イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコが3月10日に開幕し、第1ステージはユンボ・ビスマのワウト・ファンアールト(ベルギー)が優勝。総合成績でも首位に立った。
「勝つことができたのは驚いているが、今朝はスプリント勝負をする計画を立てていた」とファンアールト。
「昨日も、そしてその前のテネリフェ島でもしっかりとトレーニングをしていた。シクロクロスは爆発的な走りをするためにはいい練習となるが、スピード力の欠如がちょっと心配だった」とコメントしたファンアールトはティレーノ〜アドリアティコでの総合優勝をねらっていくと公言。
「疲労を回復するために数日は無難に走りたい。もちろん、大会後は昨年優勝したミラノ〜サンレモを連覇することを楽しみにしている。ここに来て、コンディションはとてもいいと確信した。この日の勝利はチームのモチベーションも高めてくれたはずだ」(ファンアールト)