追いつかれるまで逃げるアプリランに服部勇馬らが参戦の可能性

全世界で一斉にスタートするランニングイベント「Wings for Life World Run=ウィングス・フォー・ライフ・ワールドラン」が日本時間の2022年5月8日20時にスタートする。アプリを使って走るイベント会場は日本では7カ所あるが、新潟県の南魚沼市の開催地代表として新潟出身で東京五輪男子マラソン日本代表の服部勇馬が賛同。イベントに参加する可能性もある。

服部勇馬

Wings for Life(ウィングスフォーライフ財団)が脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究の資金助成を目的に行うイベント。

所定のコースを走るフラッグシップランとスマホアプリを使っていつもの練習コースなどを走るアプリランの2カテゴリーがある。日本ではフラッグシップランはなく、アプリランの参加者が集まって走るアプリランイベントが東京都の神宮外苑と豊洲、北海道の真駒内スタジアム、南魚沼市の八色の森公園、愛知県の豊田スタジアム、大阪府のヤンマーフィールド長居、福岡県のマリンメッセ福岡で開催される。現在アプリランイベントとアプリランの参加者を募集中。

このWings for Life World Runには五十嵐カノア、上田瑠偉、鬼塚雅、紀平梨花、小林陵侑、高梨沙羅、中村輪夢、四十住さくらなどのレッドブルアスリートをはじめ、イベントアンバサダーとして、脊髄損傷による下半身不随から見事復活して北京パラリンピックに出場を果たしたプロ・スノーボーダーの岡本圭司、動画クリエイターで下半身麻痺・車椅子ユーザーの渋谷真子、服部勇馬、脊髄損傷による四肢麻痺の現代アート作家松嶺貴幸が賛同している。

新潟県南魚沼市にはアプリ計測ながらリアル参加の少人数イベントが行われた ©Jason Halayko for Wings for Life World Run

Wings for Life World Run(ウィングス・フォー・ライフ・ワールドラン)
日程 : 2022年5月8日(日)
スタート: 日本時間20時(UTC協定世界時午前11時)
会場と定員:
●アプリランは自身のランニングコース、定員なし
●アプリランイベント
新宿区・神宮外苑(東京都)500名
豊洲ぐるり公園(東京都)100名
真駒内スタジアム(北海道)300名
南魚沼市八色の森公園(新潟県)500名
豊田スタジアム(愛知県)500名
ヤンマーフィールド長居(大阪府))300名
マリンメッセ福岡(福岡県)300名
参加資格: 大会当日満16歳以上。ハンドバイク不可・生活用車いす可
参加費 : 2700円(税込み)
アンバサダー:
レッドブル・アスリート
岡本圭司(プロ・スノーボーダー)
渋谷真子(動画クリエイター)
服部勇馬(マラソンランナー)
松嶺貴幸(現代アート作家)

●Wings for Life World Runの参加申し込みページ

岡本圭司(プロ・スノーボーダー)

北京パラリンピックに出場したプロスノーボーダーの岡本圭司

Wings for Life World Runは、脊髄損傷者であり初年度から参加している自分にとってとても大きな意義を持つイベントです。身体が麻痺で動かない事は、多くの精神的自由と成長を自分にも たらしてくれました。かすかな光さえあれば頑張れることも学びました。そのかすかな光の1つがこのイベントです。世界が脊髄損傷について考え、そして1日も早い再生医療の進歩のために、元気な人も車いすの人も皆が一緒になって楽しく走る。順位を競うだけではなく、それぞれの限界に挑戦することの意義がこのイベ ントにはあります。自分は脊髄損傷者の中でも障害は軽い方ですが、もっと重度な人たち、そして参加してくれる健常者みんなを感じながら、最後まで笑顔で楽しみきりたいと考えています。5月8日は、全ての人の心に翼を!

渋谷真子(動画クリエイター)

動画クリエイターで下半身麻痺・車椅子ユーザーの渋谷真子

私は約4年前、茅葺き屋根の修繕中に転落して脊髄損傷になりました。茅葺き屋根という歴史がある家を直して守ることはできなくなりましたが、あきらめたわけではありません。現在は幹細胞を使った再生医療の治療を行い、また自分の足で立ち上がれるようにリハビリをしています。研究が進み、もっと多くの人が「なりたい自分に」なれるように多くの人たちと笑顔で走ることができたらうれしいです!

