ジャイアントが新型ハイエンドGPSサイクルコンピューター「DASH M200」「DASH L200」を4月下旬に発売する。このDASH 200シリーズは、Stages Cyclingとのパートナーシップで設計され、バイクエクスチェンジ・ジェイコの選手も使用する。
鮮やかなフルカラースクリーン、サイクリング専用マップ、充実したトレーニング機能を備えたDASH 200シリーズは、スマートプロファイル機能により、あらゆるバイクで簡単に操作できる。また「Stages Cycling APP」を使うことでバイクの特性に合わせたデータフィールドの設定が可能で、市場で最も高いカスタマイズ性能を持つサイクルコンピューター。
WiFi経由で「Stages Cycling APP」に接続すると、ワークアウト、コース、マップデータを「DASH」に簡単に追加可能で、TrainingPeaksやStravaなどのサードパーティアプリともライドデータを同期できる。「DASH M200/L200」ともに縦表示(ランドスケープモード)と横表示(ポートレートモード)が可能で、対応する1/4回転式マウントが標準で付属する。
コンパクトな「DASH M200」は、フルカラー2.2インチディスプレイ、16GBのストレージ、重量は77g。大画面の「DASH L200」は、2.7インチディスプレイを搭載し、重量は105g。
バイクエクスチェンジ・ジェイコがワールドツアーで使用
「DASH」は、GIANTがスポンサーを務めるバイクエクスチェンジ・ジェイコのライダーがレースで使用して勝利するなど、すでにワールドツアーで成功を修めている。
Stagesとしては第3世代のヘッドユニットとなる「DASH 200シリーズ」は、ジャイアントとの協力で設計・製造された最初の製品。
「Stagesは数年前から、スマートバイクや業務用インドアバイクの製造パートナーとしてジャイアントグループと提携しており、今回サイクルコンピューターにまでパートナーシップを拡大できた」とStages Cyclingの製品担当であるパット・ワーナー。
「ジャイアントは製品開発と業界経験でプロジェクトに貴重な見識を、Stagesはトレーニングやソフトウェアの専門知識をもたらし、商社の強みが組み合わさることにより、優れた製品をユーザーへ提供することができます」と語る。
ジャイアントのギアプロダクト&マーケティング責任者であるジェフ・シュナイダーは、「我々はStagesのチームと素晴らしい協力関係を築いており、彼らが過去10年間に成し遂げたことに多大な敬意を抱いています。この新世代サイクルコンピューターを市場に送り出すために彼らと提携することで、両社の強みが一つになりました。この協力により、E-bikeカテゴリーを含むGIANTのすべてのバイクに明確で適切な走行データを提供でき、クラス最高のサイクルコンピューターが誕生したことは間違いありません」とコメント。
DASH M200は3万8500円、DASH L200は4万8400円。別売りでマウントなども用意される。