第23回全日本選手権個人タイムトライアルが6月27日に静岡県小山町の富士スピードウェイで開催され、エリート男子は増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が初優勝。同女子は与那嶺恵理(アレ・チポッリーニ)がトップタイムで優勝し、5連覇を達成した。
エリート男子の2位は11秒64遅れで宇都宮ブリッツェンのチームメート岡篤志。3位は13秒81遅れでトレック・セガフレードの別府史之。ケガから復帰したばかりのバーレーン・メリダの新城幸也は1分04秒99遅れの7位。
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人気モデルのNikiさんはペーター・サガン、お笑いコンビたんぽぽの川村エミコはゲラント・トーマス。6月28日にオープンする「Tour de France CAFÉ@TOKYO powered by J SPORTS」のキックオフイベントが前日の27日に行われ、ツール・ド・フランスで活躍する選手の魅力などが語られた。
国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局、「J SPORTS」 が「第106回ツール・ド・フランス マイヨジョーヌ100周年記念大会」 の放送を記念して、 6月28日(金)から7月29日(月)の期間限定で東京・渋谷に“国内初となるツール・ ド・フランス公認カフェ”「Tour de France CAFÉ@TOKYO powered by J SPORTS」をオープンする。
カフェのオープンにさきがけて、27日にキックオフイベントを実施。モデルのNikiさん(丹羽仁希)のほか、自転車好きでも知られる、たんぽぽの川村エミコさんが登壇。ロードバイクやツール・ド・フランスの魅力、どんなところに興味があるかなどトークが展開した。
「小学校以来自転車には乗ってないかも」というNikiさんは、「ツアー・ド・フランス」と間違って発音するほど、これまで同大会のことはまったく知らなかったという。一方で、川村さんは番組で自転車に乗る企画があったことがきっかけとなり、現在はマイバイクを購入してロードバイク女子として活躍の場を広げていて、この日も「巨乳サイクリストです」と豪語するほど。
トークショー内では「イケメン選手はだれ?」と題して、ゲラント・トーマス、ペーター・サガン、ジュリアン・アラフィリップ、ロマン・バルデ、アダム・イェーツ、アレハンドロ・バルベルデの6選手がスクリーンに。Nikiさんは「ヤンチャそう」とサガン。「(世界で一番稼いでいる自転車選手というところも)大事です。目がかわいいですね。ピュアだけどヤンチャなんですね」
川村さんは「目ヂカラがある」とトーマスを選んだ。「(シュールな顔をして毒舌をはくところが)スキです。自転車でデートとかしてみたいなあ」。
ファッションやカルチャーが常に流行の先端をいく街「渋谷」に、マイヨジョーヌ100周年を記念し、期間限定でオープンするサイクルロードファンが集う場所「Tour de France CAFÉ @TOKYO powered by J SPORTS」。
場所:サイクルカフェ&ダイニングTORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT
東京都渋谷区渋谷3丁目21-3 渋谷ストリーム4階
期間:6月28日(金)~7月29日(月)
営業時間:9:00~23:00 (FOOD L.O. 22:00 / DRINK L.O. 22:30)
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第88回全日本自転車競技選手権大会ロードレースが2019年6月27日から30日まで、静岡県の富士スピードウェイで開催される。オリンピック前年の大会だけに、男子エリートでは海外で活躍する新城幸也(バーレーン・メリダ)や別府史之(トレック・セガフレード)が参戦する。
U23では近年力を伸ばしてきている若手選手の石上優大(AVCエクサンプロバンス=タイムトライアルは欠場)や松田祥位(エカーズ)の走りに注目。女子では、2016年から3連覇中の与那嶺恵理(アレ・チポッリーニ)にベテランの唐見実世子(弱虫ペダルサイクリング)とトラックで活躍する梶原悠未(筑波大)が挑む。
