千葉大で中古自転車61台、卒業生から新入生へ4500円均一のリユース販売

千葉大学環境ISO学生委員会では、4月26日~6月16日に卒業する学生などから回収し、専門業者に修理してもらった中古自転車61台を格安価格で新入生や留学生などに販売する活動を行った。

千葉大には遠方地域から下宿して通う学生も多く、在学中に使用した自転車が卒業するときに不要になるケースがある。そうした自転車が学内に放置され問題になったことから、環境ISO学生委員会では2007年度から中古自転車の回収・譲渡活動を実施している。

この活動では、卒業する学生などから不要になった自転車を年度末に無償で回収し、状態のいい自転車について修理費用の上限を決めて専門業者に修理してもらい、ほぼ修理費用のみの格安価格で年度初めに新入生や留学生などの学内関係者に販売する。

2022年4月に譲渡自転車のリストを公開して募集したところ、新入生や留学生を含む248名(西千葉188名、亥鼻60名)の学生・教職員から購入の申し込みがあった。抽選後に、個別に譲渡日の調整を行い、4月26日~6月16日の譲渡期間内で61台(西千葉36台、亥鼻25台)の自転車を譲渡することができた。

企画を担当した学生の声

<西千葉地区担当:文学部2年 日下部朱音さん>
今年もコロナ禍での開催となりました。昨年度の方法をそのまま続けるのではなく、昨年の反省を活かして同じ時間帯での譲渡人数を増やすことで譲渡の効率化をはかるなど、現在の状況に適応した方法に変更して行いました。そのように工夫できた点があった一方、今年度は防犯登録や自転車保険に関して知識不足によるトラブルもありました。ただ企画を行うだけでなく、周辺情報の綿密な下調べと、その情報をメンバーに共有・周知することの大切さを痛感しました。今回得られた反省点は、来年度に引き継ぐとともに、自分自身がこれから他の企画に関わる際にも活かしていきたいです。 

<亥鼻地区担当:薬学部2年 三原悠慎さん>
今年度も昨年度と同じくコロナ禍での活動でしたが、昨年度よりも多くの自転車を回収・譲渡できました。たくさんの準備が必要な上、イレギュラーなこともあり大変でしたが、班員や先生方の協力のおかげで無事に完了することができました。また、多くの参加者の方から「助かりました」など感謝の声をいただいたので、委員会として来年度以降もこの活動を継続していきたいと思います。

●千葉大学環境ISO学生委員会のホームページ

ランバンコレクション×ツール・ド・フランス カプセルコレクション限定発売

フランス最古のクチュールメゾン、ランバンが展開する「LANVIN COLLECTION MEN’S」がツール・ド・フランスとのカプセルコレクションを発売。ツール・ド・フランスの美しいグラフィックをTシャツ、バケットハット、ブレザー、ピンバッジに載せ、サマーシーズン用に仕上げた。

ROAD NAVY BLAZER 8万3600円(税込)

6月11日からLANVIN COLLECTION MEN’S STOREとONLINE STOREで販売する。

LANVIN COLLECTION MEN’Sがツール・ド・フランスとのカプセルコレクションを発売

この夏限定となるフレンチシックな遊び心あるカプセルコレクション

PAYSAGE T-SHIRT

PAYSAGE T-SHIRT 1万3200円(税込)

ツール・ド・フランスを象徴するアルプス山脈をイメージしたグラフィックとタイポグラフィーで構成。ホワイト、ブラックの他ネイビーの3色展開。裾の両サイドにはガゼットを入れてカジュアルな中にもドレス感を表現している。

COUER T-SHIRT

COUER T-SHIRT 1万3200円(税込)

胸元のハートフルなワンポイントマークが特徴。南仏プロバンス地方を思わせる柔らかなイエロー、ブルー、ホワイトの3色展開。ホワイトは透けないようあえて生地を厚くし、エレガントに着られるように配慮している。

BUCKET HAT

PAYSAGE BUCKET HAT、ROAD BUCKET HAT  1万3200円(税込)

