全国のイオンで買えるKAGRAは4万円台のクロスバイク

イオンの自転車専門店、AEON BIKE=イオンバイクは3月15日より順次、本州・四国のイオンバイク直営売場、約270店舗とオンラインショップ「イオンバイクモール」で、街乗りからサイクリングまでさまざまな場面におすすめのKAGRA(カグラ)Z-2を新発売する。

シンプル装備のアルミフレームで総重量約13.8g

健康志向の高まりによる自転車通勤への切り替えや、アウトレジャーの高まりでクロスバイクなどのスポーツバイクの人気が高まっている。イオンでも2021年のスポーツバイクの売上高は前年比約130%に伸長し、2022年春はスポーツバイクの取り扱い種類を増やして販売を強化する。

KAGRAロゴ入りの存在感のあるディープリムホイール

KAGRAシリーズは無駄を省いたシンプルな装備のスポーツバイク

アルミ製のディープリムを使用することで、通勤・通学にはもちろん、サイクリングにもおすすめの仕様。すでに販売している6段変速ギア搭載のKAGRA Z-1に続き、18段変速のKAGRA Z-2を新発売した。

車名の由来は、日本の伝統芸能「神楽」から。その気になればモーターバイクのような鋭い加速ができ、車で行くような長距離も走ることができるため新しいスポーツ体験をもたらしてくれる。

18段変速を搭載で細かく変更できるため、坂道も効率的に走れる

スポーツ自転車発祥の地ヨーロッパでデザインされた自転車よりも乗りやすく、日本向けにデザインされた自転車で、より多くの日本人が満足できるように日本人の体形に合った細かなフレーム設計をしている。 

シマノ製6スピード変速機を採用

KAGRA Z-2
発売日:2022年3月15日(火)より順次
展開店舗:本州・四国の「イオンバイク」直営売場約270店舗)
ウェブ販売:イオンバイクモール
価格:税込4万3780円、ライト、鍵、泥よけは別売り 
カラー:ブラック・ブルー・レッド
車体重量:約13.8kg
ギア:フロント3段、 リア6段の18段変速
タイヤ:700×28c
リムの高さ:約40mm
●選び方・オススメサイクル特集

山本大喜がアジア選手権出場…2018年はU23でアジア王者に

KINAN Racing Teamの山本大喜(まさき)が3月25日から29日までタジキスタンのドゥシャンベで開催されるロードアジア選手権の日本代表に選出された。

山本大喜 ©︎ KINAN Racing Team

ロードアジア選手権はその名の通り、自転車ロードレース種目でのアジア王者を決める大会。大陸王者となると、その証としてアジア自転車競技連盟に認められたチャンピオンジャージの着用が許されるほか、毎年秋に行われる同種目の世界選手権の国別出場枠の獲得にも結びつくなど、国際的にも重要なイベントとして注目が集まる。

山本は2018年大会において、アンダー23(23歳未満)カテゴリーで優勝していて、その時以来のアジア選手権出場となる。今回は最上位カテゴリーであるエリート部門への出走で、名実ともにアジアナンバーワンを決める戦いに挑む。

「日本代表としてアジア選手権に参加できることをうれしく思っています。アジア選手権に向けて、チームや周りで支えてくださる方々のお陰で、山本大喜らしい走りをする準備はできています。日本チームで勝利をつかみ取れるよう、全力で走ってきます。応援よろしくお願いします」と山本。

大会は25日から始まり、山本が出場する男子エリートロードレースは大会最終日の29日に行われる。大会へ向けて、山本は近日日本を出国。開催地入り後は同地ならびに日本代表チームの新型コロナウイルス対策に基づいて行動し、レース本番に臨む。

●日本代表選手
草場啓吾(AISAN RACING TEAM)
増田成幸(UTSUNOMIYA BLITZEN)
山本大喜(KINAN CYCLING TEAM)
女子の派遣はなし

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ出場23チームが発表

2022年8月19日にオランダのユトレヒトで開幕する第77回ブエルタ・ア・エスパーニャの出場23チームが5月14日にマドリードで発表された。

UCIワールドチームは全18、UCIプロチームのうち2021年ランキング上位2チーム、そしてワイルドカード(主催者推薦)としてスペインのUCIプロ3チームが加わった。

