メリダがオンラインで注文できるECサイトが新たに開設

ミヤタサイクルは、日本国内での独占販売権を有するMERIDA(メリダ)のバイクを直接ユーザーがオンラインサイトで注文し、MERIDA GLOBAL DEALER店で受け取ることのできるオンライン販売システム「MERIDA ECサイト」を新たに開設した。

「MERIDA ECサイト」では国内取扱全車種が注文でき、ECサイト内のMERIDA GLOBAL DEALER店から近くの店舗を指定して、受け取りができるというシステム。

『ネット購入を検討しているけど、安心のおけるメーカーサイトで注文したい』 『ショップへ何度も見に行く時間は取れないが、使い方や乗り方が不安なので、最終的にショップで受け取 りたい』 『ネットで購入したいけど、配送料が高い』 などといったユーザーの要望に応えた。

注文時には、スタッフによる電話確認も行い、受け取りの連絡まで同社スタッフが一貫して、担当する。

自転車の受け取りはECサイト内の対象店舗のみ。購入者の自宅等への配送はできない。

MERIDA ECサイト
開始日:4月27日~
購入可能車種:国内取り扱い全車種
対応決済方法:クレジットカード(VISA、MASTER)

●MERIDA ECサイト

カジュアルなシティライドに…パールイズミ製ジャージ

パールイズミは2020年春夏新商品としてシティライドフィットの「サイクルプリントジャージ」「フリージーポタージャージ」をサイクルショップやスポーツ用品店などで発売した。

「サイクルプリントジャージ」はゆったりして着やすいシティライドフィットの半袖ジャージ。ベーシックなカラーにシックなプリント柄で、カジュアルなパンツとも普段着感覚でコーディネートが楽しめる。UVカットや吸汗速乾、抗菌防臭 などサイクリングに必要な機能も備えている。

「フリージーポタージャージ」はゆったりして着やすいシティライドフィットの半袖ジャージ。プレーンな杢柄なので どんなスタイルにも合わせやすい1着。UVカットや吸汗速乾、再帰反射などサイクリングに必要な機能も備えている。

どちらのジャージもカジュアルなシティライドにおすすめのアイテム。


サイクルプリントジャージ

334-B / サイクル プリント ジャージ
【 カラー 】 22. ビルディング 23. ウッズ 24. レーン
【 価 格 】 1万800円(税別)
【 サ イ ズ 】 M, L, XL
【 素 材 】 ルミエース® UV
【商品特徴】
■【ルミエース® UV】抜群の吸汗拡散機能で肌面をサラサラに保ち、快適な着用感を実現する素材
■ 3バックポケット


フリージーポタージャージ

335-B / フリージー ポター ジャージ
【 カラー 】 3. ブラック 4. セルリアンブルー
【 価 格 】 8000円(税別)
【 サ イ ズ 】 M, L, XL
【商品特徴】
■ 3バックポケット


サイクルプリントジャージ(女性用)

W334-B / サイクルプリントジャージ
【 カラー 】 20. オーブ 21. フルール 22. ポラリス
【 価 格 】 1万800円(税別)
【 サ イ ズ 】 S, M, L
【 素 材 】 ルミエース UV
【商品特徴】
■ルミエース UVは抜群の吸汗拡散機能で肌面をサラサラに保ち、快適な着用感を実現する素材
■ 3バックポケット

●パールイズミのホームページ

『ろんぐらいだぁす!』も参加するZwiftライド開催へ

バーチャルサイクリングイベント『 GRANFOND KOMORO feat. LongRiderStories! Enjoy Ride』が、自転車のロングライドや輪行旅などを題材にしたコミック『ろんぐらいだぁすとーりーず!』を掲載する「月刊ブシロード」の発行元、ブシロードメディアが開催する。

©三宅大志/BUSHIROADMEDIA

ゲーム形式のサイクリング・ランニングトレーニングプログラム『Zwift』上で、ゴールデンウイークから2カ月にわたり、 バーチャルでのサイクリングイベントを実施する。