コーデュラナイロン×コットンの耐久性あるOX地を使用したバケットハット。PAYSAGE(左)はブラックとホワイトの2色、ROAD(右)はレトロ調なレインボーデザインでオフホワイトのみ展開。

LOGO PINS

LOGO PINS 2200円(税込)

ツール・ド・フランスのオフィシャルロゴを用いたピンズを3色で展開。ブレザー、ジャケットのアクセントとして使える。裏にはランバンコレクションの刻印が入る。

ROAD NAVY BLAZER

ROAD NAVY BLAZER 8万3600円(税込)

機能性に特化したトラベルスーツ素材を使用したネイビーブレザー。裏地にROADレインボーグラフィックをプリントし遊び心をプラス。メタルボタンはフラットかつマットな金色を選び、モダンな印象に仕上げた。

●公式オンラインストア

LANVIN COLLECTION
1889年にジャンヌ・ランバンによって創設され、現存するフランス最古のクチュールメゾン。 美しいだけでなく心地よいファッションで女性に装う喜びを、伝統的なテーラリングをルーツに、柔らかく仕立 てられる男性服は“すべての男性のために”。モダンなエレガンスに強さを秘めて精緻なバランスで展開するモー ドは、いまも進化を続け、世界中から愛されている。

「ランバンコレクション」はそのセカンドラインとして、ファーストラインのイメージを受け継ぎ、ラグジュアリーな素材と完璧なカッティング、細部にまでこだわった繊細なディテールにより、上質でモダン、ソフィスティケートされたアイテムを展開。ファッションやライフスタイルを確立した、独創性豊かなすべての人のあらゆるシーンにフィットする、トータルコレクションを揃えている。

2022年春夏シーズンより、ファッションディレクター祐真朋樹氏をクリエイティブディレクターに迎えメンズを提案している。

シマノ自転車博物館で「自転車の旅・様々なかたち」特別展

公益財団法人シマノサイクル開発センターが運営する「自転車博物館」は「シマノ自転車博物館」としてリニューアルオープンした。4月29日から2023年3月20日までの期間、「自転車の旅・様々なかたち」と題した特別展を開催している。

シマノ自転車博物館

世界一周などさまざまなスタイルの自転車旅を紹介

世界で一番長いハネムーンとして、五大陸88カ国を巡り、地球2周半に相当する10 万5805kmを走破した宇都宮一成・トモ子夫妻、8年計画で家族6大陸大冒険をした坂本達ファミリー、長期自転車旅『MOUNTAIN BIKE JOURNEYを国内外で行う西川昌徳さんらが協力。実際の自転車や日記・地図などが展示される。

「限りなく自由な乗り物、自転車。気軽に自転車にまたがり、近くの公園で小さな自然を 満喫する。そこから徐々に距離を延ばし、冒険心を満たしていく。 また、車や電車に自転車を載せて目的地を巡り、自然を満喫し・食を楽しみ・地元の人 に声をかける。

自転車旅の形は自由で様々、そして出会いがあり、旅の最中の思い出も 多く鮮明に残るのではないでしょうか。 今特別展では、一緒に経験を共にする仲間・パートナー・家族というテーマで絆を強め、 旅先で出会う人々と忘れることのない心と心の触れあいをお伝えすることができ、皆様 が自転車旅に思いを馳せてい頂ければ幸いです」と、主催する公益財団法人シマノ・サイクル開発センター。

会場はシマノ自転車博物館4階の特別展示場。施設入館料で閲覧できる。

シマノ自転車博物館

シマノ自転車博物館
[英文名]SHIMANO BICYCLE MUSEUM

〒590-0073 大阪府堺市堺区南向陽町2丁2-1
運営主体=公益財団法人シマノ・サイクル開発センター
●ホームページ
アクセス=南海電鉄高野線「堺東駅」下車 徒歩約5分
入場料=一般500円、65歳以上無料、高校生・大学生200円、小学生・中学生・未就学児無料
◎20名以上、団体割引あり ◎障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名入館料無料
休館日=月曜日、祭日の翌日(土、日の場合は開館)
関連施設=大仙公園 自転車ひろば 所在地:堺市堺区東上野芝町1丁(大仙公園内)
「クラシック自転車のレプリカ体験試乗」 「自転車乗り方教室」

