ジロ・デ・イタリアにフルーム、デュムラン、ピノ、アルー…暫定リスト発表

5月4日に開幕する第101回ジロ・デ・イタリア。主催団体のRCSスポルトとラ・ガゼッタデッロスポルトは開幕まで10日になった4月24日、出場選手の暫定リストを発表した。大会はイタリア以外での国外スタートとしては13回目、今回は初めて欧州を離れ、イスラエルのエルサレムで開幕する。1チームあたりの出場選手は国際規定の変更によってこの大会から1人減の8選手構成となる。

トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ)

トム・デュムラン © LaPresse -Gian Mattia D’Alberto

故郷であるオランダのアペルドールンで開幕した2016ジロ・デ・イタリアでは初日のプロローグでトップタイムをたたき出してマリアローザを獲得。第3ステージでマルセル・キッテルに首位を明け渡すが、その翌日には奪還。合計6日間もマリアローザを着用した。2017年は第10ステージの個人タイムトライアルで優勝して首位に。第19ステージでナイロ・キンタナにその座を奪われるが、最終日の個人タイムトライアルで逆転してオランダ勢として初めてとなる総合優勝を達成した。

クリストファー・フルーム(英国、スカイ)

クリストファー・フルーム © LaPresse/Gian Mattia D’Alberto

ツール・ド・フランス4勝、ブエルタ・ア・エスパーニャ1勝。チームスカイは過去8年間でツール・ド・フランスを5回も制しているが、ジロ・デ・イタリアにおいては2013年にリゴベルト・ウランが2位になったのみ。チームは2018年に空白の栄冠を埋めるためにフルームを起用した。目指すのはだれも達成したことのない三大タイトル同一年制覇。その第一関門がジロ・デ・イタリアとなる。ジロ・デ・イタリアでは2009年に総合36位、2010年はリタイア。

ファビオ・アルー(イタリア、UAEエミレーツ)

ファビオ・アルー © LaPresse/Gian Mattia D’Alberto

2014年のジロ・デ・イタリアで総合3位、2015年は2位になったイタリア期待の選手。しかし過去2年は欠場。故郷サルデーニャ島での開幕だった2017年は直前の故障で出場を断念した。三大大会のタイトルは2015年のブエルタ・ア・エスパーニャのみ。UAEエミレーツに移籍した2018年のプランはジロ・デ・イタリアでの初優勝と、その後のブエルタ・ア・エスパーニャでのダブルツール達成。

ティボー・ピノ(フランス、グルパマFDJ)

ティボー・ピノ © Roberto Bettini/BettiniPhoto

2017年にジロ・デ・イタリアに初参加して第20ステージで優勝するとともに総合4位。2018シーズンは直前のツアー・オブ・アルプスでフルームを抑えて総合優勝した。シーズンオフはクロスカントリースキーでトレーニングを重ね、シーズン序盤からコンディションを高めて前半戦の重要レースをねらっていく。勝負どころのゾンコランと7つの頂上フィニッシュに勝負をかける。

エステバン・チャベス(コロンビア、ミッチェルトン・スコット)

エステバン・チャベス © Roberto Bettini/BettiniPhoto

2016年のジロ・デ・イタリアで最終日の2日前にマリアローザを獲得。最終日前日にビンチェンツォ・ニーバリに逆転され、52秒遅れの総合2位でフィニッシュ。2017年は腱炎などで失意のシーズンを過ごしたが、大好きなジロ・デ・イタリアにカムバックしてきた。2月にはチームの本拠地オーストラリアのヘラルドサンツアー制覇。その後は母国コロンビアの山岳区間でトレーニングし、ジロ・デ・イタリア終盤の上りのために走り込んできた。

ミゲールアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

ミゲールアンヘル・ロペス © Luca Bettini/BettiniPhoto

24歳にしてグランツールで最も注目されている選手。2014年にはツール・ド・ラブニールで、ナイロ・キンタナとエステバン・チャベスに続く3人目のコロンビア人覇者となった。2017年のブエルタ・ア・エスパーニャでグランツール初デビューし、区間2勝と総合8位。新人賞の有力候補としてだけでなく、山岳ステージで最もカギを握る選手となる。

