陸上競技棒高跳びのアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)と女子サッカーのアイタナ・ボンマティ(スペイン)が国際スポーツプレス協会(AIPS)のアスリートオブザイヤーを受賞した。121カ国・過去最多の836人のジャーナリストの投票により、2025年のAIPSチャンピオンが決まった。
2025年12月30日に同協会が男女のトップテンを発表した。スウェーデンの棒高跳び選手デュプランティスがAIPSが主催する恒例の年末投票で圧倒的なリードを築き、2年連続でAIPS最優秀男性アスリートに選出された。2025年のAIPS最優秀女子アスリート賞は、スペインのサッカー選手ボンマティが初めて受賞した。
デュプランティスは、世界記録を4度も更新する素晴らしいシーズンを終え、1182ポイントを獲得して年間最優秀男子アスリート部門で圧倒的な勝利を収めた。スペインのテニス選手カルロス・アルカラスは784ポイントで2位、フランスのサッカー選手ウスマン・デンベレは713ポイントで3位。日本の橋本大輝(体操)と大谷翔平(野球)は主催者から注目選手としてピックアップされたが、トップテンには入らなかった。
男子・アスリートオブザイヤー
1. デュプランティス・アルマンド (スウェーデン) – 陸上競技 – 1182
2. アルカラス・カルロス (スペイン) – テニス – 784
3. デンベレ・ウスマン(フランス) – サッカー – 713
4. ハキミ・アクラフ(モロッコ) – サッカー – 531
5. ポガチャル・タデイ (スロベニア) – サイクリング – 410
6. ヤマル・ラミネ (スペイン) – サッカー – 332
7. エムバペ・キリアン(フランス) – サッカー – 274
8. シナー・ヤニック(イタリア) – テニス – 219
9. ドンチッチ・ルカ (スロベニア) – バスケットボール – 192
10. サラー・モハメド(エジプト) – サッカー – 191
ボンマティは824ポイントを獲得し、2023年大会で3位、2024年大会で2位に終わった後、2025年大会の最優秀女子アスリート賞を初めて受賞した。ボンマティに続いたのはケニアの長距離ランナー、ベアトリス・チェベトが453ポイント、ベラルーシのテニス選手、アリーナ・サバレンカが446ポイントだった。
女子・アスリートオブザイヤー
1. ボンマティ・アイタナ (スペイン) – サッカー – 824
2. チェベット・ベアトリス (ケニア) – 陸上競技 – 453
3. サバレンカ・アリーナ(ベラルーシ)– テニス – 446
4. マクラフリン=レブローニ・シドニー(アメリカ) – 陸上競技 – 393
5. ボル・フェムケ (オランダ) – 陸上競技 – 356
6. カルデンテイ・マリオナ (スペイン) – サッカー – 298
7. ガウフ・ココ (アメリカ) – テニス – 281
8. キピエゴン・フェイス(ケニア) – 陸上競技 – 257
9. ブリニョーネ・フェデリカ(イタリア) – アルペンスキー – 256
10. オールマン・ヴァレリー(アメリカ) – 陸上競技 – 251
