ベルギービールウィークエンドが日比谷、豊洲など5会場で開催へ

ベルギー産の多様なビールをこれにマッチした料理とともに楽しめるアウトドアイベント、ベルギービールウィークエンドが、2021年は名古屋、大阪、横浜、東京の日比谷と豊洲で開催される。

主催者は「新型コロナウイルス感染状況を常にモニタリングし、日本政府のガイドラインを遵守しております。現時点ではイベントが中止となるような要因はありませんが、今後コロナウイルス感染再拡大などにより、イベントのスケジュールが変更になることもあります」としている。

Nagoya
久屋大通公園
4月28日(水)〜5月9日(日)

Osaka
大阪城公園 太陽の広場
5月13日(木)〜5月16日(日)

Yokohama
山下公園
5月20日(木)〜5月23日(日)

Hibiya
日比谷公園
6月17日(木)〜6月20日(日)

Toyosu
サイタブリア ベイパーク
9月17日(金)〜9月26日(日)

前売りチケット発売開始

事前に来場者数を把握するために、日付指定のチケット(スターターセット)を販売する。会場の収容人数に応じて販売枚数を制限する。楽天チケットまたはファミリーマートで事前に前売りチケットを購入する。
料金はスターターセット3100円で、BBW2021オリジナルグラス1個/飲食用コイン10。ビール1杯は飲食用コイン3〜5枚(一部コイン5枚以上のビールも)。追加コインは会場で5枚組 1100円で販売。

●ベルギービールウィークエンドのホームページ

春はやっぱり花とネコ…PAUL & JOEとユニクロがコラボ

ユニクロのグラフィックTシャツブランドのUTが、フランスのPAUL & JOEとコラボレーションしたアイテムを3月26日より発売する。デザイナーのソフィー・メシャリーが創業したPAUL & JOEは、プレイフルなプリントやカラーで世界中から愛されているブランド。

日常の中で 好奇心をくすぐられるものや心惹かれるものに正直でいること、そしてなにより直観的なフィーリングを大切にするブランドのメッセージ、JOIE DE VIVRE(生きていることの喜び)が込められた、春を感じるコレクションとなっている。

Tシャツ 2型 6色 990円

PAUL & JOEのプレイフルな世界観を、UTの幅広いアイテムを通して表現

コレクションではPAUL & JOEを象徴するクリザンテーム(西洋菊の一種)をはじめ、幸福を もたらすと言われるスズランのモチーフを柔らかいパステルトーンで表現。ブランドのアイコニックな猫のモチーフは大胆にTシャツにデザインされている。Tシャツのほか、エッセンシャルなワードローブであるドレスやブラウス、スカーフ、ポシェットをラインナップ。GIRLSやBABYラインも展開し、親子でリンクコーディネートを楽しむことも可能。

ポシェット 1型 3色 1500円

ソフィー・メシャリーからのコメント
ユニクロ「UT」とのコラボレーションは、人々の生活に寄り添う服づくりをしている ユニクロの姿勢と「 誰からも愛される洋服を作りたい 」という自身の思いが共鳴して実現しました。また、品質を追求するユニクロのものづくりにも共感しています。
キッズやベビーのアイテムもお気に入りで 、みんなに喜んでもらえるコレクションとなり、非常に満足しています。柄に無地を合わせたり、柄に柄を合わせたりと着こなしを自由に楽しんでほしいですね。
このコレクションを着て、春の軽やかさを感じてもらえたらうれしく思います。

PAUL & JOEとは

デザイナーのソフィー・メシャリーによるブランド。1995年にパリで誕生し、ファッションの分野をはじめ「PAUL & JOE BEAUTE」や「PAUL & JOE La Papeterie 」、「PAUL & JOE ACCESSOIRES」など、女性が輝くためのスタイルを世界的に発信している。

Tシャツ 1型4色 990円
Tシャツ 1型4色 990円
Tシャツ 1型4色 990円
Tシャツ 1型4色 990円

■ソフィー・メシャリー(Sophie Mechaly)
フランス、パリ生まれ。パリ大学で経済経営学、Institute France de la Modeで技術を学び、アズディン・アライアのもとで経験を積む。その後、両親が経営するシャツメーカー「 LE GARAGE 」に参加、26歳で専任デザイナーに就任。1995年、2人の息子の名前を冠した「PAUL & JOE」を創設。

