VC福岡が2021年に地域密着型プロリーグ「ジャパンサイクルリーグ(JCL)」に参戦する。ジャパンサイクルリーグは、2021シーズンより国内に新たなサイクルロードレースリーグとしてスタートする予定。新たな歴史を作るべく、地域密着型チームが一枚岩となりリーグを構成していく。
主な加盟チームは、ホームタウンを持つ地域密着型チームを中心に、国際自転車競技連合加盟の国内コンチネンタルチームで構成され、ホームチーム、自治体、JCLの3者連携により全国各地に魅力あるサイクルロードレースを開催していく。
VCドリームス・佐藤信哉代表取締役のコメント
私自身がプロレースに初めて興味を持ったのは、2010年福岡市内で行なわれたツールド福岡でした。猛スピードの隊列が観客の目の前を駆け抜けるスピードに衝撃を受け、そんなレースに参戦できるチームを福岡に作ることを目標としてきました。こうした人々を魅了するようなレースがホームアンドアウェイ方式で各チームの地元でも実現される、そんな将来像に向け、各チーム同士も対話を重ねてきました。近い将来、地元福岡でもそれが実現し、サイクルロードレースファンで埋め尽くされる中、その先頭をVC福岡選手が疾走する姿をお見せできるよう精進してまいりたいと思います。
武井裕のコメント
2021年より、VC福岡はジャパンサイクルリーグという新たなフィールドに挑みます。引き続き、地元福岡にサイクルロードレースの魅力を伝えていけるよう、精進してまいりたいと思います。活躍できるよう全力を尽くしますので、応援よろしくお願いします。
持留叶汰郎のコメント
私たちVC福岡は新リーグで走ります。今年はシーズン前にヘルニアになってしまい、振るいませんでした。ですが新リーグとともに、自分も更新して、いい走りをみなさんにお見せできますように頑張ります! 応援よろしくお願いいたします!
VC福岡
福岡に国内最高峰のサイクルロードレースリーグで戦うチームを!という目標のもと、2010年に活動を開始。2015年全日本実業団自転車競技連盟主催のJエリートツアー(年間36戦)に参戦し、全国チームランキング2位、佐藤信哉が個人年間総合優勝、ジャパンプロツアーへの昇格を果たす。その後、ジャパンプロツアーに参戦するトップチームと、育成と位置付けるJエリートツアーに参戦するサテライトチームの2チーム体制へ。2020年においても、Jエリートツアーで全国チームランキング2位、東優仁(あずまゆうと)が個人年間総合優勝。地域密着型チームとして地元企業、サポーターをはじめ、多くの人からの支援を受け、今後も全国各地で行われるサイクルロードレースに挑んでいく。
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