2018ジロ・デ・イタリア日程
5月4日 第1ステージ エルサレム(イスラエル) 9.7km=個人タイムトライアル
5月5日 第2ステージ ハイファ〜テルアビブ(イスラエル) 167km
5月6日 第3ステージ ベエルシェバ〜エイラト(イスラエル) 229km
5月7日 休養日
5月8日 第4ステージ カターニア〜カルタジローネ 198km★
5月9日 第5ステージ アグリジェント〜サンタニンファ 153km★
5月10日 第6ステージ カルタニセッタ〜エトナ 164km★★★
5月11日 第7ステージ ピッツォ〜プライアアマーレ 159km
5月12日 第8ステージ プライアアマーレ〜モンテベルジーネ・ディ・メルコリアーノ 209km★★
5月13日 第9ステージ ペスコサンニタ〜グランサッソディタリア 225km★★
5月14日 休養日
5月15日 第10ステージ ペンネ〜グアルドタディーノ 239km★
5月16日 第11ステージ アッシジ〜オジモ 156km★
5月17日 第12ステージ オジモ〜イモラ 214km★
5月18日 第13ステージ フェッラーラ〜ネルベーザデッラバッタリア 180km★
5月19日 第14ステージ サンビートアルタリアメント〜モンテゾンコラン 186km★★★
5月20日 第15ステージ トルメッツォ〜サッパダ 176km★★
5月21日 休養日
5月22日 第16ステージ トレント〜ロベレート 34.2km=個人タイムトライアル
5月23日 第17ステージ フランチャコルタステージ 155km
5月24日 第18ステージ アッビアーテグラッソ〜プラートネボーソ 196km★★★
5月25日 第19ステージ ベナリアレアレ〜バルドネッキア 184km★★★
5月26日 第20ステージ スーザ〜チェルビニア 214km★★★
5月27日 第21ステージ ローマ 115km
★は難易度

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サイドエントリーボトルケージ「カンニバルXC」がラインナップに追加

サイドエントリー型ボトルケージとして定評のあるエリート社の「カンニバル」が、斜め方向からのアクセスのしやすさと保持力を兼ね備える曲線を活かしたデザインに生まれ変わった。商品名は「カンニバルXC」。従来のサイドから出し入れが可能なボトルケージは、左右どちらかしか対応していないものが多かったが、新商品は両サイドから差し入れが可能。スローピングフレームや小さいサイズのフレームなど、従来のボトルケージではボトルの出し入れがしにくい場合、特におすすめのボトルケージ。

素材:グラスファイバー
カラー:SKINソフトタッチブラック、SKINソフトタッチグレー、ブラック/ライトブルー、ブラック/グリーン、ブラック/ホワイト、ブラック/レッド、ブラック/オレンジ、ネオンイエロー/ブラック、ホワイト/ブラック(全9色)
価格は1710円(税別)。

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自動認証ロックとマルチフェーズ盗難防止…バンムーフのスマートバイク発売

オランダのアムステルダムを拠点とするハイテク自転車メーカーのバンムーフ(VanMoof)が最新のシティバイク「バンムーフ・スマート」を発売。自動認証ロックやマルチフェーズ盗難防止システムなどを搭載。定額料金サービスVANMOOF+なら月々2500円から利用できる。

バンムーフ・スマートの8つの特徴
●自動認証ロック
Bluetoothを使いオーナーが自転車に近づくと自動的の盗難防止システムを解除
●究極の盗難防止システム
オーナー以外の人間が自転車を動かそうとすると、段階的に警告音の音量を上げ、自転車盗難を抑止
●ボディーガード付き
位置トラッキングモードを作動させると、バンムーフのバイクハンターに通知され、自転車のライトがSOS点滅モードになり、全ての機能が停止
●「東京」にインスパイアされたデザイン
2017年に日本で発売されたXフレームがスマートバージョンで世界同時発売。このユニセックス仕様の自転車は身長155cmから200cmの全てのライダーに適応
●定額料金制VANMOOF+
このハイテク自転車が月々2500円の定額料金で利用可能。料金はメンテナンスサービスと盗難防止機能込み
●スマートフォンアプリ
駐輪位置情報、ライトの明暗調整、盗難防止用の設定などを行う。アプリの無料アップグレードで自転車はどんどんスマートになっていく
●セルフ機能
バイクは維持費用がほとんどかからない。全ての電子機器はペダル動力により充電される仕組みに
●シティバイク仕様
フレームに組み込まれたハイパワーライトやスマート機能、チェーンテンショナー(自動調整装置)などのバンムーフ特有の全ての要素を取り入れている