ソフィー・メシャリー(Sophie Mechaly)

●ユニクロの詳細ホームページ

カリマーストア原宿店で無料給水…持続可能な世界を目指し

英国発祥のアウトドアブランド『karrimor(カリマー)』は、 2021年3月よりスマートフォンの給水スポットアプリ「mymizu(マイミズ)」に登録し、旗艦店であるカリマーストア原宿店内で無料の給水サービスをスタートする。

2021年春夏シーズンのテーマ「ADVENTURE」の一環であるプロジェクト。毎日を冒険のように、アクティブに楽しむ人たちのサポートを目的としたサービスのひとつ。今後カリマーでは、持続可能なライフスタイルを推進するブランドとして、サステイナブルなプロダクト開発をはじめとするさまざまな取り組みを実施していくという。

【給水スポット実施店舗】
karrimor store harajuku/カリマーストア原宿
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目16­18サンドー原宿ビル 2F
TEL:03-6712-5660
●カリマーストア原宿のInstagram

【mymizu】
ペットボトルの消費量を削減し、世界中の環境の持続可能性を実現するための活動を推進することを目標に掲げるプラットフォーム。公的水飲み場およびパートナー店舗(カフェ、レストラン、ホテル、お店など)をはじめ、日本国内で5000カ所以上、そして世界各地で約20万カ所の給水スポットとユーザーを結びつけ、ペットボトル入りの飲料水を購入する代わりにこれらのスポットで給水することを可能にした。mymizuアプリは、iOSおよびAndroidでダウンロードできる。

自転車の安全利用と気軽に楽しめる環境を…都が意見募集

東京都が自転車の活用を推進していくための「東京都自転車活用推進計画」を策定し、都民からの意見を募集している。今後、寄せられた意見を踏まえ、2021年度早期を目途に計画を改定する予定だという。

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計画は、自転車の活用の推進を図るための基本的な方針や具体的な施策を示したもの。「自転車を安全・安心して利用でき、誰もが気軽に楽しめる環境づくり」を目標とし、目指すべき将来像に向け18の施策を示している。

東京都の自転車活用推進計画を簡単に言うと…

高齢化社会でも持続的発展を。
クルマ中心から人中心の、居心地のいい町に。
そんな都市づくりにおいて自転車は環境に、健康にいい。
そして重要な交通手段のひとつ。
コロナの密も回避できる。

【環境】
自転車通行空間を整備。無電柱化などと連動。
駐輪スペースを確保。
公共交通との連携も。

【健康】
余暇のみでなく日常生活(通勤)にも。

【観光】
都内を自転車で巡る。

【安全・安心】
交通ルールの理解、お互いの尊重を。
学校や地域での安全教育。

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意見の募集は2021年2月12日から3月13日まで(当日消印有効)。提出方法は郵送、eメールのいずれか。詳細は下記のホームページで。

●東京都自転車活用推進計画のホームページ

マクロン大統領の投稿がだれでもできる#RÉPUBLIGRAMが話題

フランス企業や著名人らがSNSでハッシュタグ、#RÉPUBLIGRAM をつけた投稿をしているのが話題になっている。これはフランスのエマニュエル・マクロン大統領が新型コロナウイルス感染拡大の防止のために発信したものをまねたもので、自動生成サイトも登場した。

マクロン大統領がInstagramに投稿した「マスク着用」

マクロン大統領になれる投稿ジェネレータも登場

エリゼ宮とも言われるフランス大統領府は2021年2月6日、マクロン大統領をフィーチャーした新型コロナウイルス感染拡大防止キャンペーンをソーシャルメディアのTwitter、facebook、Instagramで開始した。たちまちのうちにインターネットユーザーが反応し、ユーモアあふれるパロディ化を進行。「マクロンになれる投稿ジェネレータ」があっという間に公開された。

もともとの大統領府のキャンペーンは、マクロン大統領の画像を使って、PORTER le masque=マスク着用、SE LAVER les mains=手洗い、AÉRER la piéce=部屋を換気、などのタイトルを挿入したもの。これらは大統領自らのアカウントで発信されている。