バーチャルサイクリングイベントの開催スケジュール

GRANFOND KOMORO feat. LongRiderStories! Enjoy Ride
■ROUND 1 New York Astoria Line 8
■ROUND 2 Watopia Seaside Sprint
■ROUND 3 Watopia Tempus Fugit
■ROUND 4 London Classique
■ROUND 5 Richmond 2015 UCI Worlds Course
■ROUND 6 Innsbruck Innsbruckring
■ROUND 7 Yorkshire Duchy Estate
■ROUND 8 Watopia WAISTBAND
■ROUND 9 6月28日(日)

Aグループ Watopia The Mega pretzel 1lap
Bグループ Watopia Three Sisters 1lap
Cグループ Watopia Volcano Flat 1lap

ROUND 8までのグループライドは、6月28日のメインイベントに向けてのトレーニングライドとして、『ろんぐらいだぁすとーりーず!』の原作者・三宅大志さんや担当編集がライドリーダーを務める。 

6月28日のグループライドを完走すると『ろんぐらいだぁす!』ジャージがアンロック

6月28日開催のイベントは、難易度を変えた3グループ(Aグループ約100km/Bグループ約50km/Cグループ約12km))にわけて開催。 事前のトレーニングライドでしっかり走り込んで、メインイベントの完走を目指してもらうという設定。 

開催スケジュールの詳細は、 ろんぐらいだぁすとーりーず!の公式アカウントなどで追って告知される。

6月28日のグループライドは、グランフォンドKOMOROのYouTubeチャンネルで配信予定


『ろんぐらいだぁすとーりーず!』とは?

©三宅大志/BUSHIROADMEDIA

自転車のロングライドや輪行旅などを題材にしたコミックで、 現在「月刊ブシロード」(ブシロードメディアより毎月8日刊行)で連載中。

◇物語のあらすじ
駅前で見かけた折りたたみ自転車にひと目惚れ。その勢いのまま貯金を全額下ろして、地元のショップで折りたたみ自転車を購入してしまった倉田亜美(大学1年生)は、幼馴染みの葵、大学の先輩である雛子・弥生と一緒に週末にサイクリングを楽しんでいる。
「ロードバイクを手に入れたら世界ががらりと変わっちゃうかもよ?」
そんな言葉をきっかけに、ロードバイクを購入した亜美は、その走行性の高さに驚く。ペダルに足を乗せ、踏み出したその瞬間、ペダルの軽さ、スピード、加速感、ロードバイクに乗って感じるすべてが、今までに体験したことのない、まったく違うものだったのだ。
ロードバイクという新たな相棒を手に入れ、自転車のさらなる世界へと足を踏み入れた亜美。彼女の自転車ライフがさらに深く動き出す!!

◇コミックス刊行情報
・1~10巻までの計12冊が好評発売中(0巻、 6.5巻も含む)。 
https://gekkan-bushi.com/lomgriders_comics10/
https://gekkan-bushi.com/comics/longriderstories/
・現在、 新装版コミックスが1~4巻まで好評発売中。 
https://gekkan-bushi.com/topics/lr_shinsouban_comics/

・電子書籍でも好評配信中。


Zwift(ズイフト)とは?

Zwiftはインドアサイクリングのトレーニングプラットフォーム。本格的なトレーニングをビデオゲームと融合することで、 より楽しく効果的にトレーニングをすることができる。
Zwiftのバーチャルワールド仲間と励まし合いながら一緒にレベルアップ。トレーニングプラン、 グループライド、 レースなど、 選択肢はいろいろ。より健康的で強靭な身体づくりができる。
利用にはスマートトレーナー、通信環境、Zwift利用料が必要。
WEBサイト: https://zwift.com/
Facebook: https://www.facebook.com/gozwiftjp/
Twitter: https://twitter.com/GoZwiftJP


『グランフォンドKOMORO』とは?