バンムーフ・スマートは近づくと自動的に解錠しながらオーナーを出迎えるので、迅速に自転車に乗ることができる。アプリで自分の駐輪場所を正確に覚えておいてくれるので、万が一駐輪場所を忘れた場合も安心。自分の自転車をパーソナライズして名前を付けることもできる。

こんな面白い自転車を自転車泥棒が放っておくはずがない。そのためバンムーフは何年もの間、盗難防止用のシステムの開発を行ってきた。新型の士マートSとXはそのピカピカのボディにさまざまな仕掛けが施されている。
1. 音
自転車を盗もうとすると、警告音を発し(世界初のスピーカーシステム内蔵)その音量はだんだんと大きくなる
2. トラッキング機能
オーナーがアプリを通じて自転車盗難をレポートするとバンムーフのバイクハンターに通知がいき、バイクの位置をトラッキング
3. ロックダウンモード
盗難の際はバイクの重要なシステムが停止され、ライトがモールス信号となりSOSを発信する。これは本来の持ち主に戻るまで続く。

バンムーフ・スマートX(サンダーグレイ)

「もっと大きくて頑丈な鍵を作ることもできるけど、そもそも盗んだら痛い目に遭うような自転車を作れば本来の問題解決になるよね。スマート技術を使って、ライダーにとってストレスフリーで、かつ自分で自分の面倒を見ることができるバイクを開発したのだ」(バンムーフ共同創立者ティーズ・カーリエ)

バンムーフの定額料金制VANMOOF+
定額料金制VANMOOF+で利用できるようになる最初の自転車はスマートSとスマートX。この革新的な定額料金サービスは月々2500円の利用料でメンテナンスサービスや盗難にあった場合の自転車探索、もしくは代替の自転車を用意するPeace of Mindサービスも含まれている。
「私たち可能な限り長い間使用できる自転車を作っています。VANMOOF+を導入することにより、高度な盗難防止機能を持った高品質な自転車は長期的に見ればお得だ、ということを証明したかった」(バンムーフ共同創立者タコ・カーリエ)

バンムーフ・スマートS(フォグホワイト)

世界同時発売
バンムーフ・スマートは世界各国のバンムーフブランドストアまたはVanMoof.jpで購入可能。サイズの違うSとXシリーズがあり、ギヤは3速/8速。サンダーグレイとフォグホワイトの2色。販売価格は12万円から。5月21日までは2万1000円の割引あり。定額料金制VANMOOF+は月額2500円から。

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自転車を乗せられる遊覧クルーズ船で霞ヶ浦をサイクリングトリップ

自転車を積める遊覧船で広大な霞ヶ浦をクルージングして、のどかな湖岸道路をサイクリングするのに便利な「霞ヶ浦広域サイクルーズ」がゴールデンウイークとその前後に期間限定で運行する。利用料は最も定番の土浦から潮来までの片道で1000円(子ども半額)。往路はクルーズ船で、復路はサイクリングで、あるいはその逆もできる。4月28、29日、5月3、5、19日に運行される。

サイクリングと遊覧船のクリージングが一度に楽しめる

茨城県土浦市は「サイクルーズ」という新事業を推進している。霞ヶ浦の西端にある土浦港のラクスマリーナを発着地として、遊覧船で霞ヶ浦を横断する。甲板にはスタンドのないスポーツバイクを駐輪するためのバイクラックが仮設され、参加者はデッキや船内のイス席でクルーズ気分を楽しむ。