服部勇馬(マラソンランナー)

東京五輪マラソン代表を決めるMGC2位の服部勇馬、後方が3位の大迫傑

Wings for Life World Runは世界、日本各地での開催が予定されています。今大会に参加される皆さんは、自身の定めた目標達成を目指すとともに『走れない方のために走る』支え合いの気持ちを持って走っていきましょう。Wings for Life World Runを通じて、脊髄損傷に見舞われた方々に明るい未来が訪れることを心から願っています。

松嶺貴幸(現代アート作家)

脊髄損傷による四肢麻痺の現代アート作家、松嶺貴幸

世界中の皆さんが一丸となって参加し、つくりあげるワールドラ ンは人間のチームワークや共同での達成感を味わうための素晴らしい一日になると思います。今日、さまざまなトピックの上で、人と人、人と世界の繋がりが見つめなおされる必要があると感じています。その中で Wings for Life World Runは繋がり、達成する気持ちをワールドスケールで体感し、次へ進む力になるイベントだと信じています。

上田瑠偉

レッドブル400で上田瑠偉が圧倒的な強さを見せて優勝 ©Jason Halayko/Red Bull Content Pool

僕は高校時代、度重なる怪我で走れないときのほうが多かったですが、だからこそ走れるようになったときの喜びや生きてる実感というのを強く感じました。Wings for Life World Runは脊髄損傷の走れない人が走れるようになるかもしれない、そんな素敵な夢を実現させ得る世界的イベントです。 僕が感じた「走れる喜び」を脊髄損傷の方にも感じてほしい。だから僕は Wings for Life World Runに参加します!

鬼塚雅

鬼塚雅 ©Jason Halayko / Red Bull Content Pool

私がWings for Life World Runに初めて参加したのは6年ほど前のことですが、みんなで走りきった爽快感の思い出から今でもその時のことはとても深く心に残っています。今も毎年参加させていただいているので、是非みなさんも思い出に残る1日となる ので参加してみてください!

高梨沙羅

高梨沙羅 ©Samo Vidic / Red Bull Content Pool

Wings for Life World Runは世界中で開催されているイベントで、参加することでチャリティーのためにもなり、脊髄損傷の治療法研究のためになるイベントです。ぜひ一緒に盛り上げていき ましょう!

中村輪夢

中村輪夢 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Wings for Life World Runは全世界で一斉にスタートするユニークなチャリティーランニングイベントで、アプリを使えばどこにいても参加できます。皆さんの参加費の全額は脊髄損傷の治療法研究のために寄付されるとても意味のあるイベントでもあるので、皆さんも5月8日は一緒に走りましょう!

四十住さくら

レッドブル・アスリートの四十住さくら ©Anthony Acosta / Red Bull Content Pool

5月8日にWings for Life World Runが世界同時スタートで開催されます。アプリを使えば世界中どこにいても参加できるので皆さんもぜひ参加してみて下さい。普段1人で走るのが苦手な人も、周りの人と一緒に参加してみたり遠くにいる友達とも一緒に参加できるので、みんなで一緒に楽しみましょう。

マウンテンバイク・ワールドカップはダウンヒルがルルドで開幕

2022メルセデスベンツUCIマウンテンバイク・ワールドカップが3月26〜27日、フランスのルルドでダウンヒルレース(DHI)が開幕戦として行われた。

ミリアム・ニコルは女子2位 ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

男子は地元フランスのアモリー・ピエロンが、女子はスイスのカミーユ・バランシュが優勝した。

同シリーズは、クロスカントリーオリンピック(XCO)、クロスカントリーショートトラック(XCC)を含めてレッドブルTVでライブ配信される。

男子優勝のアモリー・ピエロンがゴールを目指す ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

2022メルセデスベンツUCIマウンテンバイク・ワールドカップ日程
3月26-27日: (DHI) フランス・ルルド
4月8-10日: (XCO/XCC) ブラジル・ペトロポリス
5月6-8日: (XCO/XCC) ドイツ・アルブスタット
5月13-15日: (XCO/XCC) チェコ・ノべームニェストナモラビエ
5月21-22日: (DHI) 英国・フォートウイリアム
6月10-12日: (XCO/XCC/DHI) オーストリア・レオガング
7月8-10日: (XCO/XCC/DHI) スイス・レンツァーハイデ
7月15-17日: (XCO/XCC/DHI) アンドラ・バルノール
7月29-31日: (XCO/XCC/DHI) 米国・スノーシュー
8月5-7日: (XCO/XCC/DHI) カナダ・モンサンタン
8月24-28日: UCI MTB世界選手権 フランス・レジェ
9月2-4日: (/XCO/XCC/DHI) イタリア・バルディソーレ
9月2-4日: (DH/XCO/XCC) イタリア・バルディソーレ

