カリマーストア限定のナルゲンボトル…環境配慮の提案

英国発祥のアウトドアブランド、karrimor(カリマー)は、環境の日である2021年6月5日に、直営店限定のナルゲンボトルをカリマーストア各店と公式オンラインストアで発売。500mlは2200円(税込み)、1lは2475円。

カリマーは持続可能なライフスタイルを推進するブランドとして、これまでも地球環境に配慮したプロダクトの開発を行うなど、サステイナブルな取り組みを進めてきた。現在は、2021年春夏シーズンのテーマ「ADVENTURE」を掲げ、毎日を冒険のようにアクティブに楽しむ人たちのサポートを目的とするプロジェクトとして、給水スポットアプリmymizu(マイミズ)に登録し、カリマーストア原宿で無料の給水サービスを実施している。

プロジェクトの一環として発売する直営店限定ボトルは、「自然環境に配慮しながら人々の生活をシンプルなものにする」をコンセプトに商品開発を行うNalgene(ナルゲン)と初のコラボレーション。安全な原料樹脂を使用した同社の代表モデルTRITANをベースに、カリマーロゴを大胆にデザインしたオリジナルボトル2型(1L・500ml/各2色)を展開。

発売を記念し、カリマー公式インスタグラムアカウント(@karrimor_japan)では、6月4日20時から「環境の日」をテーマにインスタライブを配信。サステイナブルプロダクトを紹介するほか、コロナ禍で来店できない人に向け 、カリマーストア原宿店の店長とともに、店内がチェックできる。

Nalgene/ナルゲンとは

1949年の研究用装備品の開発から始まり、今も変わらず米国ニューヨーク州から世界に発信し続けているブランド。 「自然環境に配慮しながら人々の生活をシンプルなものにする」こと、それが厳選されたさまざまな素材を使い、繰り返し使ってもらえる人の幅広いニーズ、ライフスタイルに合う商品をNalgeneが作り続けている理由。純度の高いプラスティックと高い気密性で、アウトドア用として、またその特徴を活かしたキッチン用保存容器、旅行用の詰め替え容器など、さまざまな商品を提案。

カリマーストア原宿店で無料給水…持続可能な世界を目指し

ベルギービールウィークエンド日比谷も開催延期へ

6月17日から東京の日比谷公園で開催予定だったベルギービールウィークエンド日比谷だが、東京都の緊急事態宣言延長に伴い、開催を延期することになった。すでに延期の発表をしている名古屋、大阪、横浜とともに新たな開催日程などを調整する。

多様なビールが楽しめるイベントは大人気だが…

緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の効果により、新型コロナウイルスの感染状況が収まるであろう夏頃の開催を目指して関係機関と協議していきたいという。新たな開催日程が決まり次第、改めて発表される。

すでに購入した名古屋・大阪・横浜・日比谷の前売りチケットは、新たな開催日程の発表まで大切に保管してほしいという。

9月17〜26日開催予定の豊洲はいまのところ開催準備中。

●ベルギービールウィークエンドのホームページ

辻仁成が2021年のフランス観光親善大使に就任

フランス在住の作家・ミュージシャンの辻仁成が2021年度フランス観光親善大使に任命された。フランス国家唯一の観光推進機関であるフランス観光開発機構(アトゥー・フランス、本部パリ)が2021年5月28日に任命した。

任命状を手にする辻仁成 ©Kô ODA

フランス観光親善大使のタイトルは2000年、フランス観光開発機構の前身であるフランス政府観光局が創設し、フランスに縁のある著名人の個人的な視点からフランスの魅力を発信してもらうことを目的にこれまで45人を任命している。

新しく就任される観光親善大使には、駐日フランス大使、フランス観光開発機構総裁の署名入りの任命状が渡される。2021年はフィリップ・セトン駐日フランス大使、フランス観光開発機構カロリーヌ・ルブシェ総裁による任命状が、機構パリ本部でカロリーヌ・ルブシェから手渡された。

任命状を手渡すカロリーヌ・ルブシェフランス観光開発機構総裁(左)、辻仁成 ©Kô ODA 

パリから常にポジティブな言葉を発信

辻は2000年度初頭よりパリ在住。ブログやSNS、自身が立ち上げたウェブマガジン Design Stories を通じ、フランスでの日常生活のほか、コロナ禍にある世界やフランス情勢についても、未来を見すえポジティブな視点から精力的に発信を続けている。その高い発信力を評価し、フランス観光開発機構は2021年度フランス観光親善大使の任を辻に依頼することを決定した。

任期中の活動
任期の間、辻はフランス観光開発機構やその協力先の各地方観光局と連携し、フランス各地の見どころについて発信していく。発信の場は主にウェブマガジンDesign Storiesで、フランス観光開発機構の公式サイト France.fr 内に設けるフランス観光親善大使特設サイトと連携。