午前9時30分に土浦港を出発し、国内第2位の面積を持つ霞ヶ浦を縦断。玉造港を経由して潮来港には11時30分に到着。土浦港へはクルマなら都心部から70km、所要時間1時間ほど。電車利用ならJR常磐線・土浦駅から徒歩10分。アクセスのいい土浦を発着地として広大な霞ヶ浦を楽しめるのだからストレスはない。

潮来から土浦までは湖岸の道路を走って最短50km弱だが、霞ヶ浦はアルファベットのYの形をしていて、ちょうど3つの線が交わったところに霞ヶ浦大橋があるのでさまざまなルートが取れる。体力やその日の風向きに応じてコース設定できるのが魅力。


●問い合わせ&予約
ラクスマリーナ

湖面の向こうには筑波山。日本最長のサイクリングコースが整備されている

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レッドブル・エアレース千葉大会の観戦チケットとテレビの関連番組情報

全8戦で争われるレッドブル・エアレースは4月21、22日にフランスのカンヌで第2戦が行われ、いよいよ第3戦として5月26、27日に千葉大会が千葉市美浜区の千葉県立幕張海浜公園で開催される。千葉大会は2015年に初開催され、今回で4年目。観戦チケットは販売中。

レッドブル・エアレース千葉2017 © Kunihisa Kobayashi/Red Bull Content Pool

●レッドブル・エアレース千葉2018
日程:5月26日(土)予選、5月27日(日)決勝
開場:10時、競技開始13時、競技終了16時(以上すべて予定)
※コースコンディションにより実施を決定
会場:レースエリア=千葉県立幕張海浜公園(千葉市美浜区)、滑走路=浦安市総合公園(浦安市明海)
内容:国際航空連盟(FAI)公認の飛行機レース世界選手権、全8戦の第3戦。世界トップクラスのレースパイロット14人が参加

●観戦チケット

●レッドブル・エアレース千葉特設サイト

●レッドブル・エアレース関連の放送予定
■NHK
再放送のスケジュールは確定次第随時ホームページにアップされる
NHK エアレース世界選手権2018

■J SPORTS
5/8(火) 23:30~24:30 J SPORTS 3 第2戦カンヌ(フランス)※初回放送
放送スケジュール
室屋義秀のドキュメンタリー番組

■DAZN(ダ・ゾーン)
月額1750円、ドコモユーザーは月額980円(すべて税別)、英語実況のみ
大会後1週間は『見逃し配信』で観戦可能
DAZNの視聴方法
ドコモユーザーのDAZN視聴方法

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室屋義秀4位で総合3位に…レッドブル・エアレース第2戦。次戦は5月千葉大会

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突如の横風は冷静になれば気づいたかも…2秒ペナルティで4位の室屋義秀

究極の三次元モータースポーツ、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2018年シーズン第2戦の決勝が4月22日(日)にカンヌ(フランス)で開催された。マスタークラスのパイロット14人の中、ニコラ・イワノフ、フランソワ・ルボット、ミカエル・ブラジョーと最大派閥となる3選手を輩出しているのがフランスで、同国初開催のレッドブル・エアレース観戦にのべ8 万3000人以上が会場に詰めかけた。

レッドブル・エアレース第2戦カンヌ大会。ファイナル4のタイムを確認するマット・ホール(中央)。左は2位のマティアス・ドルダラー、右は4位の室屋義秀 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

開幕戦アブダビ大会を2位と好発進した室屋義秀は、カンヌ大会決勝前々日のフリープラクティス1回目を2位、2回目を3位、そして予選日に実施のフリープラクティス3回目を9位としながらも焦る様子はなく予選に突入。その予選では、1回目を57.103秒と2番手タイムを叩き出したかと思われましたが、最後のVTM(バーティカル・ターン・マニューバ)に入る直前のゲート15を通過中に上昇したことでインコレクト・レベル・フライングのペナルティ(2秒)が課されて59.103秒に。2回目のフライトは57秒456で6位とした。

予選日に観覧に来たマクラーレン時代の元チームメートのデビッド・クルサード(左)とミカ・ハッキネン(右)。中央は成層圏からのジャンプを成功させたフェリックス・バウムガートナー © Vincent Curutchet / Red Bull Content Pool

