ランニングウエアのPandaniが新開発した「ウォーターマスク」。口を開けると2重生地に隠れたホールが現れる仕様で、マスクを着用しながらのスポーツに最適。1980円(税別)。
コロナ禍で多様なマスクの使い方が見られるようになり、スポーツ中にマスクを着用するのも普通になってきた。しかし30度を超える猛暑の中、マスクをして運動するリスクも考えねばならない。できるだけ通気性がよく息苦しくない物が求められる。
極少量生産で高級スポーツウエアブランドのPandaniが開発した“ウォーターマスク”はスポーツ用ボトルの飲み口付きのマスク。
マスク本体は上下2種類の生地から構成されていて、上部(鼻呼吸)はメッシュ生地で、下部(口呼吸)はエアロ生地。エアロ生地はツール・ド・フランスなどのタイムトライアルで多用される空気抵抗の少ない生地で競技用の特殊さを感じる。
この生地自体も非常に通気性が高いが、上部のメッシュ部分は装着感がほとんど感じられない通気性。もちろん対ウィルス効果は低くなるので使用する場所、状況を選んで使用することになる。
注目の水が飲めるボトルが使えるというこのマスクのキモになる部分は上下のマスクが微妙に重なっている部分に縫い合わされていないホールが存在する。普通にマスクを着用していてもこのホールは確認できないが、ボトルをマスクに近づけ口を開けるとそれまで2重生地で隠れていたホールが現れボトルトップを飲み込む仕様。
日焼け防止の観点からマスクの幅もこれまでより広げて耳とマスクの間をできるだけ狭くした。もちろん普通に洗濯して何度も使える。