セーヌ川クルーズライブ中の就任報告
就任から2日後となる5月30日、辻はセーヌ河のクルーズ船からオンラインコンサートを配信するという初の試みに挑戦。演奏の合間にフランス観光親善大使への就任を報告し、エッフェル塔やオルセー美術館などパリの名所をガイドするなど、就任後初の自身のイベントを観光プロモーションにつなげ、観光親善大使としての存在感を十二分に発揮した。

就任の抱負を語る辻仁成 ©Kô ODA

辻仁成のコメント

大変光栄なことにフランスの親善大使に任命されました。
パリに暮らし始めて20年が経ち、僕の息子もここで生まれ、来年は大学生になろうとしています。フランスに育ててもらったというのもあり、なにかフランスに恩返しができたらと思っていました。最近パリと田舎を行き来する中で今まで知らなかったフランスのよさに気づき、それを日本の人に伝えたいと思っていた矢先の親善大使のお話でしたので、これはちょうどいい僕の仕事だと使命感に燃え、オファーを請けさせていただきました。日本の皆さんにフランスの素晴らしさ、この国が持っている文化と教養、そして心のやさしさをすべて僕なりに解釈してお伝えできればと思っています。

カロリーヌ・ルブシェ(フランス観光開発機構 総裁)コメント
フランス観光親善大使の任命状を辻様にお渡しできて非常に光栄です。彼は才能豊かで、その感性をフランスの国民と分かち合い、とくに日本とフランスを結ぶ分野である文化、歴史、食、フランス流の暮らしを敏感に感じ、日本の皆様に伝えておられます。このような方に親善大使をお願いできるのは大変嬉しく光栄なことで、我々にとり大きなチャンスであります。氏を通して日本の皆様がフランスの文化、歴史、史跡、食を知り、この国やその多様な風土と人への理解が深まること、氏の著作や取材によりフランスについて良き反響が起こることを願ってやみません。

任命状 ©Kô ODA

辻 仁成(つじ・ひとなり)
作家1989年『ピアニシモ』で第13回すばる文学賞を受賞。97年『海峡の光』で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として唯一受賞。映画監督として、1999年、第三回ドーヴィル・アジア映画祭コンペティション部門で監督作品「ほとけ」が最優秀イマージュ賞受賞。同作品でベルリン映画祭。監督作品「千年旅人」でベネチア映画祭、監督作品「アカシア」で東京国際映画祭にノミネート。ミュージシャンとしては80年代にECHOESを結成、作詞作曲した「ZOO」がミリオンセラーに。さまざまな分野で活動を続ける。現在は拠点をフランスに置き、日仏を行き来しながら創作に取り組んいる。帝京大学・冲永総合研究所特任教授。Webマガジン「Design Stories」、 デザイン&アートの新世代賞を主宰。
●WebマガジンDesignStories

観光親善大使の就任を祝って乾杯する辻仁成(右) ©Kô ODA

●歴代のフランス観光親善大使・フランス広報大使
2017年:くまモン(熊本県キャラクター)、リカちゃん(着せ替え人形)
2016年:中村江里子(アナウンサー)、新城幸也(自転車選手)
2015年:大地真央(女優)、森田恭通(デザイナー)
2014年:高見沢俊彦(ミュージシャン)、池田理代子(劇画家)
2013年:川島なお美(女優)、鎧塚俊彦(パティシエ)
2012年:竹中直人(俳優)、蜷川実花(写真家)
2011年:寺島しのぶ(女優)、平野啓一郎(作家)
2010年:小山薫堂(放送作家)、諏訪敦彦(映画監督)、知花くらら(モデル)
2009年:市川團十郎・海老蔵(歌舞伎俳優)、夏木マリ(ディレクター)
2008年:滝川クリステル(キャスター)、假屋崎省吾(華道家)
2007年:城之内ミサ(音楽家)、佐藤陽一(ソムリエ)、櫻井寛(フォトジャーナリスト)
2006年:黒柳徹子(女優)
2005年:石坂浩二(俳優)
2004年:柴俊夫(俳優)、真野響子(女優)
2003年:貴乃花光司(元横綱)、野際陽子(女優)
2002年:阿川佐和子(エッセイスト)、檀ふみ(女優)、吉田兄弟(津軽三味線奏者)
2001年:東儀秀樹(雅楽師)、林真理子(作家)、藤野真紀子(料理研究家)
2000年:石川次郎(編集者)、市川染五郎(歌舞伎俳優)、岸惠子(女優)、高田万由子(女優)、藤本ひとみ(作家)、細川護煕(元首相)、山本容子(版画)