WRCチャンピオンに9度輝いたセバスチャン・ローブ(左)と同じくフランス人のニコラ・イワノフ(右) © Daniel Grund/Red Bull Content Pool

予選トップは開幕戦の優勝から好調を維持しているマイケル・グーリアン(米国)が57秒073を記録。0.5秒差をつけられた形になったが、予選後の室屋は「旋回時のGの強さやその他の要素などから考察すると、グーリアンは恐らくそこまで余裕があるわけではないと思うから、なんとかなると思います」と落ち着いた様子だった。

22日の決勝では、ラウンドオブ14の対ピート・マクロード(カナダ)戦で58秒015、ラウンドオブ8の対ミカ・ブラジョー(フランス)戦で57秒374 とギアを上げていき、開幕戦に続いてファイナル4に進出を決めた。ファイナル4の顔ぶれと出走の順番はマット・ホール(オーストラリア)、室屋、マティアス・ドルダラー(ドイツ)の2009年デビュー組と、翌2010年デビューのマルティン・ソンカ(チェコ)。一番手のホールが57秒692のタイムを出し、続く室屋はホールに対して1セクター目は0.04秒先行、第2セクターは0.67秒遅れ、後半で巻き返しという場面に。

フランスのファンのリクエストに応える室屋義秀 © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

ここで横風が突如吹いて機体の体勢が崩れ、それを修正したもののすでにゲート8に侵入していたためにインコレクト・レベル・フライング(水平ではない飛行)のペナルティ2秒が加算されてしまった。直前のファイナル8ではピート・マクロード(敗者復活)がそのゲートにヒットし、またフアン・ベラルデ(スペイン)も同じゲートで体勢を崩しているなど予兆があっただけに、室屋は「残ったスモークの跡や波の様子などで気がつけたかもしれない」とレース後にコメントした。

ファイナル4では続くドルダラーがホールのタイムを上回れず、最終出走となったソンカの出番だったが、前回のアブダビ大会でも発生したのと同様に、エンジンの回転数が規定値を超えたことが発覚して再び失格に。急きょラウンド8で58秒465とタイムが伸びずにソンカに負けたグーリアンが繰り上げで出走し、室屋のタイムを悠々と上回って3位となった。

レッドブル・エアレース、フランス初開催の舞台カンヌ © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

室屋義秀のフライト © Daniel Grund/Red Bull Content Pool

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キナンAACAカップ第4戦はアイラン・フェルナンデスが優勝

キナンサイクリングがホストを務める東海地区のロードレースシリーズ「キナンAACAカップ」は4月21日、2018年シーズン第4戦を国営木曽三川公園長良川サービスセンター内特設コースで行った。トップカテゴリーの1-1クラスは102kmで争われ、国内プロチームが上位を独占。最後はアイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)が地力を発揮して優勝した。

KINAN AACA CUP第4戦はアイラン・フェルナンデスが優勝 ©︎KINAN Cycling Team / Midori SHIMIZU

3月31日の第3戦ではキナンの新城雄大が上りスプリントを制して優勝。中西健児が2位に続き、ワンツーフィニッシュを飾った。そのいい流れを今節も継ぎたいキナンは11-1カテゴリーに新城、中西のほか、山本元喜、塚本一樹、雨乞竜己、中島康晴の6選手を起用。国内プロチームからマトリックスパワータグ、INTERPRO STRADALLI CYCLINGも参戦。UCIレースさながらのハイレベルなレースが期待された。

迎えたレースは、序盤から落ち着かない展開。アタックの応酬となり、出入りが激しくなる。毎周回のように仕掛ける選手が現れるが、いずれも決定打にはならない。また、一時は6人が抜け出す場面もあったが、ここは佐野淳哉(マトリックスパワータグ)がブリッジを試みたことで、他選手も次々と追随。結局逃げグループの形勢には至らない。

均衡が破られたのは残り10周回を迎えたタイミング。間瀬勇毅(マトリックスパワータグ)、水野恭兵(INTERPRO STRADALLI CYCLING)、そしてキナンの中島。この3人が集団からの抜け出しに成功し、逃げの態勢に入る。さらにフェルナンデスと佐野のマトリックス勢、中西と新城のキナン勢による4人の追走グループも形成される。

