弱虫ペダルが児童小説に…読書が苦手でもワクワク

児童書出版社の岩崎書店が「小説 弱虫ペダル6」(原作:渡辺航/ノベライズ:輔老心)を2021年6月28日に発売する。748円(本体680円+税)。

読書が苦手な子どもたちに特におすすめ

子どもたちの「活字離れ」をなんとかして食い止めたいという児童書出版社としての切なる願いがあり、 知名度が高くストーリーが抜群に面白い作品を、手に取りやすいカタチの「読み物」で提供する。選び抜いた作品が秋田書店の大人気コミック「弱虫ペダル」だ。秋田書店の全面協力のもとでスタートしたのが児童向けノベライズ版『小説 弱虫ペダル』シリーズで、今回は6巻目となる。

本に苦手意識を持つと読書をする習慣がつかなくなり、子どもたちの「活字離れ」が進んでしまう。「小説 弱虫ペダル」シリーズの最大の特徴は、渡辺航先生の漫画のカットがふんだんに挿入されていること。カットの入れ方も、漫画のコマ風にひと手間ふた手間工夫をこらしているから、「弱ペダ」の空気感・躍動感にたっぷりひたれる。漫画につられて、気がついたら文字を読み進めていたということも。読書が苦手な子どもたちに特におすすめだ。

最新第6巻の内容
「おめーならできるよ……登りで百人ぬけ。そしたらかならず追いつく!!」
インターハイ1日目の後半、いよいよ山岳コースだ。クライマーとしての役割をまかされた小野田坂道だが、集団落車にまきこまれて最下位に! 絶体絶命だ。この絶望的な状況から、坂道はどうやってはいあがろうとするのか!?

●『小説 弱虫ペダル』特設サイト

女優・創作あーちすと、のんがベスビーでさわやかに走る

女優・創作あーちすと、のん。次世代プレミアムeバイクのBESV(ベスビー)が新CMを6月21日に、同時に新ビジュアルを公開。のんはBESVブランドアンバサダーとして5年目を迎えた。

女優・創作あーちすと、のん


新CMでは、<White × Stripe Pink>の限定カラーのBESVに乗り、CMオリジナルソングを歌いながら、さっそうとサイクリングを楽しむ姿を披露している。新しい生活様式に移り変わる時代の中で、それぞれのライフスタイルが確立されていく今、eバイクの軽やかでさわやかな魅力が伝わってくる。CMは台湾のTVCMとしても放映予定。

のんは前回に引き続きカタログのメインビジュアルも担当し、ブランドアンバサダー5年目にふさわしいダイナミックなビジュアルを披露している。

BESVブランドアンバサダーとして5年目を迎える、のん

CMメインビジュアルは前作に引き続き、クリエイティブディレクター岡田考功が率いるFIRSTORDER(ファーストオーダー)が手がけた。メインビジュアルをファッションカメラマンの田中丸善治、映像監督を山本北斗という豪華クリエイターにより制作された。

CM動画<あたらしい私と、ベスビーと。>

のんのコメント 
「今回のCMは、川沿いでサイクリングするCMです。撮影当日は素晴らしく晴れて、恵まれた天気でBESVを走らせることができました。CMのように、いい天気の日にBESVに乗って、風を受ける気持ちよさをみなさまに体験してほしいなあと思います」

のん
1993年兵庫県生まれ。2016年公開の劇場アニメ「この世界の片隅に」で主人公・すずの声を演じ、第40回日本アカデミー賞では最優秀アニメーション作品賞を受賞。

2017年に自ら代表を務める新レーベル『KAIWA(RE)CORD』を発足。2020年2月にはのん主催のフェス『NON KAIWA FESvol.2』を無観客で実施し、同年3月MTVにて「のんおうちフェス」として放送。その後もオンラインライブ「NON OUCHI DE MIRULIVE(のんおうちで観るライブ)」を積極的に開催。2019年、映画製作ドキュメンタリーYouTube Originals『のんたれ(IAMNON)』と初監督映画「おちをつけなんせ」公開。2020年春にはヒロインを演じた映画「星屑の町」、2020年12月主演映画「私をくいとめて」(第33回東京国際映画祭TOKYOプレミア2020部門観客賞/東京都知事賞受賞、第30回日本映画批評家大賞主演女優賞受賞)。2022年には自身が脚本、監督、主演の映画作品「Ribbon」(第24回上海国際映画祭 GALA部門公式招待)の公開を予定。

●「BESV×のん」特設サイト

新作映画『ゴジラvsコング』公開記念でゴジラ ワールドUT発売

ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」から、ゴジラワールドUTが6月28日に発売される。

世界を代表する2大怪獣、ゴジラとコングの究極のバトルロイヤルを描いた新作映画『ゴジラvsコング』の公開を記念して、メンズ、キッズでのラインナップを6月28日(月)からUTフルラインナップ店舗とオンラインストアで販売する。