長野県小諸市にて開催。 
【アニメが好き!】【自転車が好き!】な人のためのサイクルイベント。 
◇チャレンジあさま 100
小諸を起点に浅間山麓を1周(100km)。 獲得標高2270mの本格山岳グランフォンド。 
◇エンジョイこもろ50
標高1000mの高原サイクリング。 小諸~軽井沢間を往復走行します。 菱野温泉での入浴も可能。 距離50km、 獲得標高750mの、 まったりサイクリングコース。 
以上2つのカテゴリーで開催されている。 
WEBサイト:  https://www.gfkomoro.com/
Facebook:  https://www.facebook.com/gfkomoro/
Twitter:  https://twitter.com/gfkomoro

●ブシロードメディアのホームページ

熊野中止はショックだが全日本選手権に照準…山本大喜

新型コロナウイルス感染拡大でレースシーズン中断が続いているが、KINAN Cycling Teamは選手・スタッフとも日々前向きにシーズン再開の日を待ちながら過ごしている。そんなチームの様子をお届けするべく、いま世界的に叫ばれている「Stay Home」をキーワードに山本大喜にインタビュー。現在の生活、シーズン再開への思い、そして今後の目標を語った。

山本大喜

-ご家族も含めて、みんな元気に過ごせていますか?
家族全員元気に過ごしています。新型コロナウイルスに感染しないよう、できるだけ外出は控えて過ごすようにしています。

-現在トレーニングはどのように行っていますか?
レースがいつ行われるのかまだ分からないので、いまのところはオフシーズンに近い過ごし方ですね。筋力トレーニングであったり、昨年のツール・ド・熊野での落車以来体のバランスに左右差が出ているので、それを整えるトレーニングも行っています。熊野では左脚を負傷したのですが、復帰を急いだこともあって、体のバランスが悪いままレースを走っていました。それが修正されるよう、自分の感覚を頼りにしながら取り組んでいます。

-あらゆる面で自粛が求められている中、1日をどのように過ごしていますか?
最近は午前中に筋トレ、午後にライドして、あとの時間は家族で楽しく過ごしています。

-こうした状況下で、モチベーションはいかにして保っていますか?
レースの存在がモチベーションになることは確かですが、それ以外にも自分の能力を上げていくためにトレーニングすることが好きなので、メニューをこなして「昨日の自分より強くなっている」という実感がうれしくて前向きになることができています。日々進化する自分自身を楽しんでいます。

-自転車に限らず、日々なにか楽しみを見つけていますか?
娘がもうすぐ5カ月になるのですが、その成長を間近で見られるのがとてもうれしいです。一緒に散歩へ行くのも楽しいですし、自宅で遊んでいても楽しいですし…それが自分にとっては癒しでもあって、日々の生活を充実させられています。

©Syunsuke FUKUMITSU

-「Stay Home」が叫ばれる中で、なにか健康を維持する効果的な方法があれば教えてください
家の中でじっとしているだけではストレスが溜まってしまうと思うので、簡単な筋トレやローラーをしたりというのが効果的だと思います。自分のストレス発散方法としては、食べることが好きなので、家族みんなで料理することでしょうか。いまは餃子づくりにハマっていて、作って食べることで気持ちをリフレッシュさせています。

-食生活で気をつけていることはなにかありますか?
シーズン中ほど気を遣ってはいませんが、もともと体重が増えやすい体質なので、シーズン再開時にウエイトコントロールに苦労しないよう注意しています。1月のシーズンイン時と比べて5kgほど増えているのですが、いつもであればシーズン中とオフとで10kgくらい違いがあるので、いまはうまく抑えられているかなと思いますね。食べることを楽しみつつも、食べ過ぎないようにだけは気を付けています。

-レースに目を向けて、ニュージーランドでのシーズン初戦を振り返って、どんな走りができましたか?
ニュージーランド サイクルクラシックでは個人総合トップ10を目指して臨みながら、結果的に15位と外してしまい、その悔しさを今も抱えています。逆にそれがよかった面でもあって、「もっと強くなって次のレースへ」という思いを持って走ることができています。また、このレースでは体のバランスがよくないことにも気づけたので、現在のトレーニングにつなげられていると思います。

-UCI通達により7月に入ってからのレースシーズン再開に向けた動きが出てきました。これからはどこを目標にすえて取り組んでいきますか?
ツール・ド・熊野を今シーズン最大の目標に設定していたので、中止の決定は本当にショックでした。正直、メンタル的にもきてしまったのですが、いまはもう、国内外の情勢からみて仕方がないと割り切ることができています。これからは、ロード全日本選手権を意識していきたいです。ナショナルチャンピオンジャージがかかっているレースで、この大会で一番になることの意味は大きいので、全日本に照準を定めて取り組んでいきたいと思っています。  