快調に飛ばす逃げの3人は追走グループに対し最大で45秒のリード。その形勢に変化はないまま終盤へと移り、やがて最終周回に突入。先頭3選手の逃げ切り濃厚かと思われたが、勝負がかかる局面とあり牽制状態となる。かたや、追走の4人は前に合流するべく猛追を開始。一気の追い上げで先頭3人に合流を果たした。

7人にふくらんだ優勝争い。最後はマトリックス勢とキナン勢によるスプリントとなり、加速の違いを見せたフェルナンデスがトップでフィニッシュラインを通過。優勝を決めた。2位には中島、3位には間瀬選手と続いた。(レポート:清水翠、編集:福光俊介)

キナンの選手たちが講師を務める恒例の「レーススキルアップ講座」は集団走行時のローテーションをテーマに実施。中島と、今回はレース出場のなかった椿大志がメインとなり、先頭交代の効率的な方法を参加者に向けて説いた。そのほか、選手たちと一緒にレースコースを走行する「キッズラン」も行われ、ちびっ子ライダーたちの力走に会場は和やかなムードに包まれた。

キナンAACAカップ2018 第4戦1-1クラス(102km、5.1km×20周回)結果
1 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
2 中島康晴(KINAN Cycling Team)
3 間瀬勇毅(マトリックスパワータグ)
4 新城雄大(KINAN Cycling Team)
5 中西健児(KINAN Cycling Team)

KINAN AACA CUP 2018 ポイントランキング(第4戦終了時)
1 新城雄大(KINAN Cycling Team) 576pts
2 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) 512pts
2 津田悠義(EQADS) 512pts
2 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) 512pts
2 中島康晴(KINAN Cycling Team) 512pts

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吉田隼人がツアー・オブ・クロアチア最終日に逃げ…グロスがポイント賞獲得

6日間にわたり熱戦が繰り広げられたツアー・オブ・クロアチアは最終日となる4月22日、サモボル(Samobor)から首都ザグレブ(Zagreb)までの151.1kmで第6ステージが開催された。NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニの吉田隼人が逃げに乗り、エドアルド・グロスが石畳の急坂で力走して区間3位に。逆転でポイント賞を獲得した。

ポイント賞を獲得したエドアルド・グロス


第6ステージは途中3級山岳が組み込まれた平坦基調のステージだったが、最後にザグレブ旧市街で石畳が敷かれた急坂を含む6.5kmの周回コースを2周半する設定。この急坂が勝負を大きく左右すると考えられていた。NIPPO・ヴィーニファンティーニの目標は2つ。前日のステージを終えて1点差で失ってしまったグロスのポイント賞ジャージを奪還すること。そして登坂力のあるオールラウンダーのフアンホセ・ロバトが中心となって区間優勝をねらうことだった。

スタート後、3km地点に設定された最初の中間スプリントポイントまでチームは集団をまとめ、緩い上りのスプリントをグロスが首位通過、そして吉田がライバルのポイント獲得を阻止すべく2位通過することに成功。この時点でグロスはポイント賞ランキングで再び首位に立った。

最初のスプリントポイントでの勢いで、吉田を含む6選手の逃げが形成された。6選手は協調体制がとれ、すぐにタイム差が5分強まで広がっていく。2つ目の中間スプリントポイントでは吉田は2位通過に成功。しかし6選手のうち2選手がバルディアーニ勢であったため、中盤からは集団も警戒してタイム差を詰めていく。残り15kmで最初の急坂石畳区間へと差しかかると、6選手の先頭集団は崩壊。吉田もここで脱落したが、同時にバルディアーニの2選手がそろってアタックを仕掛けて先行を始めた。

1分を切るタイム差まで詰めていたメイン集団も急坂区間で大きく伸び、いくつかの小集団に分裂。区間優勝をねらう有力選手で形成された前方の集団は懸命に前を追ったが、最終周回に入っても絶妙なタイミングで飛び出したバルディアーニの2選手をなかなかとらえられない。結果的に25秒のタイム差をもってバルディアーニのパオロ・サイモンが逃げ切って区間優勝。メイン集団から必死に追い上げたグロスが気迫の走りで後続の先頭となる3位でフィニッシュ。勝てなかったことに大きく肩を落としたグロスだが、獲得ポイントを67に伸ばし、20点の大差でポイント賞ジャージの奪還に成功した。

