スポーツ界のスター選手が華々しい受賞式に登場することから「スポーツ界のアカデミー賞」と呼ばれるローレウス世界スポーツ賞が2022年4月に開催される。2021年はテニスの大坂なおみが、世界のスポーツシーンで最も優れた功績を残した選手を称える年間最優秀女子選手に輝いた。2022年はプロ野球の大谷翔平のノミネートが期待される。
2月2日に最優秀選手の最終候補発表へ
世界40カ国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが主催するローレウス世界スポーツ賞。22回目となった2021年は、1000人を超える世界中のスポーツジャーナリストの投票によりノミネートが決定。69人のローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーメンバーによる投票が行われ、その投票結果をもって受賞者が決定。
これまではスポーツ界のスター選手が華々しい式に登場したが、2021年は新型コロナウイルス感染症対策としてバーチャル形式で発表され、大坂もデジタル形式の授賞式に出席した。
2022年は日本を含む1300人のスポーツジャーナリストが投票を終え、最終エントリー選手が2月2日に発表される。71人のローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーメンバーが最終選考し、4月の授賞式で発表される。
過去にはテニス選手やサッカー選手、五輪金メダリストの陸上競技選手らが最優秀選手に名を連ねてきた。野球は世界レベルでは一部地域での人気にとどまることから最終エントリーに登場することは少なかったが、2022年はスポーツジャーナリストに配布された投票シートに大谷の名前が確認でき、一定以上の得票を得ることが予想される。
テニスの大坂に続く日本選手の最優秀選手受賞に期待がかかる。