新作映画の壮大なバトルシーンや、昭和期に公開されたゴジラ映画のレトロなポスターアートなど、幅広い世代を魅了する数々のスペシャルデザインに注目。

発売日:2021年6月28日(月)
販売店舗:ユニクロの一部店舗とオンラインストア
■展開アイテム
メンズ グラフィックTシャツ 1500円(税込み)
キッズ グラフィックTシャツ 990円(税込み)

●ユニクロの特設ホームページ

カリマーストア限定のナルゲンボトル…環境配慮の提案

英国発祥のアウトドアブランド、karrimor(カリマー)は、環境の日である2021年6月5日に、直営店限定のナルゲンボトルをカリマーストア各店と公式オンラインストアで発売。500mlは2200円(税込み)、1lは2475円。

カリマーは持続可能なライフスタイルを推進するブランドとして、これまでも地球環境に配慮したプロダクトの開発を行うなど、サステイナブルな取り組みを進めてきた。現在は、2021年春夏シーズンのテーマ「ADVENTURE」を掲げ、毎日を冒険のようにアクティブに楽しむ人たちのサポートを目的とするプロジェクトとして、給水スポットアプリmymizu(マイミズ)に登録し、カリマーストア原宿で無料の給水サービスを実施している。

プロジェクトの一環として発売する直営店限定ボトルは、「自然環境に配慮しながら人々の生活をシンプルなものにする」をコンセプトに商品開発を行うNalgene(ナルゲン)と初のコラボレーション。安全な原料樹脂を使用した同社の代表モデルTRITANをベースに、カリマーロゴを大胆にデザインしたオリジナルボトル2型(1L・500ml/各2色)を展開。

発売を記念し、カリマー公式インスタグラムアカウント(@karrimor_japan)では、6月4日20時から「環境の日」をテーマにインスタライブを配信。サステイナブルプロダクトを紹介するほか、コロナ禍で来店できない人に向け 、カリマーストア原宿店の店長とともに、店内がチェックできる。

Nalgene/ナルゲンとは

1949年の研究用装備品の開発から始まり、今も変わらず米国ニューヨーク州から世界に発信し続けているブランド。 「自然環境に配慮しながら人々の生活をシンプルなものにする」こと、それが厳選されたさまざまな素材を使い、繰り返し使ってもらえる人の幅広いニーズ、ライフスタイルに合う商品をNalgeneが作り続けている理由。純度の高いプラスティックと高い気密性で、アウトドア用として、またその特徴を活かしたキッチン用保存容器、旅行用の詰め替え容器など、さまざまな商品を提案。

カリマーストア原宿店で無料給水…持続可能な世界を目指し

ベルギービールウィークエンド日比谷も開催延期へ

6月17日から東京の日比谷公園で開催予定だったベルギービールウィークエンド日比谷だが、東京都の緊急事態宣言延長に伴い、開催を延期することになった。すでに延期の発表をしている名古屋、大阪、横浜とともに新たな開催日程などを調整する。

多様なビールが楽しめるイベントは大人気だが…

緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の効果により、新型コロナウイルスの感染状況が収まるであろう夏頃の開催を目指して関係機関と協議していきたいという。新たな開催日程が決まり次第、改めて発表される。

すでに購入した名古屋・大阪・横浜・日比谷の前売りチケットは、新たな開催日程の発表まで大切に保管してほしいという。

9月17〜26日開催予定の豊洲はいまのところ開催準備中。

●ベルギービールウィークエンドのホームページ

辻仁成が2021年のフランス観光親善大使に就任

フランス在住の作家・ミュージシャンの辻仁成が2021年度フランス観光親善大使に任命された。フランス国家唯一の観光推進機関であるフランス観光開発機構(アトゥー・フランス、本部パリ)が2021年5月28日に任命した。

任命状を手にする辻仁成 ©Kô ODA

フランス観光親善大使のタイトルは2000年、フランス観光開発機構の前身であるフランス政府観光局が創設し、フランスに縁のある著名人の個人的な視点からフランスの魅力を発信してもらうことを目的にこれまで45人を任命している。

新しく就任される観光親善大使には、駐日フランス大使、フランス観光開発機構総裁の署名入りの任命状が渡される。2021年はフィリップ・セトン駐日フランス大使、フランス観光開発機構カロリーヌ・ルブシェ総裁による任命状が、機構パリ本部でカロリーヌ・ルブシェから手渡された。

任命状を手渡すカロリーヌ・ルブシェフランス観光開発機構総裁(左)、辻仁成 ©Kô ODA 

パリから常にポジティブな言葉を発信

辻は2000年度初頭よりパリ在住。ブログやSNS、自身が立ち上げたウェブマガジン Design Stories を通じ、フランスでの日常生活のほか、コロナ禍にある世界やフランス情勢についても、未来を見すえポジティブな視点から精力的に発信を続けている。その高い発信力を評価し、フランス観光開発機構は2021年度フランス観光親善大使の任を辻に依頼することを決定した。

