高校に自転車部がないキミに朗報! 埼玉ユース自転車競技部部員募集

総合サイクリングステーションのシクロパビリオンで活動中の自転車サークル、シクロクラブ内で、より競技を目指したい若者向けに結成された「埼玉ユース自転車競技部」が、2022年度4月期生徒を募集する。

シクロパビリオンに併設するユース/U23向け本格ロードレースチームである「EQADS」までは実力・経験もないが、やはりしっかりと競技もやってみたいというユース(2007年、2008年生まれ。その前後も可)にうってつけのクラブ。

「EQADS」と「埼玉ユース自転車競技部」の違い

EQADS=ツール・ド・フランスを目指す本格ユース&U23向けロードレースチーム。全日本レベル競技者で、海外遠征も実施。

埼玉ユース自転車競技部=これから競技を本格的にやってみたい、世界まではまだ無理だけど、力を伸ばしてレースで勝ってみたいというユースサイクリスト向け。イメージとしては、学校における部活動のような位置づけ。EQADSの弟分ともいえる。

ユースチーム「埼玉ユース自転車競技部」の特徴

・自転車競技の才能発掘と能力開発に重要なU17〜ジュニアカテゴリーが対象。成長と競技レベルの向上に合わせたエキップアサダ独自の長期プログラムの実施・自転車競技においての競技力と適性を考慮した競技進路指導を実施
・週1回の集合トレーニング機会と自宅で行うトレーニング課題の提供
・成長に応じジュニアカテゴリー内にEQADSの活動へ参加を検討

【対象者 】
・毎週末の活動に参加できる地域在住の2007年、2008年生まれの男子6名程度
・トレーニングに耐えうる基礎体力と協調性、自発性をもって成長を目指せる人
【注意事項 】
他の自転車クラブチームや高校自転車競技部に所属している人の所属は原則として入部不可。ただし同部と所属先との特別な合意を結ぶ場合はその限りではない。

ユースチーム「埼玉ユース自転車競技部」概要
<予定名称>埼玉ユース自転車競技部(略称:埼玉ユース)
<活動時期>2020年11月より活動中
<活動場所>埼玉県東松山市・シクロパビリオン周辺
<指導者等>プログラム監修=浅田顕、エキップアサダの有資格指導者およびスタッフによる指導
<活動内容>国際レベルへ到達するためのエキップアサダ独自の育成プログラムの実施     ・毎週末1回程度(月4回)の集合トレーニング
・平日自宅での課題トレーニングの実施
・個別定期実績評価と分析による継続指導
<参加条件>毎週末(月4回)のトレーニング参加のために拠点(埼玉県東松山市)へ通えること。
<参考費用(実務実費として)>
・年会費:2万2000円 保険料、事務手数料など
・プログラム受講料:1万3200円(月額)体育館、競技場などの施設利用料別
・ウエア購入費:3万9600円(レースウエア上下+ウインドブレーカー)
・指定大会参加費:都度実費
・自転車レンタル:ユースチーム推奨競技用ロードレーサー1カ月5500円、トラックレーサー 1回4000円 *自転車は自前でも可能だが、指定範囲があるので確認。(推奨=ブリヂストンRS6 105モデル相当のアルミまたはクロモリフレーム仕様)
【募集締め切り】2021年4月10日(日)

●埼玉ユース自転車競技部の詳細ページ

女子のQリーグと中学生のNリーグ選手登録開始…3 期目に期待

女子リーグ「クイーン・リーグ(Qリーグ)」、ジュニアリーグ「ニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ)」が2022-2023シーズンの選手登録準備を進め、リーグ登録受付を3月24日に開始した。

自転車レース女子のクイーン・リーグ(Qリーグ) ©Takashi Saito

2020年2月17日に設立を発表し、4月1日から運営を開始したリーグ。新型コロナの影響で多くの自転車レースが開催中止となるなかで、2021-2022シーズンはシリーズ全13戦のうち計10戦を行い、最終戦となる2月13日「大磯クリテリウム・第5戦」で無事にシーズンを終えた。

リーグ最大の目玉である「リーグランキング・ポイントリーダー」に授与されるリーダージャージ。そのリーグポイントを獲得できる対象レースの加盟団体とシリーズ戦スケジュールも決定した。

「まだ新型コロナ感染の影響が収まらず、先が見えづらい厳しい現況ですが、その中でも未来の希望を繋げられる女子とジュニアたちが活躍できるよう、自転車レースでさらなる活躍を期待できる逸材を日本から!という趣旨を同じくする協賛各社やレース主催者とともに、昨年に続き女子Qリーグおよび中学生Nリーグを通じた日本自転車界の先見の明を世界に広く示していきたい」と主催者。

ジュニアのニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ) ©Takashi Saito

Qリーグ・Nリーグポイント対象レース・2022-2023シーズンカレンダー

第1戦・2022年4月24日(日):シリーズ開幕第1戦:ツール・ド・かつらお(ツール・ド・ふくしま主催)
※ジュニア部門および高校生以下は選手育成を目的としてエントリー無料
※レースは土日開催だが、リーグ対象レースは日曜の「女子・コース半周15km」、および「ジュニ ア・コース半周15km」
第2戦・2022年5月8日(日):春のしもふさクリテリウム(チャレンジリーグ主催)
第3戦・2022年6月:栃木県内・クリテリウム(宇都宮ブリッツェン主催)
第4戦・2022年7月:そでがうらサマーサイクルロードフェスタ(チャレンジリーグ主催)
第5戦・2022年7月:栃木県内・クリテリウム(宇都宮ブリッツェン主催)
第6戦・2022年8月:調整中
第7戦・2022年9月:栃木県内・クリテリウム(宇都宮ブリッツェン主催)
第8戦・2022年9月:秋のしもふさクリテリウム(チャレンジリーグ主催)
秋以降には大磯クリテリウムのシリーズ戦を組み入れ
シリーズ最終戦・2023年3月:しもふさクリテリウム(チャレンジリーグ主催)

現在調整中、および2022年秋以降に開催予定の各加盟レースとなる対象大会は、決定次第に後日発表。 ※2022-2023シーズンは、計12戦を予定

Qリーグのポイントリーダーが着用するビオレーサー製アメシストジャージ
Nリーグのポイントリーダーが着用するビオレーサー製バトルマリンジャージ

●QリーグとNリーグのホームページ

春夏の日差しをシャットアウトするレディースサイクリングウエア

パールイズミは2022年春夏レディースの新商品として「UV プリント ロングスリーブ ジャージ」「UV プリント ジャージ」をサイクルショップやスポーツ用品店などで発売する。

UV プリント ジャージ

UV プリント ロングスリーブ ジャージ

最高レベルのUVカット性能を備えた、ベーシックなカラーを貴重にしたシャ ープで都会的なプリントデザインの夏用長袖ジャージ。高めのスタンドカラーで日焼けを抑え、吸汗速乾性に優れた素材で涼しく快適に着られる。

UV プリント ロングスリーブ ジャージ / W718-BL(ブラック)
UV プリント ロングスリーブ ジャージ / W718-BL(ブラック背面)

UV プリント ロングスリーブ ジャージ / W718-BL
【カラー】9. ブラック 10. ホワイト 11. アビス
【価格】1万3200円(税込)
【サイズ】S, M, L, XL
【商品特徴】
□ 10cmあきファスナー付き3バックポケット

UV プリント ロングスリーブ ジャージ / W718-BL(ホワイト)
UV プリント ロングスリーブ ジャージ / W718-BL(アビス)

UV プリントジャージ

幾何学パターンのシャープな柄から、柔らかな柄まで選べる多彩なプリントデザイン。最高レベルのUVカット性能を備え、吸汗速乾性にも優れた夏の定番半袖ジャージ。

UV プリント ジャージ / 621-B(アブストラクト)
UV プリント ジャージ / 621-B(アブストラクト背面)

UV プリント ジャージ / 621-B
【カラー】4. アブストラクト(ワイドサイズあり) 5. スターダスト
【価格】1万1880円(税込) ※ワイドサイズは1万2980円
【サイズ】S, M, L ※ワイドサイズはBS, BM, Blの展開
【商品特徴】
□ 3バックポケット

UV プリント ジャージ / 621-B(スターダスト)
UV プリント ジャージ / 621-B(ウォーターカラー)
UV プリント ジャージ / 621-B(グレーボーダー)

●パールイズミのホームページ

背割堤のチャリサイ!2022春は6月5日に淀川河川公園で開催

背割堤のチャリサイ!2022春が6月5日に淀川河川公園背割堤地区で開催される。さまざまなブランドが出店し、掘り出し物やお買い得品が多数ある。イベント運営はアクションスポーツ

背割堤のチャリサイ

桂川・宇治川・木津川が合流して淀川に名前を変える場所で、京都・ 奈良・大阪を結ぶサイクリングのハブとして利用されている場所。拠点となる「さくらであい館」は、サイ クリストの休憩や憩いの場所として、毎週末には多くの人でにぎわう。この場所を活用して、スポーツバイク(自転車)の試乗会や安全普及やライドの講習会、自転車ウエアやパーツアクセサリーの紹介・販売イベントを開催する。

試乗する人は身分証明書が必要になる。また条例により自転車保険(個人賠償責任保険あるいは日常生活賠償責任保険)の加入が義務付けられているので、事前に加入が必要。

開催日:2022年6月5日 日曜日 小雨決行、荒天中止
試乗会開催時間:9:30~16:00
試乗会受付時間:9:00より 最終受付は15:30
開催場所:さくらであい館前 背割堤側 (京阪本線、八幡駅から徒歩約10分)
開催内容 :下記ブランドの最新モデルを中心とした無料試乗会をはじめ、輪行伝道師オーストリッチ伊美さんによるディスクロード輪行講習会(無料)、元プロロードレーサー・辻善光のライディングセミナー(有料)、WAKO’Sにより洗車メンテナンス講習(無料)、ロード初心者のためのマナーアップ&セーフティ講座

