コルトがログリッチを制して優勝…ブエルタ・ア・エスパーニャ6S

第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月19日、レケナ〜アルトデラモンターニャ・デ・クリェラ間の158.3kmで第6ステージが行われ、EFエデュケーションNIPPOのマグナス・コルト(デンマーク)がユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)を抑えて優勝。大会通算4勝目を挙げた。

コルトがログリッチとの差を確認しながらゴール。2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

総合成績では、首位のケニー・エリッソンド(フランス、トレック・セガフレード)が遅れ、5秒遅れの総合2位につけていたログリッチがこれを逆転してトップに立った。

ミケル・ランダを援護するバーレーンビクトリアスのアシスト陣 ©PHOTOGOMEZSPORT2021
2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
2021ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
ログリッチのアタックに着いていくのがやっとのベルナル ©PHOTOGOMEZSPORT2021

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ヤスパー・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・フェニックス)
マイヨルナレス(山岳賞)レイン・タラマエ(エストニア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)
□マイヨブランコ(新人賞)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)

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ログリッチが第6ステージで首位を奪い返した ©PHOTOGOMEZSPORT2021

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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ログリッチ初日制覇…2021ブエルタ・ア・エスパーニャ開幕

第76回ブエルタ・ア・エスパーニャは2021年8月14日にスペインのブルゴスで開幕。第1ステージは距離7.1kmの個人タイムトライアルが行われ、この種目の東京五輪金メダリストで、大会3連覇をねらうプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が優勝。初日から深紅のリーダージャージを着用した。

ログリッチが3連覇に向けて好スタートを切った ©PHOTOGOMEZSPORT2021

ログリッチは2019年、そしてコロナ禍により日程延期と18日間の大会短縮となった2020年の総合優勝者。ステージ勝利は2019年に1勝、2020年に4勝を挙げ、これで大会通算6勝目となった。個人タイムトライアルは2019年、2020年に続いて通算3度目の勝利。

ブルゴスで開幕した2021ブエルタ・ア・エスパーニャ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

日本からは東京五輪代表の新城幸也がミゲル・ランダ(スペイン)をエースとするバーレーンビクトリアスの8選手の中に起用された。ブエルタ・ア・エスパーニャ出場は4回目。これまでツール・ド・フランスに7回、ジロ・デ・イタリアに4回、ブエルタ・ア・エスパーニャに3回出場して全完走。ランダをアシストするとともにグランツール15回目の完走を目指す。

リチャル・カラパスは25秒遅れの35位©PHOTOGOMEZSPORT2021

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)セップ・クス(米国、ユンボ・ビスマ)
□マイヨブランコ(新人賞)アンドレア・バジオーリ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)

2021ブエルタ・ア・エスパーニャ ©PHOTOGOMEZSPORT2021
プリモシュ・ログリッチがトップタイム ©PHOTOGOMEZSPORT2021

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2021ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

ブルゴスで行われた第1ステージを制したプリモシュ・ログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2021

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ログリッチがまさかの落車でパリ〜ニース栄冠を失う

「ルート・オ・ソレイユ=太陽への道」という愛称を持つ8日間のステージレース、パリ〜ニースは最終日となる3月14日に第8ステージが行われ、マイヨジョーヌを着るユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が落車などにより3分08秒遅れ、首位を陥落。52秒遅れの総合2位だったボーラ・ハンスグローエのマキシミリアン・シャフマン(ドイツ)が総合優勝した。

パリ〜ニース第8ステージで落車して負傷しながら走るログリッチ ©A.S.O. Fabien Boukla

この日は距離92kmと短いレースだったが、マイヨジョーヌを着るログリッチはスタート後22kmで落車。いったんはメイン集団に追いついたが、残り25kmで再び落車して遅れると、シャフマンらのいる集団には追いつくことができなかった。

ログリッチが3分以上遅れてゴールした ©A.S.O. Fabien Boukla

「こんなふうな結果になるのは複雑な心境だ。ボクがスタート後の上りでパンクしたけど、だれも待ってはくれなかった。ログリッチの最初の落車のときは彼が集団に復帰するのを待った」とシャフマン。

