されていた。今回はニースという宿泊力のある大都市を舞台とすること、初めての地中海岸での開催、発着が同じでレース後の帰着が容易なことから例年になく人気が高まった。

エタップ・デュ・ツールは初ニース…7月5日に開催へ

インターネットによる応募は世界一斉に開始され、瞬時に定員が埋まったが、各国の公式エージェントが多少の枠を配分されているので、日本から参加してみたいというサイクリストは日本人枠を確保するのがいい。

日本の公式エージェントは国際興業。これまでは参戦ツアーを主催していたが、2019年から出場枠のみも販売するので、航空券や宿泊は各自で手配することもできる。また従来のように参戦のアクセスをフォローしたり、エタップ・デュ・ツール翌日以降にツール・ド・フランスを観戦するツアーも企画予定。

各国ツアーオペレーターで出場枠が購入できる

エタップ・デュ・ツール公式サイトの「ツアーオペレーター」ページに国際興業のリンクがあるが、同社のイメージ的サイトにリンクされていて(ASOに修正依頼中)、申し込み案内が不明確。正しくは国際興業エタップ・デュ・ツール特設サイト

スタートはニースのプロムナード・デザングレ ©Atout France/Jean François Tripelon−Jarry

エタップ・デュ・ツール…本場の過酷さが分かる一般参加レース

●エタップ・デュ・ツール参戦枠販売(国際興業トラベルのホームページ)

エタップ・デュ・ツール…本場の過酷さが分かる一般参加レース

エタップ・デュ・ツールはツール・ド・フランスの1ステージを走る一般参加レースだ。7月21日にフランスで開催され、日本を含む1万2760人のサイクリストがアルプスの山岳ステージに挑戦した。世界最高峰のレースの過酷さを実体験できるイベントで、主催はツール・ド・フランスと同じ運営会社ASO。プロ選手のスゴさが身をもって痛感できるはずだ。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

世界トップクラスのプロ選手が走るツール・ド・フランスでは最終日前日の7月27日に開催されるアルベールビル~バルトランス間の第20ステー ジ。2019年で29回目を迎えたエタップ・デュ・ツールはこの過酷なステージが採用され、本番の6日前に一般参加レースとして開催された。エントリー数は1万5000人。世界中から憧れの大舞台に挑戦するために集まり、プロ選手に先駆けてこのコースに挑んだ。

本番レースの距離は130km。エタップ・デュ・ツールはパレード区間も競技距離となるため135km。つまり6日後にマイヨジョーヌを確定させる最後の勝負どころとスタートからゴールまでまったく同じコースを走るのである。その途中には標高1968mのコルメドロズラン、1190mのロンジュフォワの丘があり、最後は距離33.5km、平均勾配5.5%の上り坂を走って標高2365mのバルトランスにゴールする。

ツール・ド・フランス第20ステージは崩落の恐れで距離短縮

エントリー数は1万5000人。スタートに備えてブロックごとに整列する ©A.S.O. Aurélien Valatte

出場者は一般愛好家といっても相当練習している人たちばかりだ。日本からは北京五輪代表の元プロ選手、宮澤崇史さんも参加。最後は脚をつりながらも制限時間ギリギリで完走を果たした。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

男子部門の優勝は4時間47分24秒でセドリック・デュボワさん。女子は5時間25分36秒でエドウィジュ・パテルさん(ともにフランス)。

「優勝を決めるためにゴールまで長い距離を残してアタックした。後続の選手たちが追ってきたところでスピードアップした。最後はちょっと差をつけられたかな」とプロ選手並みの作戦でトップフィニッシュしたデュボワさん。

セドリック・デュボワが独走で優勝 ©A.S.O. Aurélien Valatte

女子のパテルさんは残り15kmでパンクしたが、修理する時間を惜しんでそのまま走り続け、女子1位でゴールしたというのだから根性ある。

コースの沿道では住民のみならず、すでにツール・ド・フランス最終日前日の応援のために場所を確保しているバカンス客が大声援を送っていた。乗る人も見る人も自転車の楽しみ方を知っているのがさすが本場だと感じた。

2019エタップ・デュ・ツール ©A.S.O. Aurélien Valatte

●エタップ・デュ・ツールは日本からの参加も可能
●国際興業のエタップ・デュ・ツール参戦ツアーページ