ナイロ・キンタナがデザルプマリティームで総合優勝

フランスのアルケア・サムシックに移籍したナイロ・キンタナ(コロンビア)が2月21日から23日までフランスで開催されたツール・デザルプマリティーム・エ・デュバールで総合優勝した。キンタナはニース郊外のエズ峠にゴールする第2ステージで優勝し、首位に立つとそのまま逃げ切った。

ツール・デザルプマリティーム・エ・デュバール総合優勝のナイロ・キンタナを中央に、左が2位ロマン・バルデ、右が3位リッチー・ポート ©Photo Bettini

「総合優勝できたことはアルケア・サムシックチームと私たちをサポートするパートナーにとって大きな成功。大きな勝利だ。毎日応援してくれるファンにとっても重要だ」とキンタナ。

「アルキア・サムシックチームは、最終日日もレースの初めから終わりまで私が有利になるように働いていたが、すべてのチームメイトの労力で勝利を獲得することができた。今回はこの瞬間を楽しめたが、このスポーツは常にこんな結果をもたらすことができるわけではないので、もっと努力する必要がある」

ツール・デザルプマリティーム・エ・デュバール第2ステージで優勝したナイロ・キンタナ ©Photo Bettini

総合2位になったAG2Rラモンディアールのロマン・バルデ(フランス)は、「昨シーズンの不調を考えれば、総合2位も悪くないスタートだ。レースを楽しむことができたし、いい感じで走れた。上りでキンタナに食らいついたことで、手応えを感じた。まだまだレベルアップをしていく必要があるが、現在の自分のポテンシャルをつかむにはちょうどいい3日間だった」とコメント。

ツール・デザルプマリティーム・エ・デュバール総合優勝のナイロ・キンタナ。後方が2位ロマン・バルデ ©Photo Bettini

●ツール・デザルプマリティーム・エ・デュバールのホームページ