このマクロン大統領のツイートを、自ら考えたキャッチコピーと写真に変えて生成できるサイトが#RÉPUBLIGRAMだ。筆頭に表示される動詞は大文字、それに続くコピーは小文字の筆記体と、マクロン大統領のツイートと同じスタイルを踏襲。最後にそれぞれが保存してある画像を選択すればすぐにできあがり、Twitterに投稿することができる。

フランスの芸能人や芸術家、有名スポーツ選手やトップ銀行、美術館、地方自治体、観光地なども投稿。その内容は全くの自由だ。

「マクロンになれる投稿ジェネレータ」。クリックすると実際のサイトに飛びます

フランスは2020年秋から第二波の収束がなかなか見られず、現在も1日2万人前後の新規感染者が発生している。世界随一の観光大国でありながら、EU圏外からの入国をシャットアウト。そこまでして感染拡大を食い止めたいのだ。まさに今回の#RÉPUBLIGRAMはフランス国民が大好きな言葉「solidaire=連帯」をイメージさせる。

「マクロンになれる投稿ジェネレータ」で投稿してみた

●フランス大統領府のホームページ

アデュー、ボワチュールジョーヌ…マヴィックがシマノにエール

2021ツール・ド・フランスから、チームの分け隔てなく公平な立場でメカニックサポートをこなすニュートラルアシスタントが日本のシマノになる。これまでツール・ド・フランスの象徴的な役割を担ってきたフランスのマヴィック社は、さみしさをわずかににじませながらもシマノにエールを送った。

2019パリ〜ツール ©A.S.O. / Bruno BADE

1973年のパリ〜ニースで、自転車の車輪を主に製造していたマヴィック社は初めてその象徴的な黄色いニュートラルアシスタンスカー、ボワチュールジョーヌを走らせた。チームや所属選手の国籍、順位や成績に関係なく、集団を中立的にサポートしていく。その役割は世界中のサイクリングイベントの礎となった。

ツール・ド・フランスの沿道で黄色い車がやってくれば、それはマヴィックだとだれもが分かった。フランス国民のみならず、世界中の自転車ファンから愛され続けてきたボワチュールジョーヌ。2021年からツール・ド・フランスをはじめとするASO主催イベントでは大阪府堺市の自転車パーツメーカー、シマノに変わる。ニュートラルカーは黄色から青色に変わることになる。

ボワチュールジョーヌに同乗取材

ツール・ド・フランスで選手たちの後ろを伴走する車両隊列の中で、一番目立つのが黄色いボワチュールジョーヌだ。これまでも何度かステージのスタートからゴールまで同乗させてもらったことがあるが、直近では2014年の最終日、パリ・シャンゼリゼで乗車する機会を得て、彼らの仕事ぶりをチェックすることができた。

2019フレーシュワロンヌ女子レース ©A.S.O. / Thomas MAHEUX

2020年までのツール・ド・フランスでは、出場22チームは2台のサポートカーが選手団の近い位置で追従することが許されていて、パンクなどの機材故障に対応している。こうしたチーム所属のサポートカーとは別に、黄色いボディのサポートカーを帯同させるのは国際規定で定められている。これがチームの分け隔てなく公平に機材故障に対応するという任務を持ったニュートラルアシスタンスカーだ。

フランスのマヴィック社はシマノのようにあらゆるパーツを開発・販売する規模ではなく、かつては変速機やクランク周辺部など、現在も車輪やアパレルなどに特化して製造する。企業規模としては小さいが、ASOとともに大会を育んできた実績と貢献度は計り知れない。これまでツール・ド・フランスにとってマヴィックは協賛企業ではなく、協力企業という特別の立ち位置でもあった。

フランス語で「黄色いクルマ」という意味の「ボワチュールジョーヌ」はいつの間にか沿道の人気者に。オートバイ型の「モトジョーヌ」もマヴィックが走らせているもので、その役割と人気ぶりは同じだ。

2018ツール・ド・フランスで崖下に転落したフィリップ・ジルベールを救助 ©A.S.O. /Pauline Ballet

ボワチュールジョーヌは運転手のほかに後部座席に敏腕メカニックが乗車し、いつでもトラブルに対応できるように待ち構えている。クルマの屋根には交換用の車輪と自転車がズラリと搭載されているのだが、チームによって使用するパーツメーカーが異なるので、全チームの使用機材の互換性を頭の中にたたき込んで、瞬時に対応できるようにしている。いわばプロ中のプロである。

