フランスのAG2Rラモンディアルは恒例となった冬季キャンプを11月26日から29日まで行い、ロマン・バルデ(フランス)の2019シーズンプログラムを確立。コース状況がバルデ向きのツール・ド・フランスに参戦し、ジロ・デ・イタリアはパスするという。
フランスの山岳地域であるオワザンの中心にあるイゼール県ボジャニでの合宿。ツール・ド・フランスで有名なラルプデュエズの北部にある高地だ。自転車なしの「ノンバイクトレーニングキャンプ」の目的は、クロスカントリースキーなどの代替アクティビティに参加するだけでなく、選手、スタッフ、チームのテクニカルパートナーを交えて中身の濃い会議を開催することだ。それぞれの選手のシーズン活動日程などをプログラムするチャンスでもあるという。
その結果、バルデのプログラムが確立した。バルデは間違いなくツール・ド・フランスに参加するが、出場の可能性を最後まで模索してきたジロ・デ・イタリアは回避する。
「いつも新シーズンに向けて初始動となるトレーニングキャンプで選手やスタッフと会うのは素晴らしいことだ」とチームマネージャーのバンサン・ラブニュ。
「チームがオワザンの山のど真ん中にあるボジャニに来て4年目になる。これまでのシーズン結果を分析して、新たなキックオフをするのに利用的だ。チームは毎年成長している。来年はステージレースとクラシックの両方の大きな野望を持っている。さまざまな可能性を検討した後、バルデはジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスを連戦としない。実現すればエキサイティングな挑戦だっただろうが、ツールドフランスのコースは、ジロ・デ・イタリアよりもバルデが得意としているもので、グランツールは1大会に絞ることがいい結果をもたらすと判断した」
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