全日本自転車競技選手権ロードレース、個人タイムトライアルは日本一を決める大会。日本人だけで行われるロードレースでは唯一国際自転車競技連合(UCI)ポイントが付与される。また、それぞれのカテゴリーの個人タイムトライアルおよびロードレースで優勝すると、次大会までの一年間にわたって日本ナショナルチャンピオンジャージを着ることが義務付けられる。
今回のコースは2020東京五輪ロードレースのフィニッシュ会場、2020東京パラリンピックのロードレースでのスタート・フィニッシュ会場の富士スピードウェイの敷地を利用した特設周回コースで行われる。
ライブ配信情報
【オンデマンド限定】第88回全日本自転車競技選手権大会ロードレース 個人ロードレース 男子エリート
配信期間 : 2019年6月30日午後0:00 ~ 2019年6月30日午後3:30
https://jod.jsports.co.jp/p/cycle/japan_cycle/19612-14L
●個人タイムトライアル
・6月26日(水曜日)
16:00-17:15 試走(個人TT)
・6月27日(木曜日)
08:00 バイクチェック(ピットビルB)
09:00 WJ+WU17 14.0km(1周)
MU17+MU15 14.0km(1周)
MJ 14.0km(1周)
WE+WU23 28.0km(2周)
パラ・タンデム 28.0km(2周)
12:05 パラサイクリング 14.0KM(1周)
表彰式
MU23 28.0km(2周)
ME WAVE 1 42.0km(3周)
16:20 ME WAVE 2 42.0km(3周)
表彰式
●男子ロードレース
・6月27日(木曜日)
16:30-17:15 試走 MJ, MU17+MU15
・6月28日(金曜日)
10:05 MU17+MU15 64.8km(10.8kmX6周)
表彰式
12:10 MJ 119.0km(10.8kmX11周)
表彰式
16:30-17:15 試走 MU23
・6月29日(土曜日)
08:00 MU23 162.0km(10.8kmX15周)
18:00-18:45 試走 ME
・6月30日(日曜日)
09:00 ME 227.0km(10.8kmX21周)
●女子ロードレース
・6月27日(木曜日)
16:30-17:15 試走 WJ+WU17
・6月28日(金曜日)
08:00 WJ+WU17 54.0km(10.8kmX5周)
16:30-17:15 試走 WE+WU23
・6月29日(土曜日)
13:15 WE+WU23 140.0km(10.8kmX13周)
●日本自転車競技連盟のホームページ
アスタナのヤコブ・フルサング(デンマーク)がアスタナチームのエースとして7月6日に開幕する第106回ツール・ド・フランスに出場する。6月26日にチームが発表した。アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)、ルイスレオン・サンチェス(スペイン)らがアシスト役となり、総合成績の上位を目指す。
出場選手はマグナス・コルトニールセン(デンマーク)、ゴルカ・イサギレ(スペイン)、ペリョ・ビルバオ(スペイン)、オマール・フライレ(スペイン)、ユーゴ・ウル(カナダ)を加えた8選手。
「強力で経験豊富な選手で構成した。可能な限りの成績を修めたい」とディミトリ・フォフォノフ監督。フルサングとサンチェスは8回のツール・ド・フランス出場があり、メンバー全体では22回の経験を持つ。
グランツールで13勝している強豪チームがエースに起用したのは、2019年にリエージュ〜バストーニュ〜リエージュとクリテリウム・デュ・ドーフィネ総合優勝のフルサング。
「ステージレースでの戦い方を知っている経験値を基準としてチーム編成した。ウルとビルバオが初出場となるが、ウルはアシスト役としての走り方を知っていて、フルサングをサポートしてくれるはず。ビルバオは山岳に強く、2019ジロ・デ・イタリアで区間2勝した実績から、上りの要素が多いツール・ド・フランスには不可欠な存在だ」(フォフォノフ監督)
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●ツール・ド・フランスのホームページ
パールイズミは2019年春夏新商品として「バックパック」「バックパック ツアー」を発売する。サイクリング時に使うことを考えた専用設計。