コンコルド広場に停車したボワチュールジョーヌ

その出番はいつも突然やってくる

彼らの出番はラジオツールと呼ばれる車載無線で指示される。

「ボワチュールジョーヌ、先頭集団で○○チームの選手がパンク!」

指示が入るや、「あのチームの後輪はカンパニョーロの11段変速だ」などと判断し、現場に急行するや適合する車輪を選択して交換する。

車輪の交換はひんぱんにあるが、ボワチュールジョーヌが自転車を交換することはほとんどない。使用するペダルの形状がチームによってバラバラで、これに選手の体格によってフレームサイズの違いが加わるからだ。1秒を惜しんで前を走る集団に追いつきたい選手を前にして、ペダルを交換しているなんてヒマはない。こういった場合はチームカーの到着を待つのがほとんど。

大観衆が沿道を埋め尽くしたシャンゼリゼ通りを先頭で走る

助手席にはステージごとにスポンサーなどのVIPが乗る。世界各国の営業面でのキーパーソンやメディアなどの名前が予約リストに掲載されている。競技のうえでなくてはならない存在なのかもしれないが、同時進行で社交が展開されている。このあたりが伝統に裏打ちされた文化であることがうかがえる。

ニュートラルカーとチームカーの役割

自転車レースでは選手がアタックして先頭集団とメイン集団に分かれた場合、一定のタイム差が開くと審判がサポートカーに無線で先頭集団の後ろに位置するように指示を送る。先頭集団が所属するチームのサポートカーが後ろに着くことを認められるのはタイム差が2〜3分になってから。2分以内は各チームのサポートカーではなくマヴィックのニュートラルアシスタンスカーがつなぎ役として先頭集団の後ろに着く。タイム差が1分を切ると、2つの集団が合流する可能性が高くなったと判断して、すべてのサポートカーが元の位置に戻される。

また選手後方で隊列を組む関係車両の中でも目印となっている。隊列はディレクターカー、医療車に続いて、出場22チームの第1サポートカーが前日の成績順に並び、ボワチュールジョーヌをはさんで第1サポートカーが同様に並ぶ。レース途中はメカトラブルや選手へのボトル渡し、アタックした選手への追従が認められるなどで混とんとした状態となるが、一段落し手元の位置に戻る場合はこのボワチュールジョーヌが目印になるのだ。

ボワチュールジョーヌの助手席より

ボワチュールジョーヌに乗ってシャンゼリゼの特設サーキットを体験した。世界で最も華やかだと言われるこの大通りだが、細身のタイヤをはいたロードバイクで走ることをまず想定していないと思った。鏡面のようなアスファルトではなく、石畳なのだ。しかもエトワール凱旋門に向かってゆるやかに上っている。選手たちはここを時速50kmで突っ走るのだから信じられない。

選手と同じ景色を体感

ゴールはフランス革命で断頭台が置かれたコンコルド広場からシャンゼリゼの直線路に突入する。このときのスピードは時速70kmにもなるはずだが、コーナーがかなりタイトで視覚的に針の穴に突入するような感じだ。最速の走行ラインは1本しかない。それを手に入れるためにアシスト陣を使って高速列車を走らせる。華やかさだけではない、大変なフィナーレだ。

選手たちがゴールしたら、真夏のフランスを駆け抜けた23日間の夏祭りも終わり。黄色うウエアに身を包んだマヴィックのメカニックたちがコンコルド広場の片隅で仕事を終えた充実感に満ちた面持ちでたたずんでいたのが心に残った。

ボワチュールジョーヌのフロントガラス越しに。シャンゼリゼに凱旋した選手のタイミングをはかってフランス空軍が戦隊飛行でフィナーレを演出

最後のコメントは「ボンシャンス、シマノ」

マヴィックが48年にもおよぶツール・ド・フランスでのメカニックサポートを終えた。ASOとの契約は途絶えたものの、スポーツとサービスへの情熱、そして勝利を求めて考えは変わらないという。マヴィックはすべてのサイクリストのためにこれからもこの世界の真ん中で存在していくとコメント。

そして最後に「ボンシャンス=幸運を! シマノ」と結んでいる。

●マヴィックのホームページ