第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月15日(土)、アンドラのエスカルデス・エンゴルダニカラスペインのコルデラガリナまでの97.3kmで第20ステージが行われ、クイックステップフロアーズのエンリク・マス(スペイン)とアスタナのミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)の競り合いとなり、マスが先着して初優勝。後続選手を引き離したことから総合成績でマスが2位、ロペスが3位に浮上した。
マスは今季、地元スペインのバスク1周レースで1勝した注目の23歳。大会終盤にいい走りを見せつけ、前日の総合3位からさらに上位に。スペインの元選手アルベルト・コンタドールの再来と呼ばれるが、「コンタドールの半分でいいからメジャー勝利したい」とコメント。スペインに久々の逸材が頭角を現した。
首位のサイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)は23秒遅れの区間3位でゴールし、その座を死守。初の総合優勝を確実にした。
●4賞ジャージ
■マイヨロホ(個人総合成績)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
■マイヨベルデ(ポイント賞)アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
●マイヨルナレス(山岳賞)トマス・デヘント(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)サイモン・イェーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)
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