任期中の活動
任期の間、辻はフランス観光開発機構やその協力先の各地方観光局と連携し、フランス各地の見どころについて発信していく。発信の場は主にウェブマガジンDesign Storiesで、フランス観光開発機構の公式サイト France.fr 内に設けるフランス観光親善大使特設サイトと連携。

セーヌ川クルーズライブ中の就任報告
就任から2日後となる5月30日、辻はセーヌ河のクルーズ船からオンラインコンサートを配信するという初の試みに挑戦。演奏の合間にフランス観光親善大使への就任を報告し、エッフェル塔やオルセー美術館などパリの名所をガイドするなど、就任後初の自身のイベントを観光プロモーションにつなげ、観光親善大使としての存在感を十二分に発揮した。

就任の抱負を語る辻仁成 ©Kô ODA

辻仁成のコメント

大変光栄なことにフランスの親善大使に任命されました。
パリに暮らし始めて20年が経ち、僕の息子もここで生まれ、来年は大学生になろうとしています。フランスに育ててもらったというのもあり、なにかフランスに恩返しができたらと思っていました。最近パリと田舎を行き来する中で今まで知らなかったフランスのよさに気づき、それを日本の人に伝えたいと思っていた矢先の親善大使のお話でしたので、これはちょうどいい僕の仕事だと使命感に燃え、オファーを請けさせていただきました。日本の皆さんにフランスの素晴らしさ、この国が持っている文化と教養、そして心のやさしさをすべて僕なりに解釈してお伝えできればと思っています。

カロリーヌ・ルブシェ(フランス観光開発機構 総裁)コメント
フランス観光親善大使の任命状を辻様にお渡しできて非常に光栄です。彼は才能豊かで、その感性をフランスの国民と分かち合い、とくに日本とフランスを結ぶ分野である文化、歴史、食、フランス流の暮らしを敏感に感じ、日本の皆様に伝えておられます。このような方に親善大使をお願いできるのは大変嬉しく光栄なことで、我々にとり大きなチャンスであります。氏を通して日本の皆様がフランスの文化、歴史、史跡、食を知り、この国やその多様な風土と人への理解が深まること、氏の著作や取材によりフランスについて良き反響が起こることを願ってやみません。

任命状 ©Kô ODA

辻 仁成(つじ・ひとなり)
作家1989年『ピアニシモ』で第13回すばる文学賞を受賞。97年『海峡の光』で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として唯一受賞。映画監督として、1999年、第三回ドーヴィル・アジア映画祭コンペティション部門で監督作品「ほとけ」が最優秀イマージュ賞受賞。同作品でベルリン映画祭。監督作品「千年旅人」でベネチア映画祭、監督作品「アカシア」で東京国際映画祭にノミネート。ミュージシャンとしては80年代にECHOESを結成、作詞作曲した「ZOO」がミリオンセラーに。さまざまな分野で活動を続ける。現在は拠点をフランスに置き、日仏を行き来しながら創作に取り組んいる。帝京大学・冲永総合研究所特任教授。Webマガジン「Design Stories」、 デザイン&アートの新世代賞を主宰。
●WebマガジンDesignStories

観光親善大使の就任を祝って乾杯する辻仁成(右) ©Kô ODA

●歴代のフランス観光親善大使・フランス広報大使
2017年:くまモン(熊本県キャラクター)、リカちゃん(着せ替え人形)
2016年:中村江里子(アナウンサー)、新城幸也(自転車選手)
2015年:大地真央(女優)、森田恭通(デザイナー)
2014年:高見沢俊彦(ミュージシャン)、池田理代子(劇画家)
2013年:川島なお美(女優)、鎧塚俊彦(パティシエ)
2012年:竹中直人(俳優)、蜷川実花(写真家)
2011年:寺島しのぶ(女優)、平野啓一郎(作家)
2010年:小山薫堂(放送作家)、諏訪敦彦(映画監督)、知花くらら(モデル)
2009年:市川團十郎・海老蔵(歌舞伎俳優)、夏木マリ(ディレクター)
2008年:滝川クリステル(キャスター)、假屋崎省吾(華道家)
2007年:城之内ミサ(音楽家)、佐藤陽一(ソムリエ)、櫻井寛(フォトジャーナリスト)
2006年:黒柳徹子(女優)
2005年:石坂浩二(俳優)
2004年:柴俊夫(俳優)、真野響子(女優)
2003年:貴乃花光司(元横綱)、野際陽子(女優)
2002年:阿川佐和子(エッセイスト)、檀ふみ(女優)、吉田兄弟(津軽三味線奏者)
2001年:東儀秀樹(雅楽師)、林真理子(作家)、藤野真紀子(料理研究家)
2000年:石川次郎(編集者)、市川染五郎(歌舞伎俳優)、岸惠子(女優)、高田万由子(女優)、藤本ひとみ(作家)、細川護煕(元首相)、山本容子(版画)

●フランス観光親善大使特設サイト