●フランス観光親善大使特設サイト

鎌倉の海水浴場は2年連続で断念…市民8割が開設反対

神奈川県鎌倉市が2020年に続いて、2021年夏の海水浴場開設を断念した。新型コロナウイルス感染症のまん延が収まらない中、市民の不安を払拭し、理解を得ることは難しいと判断した。

海水浴場に限らず、「今夏の鎌倉市の海岸は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から来訪を控えていただきますようお願いします」と同市。

鎌倉市は海水浴場開設に向けて、地域住民や市民から意見を集めた。市民のおおむねの意向を把握するため、5月19日から23日にかけて、LINEアンケートを実施。その結果は「海水浴場を開設する」が18.7%、「海水浴場は開設しない」が81.3%だった。

さらに市は、海浜組合との話し合いにおいて、今夏の海水浴場開設は難しいと結論。5月24日に松尾崇市長が海浜組合代表と面談をして意向を確認。25日夕刻には逗子市、葉山町の首長と面談し、鎌倉市として今夏の海水浴場開設を断念する考えであることを伝えたうえで、市としての最終的な意思決定をしたという。

海の家が営業しないことから、最低限の安全管理としてライフガードは自治体として配置。2021年は監視所も設置することになった。また警備員を配置して、来訪者への注意喚起を行うという。

●鎌倉市のホームページ


クレヨンしんちゃんの交通ルール啓発バナーが春日部駅に

クレヨンしんちゃんの野原家が住む街、埼玉県の春日部駅に2021年5月17日から30日までの2週間限定で、自転車の交通マナーを啓発する交通広告が登場した。野原家の成長を振り返りながら「当たり前の日常の大切さ、そしてそれを守る一人一人の交通安全への心がけ」を伝えるメッセージ広告だ。

駅係員への問い合わせはご遠慮ください、とのこと

快適な自転車ライフを提供する自転車専門店のあさひが仕掛けた。同社はクレヨンしんちゃんとコラボレーションし、自転車交通安全を啓発するメッセージを2021年4月から展開している。

気候がよく自転車での移動が心地よくなり利用も増えてくる時期に合わせて、自転車の交通ルールやマナーを守ることを訴求するために、春日部市民に広く愛されているクレヨンしんちゃんとコラボレーションし、交通広告を掲出することを企画したという。

 同時に「クレヨンしんちゃん×サイクルベースあさひ」WEB限定オリジナル動画を公開。大人から子供まで家族の幸せのために交通ルールを守ることの大切さを思わせてくれる。

https://youtu.be/yYrc1FdM8Fo

「#しんちゃんと自転車のおやくそく」キャンペーンも開催

全国のサイクルベースあさひでキッズサイクル購入時にもらえる「しんちゃんの じてんしゃあんぜんぬりえ」を完成させて、「#クレヨンしんちゃんと自転車のおやくそく」と「#自転車ルール」のハッシュタグをつけてInstagramに投稿すると、Nintendo Switch Liteが抽選で10名に当たる「#しんちゃんと自転車のおやくそくキャンペーン」も2021年5月31日まで開催。

「#しんちゃんと自転車のおやくそくキャンペーン」
■投稿受付期間:2021年5月31日(月) 23:59まで
■賞品・当選者数:Nintendo Switch Lite×10名様
■応募方法:
1.サイクルベースあさひの店頭、またはオンラインショップの「ネットで注文・お店で受取り」サービスを利用してキッズサイクル・一輪車・トレーニングバイク・スケーターのいずれかを購入すると、商品受け取り時に「しんちゃんの じてんしゃあんぜんぬりえ」をプレゼント。
2.Instagramのサイクルベースあさひのアカウント@cycle_base_asahiをフォローし、完成したぬりえをInstagramに「#クレヨンしんちゃんと自転車のおやくそく」「#自転車ルール」の2つをつけて投稿すると応募完了。
3.キャンペーン期間終了後に抽選を行い、当選者にはInstagramのダイレクトメッセージで連絡。 
●キャンペーンの詳細ページ

ジロ・デ・イタリア出場選手とスタッフはすべて陰性

第104回ジロ・デ・イタリアは5月17日にフォリーニョで最初の休息日を迎え、出場選手とチームスタッフ合計600人の新型コロナウイルス検査を行った結果、陽性者はいなかった。翌18日に主催するRCSスポルトと国際統括団体のUCI(国際自転車競技連合)が共同で声明を出した。

©LaPresse

ジロ・デ・イタリアの健康プロトコルに従って、自転車競技の国際的統括機関であるUCIによって策定された「コロナウイルス・パンデミックにおける組織とロードレース参加にかかる規則」と、イタリア保健省による対策に従って、すべての出場選手とチームスタッフが検査を受けた。

合計600人が検査され、陽性を示した選手・スタッフはいなかった。

ジロ・デ・イタリア公式サイト
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出場184選手リスト