マレーシアで開催されているツール・ド・ランカウイは3月21日に第4ステージが行われ、アスタナのリッカルド・ミナーリ(イタリア)がゴール勝負を制して第2ステージに続く2勝目を挙げた。
この日も猛暑に見舞われたが、第2ステージと同様の平たん区間で、スプリンターであるミナーリを勝たせようとアスタナチームは万全の態勢を整えていた。終盤は横風によって集団が分裂したが、アスタナチームは先頭集団に残り、残り2kmから主導権を掌握した。
「この勝利はとても重要な意味がある。アスタナチームにあって昨年4月に交通事故死したミケーレ・スカルポーニに勝利を捧げることができたから」とミナーリ。
大会は4日間を終えてアダム・デヴォス(カナダ、ラリーサイクリング)が首位。ミナーリは1分19秒遅れの総合4位につけている。第5ステージに最難関の山岳区間に突入。25日まで開催される。
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