「2度目の落車のときは、すでに逃げている選手らが前にいたのでチームはそれを追いかける必要があった。こんな勝ち方はあまりいいものではない」

パリ〜ニース第8ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla
パリ〜ニース第8ステージのゴール勝負 ©A.S.O. Fabien Boukla
パリ〜ニースで総合優勝したシャフマン ©A.S.O. Fabien Boukla
パリ〜ニースのポイント賞はログリッチだったが、負傷によりチーム監督がジャージを受け取った ©A.S.O. Fabien Boukla

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ログリッチ3勝目でパリ〜ニース総合優勝に王手(2021年3月14日)
●パリ〜ニースのホームページ

ログリッチ3勝目でパリ〜ニース総合優勝に王手

「ルート・オ・ソレイユ=太陽への道」という愛称を持つ8日間のステージレース、パリ〜ニースは3月13日に第7ステージが行われ、マイヨジョーヌを着るユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が、第4、第6ステージに続く区間3勝目を挙げた。総合成績でも首位を守った。

パリ〜ニース第7ステージでペースメークするユンボ・ビスマチーム ©A.S.O. Fabien Boukla

「どうしそれをやらないんだ? ボクは自問自答しながら走った。ステージ優勝のチャンスがあるのなら勝ちに行かなくちゃと思った。とても短いステージだったが、最後は苦しかった。それでも1位でフィニッシュできてうれしい」とログリッチ。

「レースはまだ終わっていない。次の戦いがあって、次のチャレンジが待っている。厳しい戦いになるだろうが、チームメートはとてもよく走ってくれている。走ることの喜びを感じている」

2021パリ〜ニース第7ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla
ログリッチ(中央)。パリ〜ニース第7ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla
2021パリ〜ニース第7ステージのティシュー・ベノート(DSM) ©A.S.O. Fabien Boukla
ログリッチがパリ〜ニース第7ステージで区間3勝目 ©A.S.O. Fabien Boukla

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●パリ〜ニースのホームページ

首位のログリッチが区間2勝目…パリ〜ニース第6S

「ルート・オ・ソレイユ=太陽への道」という愛称を持つ8日間のステージレース、パリ〜ニースは3月12日に第6ステージが行われ、マイヨジョーヌを着るユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が少人数のゴール勝負を制して優勝。首位も守った。

マイヨジョーヌを着るログリッチがパリ〜ニース第6ステージ優勝 ©A.S.O. Fabien Boukla

「こういう勝ちパターンは新しいことで、それができてうれしい。だれもが疲れているが、今日は家族が応援に来てくれていたので、全開で走った」とログリッチ。

2021パリ〜ニース第6ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla
2021パリ〜ニース第6ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla
2021パリ〜ニース第6ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla
2021パリ〜ニースのニュートラルアシスタンスはシマノ ©A.S.O. Fabien Boukla

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●パリ〜ニースのホームページ

ベネット2勝目、ログリッチ首位堅持…パリ〜ニース5S

「ルート・オ・ソレイユ=太陽への道」という愛称を持つ8日間のステージレース、パリ〜ニースは3月11日に第5ステージが行われ、ドゥークニンク・クイックステップのサム・ベネット(アイルランド)がスプリント勝負を制し、第1ステージに続いて優勝した。

2021パリ〜ニース第5ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla

個人総合成績では、前日に首位に立ったユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)がその座を守った。大会5日目で、首位が入れ替わらなかったのは今大会で初めて。

日本勢として唯一出場するバーレーンビクトリアスの新城幸也 ©A.S.O. Fabien Boukla
マイヨジョーヌのログリッチ(先頭手前) ©A.S.O. Fabien Boukla
2021パリ〜ニース第5ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla
2021パリ〜ニース第5ステージの中間スプリント争い ©A.S.O. Fabien Boukla
サム・ベネットがパリ〜ニース第5ステージ優勝 ©A.S.O. Fabien Boukla

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