聞き手:KINAN Cycling Teamメディアオフィサー 福光俊介
インタビュー実施日:2020年4月24日

●キナンサイクリングのホームページ

【ツール・ド・フランスリバイバル】2017年はフルームが接戦を制す

104回目の開催となった世界最大の自転車レースは、スカイのクリストファー・フルーム(英国)が3年連続4度目の総合優勝を達成した。歴代最多優勝は4選手が5勝しているが、フルームは単独5位となった。バーレーン・メリダの新城幸也は目標としていた区間勝利こそならなかったが、出場7回にして7度目の完走。

ラプランシュデベルフィーユでマイヨジョーヌを獲得したフルーム
2017ツール・ド・フランス

フルームのアシスト役トーマスが最初のマイヨジョーヌ

ドイツのデュッセルドルフで開幕。初日は距離14kmの個人タイムトライアルが行われ、フルームのアシスト役であるスカイのゲラント・トーマス(英国)がでトップタイムをたたき出し、初優勝を飾るとともに総合1位のマイヨジョーヌを手中にした。フルームは12秒遅れの区間6位。スカイチームはトップ10に4選手を送り込む力を見せつけた。

「夢のようだ」とマイヨジョーヌを着用したトーマス。
「10歳のときにツール・ド・フランスを見て自転車を始めた。テレビに映っていたこのジャージが着られるなんて。エースのフルームも好タイムで、チームとして大成功の1日だった」

2017年の開幕地は日本企業も多いデュッセルドルフ
第1ステージは距離14kmの個人タイムトライアル。フルームは僚友ゲラント・トーマスから12秒遅れの区間6位

大会5日目はラプランシュデベルフィーユ。最大斜度20%の激坂に駆け上がるコースはツール・ド・フランスで3度目の登場となった。2012年はブラッドリー・ウィギンスのアシストだったフルームが大会初勝利したところだ。2014年にはイタリアのビンチェンツォ・ニーバリが優勝。このステージを終えてウィギンスとニーバリは首位のマイヨジョーヌを獲得し、それをパリまで守り切っている。つまり過去2回はここでマイヨジョーヌを着た選手が総合優勝しているのだ。

デュッセルドルフでの第1ステージ

この日はイタリアチャンピオンのファビオ・アルー(アスタナ)が残り2.4kmから単独で抜け出して初優勝。アルーはもともと5月のジロ・デ・イタリア制覇を目指していたが、大会直前に負傷して欠場。ターゲットを変えてこの大会に乗り込んできた。この日のアルーのアタックは異次元で、フルームを擁するスカイチームも追撃を見送った。しかしその裏には23日間を見すえての思わくがあった。

「マイヨジョーヌを獲得したけど、本当の戦いはこれから先だ。パリまですべてをコントロールできるとは思わない」と冷静なフルーム。

フルームは20秒遅れの区間3位でゴールし、チームメートのトーマスに代わって首位に立った。

ツール・ド・フランスらしいワンシーン

ところがフルームは第12ステージのゴール前で失速し、18秒差の総合2位につけていたアルーに首位を明け渡した。

最後の数100mまでフルームをエースとするスカイチームの完ぺきなレース展開だった。元世界チャンピオンのミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)が先行していた選手を追撃してすべて吸収。最後の山岳に入ると上りが得意な2人のスペイン選手がフルームをゴール手前の激坂まで導いた。

ラプランシュデベルフィールにゴールした第5ステージ。ファビオ・アルーが優勝。総合成績ではフルームが首位に

最後はAG2Rラモンディアールのロマン・バルデ(フランス)、アルーらの意地の張り合いだった。区間勝利もほしかっただろうが、3着までには10、6、4秒のボーナスタイムが与えられ、総合成績から差し引かれる。前日まで1分以内に4選手がひしめく接戦では数秒でも総合順位に大きく影響する。区間優勝は果たせなかったが、渾身の力で3位に入ったアルーがこの日の真の勝者だった。

フルームは肝心のゴール前で疲れを露呈して大きく遅れた。ただしマイヨジョーヌを手放したことでチームが集団をコントロールする任務から解放される。チーム力からすれば2位陥落はまだ落胆する段階ではなかった。

