国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局、J SPORTSは、7月4日から3週連続で週末に開催される世界最大級のバーチャルサイクルロードレース『バーチャルツール・ド・フランス』の生中継を決定した。PC、スマホ、タブレットで見られる「J SPORTSオンデマンド」でも放送同様にLIVE配信する。1週目の7月4日、5日は放送、配信ともに無料。
世界最大のサイクルロードレース、ツール・ド・フランスは当初6月27日~7月19日に開催される予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響を受けて、8月29日~9月20日に延期された。
これを受け、毎年レースが開催されている7月にインドアトレーナーZwiftを用いたバーチャルレースが大会史上初めて開催されることになった。
バーチャルレースは選手たちの体重や出力を計算し仮想空間で大会を行うもの。今大会使用するZwiftはドラフティングによる空気抵抗の軽減が反映されるためリアリティのあるレース展開に期待できる。さらにツール・ド・フランスお馴染みの4賞ジャージも設定されているので今大会ならではの駆け引きにも注目。
ベルナル、アラフィリップ、フルームが参戦
大会にはUCIワールドチーム17チームを含む23の男子プロチームと17の女子プロチームがエントリー。2019年ツール・ド・フランスを総合優勝したエガン・ベルナルや、2019年に14日間マイヨジョーヌを着用し大活躍したジュリアン・アラフィリップ、過去4大会での総合優勝を誇るクリストファー・フルームといったツール・ド・フランスでもお馴染みの世界のトップ選手たちが出場を予定している。
スプリンターの活躍が期待される平坦ステージ、丘陵ステージ、クライマー同士の激しいバトルが見どころの山岳ステージを含む6つのステージが用意され、最初に女子レース、続いて男子レースが開催される。
ツール・ド・フランスを全ステージ生中継するJ SPORTSは、注目の今大会も全6ステージを男子レース、女子レースともに生中継/LIVE配信で届ける。毎年7月にはツール・ド・フランスが欠かせないというツールファンは、8月29日の開幕を待つ間、このツール・ド・フランス史上初の試みをぜひJ SPORTSとJ SPORTSオンデマンドで楽しもう。
バーチャルツール・ド・フランス配信
また7月2日から7月31日にかけては記念すべき第100回大会、2013年のツール・ド・フランス全21ステージの再放送、再配信も予定している。波乱の幕開けから新王者が誕生するまでの3週間のドラマも合わせて視聴したい。
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