元プロロードレーサー辻善光のライディングセミナー

◆試乗ブランド
GUSTO、毘沙バイク、MULLER、cervelo 、MASI、HGSBT、KHS、 Manhattan、 BIXXIS CICLI DRALI MILANO、macchi、GOKISO、Birdy CarryMe Reach、Orange Bikes、タルタ ルーガ、KhodaaBloom、ヨネックス、Wilier、Tommasini、Casati、Calamita、キャノンデール ◆販売ブース ウエムラサイクルパーツ(サイクルパーツアクセサリー)、ホダカ(P&Pcomponents)Waveone(サイ クルアパレル)、FEELCAP(サイクルキャップ)きゅうべぇ(サイクルパーツアクセサリー)などが出店予定

【元プロロードレーサー・辻善光氏のライディングセミナー】
有料セミナー。密を避けるために定員を設定。
●申し込みサイト

【輪行伝道師のオーストリッチの伊美社長による輪行講習会】
誰もが知りたい!ディスクロードの輪行講座ですが、リムブレーキにも対応した講習。無料セミナー。密を避けるために定員を設定。
●申し込みサイト

●試乗会申し込みサイト
●背割堤のチャリサイ!のホームページ

南伊勢プレミアムライド、多彩な自然とグルメを融合させた伊勢志摩イベント

KINAN Racing Teamが春の訪れとともにイベント活動にも注力し、ファンとの交流や開催地の人々ともふれあっていく。「南伊勢町プレミアムライド」が3月21日、2021年に続いて開催された。新城雄大のほか、花田聖誠、鈴木宏幸の3人が走行リーダーとなって、同地のおすすめスポットを盛り込んだ約70kmのサイクリング。

© KINAN Racing Team / Syunsuke FUKUMITSU

所属選手にとってはトレーニングコースの一部として馴染みがあるとともに、伊勢志摩国立公園にも含まれる南伊勢町の観光資源やこの地域でライドする魅力を伝える機会として、参加者とのサイクリングに臨んだ。

周りを見渡せば海・山・川といっぱいの自然を感じながら、途中では名物の鶏焼き肉が堪能できるお店「若鶏焼肉 とりいち」や、田曽白浜海岸に面したビーチサイドカフェ「T-BONE STEAK CAFE WOOD FIRE MEAT BEER」で南国情緒を感じながらのコーヒータイム、自社生産のみかんを使ったソフトクリームが自慢の「農法人 土実樹(つみき)」にも立ち寄って、お腹を満たしながら風光明媚な南伊勢ロードを満喫した。

© KINAN Racing Team / Syunsuke FUKUMITSU

サイクリング以上にグルメ要素が強かったか、再出発の時間を忘れて食べるのに夢中…といったシーンも見られながらの約6時間。「ないぜしぜん村」では両手いっぱいにお土産を買い込んで、思い出づくりもみんなバッチリ! 健脚自慢の参加者については、新城と花田からの“追加メニュー”として「南海展望公園」に向かっての激坂チャレンジにも励んだ。

© KINAN Racing Team / Syunsuke FUKUMITSU

この時期の南伊勢町は温暖な気候もさることながら、自生地としては北限とされるハマジンチョウの花や、収穫が大詰めを迎えている内瀬湾のあおさ海苔など、季節を感じられる見どころが豊富。KINAN Racing Teamでは今後も南伊勢町と連携をし、チームとファン、そして街の人たちと交流できる機会をさらに設けていく予定。

© KINAN Racing Team / Syunsuke FUKUMITSU

●南伊勢町プレミアムライド 走行ルート

浮島パークなんとう→とりいち 南伊勢店(昼食)→T-BONE STEAK CAFE WOOD FIRE MEAT BEER→農法人 土実樹→ないぜしぜん村→南海展望公園(一部参加者)→浮島パークなんとう

プロサイクリスト協会が「国際平和」に向けて一致団結

イタリアでミラノ〜サンレモとトロフェオビンダが開催された3月19、20日に先立って、プロサイクリスト協会(CPA)の総会が開催され、ロシアによるウクライナ侵攻で危ぶまれる国際情勢を憂慮し、選手や関係者が平和に向けて団結しようと決議された。

ミラノ〜サンレモで言葉をかわすプロ選手ら ©CPA

CPAのジャンニ・ブーニョ会長は、サイクリングの世界とその関係者に間接的な影響を与えている劇的な国際情勢に対しての悲しみを表明して、会議の冒頭に臨んだ。

フィリップ・ジルベールを代表とする選手らは、走る機会がなくなるピンチにさらされている選手仲間のため、その解決策を模索して水面下で動いている同協会に感謝し、戦争により危険にさらされている仲間たちとの連帯を表明した。

「スポーツはいかなる場合も差別があってはならない。あらゆる起源、肌の色、国籍、宗教が異なる男女は、ひとつのグループとして兄弟姉妹のように一緒に暮らしていく。私たちはみな、平和のために団結し、分断を行ってはならない」

ミラノ〜サンレモのスタートに先立ってインテルとチネリのコラボ発表が行われ、ジャンニ・ブーニョ(右)も登壇 ©LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Alpozzi

●CPAのホームページ