エドアルド・グロス

エドアルド・グロスのコメント
ポイント賞ジャージを獲得できたことにとても満足している。これはチームの目標であり、それを達成できたことをうれしく思う。ただ今日のステージで勝てなかったことが悔しい。今日、吉田隼人は重要な逃げに乗り、とてもいい仕事をしてくれた。しかし、最後の局面で逃げを吸収することができなかった。チームメートが素晴らしい仕事をしてくれ、それに報いるために、どうしても区間優勝したかった。これまでのステージでチームメートたちは献身的に自分やチームのために走ってくれた。一人ひとりに感謝を述べたいと思う。今大会、チームはいくつかのいい成績を上げることができたが、この先のレースでもさらにいい成績を残せると確信している。

内間康平

内間康平のコメント
5人以上の逃げはつぶすこと、そして3km地点にあるスプリントポイントでグロスに取らせる動きをイメージしながらスタートした。うまくスプリントポイントまで固めて、目標通りグロスがスプリントポイント先着。ポイントを拡げるために2着目を吉田が獲得しながら、逃げに入った。その後はひたすらグロスとロバトの風除けや補給をこなしながら距離を減らしていった。最後の周回に入る前、混乱を避けるために自分と西村は後退したが、グロスが3位、そしてポイント賞を獲得してレースを終えた!
昨日は調子を落としたが、今日は再び調子を上げ、レースを終えれたのがいい感触だった。次のレースへ向けてまた頑張っていきたい。最後に、ツアー・オブ・クロアチアは初めての参戦だったが、すごくきれいな風景が広がる中でのレースは最高によかった。それを感じながら走れるのも自転車ロードレースのよさでもある。また来年、戻ってこれるように大事にレースをこなしていきたい。

吉田隼人

吉田隼人のコメント
最終ステージの今日は、グロスのポイント賞を取り返す走りと、ロバトの最後のスプリントで勝負する目的を持ってスタートした。3km地点にはスプリントポイントも設定されていて、グロスにポイントを加算できるようサポートする走りを行った。そのスプリントポイントではグロスが1位通過し、ボクも2位通過することで、他チームにポイントを取らせないことに成功した。スプリントポイントが終わった直後にさらにバルディアーニの2選手がアタックするのに反応し、そのまま自分を含め6人の逃げ集団ができた。結果的に、その中から今日のステージ優勝者が出たので、自分の力不足が悔やまれるが、今日のステージで3位にグロスが入ってくれたおかげで、ポイント賞を取り返すことに成功し、チームとしていい雰囲気で、ケガなく終えたことはよかったと思う。また何より、ボク自身のコンディションも日に日に上がり、今は次のレースが楽しみ。次は今回以上のパフォーマンスが出せるように引き続き準備していく。

西村大輝

西村大輝のコメント
監督から与えられた役割は、4〜5人くらいの逃げであればそのまま行ってよし。それ以上で大きいような逃げであれば集団のペースを上げて逃げを引き戻すようにとの指示だった。理由は当然グロスのポイント賞ジャージ獲得のため。そしてグロスがスプリントポイントを1位通過し、吉田さんが2位で入り最高の形となった。そのまま吉田さんを含む逃げが行ってからは、グロスから集団内で位置取りをするように指示を受け、集団を牽引しているMSティナの後ろで走り、スプリンターたちが少しでも楽に走れるように風除けの役割と補給を行った。周回に入る前の平坦区間で、各チーム位置取りを行うために上がってきて、その際に集団内で、内間さんを先頭に位置取りを行い、ラスト20kmほどで後ろに下がるように指示が出たので内間さんと集団後方で走り、最後の周回コースで遅れてグルペットでゴールした。
今大会は最初の3日間は調子よく走れていたが、4日目以降は調子を落としてしまったので、スタミナ不足が露呈した形となった。 今後も、とにかく必死で出し切って走り、しっかりと強くなれるように頑張りたい。

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