●レッドブルTV・フランス・ルルド

MTBワールドカップは2022年もレッドブルTVでライブ中継

2022メルセデスベンツUCIマウンテンバイク・ワールドカップが3月26〜27日、フランスのルルドでダウンヒルレース(DHI)が開幕。クロスカントリーオリンピック(XCO)、クロスカントリーショートトラック(XCC)を含めてレッドブルTVでライブ配信される。

ダウンヒルに挑むバレンティナ・ホール ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

2022メルセデスベンツUCIマウンテンバイク・ワールドカップ日程
3月26-27日: (DHI) フランス・ルルド
4月8-10日: (XCO/XCC) ブラジル・ペトロポリス
5月6-8日: (XCO/XCC) ドイツ・アルブスタット
5月13-15日: (XCO/XCC) チェコ・ノべームニェストナモラビエ
5月21-22日: (DHI) 英国・フォートウイリアム
6月10-12日: (XCO/XCC/DHI) オーストリア・レオガング
7月8-10日: (XCO/XCC/DHI) スイス・レンツァーハイデ
7月15-17日: (XCO/XCC/DHI) アンドラ・バルノール
7月29-31日: (XCO/XCC/DHI) 米国・スノーシュー
8月5-7日: (XCO/XCC/DHI) カナダ・モンサンタン
8月24-28日: UCI MTB世界選手権 フランス・レジェ
9月2-4日: (/XCO/XCC/DHI) イタリア・バルディソーレ
9月2-4日: (DH/XCO/XCC) イタリア・バルディソーレ

マティアス・フルキガー ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

●レッドブルTV・フランス・ルルド

氷の美術館に動くアート…トライアルバイクライダー西窪友海

日本屈指の忍者ライダー西窪友海(にしくぼともみ)がトライアルバイクで氷の上を駆け抜ける「Tomomi Nishikubo on Ice」をレッドブルが公開した。 

西窪友海がトライアルバイクで氷の上を駆け抜ける ©Kentaro Matsuda / Red Bull Content Pool

西窪は2013年に初めて日本代表として世界選手権に出場すると、2016年の全日本エリート26クラスで優勝し、2017年にも全日本タイトルを獲得。その後はトライアルバイクのみならず、さまざまな自転車を使って映像制作をするなど活躍中。 

西窪友海のTomomi Nishikubo on Ice ©Kentaro Matsuda / Red Bull Content Pool

今回制作した「Tomomi Nishikubo on Ice」は、北海道の千歳市支笏湖で行われている「氷濤まつり」の会場で撮影した。 

西窪友海のTomomi Nishikubo on Ice ©Kentaro Matsuda / Red Bull Content Pool

撮影に関して西窪は「氷の上での撮影は初めてで苦労した。自転車で氷の上に乗っただけで滑るという状況のなか、トリックをすることは未知の世界で恐怖心とワクワクがあった。みどころは、雪のジャンプ台でバックフリップに初挑戦したところ」とコメント。

https://www.redbullcontentpool.com/international/CP-V-36030
日本屈指の忍者ライダー西窪友海(にしくぼ ともみ) ©Kentaro Matsuda / Red Bull Content Pool

おバカなレースが関西初上陸…Red Bull Box Cart Race

レッドブルが主催する手作りカートのクリエイティビティとタイムを競うレース、Red Bull Box Cart Raceが、10月22日(土)に大阪府吹田市の万博記念公園で行われる。関西初の開催。参加チームを5月中旬よりオフィシャルサイトで募集する。

2019年10月に東京で開催された大会 ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

タイムとパフォーマンス採点で優勝を争う伝統レース

Red Bull Box Cart Raceは、規定に沿って作られた動力を持たない手作りのカートを使って、カーブやジャンプ台が設置された坂道コースを使用し、タイム、カートの創造性、レース前のパフォーマンスという3つの基準で競う。

©Keisuke Kato/Red Bull Content Pool

スタート時にカートを押す以外、動力は傾斜による重力のみという単純明快なレースでありながら、各チームのアイデアとユーモアセンスあふれる自作カート、パフォーマンス、そして走りで会場は大いに盛り上がる。

2000年にベルギーで第1回大会が開催されて以降、これまでに世界で138回以上開催された。日本でもこれまで東京で4回開催され、多くの参加者が集まった。関西では初めてとなる。

©Keisuke Kato/Red Bull Content Pool
©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull Box Cart Race Osaka 2022(レッドブル・ボックスカート・レース大阪 2022)