ユピテルが本気を出した! 霧島レイ生誕10周年で新ユニット「羽衣6」

ユピテルがこれまで以上にコンテンツ事業を拡大すべく、生誕10周年を迎えたオリジナルキャラクター「霧島レイ」の世界観に、「富士サクラ」「葵 茶々」という 新キャラクターを加え、新ユニット「羽衣6」を結成。さまざまな展開を行っていく。

新ユニット「羽衣6」結成

レーダー探知機内のキャラクターとして生まれたのが霧島レイ

ユピテルが展開するオリジナルアニメキャラクター「霧島レイ」。 2011年にレーダー探知機内のキャラクターとして登場して以来、ドライバーに安全運転を促す 「安全運転指導少女」として活躍。専用のレーダー探知機「Leiシリーズ」や、ポータブルカーナビ ゲーション「Lei Navi」などのカー用品を中心としたプロダクトにキャラクタービジュアルやボイスが搭載され、多数のファンに愛されてきた。

富士サクラTシャツ

2021年には生誕10周年を迎え、最新のレーザー&レーダー探知機「Lei05」や、3Dで飛び出すバーチャル×フィギュア「LVR-01」を発売。10周年記念グッズや聖地巡礼キャン ペーンなど、さまざまな企画を展開してきた。

そして10周年に霧島レイをリニューアル。さらに静岡をモチーフにした新キャラクターの「富士サクラ」「葵 茶々」を加え、新ユニット「羽衣6=はごろも・ シックス」を結成。プロダクトからコンテンツへと、今まで以上にキャラクターの活躍の場を広げる。

●霧島レイ(きりしま れい)

霧島レイ。鹿児島県霧島市出身の17歳

鹿児島県霧島市出身の17歳。普段はおっとりして優しいけれど、変身するとクールに変貌。そしてちょっぴりイタズラ好きな「安全運転指導少女」。全国から多くのファンに支えられ、霧島レイは2021年10月に生誕10周年を迎えた。そして完全リニューアルを実施! ビジュアルとボイスをリファインした。

●富士サクラ(ふじ さくら)

富士サクラ。テルの星出身、静岡市で暮らす18歳

テルの星出身、静岡市で暮らす18歳。 テルの星から霧島レイを追ってやってきた、派手好きワガママな女の子。霧島レイ同様に変身することができ、「他の誰よりも強力な安全運転指導少女だ」と言い張っている、いつも強気な性格の持ち主。霧島レイとは敵か味方か?

●葵 茶々(あおい ちゃちゃ)

葵茶々。静岡県出身の21歳

静岡県出身の21歳。 静岡ご当地 VTuber の「葵わさび」とは姉妹。ユピテル静岡研究所で研究員として働いている、素粒子物理学の超天才。だけど、ちょっとちゃらんぽらんなところもある、お酒が大好きなお姉さん。

「羽衣6」結成に合わせ、数多くのコンテンツ展開

●ファンクラブ発足!

これまでの「霧島レイCLUB」に加え、新キャラの「富士サクラCLUB」「葵 茶々CLUB」を 新たに発足。会員(無料)になれば最新情報が届くほか、会員限定コンテンツも用意。
羽衣6オフィシャルサイト

●富士サクラのグッズも展開!

富士サクラどら焼き

2021年より好評の霧島レイ10周年記念グッズに続き、新キャラの富士サクラのグッズが早くも登場。インパクト大の「表裏・全面プリントTシャツ」に加え、静岡清水の老舗和菓子屋「風土菓 庵原屋(いはらや)」とコラボレーションした「富士サクラどら焼き」も発売。
富士サクラどら焼き販売ページ

●メタバース空間に「羽衣6バーチャルミュージアム」オープン!

羽衣6バーチャルミュージアム

凸版印刷が運営するメタバースショッピングアプリ「メタパ」内に、ユピテル静岡研究所2号棟のショールームを完全再現した「羽衣6バーチャルミュージアム」をオープン。館内では歴代の霧島レイ製品を多数観覧できるほか、現行製品やキャラグッズをその場で購入可能。バーチャルで購入すればリアルに手元へ届く、デジタルツインなショッピング体験を楽しめる。
羽衣6バーチャルミュージアム 紹介ページ

●ARでキャラを楽しむ、スマートフォン/タブレット用アプリ「Yupiteru AR」をリリース!