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ出場チーム

●UCIワールドツアーチーム
AG2Rシトロエン(フランス)
アスタナカザクスタン(カザフスタン)
バーレーンビクトリアス(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
コフィディス(フランス)
EFエデュケーション・イージーポスト(米国)
グルパマFDJ(フランス)
イネオスグレナディアーズ(英国)
アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ(ベルギー)
イスラエル・プレミアテック(イスラエル)
ユンボ・ビスマ(オランダ)
ロット・スーダル(ベルギー)
モビスター(スペイン)
クイックステップ・アルファビニル(ベルギー)
バイクエクスチェンジ・ジェイコ(オーストラリア)
DSM(オランダ)
トレック・セガフレード(米国)
UAEエミレーツ(UAE)

●UCIプロチーム
アルペシン・フェニックス(ベルギー)
アルケア・サムシック(フランス)

●主催者推薦
エウスカルテル・エウスカディ(スペイン)
ケルンファルマ(スペイン)
ブルゴスBH(スペイン)

2022ブエルタ・ア・エスパーニャのコースマップ

2022ブエルタ・ア・エスパーニャ日程
8月19日(金) 第1ステージ ユトレヒト(オランダ)=チームタイムトライアル 23.3km
8月20日(土) 第2ステージ ゼルトゲンボス(オランダ)〜ユトレヒト 175.1km
8月21日(日) 第3ステージ ブレダー〜ブレダー(オランダ) 193.2km
8月22日(月)移動日
8月23日(火) 第4ステージ ビトリアガステイス〜ラグアディア 153.5km★
8月24日(水) 第5ステージ イルン〜ビルバオ 187.0km★
8月25日(木) 第6ステージ ビルバオ〜アセンシオン・アル・ピコハノ 180.0km★★★
8月26日(金) 第7ステージ カマルゴ〜ソスティエルナ 190.1km★★
8月27日(土) 第8ステージ ラポラ・ラビアナ〜コラウファンクアヤ 154.5km★★
8月28日(日) 第9ステージ ビリャビシオサ〜レ・プラエレス 175.5km★★★
8月29日(月) 休養日
8月30日(火) 第10ステージ エルチェ〜アリカンテ=個人タイムトライアル 31.1km
8月31日(水) 第11ステージ エルポゾアリメンタシオン〜カボデガタ 193.0km
9月1日(木) 第12ステージ サロブレーニャ〜ペナスブランカス 195.5km★
9月2日(金) 第13ステージ ロンダ〜モンリティリャ 171.0km
9月3日(土) 第14ステージ モントロ〜シエラデラパンデラ 160.3km★★★
9月4日(日) 第15ステージ マルトス〜シエラネバダ 148.1km★★★
9月5日(月) 休養日
9月6日(火) 第16ステージ サンルカル・デ・バラメダ〜トマレス 188.9km
9月7日(水) 第17ステージ アラセナ〜モナステリオ・デ・テンテュディア 160.0km★
9月8日(木) 第18ステージ トルヒーリョ〜アルトデルピオルナル 191.7km★★★
9月9日(金) 第19ステージ タラベラデラレイナ〜タラベラデラレイナ 132.7km★★
9月10日(土) 第20ステージ モラルサルサル〜プエルト・デ・ナバセルラダ 175.5km★★★
9月11日(日) 第21ステージ ラスロサス〜マドリード 100.5km
★は難易度

Wahooとパールイズミがコラボしてインドアサイクリングウエア

パールイズミは、スマートトレーナをはじめとするアスリートに向けた革新的な製品を生み出すWahooとコラボレーションしたインドアサイクリング用ウエアの受注販売を2022年3月14日(月)より開始した。

インドアサイクリングに励むサイクリストやトライアスリート、そしてWAHOOLIGANに向けて、パールイズミの高性能パッドや、インドアサイクリングに特化した機能と、Wahooや「BE A WAHOOLIGAN」のプリントデザインで販売。

