ワントユーサイクリングが9月29日、CCCチームを運営してきたコンティニュームスポーツを引き継ぎ、2021年からワールドツアーチームとしてシルキュス・ワンティゴベール・トルマンスを運営することを発表した。
ジム・オショビッツとギャビン・チルコットが所有するコンティニュームスポーツは、2007年にBMCレーシングチームを米国登録コンチネンタルチームとしてスタート。現在はCCCチームとしてライセンスを保有している。
ワントユーサイクリングは、UCIプロチームのシルキュス・ワンティゴベールとトルマンスUCIシクロクロスチームを管理するジャンフランソワ・ブルラールが率いるベルギーの運営会社。2001年にVCアチクラブとして発足し、段階的に上位カテゴリーに。2008年にコンチネンタルランクに加わり、2011年以降はプロフェッショナルコンチネンタルレベルに進んだ。
この第2カテゴリーで10シーズンを過ごした後、12月のUCIライセンス委員会の公式承認を条件に、CCCに替わってワールドツアーチームとなる予定。
「2020年は期待していたシーズンとはならなかったが、我々は高い水準でCCCチームとしてシーズンを終えるつもりだ。2021年はコンティニュームスポーツとしての新しい方向性を追求し、シルキュス・ワンティゴベールがベルギーチームとして新たな道を切り開いていく。ワールドツアーに昇格することをうれしく思う」とオショビッツ。