Yupiteru AR

スマホ越しに、キャラが眼前に。羽衣6をはじめとしたユピテルキャラクターたちが登場する「Yupiteru AR」 アプリをリリース。身の回りのどこにでもキャラクターを呼び出して撮影できる「設置モード」と、ユピテル関連グッズ や施設でのみ専用のARを呼び出せる「空間認識モード」の2つの遊び方を用意。手のひらサイズの小さなARから、会場全域を使った大規模なARまで、リアルの世界にバーチャルを融合させた体験を楽しめる。
Yupiteru AR紹介ページ

●「バーチャルコンサート」配信予定!

ユピテル静岡研究所2号棟XRスタジオで「バーチャルコンサート」を開催予定。羽衣6のキャラクターが不思議な空間内で歌って踊る、リアルとバーチャルを横断する最先端の視聴体験を提供。XRスタジオ会場に来場しての参加だけでなく、インターネットを介した全世界配信も予定。
▷ ユピテル静岡研究所のホームページ

●羽衣6のホームページ

ジロ・デ・イタリアがフードステージ設定…2014年のワインステージに続く

2022年5月6日から29日まで開催されるジロ・デ・イタリアに史上初のフードステージと銘打たれた区間が設定された。2014年のワインステージの誕生に続くもの。世界中で認められているイタリアの卓越性の1つであるパルミジャーノレッジャーノがクローズアップされた。

パルミジャーノレッジャーノ ©LaPresse

第11ステージはパルミジャーノレッジャーノの大産地

有名なイタリアンチーズの名前が組み合わされたステージは、サンタルカンジェロ・ディ・ロマーニャをスタートし、レッジョエミリア・パルミジャーノレッジャーノにゴールする第11ステージ、距離201kmだ。

パルミジャーノレッジャーノ・フードステージのプレゼンテーションは4月14日、ミラノのホテルVIUミラノのモレッリレストランで、受賞歴のあるシェフ、ジャンカルロ・モレッリによって発表された。

世界中で認められている2つのイタリアの卓越性が組み合わさっているのが特徴。ジロ・デ・イタリアとパルミジャーノレッジャーノがコラボして、その魅力を全世界に発信していくという。

2022ジロ・デ・イタリア第11ステージ

パルミジャーノレッジャーノはアスリートに欠かせない優良食材

パルミジャーノレッジャーノは、イタリア伝統のアイコンだが、同時に健康的でダイナミックなライフスタイルに沿った非常に現代的な製品だ。材料は生乳、塩、レンネットという3つだけ。添加物や防腐剤を含まず、消化しやすく、自然に乳糖も含まない。

パルミジャーノレッジャーノを25g摂るだけで、筋肉量が維持できるタンパク質を体に供給する。そのためサイクリスト、スポーツマン全般の貴重な味方となる。

シェフのジャンカルロ・モレッリ(中央) ©LaPresse

さらに、パルミジャーノレッジャーノにおけるロイシン(製品100gあたり約3g)の高い存在は、タンパク質合成にプラスの効果となり、スポーツ疲労後の筋肉回復を促進する。ジロ・デ・イタリアをはじめとするあらゆるスポーツは自然エネルギーを提供するためにパルミジャーノレッジャーノを必要とし、パルミジャーノレッジャーノはその資質を世界に伝えるためにジロ・デ・イタリアを必要としている。

障害者のアート展に目からうろこの着目点…次回作品も募集へ

第4回となる「日本財団ダイバーシティ・ イン・ジ・アーツ公募展」が2022年4月13日から、東京・渋谷のBunkamura Galleryで始まった。障害者の作品を集めた展覧会だ。DIVERSITY(多様性)などと言われてもピンと来ない層がどうやって観覧したらいいのか不安だったが、ポイントを教えてもらうとその芸術性の価値観がわかるような気がして、極めて興味深い作品展であることを理解した。