「バックパック」は自転車での使用を第一に考えて作られた自転車専用設計のバックパック。携帯ポンプやヘルメットをはじめ、サイクリングに携帯する小物を収納、左右にはボトルポケットも配置している。背中には凹凸のフレームを配置し、 むれずに快適に使用できる。各所の再帰反射が夜間の被視認性も確保する。
「バックパック ツアー」はバックパックの容量を26ℓに大きくしたタイプ。ファスナーで奥行の大きさを調節することもできるのでロングライドにも快適。
カラー =ブラック、グレー
価格=1万3000円(税別)
サイズ=幅245mm 高さ460mm 奥行き165mm
17ℓ(本体:14ℓ、ポケット:3ℓ)
素材=ナイロン/ポリエステル
【商品特徴】
■ 大きく開くメイン収納のファスナー
■ サイクリングに携帯する小物を収納できる分割ポケット
■ 雨天時にポケットから取り出し被せるレインカバー付属 (視認されやすい蛍光カラー採用)
■ 夜間走行時360度の視認性を確保する、側面上部、側面下部、ショルダー部、バッグ底面部の再帰反射
カラー=ブラック
価格=1万5000円(税別)
サイズ=幅270mm 高さ480mm 奥行き150mm (拡張時230mm)
26ℓ(本体:19ℓ、ポケット:7ℓ)
素材=ナイロン/ポリエステル
【商品特徴】
■ 大きく開くメイン収納のファスナー
■ サイクリングに携帯する小物を収納できる分割ポケット
■ 雨天時にポケットから取り出し被せるレインカバー付属 (視認されやすい蛍光カラー採用)
■ 夜間走行時360度の視認性を確保する、側面上部、側面下部、ショルダー部、バッグ底面部の再帰反射
ジュニア強化指定選手2選手を含む10選手が2019年も7月21日から8月22日までの間にユーラシアIRCタイヤサイクリングアカデミーに参加する。U17の選手は4レース(週に出走できるエントリー数が2レースまで)、U19の選手は5レースに参戦予定。
レースの成績等はチーム公式ブログに掲載
2017年10月に急逝したフォトジャーナリストの高木秀彰氏は、日本の自転車競技の発展を願うとともに、「若い選手を応援したい」という強い意志で、国内のプロロードレースイベントのみならず、トラックレース、地方のローカルレースや学連、高体連のレースまで多くのレースを取材し、若い選手の活躍を多くのメディアに発信してきた。
ユーラシアIRCタイヤは高木氏の遺志と家族の意向により、その活動に寄付として提供してもらい、その全額を「サイクリングアカデミー参加者へのサポート」に使う。サポート対象者は、2001年1月1日~2002年12月31日生まれの男子、全国大会もしくは相当するレースで優勝もしくは入賞しているジュニア男子選手、ヨーロッパ参戦経験のないこと(ナショナルチームの活動を除く) を条件とした。競技関係者や選手とも協議を行った結果、川崎三織(埼玉・栄北高)へのサポートが決まった。
サポート内容は航空運賃代金、ベルギーでの生活費(15日間)、レース参戦経費(5レース)など。
川崎三織
2018年 インターハイ個人ロードレース優勝
2019年 アジア選手権6位
Tour Centre Morbihan日本代表 個人総合成績60位
今回ユーラシアIRCサイクリングアカデミーでこの1カ月間貴重な体験をさせていただけること、高木秀彰様サポートプログラムに参加させていただけることに感謝します。そして欧州でのレースでいろいろなことを吸収できるように全力を尽くします。
先日、ジャパンナショナルチームとしてフランスとスイスのネイションズカップに参加しましたが、ヨーロッパの選手に圧倒され、集団内で前に出るテクニック、コースを読む力、自脚で走りきる体力、など全ての面で劣っていることを明白に感じました。
レースでヨーロッパの選手に通用するにはどうすればいいか。僕はヨーロッパで経験を積むことが一番大切だと思い、今回参加を希望しました。
また、ネイションズカップで活かすことができなかった、レースコースの特徴をつかんで集団前方でレースを展開し、積極的な走りをすることを目標に取り組みます。そしてなにより上位を狙えるように頑張りたいです。
多くのことを学んで今後のレースに活かし、日本のトップ選手になれるように、また海外でも通用するような選手になっていきたいと思います。よろしくお願いします。
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