開催日=2022年10月22日(土)
12:00〜17:00(予定)※雨天時決行、荒天や状況次第では内容が変更もしくは中止の場合あり
会場=万博記念公園特設会場(大阪府吹田市千里万博公園)
内容=障害物が設置された、全長およそ340mの坂道。動力を搭載しない、自作カートによる坂道レース
参加チーム=一般公募による70チーム+特別枠(予定)
審査基準
①クリエイティビティ(カートの創造性)
②パフォーマンス(レース前パフォーマンスのオリジナリティ)
③レースタイム(スタートからゴールまでの走行時間)

主催=レッドブル・ジャパン
共催=万博記念公園マネジメント・パートナーズ
●ホームページ
備考:参加無料 ※観戦の際は万博記念公園自然文化園入園料(高校生以上260円)が別途必要。小学生未満は無料

©Jason Halayko/Red Bull Content Pool

カートの製作費や運送費、交通費などは各チームの負担

参加資格=18歳以上の男女(2022年10月22日時点で)
チーム人数=最大4人
応募方法=①5月のエントリー開始時にオフィシャルサイトにアクセスし内容にしたがってキットを入手 ②キットに同封の用紙にカート設計図、参加動機、チーム情報などを記入 ③締め切りまでに指定の箇所あてに送付
応募締切=キット入手申込締切7月初旬予定、記入済用紙送付締切7月中旬予定
選考結果=2022年8月初旬発表予定

©Jason Halayko/Red Bull Content Pool

●ルール
チーム人数=1チーム最大4名。1名はドライバーとして必ず乗車。ドライバーに加えて1名は副操縦士として乗車可能
カート規定
・カートは全長4m以下×全幅1.5m以下×全高2m以下かつ重量80㎏以下に設計 ※重量にドライバーは含まず
・蓄電池や外部エネルギーの使用は禁止
・発射台の使用や加速器の搭載、市販カートを改造しての参加等は禁止
・正常に動作するブレーキ、ハンドルの搭載
・安全のため走行中の部品の取り外しは禁止
・騒音を発生させるもの、風船など飛ぶ装置の使用禁止
・発煙筒などの花火類、火を発するカート部品類は一切使用禁止 ※ただしあまりのスピードでタイヤから火を噴いたときは黙認
・長袖、長ズボン、その他ドライバーはグローブ、あご紐付きのヘルメット着用
・宣伝告知を行いたい場合は、60cm×40mのスペース以内など
●詳細規定ホームページ

©Jason Halayko/Red Bull Content Pool

高梨沙羅がおバカなレースで審査員…レッドブル・ボックスカートレース

大倉山ジャンプ台を駆け上がるレッドブル400参加者募集開始

北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場でヒルクライムのスプリントレース「Red Bull 400=レッドブル・フォーハンドレッド」が5月22 日(日)に開催される。18歳以上の健康な人であればだれでも参加できる。3月4日(金)18時から募集開始。

トレイルランの第一人者、上田瑠偉(うえだるい)が参戦 ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull 400はスキージャンプのラージヒルを利用するヒルクライムのスプリントレースで、世界で最も過酷な400m走とも言われている。最高斜度37度の壁に体力の限界が試されるこのレースは2011年にオーストリアで初開催され、年々規模が拡大。

日本では2017年から2019年まで、そして2021年に開催された。2017年世界選手権では、日本大会の女子部門を制した田中ゆかりが初代世界女王の座に輝いた。

大倉山ジャンプ台を駆け上がる参加者たち ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull 400 2022(レッドブル・フォーハンドレッド2022)

開催日:2022年5月22日(日)
7時受付開始(イベントは16時終了予定)
会場:大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市中央区宮の森1274)
内容:スキージャンプ競技場のラージヒルで行うヒルクライムのスプリントレース
コースの長さは400m、平均斜度:35度、最高斜度37度
種目は、フルディスタンス個人(男子、女子)と、4×100mリレー(男子、オープン、学生チーム対抗)の5カテゴリー
個人は予選と決勝を実施。リレーは決勝のみ
リレーの男女混合または女子のみのチームはオープンでの参加となる
定員:個人800名(男子、女子合わせて)、リレー 90チーム360名(男子、オープン、学生チーム合わせて)
参加資格:18歳以上の健康な男女(未成年の場合は保護者の同意が必要)
参加費:個人(一般)8000円/人、(学生)5000円/人
リレー(学生チーム対抗)1万円/チーム、リレー(男子、オープン)1万6000円/チーム
すべて税込、スポーツ傷害保険含む
賞品:後日発表

©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

●エントリー窓口
定員になり次第エントリー締め切り
エントリー開始日:3月4日(金)18:00

主催:レッドブル・ジャパン株式会社

©Suguru Saito / Red Bull Content Pool