第4回日本財団ダイバーシティ・ イン・ジ・アーツ公募展

日本財団が進める「日本財団DIVERSITY IN THE ARTSプロジェクト」は、「障害者と芸術文化」の領域への支援を通して、だれもが参加できるインクルーシブな社会の実現を目指すプロジェクト。そうは言われても「インクルーシブ=包括的な」ってなに?とそれだけで他人ごとであるような気がして身構えてしまう。「仲間はずれにしない」とか「みんないっしょに」という平易な言葉に置き換えてようやくイメージがつかめる程度だ。

ましてや、さまざまな障害がある人が手がけた作品をどうとらえ、どう評価するか。一般的な芸術鑑賞よりも高いレベルの見識が求められるような気がして、それだけで逃げ出したくなる心境だ。多くの人にとっても、その心境は共通するのではないかと推測している。

オープンに先立って報道関係者内覧会が行われた

だれかとつながりたいと思っている人の表現が集まっている

「例えばインクルーシブな世界であるとか、多様性をお互いが認め合うなどと言葉では言いますが、人と人とが分かり合うのはとても難しいんです」と、内覧会の冒頭で日本財団公益事業部国内事業開発チームの榎村麻子シニアオフィサーがコメントしてくれた。

「文化を通して(そういった閉塞感を)少しでも解きほぐしたい。現在の難しい世の中において(このアート作品展が)日常の光となってくれればうれしいです」

また、「だれかとつながりたいと思っている人の表現が集まっている」と国際障害者交流センター ビッグ・アイの鈴木京子プロデューサー/副館長も。

なるほど。そういった気構えをもって、改めてギャラリーに並んだ作品群を見てみよう。

第4回日本財団ダイバーシティ・ イン・ジ・アーツ公募展アートディレクターの中津川浩章さん

障害は長所にもなる。感覚の素晴らしさが生かされるから

4回目となる作品展には、国内外より2122点の応募があった。各界で活躍する6人の審査員により選出された作品が渋谷のBunkamura Galleryに展示されている。この日、一般来場に先立って行われた報道内覧会では、審査員の1人である美術家/アートディレクター中津川浩章さんが解説してくれたのだが、芸術をこう見ればいいというアドバイスをもらうと、それだけで作品の秀でたところが浮き彫りになってきて、芸術というものに接したことのない人でもその価値が十分に理解できるようになるから不思議だ。

「ピカソのような線が描かれた」木炭画。

「美術学校で習得するような点画を、だれに習ってもいないのにそれができる」という作品は画用紙に色鉛筆で描かれたもの。

「過集中は日常生活下では生きづらいけど、アートとしてはいいものが生まれる」。

「セラピー的な効果があるかもしれません。芸術を作る意図はなくて、ただ楽しいからやっている。でもそこに芸術的価値が認められていく」。

「障害は長所にもなります。感覚の素晴らしさが生かされますから」。

「生涯は芸術的には長所にもなる」と中津川浩章さん

会期中に中津川さんのようにギャラリーツアーしてくれる人はいないと思うが、公募展の作品図録(2500円)を閲覧しながら見て回ることで、作品1つひとつにおける背景の奥深さを感じながら楽しめる。

第5回の作品応募は2022年6月15日から30日まで

公募展は、障害のある人自身が自己の可能性を見いだせるように、アート活動の機会を提供することがねらい。才能あるアーティストの発掘や、障害のあるアーティストの活動を支援していく目的もある。

家族や知り合いにもし障害のある人がいるならば、ぜひこのプロジェクトを活用することをおすすめしたい。制作する際の、素材やテーマは自由。絵画、イラスト、グラフィックデザイン、書、写真、造形などさまざまな作品が対象となる。
●第5回日本財団ダイバーシティ・ イン・ジ・アーツ公募展の詳細ページ

第4回日本財団ダイバーシティ・ イン・ジ・アーツ公募展は、2022年4月13日(水)~24日(日)まで。10:00~19:00。会場はBunkamura Gallery/Wall Gallery。入場無料。
●Bunkamura Galleryのホームページ