休日に生活圏を離れて遠方にお出かけ気分で行うサイクリング(ホリデーライド)の実施状況や阻害要因調査を1都3県のサイクリストを対象に実施したところ、ホリデーライドする際にサイクリストはいくつもの悩み(障壁)を感じていて、それが地域へのサイクリング周遊(サイクルツーリズム)の機会損失になっていることが明らかになった。
全国各地でサイクルツーリズム事業を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンがインターネット調査により実施。回答サンプル数は829。ホリデーライド実施時にサイクリストが感じる悩みを解消するための新サービスを開発中で、「ホリデーライドの実施状況フォーム」に入力し、自身の悩みに合致する人には、夏ごろにリリース予定である新サービスの「先行優先利用」を案内する。
調査結果1…ホリデーライドの実施頻度は理想から遠い
ホリデーライドの現状の実施頻度は、「ほぼ毎週」が 22.7%、「月に1回以上」が 15.2%であ る一方、理想の実施頻度は、「ほぼ毎週実施したい」が 46.2%、「月に 1回以上」が 20.6%。多くの人がもっと頻繁にホリデーライドを楽しみたいと考えている。
調査結果2…ホリデーライドを阻む悩みは、不安と手間
ホリデーライドを実施しようと思っても実現できない理由として、「自転車の盗難」「土地勘 のない場所での走りやすいコース設定ができない」「遠出するのに電車輪行ができない」という悩み(障壁)が挙げられた。
<悩み>
1位:自転車の盗難:41.8%
2位:土地勘のない場所での走りやすいコース設定ができない:35.5%
3位:遠出するのに電車輪行ができない:31.8%
これらの悩み(障壁)が解決されることで、地域へのサイクリング周遊の機会が増えると考え られる。ルーツ・スポーツ・ジャパンは、この問題を解決するために全力をあげ、サイクリス トが抱える悩みを解消するための新サービスを開発中だという。
下記のサービス利用希望アンケートに回答すると、優先案内により一足先に新サービスを体験できる機会が届けられる。 次の休み、どこ走りに行こう?に悩む、サイクリストからの回答を待っているという。
<サービス利用希望アンケート概要>
方法:オンラインアンケート
回答期間:2023年4月4日~2023年4月14日 ※予定
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