販売はパールイズミ公式オンラインストア(Yahoo!ショッピング・楽天市場)、インターテックオンラインストアで実施。

Wahoo×パールイズミ ベンチレーション ノースリーブ
6050円(税込)
S, M, L, XL
ブラック / ホワイト / グレー / ブライトブルー

Wahoo×パールイズミ ベンチレーション ノースリーブ(ブラック)

Wahoo×パールイズミ ベンチレーション ビブ パンツ
1万1000円(税込)
S, M, L, XL
ブラック

Wahoo×パールイズミ ベンチレーション ビブパンツ

Wahoo×パールイズミ ベンチレーション パンツ
9350円(税込)
S, M, L, XL
ブラック

Wahoo×パールイズミ ベンチレーション パンツ

●パールイズミの詳細ページ

コンセプトは「長く使うを大切にする」…tokyobike 谷中 Soil

トーキョーバイクは2022年3月4日、谷根千エリア、東京都台東区谷中に「tokyobike 谷中 Soil」をリニューアルオープンした。

tokyobike 谷中 Soil

長く使うを大切にするをテーマにしたコンセプトショップ。 廃棄物の削減や資源の循環に取り組みながら、自転車を中心としたモノを長く・楽しく使うためにできることを、利用者と一緒に考えていく。 

「一度は役割を終えたものが、 新しい役割をもって誰かの必要なものになる」ことを考えた

長らくトーキョーバイクの本社オフィスとして使われてきた場所が、ReBuilding Center JAPANの設計で新たに生まれ変わった。設計を担ったReBuilding Center JAPANは、長野県諏訪市に拠点を置き 空き家や解体される家から古材・古道具などをレスキュー(引き取り)する建築建材のリサイクルショップ。

RAWカラーの自転車フレーム

新店舗では、直営店で提供している新車販売や修理メンテナンスだけでなく、ユーザーから引き取った自転車を整備し、販売することも始める。 

RAWカラーのトーキョーバイク
RAWカラーの製作工程

ライフステージの変化や、車体の老朽化などを理由に自転車を手放す場合、これまではゴミとして処理されてしまうことがほとんど。「tokyobike 谷中 Soil」では、トーキョーバイクの全直営店から回収した自転車を再整備・再塗装したうえで、再び利用者に届けていく。また、 自転車の洗車サービス「バイク銭湯」、自転車パーツや雑貨のアップサイクルマーケット「SoilのYard Sale」の定期開催なども予定している。 

使われなくなった家々からレスキューされた古材を使用

●トーキョーバイクのホームページ

FUKAYA RACINGがUCI MTBチームとなり2022年を始動

自転車商社のフカヤがメインスポンサーとなるFUKAYA RACINGが2022年のチーム体制を発表した。欧州UCIシクロクロスチームに在籍する唯一の日本選手、鈴木来人がXCOライダーとして新規加入した。

鈴木来人

FUKAYA RACINGのチームコンセプトである「挑戦」を掲げ、2022年シーズンからアジア唯一のUCI MTBチームとなり、海外でのレース活動に力を入れていく。

鈴木来人
出身地:長野県上伊那郡
2000年生まれ(20歳)
「今季よりFUKAYA RACINGに加入する鈴木来人です。MTB競技という新しい挑戦をしていくにあたり、最高のチームと多くのスポンサー・サプライヤーに恵まれたことに感謝しています。今季はU23全日本チャンピオンとワールドカップでのフルラップ完走を目標に全力で戦っていきます」
※ロードレース&シクロクロスは別チームで活動

竹内遼

2022年は新たに監督兼メカニックの小林輝紀監督(長野県飯山市在住)、2021年シーズンから日本人で唯一欧州に拠点置きフランス籍のシクロクロスUCIチームに所属している鈴木来人(長野県上伊那郡在住)の2名を迎え、新たな体制で活動していく。

◆FUKAYA RACING チーム体制 
・小林 輝紀/コバヤシ テルキ (監督兼メカニック)
・竹内 遼/タケウチ リョウ  (エースライダー)
・鈴木 来人/スズキ ライト  (ライダー)
・松本 佑太/マツモト ユウタ (ライダー兼マネージャー)

監督兼メカニックを務める小林輝紀
ライダー兼マネージャーの松本佑太
フカヤレーシング