4年間の成長した姿を見てほしい…高梨沙羅が夢を語る

スキージャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が11月4日に都内で行われたTEAM JAPANオフィシャル寝具パートナー「エアウィーヴ」の北京冬季五輪日本代表選手団サポート発表会に出席。開幕まで3カ月に迫った3度目の冬季五輪に向けた意気込みを語った。

エアウィーヴ社のポータブルマットレスパッド(左)とハイパーダウンを愛用する高梨沙羅

2014年のソチ、2018年の平昌に続いて3回目の五輪で悲願の金メダル獲得をねらう25歳。

かつては、寝る直前までジャンプのことを考えていて、そんなときは夢の中にもジャンプのことに支配されてしまったという。夢だけに「よく覚えていないんですけど」というものの、1回だけ「違和感のある夢を見てしまって、それだけに頭から離れない夢がありました」と告白。

「ソチの時に、飛んだままどこに行くか分からないような…」と、自らが迷走する姿にがく然としたという。それでも今季は好調で、「北京ではこのマットレスでちゃんと眠れます」と自信をのぞかせた。

「目の前のことをしっかりこなしていけば、いい結果につながっていくと思います。一番はこの4年間で成長した姿を見てもらえるように頑張りたいと思います」と決意を口にする。

エアウィーヴ社のポータブルマットレスパッドを担ぐ高梨沙羅

北京向けに開発した、カスタマイズできて持ち運べる3分割マットレスパッド

エアウィーヴは、TEAM JAPANオフィシャル寝具パートナーとして北京2022オリンピック冬季競技大会に出場するTEAM JAPANに、今回のために開発したマットレスパッドと掛け布団を提供する。同社は2013年に日本オリンピック委員会(JOC)とオフィシャル寝具パートナー契約を締結して以来、日本代表選手団を寝具を通してサポート。北京でも最新の高機能寝具を提供し、選手が最高のパフォーマンス を発揮できるよう応援していくという。

解析アプリで体型をチェックして3分割4タイプのマットレスパッドの硬さを割り出す

今回のTEAM JAPANに提供されるマットレスパッドは3分割構造になっていて、表裏で硬さが異なる3つのパーツを組み替えることで体形に合わせてカスタマイズすることができる。さらに、キャリングバッグに入れて北京に簡単に持ち運びできるように軽量化された。

マットレスパッドの硬さは4段階(柔らかめ・標準・硬め・とても硬め)で構成。軽いので、選手自身が簡単にカスタマイズすることができる。選手村のベッドマットレスの上に一枚重ねて敷くだけで理想的な寝姿勢を保つことができ、睡眠中の身体への負担を軽減する。

4段階の硬さからマットレスパッドを最適な組み合わせにして安眠をサポートする

羽毛を一切使用しないハイパーダウンで極寒の北京の夜も暖かく

エアウィーヴのハイパーダウンは羽毛を一切使用せず、独自に開発した極細繊維を使用することで保温性と軽量性を実現した上掛け。 加えて、吸湿発熱性に優れていて、寝返りをうってもずれにくい縫製加工が施されているので、これまで以上に暖かく就寝することができるという。

羽毛を使用しないハイパーダウン(上掛け)で北京五輪の夜の寒さも解消