第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは10月29日、カンペアドール〜アグイラルデカンポ間の157.7kmで第9ステージが行われ、ボーラ・ハンスグローエのパスカル・アッカーマン(ドイツ)がドゥークニンク・クイックステップのサム・ベネット(アイルランド)に続いて2着となったが、ベネットがゴール前のスプリント勝負で危険走行をしたため降格に。アッカーマンが大会初勝利を挙げた。
大会2回目の平たんステージは、スプリンターのベネットを擁するドゥークニンク・クイックステップ勢が想定通りにゴール勝負に持ち込んだが、わずかに歯車が狂った。
危険走行のベネットはスプリント時に周囲をふさがれ、それをこじ開けようと併走選手に2度にわたって肩で応圧。これが降格の理由となった。
「ベネットには完全に負けていた」と繰り上げ優勝にも複雑なアッカーマン。
「前をふさがれたらストップするべきで彼らしくない走りだった」ともコメント。
総合成績ではイネオス・グレナディアスのリチャル・カラパス(エクアドル)が難なく首位を守った。
●4賞ジャージ
■マイヨロホ(個人総合成績)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)
■マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
●マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)
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