第3ステージ
ツール・ド・フランス第9ステージ。先頭はミハウ・クビアトコウスキー
第9ステージのゴール勝負はリゴベルト・ウランが制した

中央山塊でフルームがアルーを再逆転

第14ステージ。サンウェブのマイケル・マシューズ(オーストラリア)が丘の上にゴールする戦いを制して2016年に続いて区間勝利を挙げた。首位のアルーは最後の上り坂で力尽き、6秒遅れの総合2位フルームに25秒遅れたことから、わずか2日で首位を陥落。フルームが再びマイヨジョーヌを獲得した。

2日前に「世界中の自転車選手が憧れるマイヨジョーヌを獲得できた。ボクはすでにジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャのリーダージャージを持っているが、それにも増してうれしいものだ」と語っていたアルーがそのジャージを奪い取られた。

新城幸也

アスタナチームはすでに2選手が落車による負傷で大会を去っている。さらに総合優勝をねらって万全のアシスト態勢を固めているわけではない。アルーは首位に立ちながらも2日間の区間終盤は孤軍奮闘で、いつ陥落してもおかしくはなかった。

この日のゴールであるロデズは山岳ポイントでないながらも、ゴール前が急坂。ここでアルーが頑張りきれなかった。

「まったく期待していなかった」というフルームはチームからの無線で、「プッシュ! プッシュ!」という指示を聞いた。アルーが脱落しているのでダッシュしろという意味だ。王者フルームが再び首位に。

マクロン大統領がツール・ド・フランスを表敬訪問。ロマン・バルデをねぎらう

こうして第14ステージでその座を奪還したフルームは、手厚いチーム力に援護されて山岳ステージを走り抜き、最終日前日の個人タイムトライアルでライバルを突き放した。

「4回の優勝の中で最も僅差の勝負だったので、とてもプレッシャーだったが、それをいい走りに結びつけることができた」とフルーム。23日間の流れを見れば順当な優勝だが、簡単なツール・ド・フランスはないとしみじみと語る。

「勝つためにはダウンヒルを速く走る研究をしたり、集団の中の位置取りだったり、自分をチューンナップする努力を怠っていない。だから最初の勝利よりも確実に強くなっているはずだけど、これからも自分自身をさらに変えていきたい」

山岳賞のワレン・バルギル
最終日はパリ。セーヌ川沿いから入城する

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【ツール・ド・フランスリバイバル】
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フランスで屋外ロードトレーニングが5月11日から解禁の見込み

フランスの自転車プロ選手が5月11日から屋外でトレーニングを再開することができる見込みになった。ただし当面は単独走行が義務づけられる。

フランスのアルケア・サムシックに所属するナイロ・キンタナはコロンビアの自宅でトレーニングしている

エマニュエル・マクロン大統領が通達した新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、フランスのプロ選手は55日間の外出禁止を余儀なくされていたが、依然感染者数は多いもののピークを過ぎたという見方からようやく屋外で練習できる見込みとなった。閣僚筋が4月26日にコメントした。

屋外トレーニングは個別に行う必要があり、複数での走行やチームトレーニングは禁止される。同じ条件でアマチュア選手も認められる可能性があるという。

3月17日以来、フランスの自転車選手は屋外の道路でトレーニングすることを禁止され、自宅内でのホームトレーナーなどでコンディションを維持するしかなかった。

フランス国内の自転車レースカレンダーは7月15日まで中断され、ツール・ド・フランスは8月29日から9月20日まで延期されている。

今後は経済再建に向けて17項目の優先プロジェクトを進めていき、具体的には4月28日に発表される。スポーツ、ガストロノミー、文化、観光など活動が停止されていた分野の景気回復を図っていく。

これまでのフランス新型コロナウイルス関連ニュース

「今年最大のスポーツイベントに」ツール・ド・フランス延期開催に期待(2020年4月16日)
2020ツール・ド・フランスが大会延期。8月29日開幕(2020年4月15日)
ツール・ド・フランスは8月29日〜9月20日開催案が浮上か(2020年4月15日)
ツール・ド・フランスは1カ月遅れのプランB開催が有力に(2020年4月8日)
東京五輪の1年延期でツール・ド・フランスと日程重複する問題が(2020年4月2日)
ツール・ド・フランスは無観客を想定して日程通りの開催か(2020年3月26日)

●ツール・ド・フランスのホームページ